【連載】ねむしの『LoL』パッチノート先取り速報

【『LoL』パッチノート先取り速報:26.21編】 「Worlds」パッチは26.20で確定! アマチュア向けパッチはメジャーピックが軒並みナーフで、環境は激変必至か?

2026.10.19 ねむし
こんにちは! 『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)のライター、ねむしです。

さて、今回も『LoL』リードゲームプレーデザイナーであるMatt Leung-Harrison氏のパッチ26.21での調整予告と、その内容をまとめてくれているSpiderexe氏のポストや日ごろX(旧Twitter)で発信している情報、そして最 新公式情報を正確に翻訳しお届けしている『LoL Times』様を元に、パッチノートの”前段階”である「調整予告」を元にメタを予測していく、「パッチノート先取り速報」をお届けします!

本企画で扱うすべてのステータス用語は、コミュニティで受け入れられているアルファベット表記に準じます。
  • 攻撃力 → AD (Attack Damage)
  • 魔力 → AP (Ability Power)
  • 物理防御 → AR (Armor)
  • 魔法防御 → MR (Magic Resistance)
  • 体力 → ヘルス(Health)
  • 攻撃速度 → AS (Attack Speed)
  • 移動速度 → MS (Movement Speed)


パッチノート26.21調整内容(予定)


パッチノート26.21は日本時間2026年10月21日(水)に配信予定です。

今回のパッチは、「Worlds 2026」の大会使用パッチが26.20に確定したため、パッチ26.21以降はプロシーンへの影響を考えずによくなった影響から、多数の意欲的な調整とプロシーン常連チャンピオンたちのアッパー調整が多く見受けられます。

主な変更点は以下の通りです。


チャンピオンバフ
  • アジール
  • ダリウス
  • ミス・フォーチュン
  • ヌヌ&ウィルンプ
  • オリアナ
  • ライズ
  • サイオン
  • タリヤ
  • ヴェル=コズ
  • シン・ジャオ
  • ザイラ

チャンピオンナーフ

  • ケイトリン
  • ジンクス
  • リー・シン
  • ニダリー
  • キヤナ
  • ラムス
  • トリスターナ
  • ビクター
  • ウーコン
  • ヨネ

チャンピオン調整

  • ロック
  • ヴァルス
  • タリック
  • ツイステッド・フェイト
  • ザーヘン

システムバフ

  • ドーンコア

システムナーフ

  • バスティオンブレイカー
  • グラトナス ブーツ

システム調整

  • ヒュブリス




支持層多数のメジャーピックへのナーフ

 


今回のパッチはチャンピオン調整が多岐にわたり、その中には試合でよく見かけるメジャーピックも多くリスト入りしています。

まずはそういったチャンピオンから見ていきましょう。

●ビクター


ビクターは2026年を代表するメイジチャンピオンと言えるでしょう。レート帯で勝率のブレもなく、構成もある程度許容する万能な性能を誇っていました。

ビクター:ナーフ

- 基本ステータス
基本移動速度:335 >> 330

- Q

シールド量:40 – 140 + (25% AP) >> 30 – 130 + (20% AP)

記憶に新しい『メイジボットメタ』の際にも、高いフィジカル性能により多くのユーザーに起用され、もはや彼はこのゲームにおける必修科目ともいえる存在でした。

コミュニティからは調整リストになぜか挙がらないチャンピオン筆頭でしたが、そんな聖域の彼もプロシーンへの影響を考えなくともよくなったこのパッチではさすがにナーフが到来。重要なQのシールド面と基本MSの数値が低下します。

他のメイジにはないフィジカル性能を支えていた2点が同時に落とされるとあって、ワンプレーのポテンシャルが大きく低下する調整です。特に高レートではこの点が彼をピックする最大の利点であったため、顕著に勝率を落としそうです。



●ウーコン


ウーコンもしばらくの間、ジャングルピックとしての地位を確固たるものとしていました。

ウーコン:ナーフ

- 基本ステータス
HP自動回復:3.5 >> 5.5

- パッシブ

1スタック毎の物理防御増加:6 – 10 >> 4.5 – 10

パッチ26.10で本体へのバフがあった上、競合のADピックが強く依存していた「サンダード スカイ」のナーフによる相対バフ。そして、コアアイテムである「ブラック クリーバー」がパッチ26.16でバフを受けた関係から、この数パッチでのパフォーマンスは右肩上がりでした。

今回の調整では、強みのひとつだったパッシブの数値がナーフ。体力自動回復は補填する形でバフを受けますし、
レイトゲームに行くにつれマイルドになっていく調整のため、そこまでシビアな影響はないかもしれません。

むしろレーン戦での持続力がバフを受けた関係から、トップレーンでは性能が向上したととらえてもいいでしょう。
レベルアップでナーフ分を取り返しやすいのもプラスに働きます。レーナーの方は彼のピック動向に要チェックです。


●ジンクス


最後にアマチュア環境におけるボットの覇者、ジンクスのナーフです。

ジンクス:ナーフ

- 基本ステータス
レベル毎のAD増加:+3.25 >> +3
基本HP:630 >> 610

彼女はソロランクで偶発するキル環境に強く、スノーボールとレイトキャリー性能を合わせ持つADCです。ウェーブクリアも可能で射程も短くはないため、いわゆる“耐え”のレーンもこなせるピックとも言えます。

ビクターに準ずるほどのメジャーなピックですが、今回は彼女も同じくナーフ予定。基本ヘルスとレベルアップでのAD増加が削られる調整を受けます。

数値感は少なめですが、2カ所のステータスナーフはさすがに無視できない内容です。デリケートな部分であった2対2でのオールインで、顕著に負ける場面が増えることでしょう。



ウーコンはまだしも、補填のなかった2人は基本性能を下げられているため、運用方法を変えてもパフォーマンスを出すことが難しそうな印象です。

チャンピオンプールに加えていた方は、他のピックへの乗り換えを検討し始めたほうがよさそうですね……。


バフリストに並ぶ注目チャンピオン




このパッチでは多くのチャンピオンにバフが予定されており、中にはすでに支持を集めているピックも存在します。

注目すべきふたりを順に解説していきましょう!


●ダリウス


ダリウスは強力なレーン戦とスノーボール性能を持つうえ、高いピック率を誇る人気チャンピオンです。
最近は「妖夢の霊剣」を活用した移動速度ビルドが流行の兆しを見せ、ますますそのピーキーな性能に磨きをかけています。

ダリウス:バフ

- Q
クールダウン:9 – 5秒 >> 9 – 4秒

決して勝率が低迷しているピックではなかったのですが、前述の新ビルドは運用が難しく、流行とともに勝率がわずかに落ちてしまいました。

今回のバフではメインスキルであるQのクールダウン減少という調整が予告されており、「妖夢の霊剣」に向かった際はもちろん、「ショウジンの矛」や「ストライド ブレイカー」といった従来の耐久性のあるファイタービルドに向かった際でも活用できる、性能底上げタイプのバフとなっています。



●オリアナ


オリアナもぜひ注目したいピックです。

オリアナ:バフ

- Q
ダメージ:60 – 180 + (55% AP) >> 60 – 180 + (60% AP)

- W
ダメージ:70 – 270 + (80% AP) >> 70 – 270 + (85% AP)

彼女はその高いシナジー力を発揮しやすい高レート帯とプロシーンで愛され、大いに活用された結果、パッチ25.20から3度にわたってナーフ調整を受けました。

単体での性能が重視されるアマチュア環境ではもはや運用に耐えられる状態ではなく、現在の勝率は46%という非常に低水準な状態です。こちらもビクター同様、プロシーンへの影響を考えなくてもよくなったため、バランスチームもユーザーもようやくバフが訪れると思っていることでしょう!

内容はシンプルなメインスキル2種のダメージバフとなっており、序盤から終盤まで、どのシチュエーションでもバフを実感できる内容となっています。

私も彼女をよく活用していたプレーヤーのひとりなので、ようやく舞台に帰ってこれそうなのはうれしい限りです。

彼女は特に、味方の前衛にEを付与しながら立ち回る動きが強力なため、タンクサポートやADファイターのジャングルが味方に見えた際にピックできるとさらに強力です。

メイジとして基本から応用まで多くのことができ、ビクターと違った方向での万能性があるピックですから、ミッドレーナーの方はぜひとも今回のパッチから習熟していきたいですね!


特に注目したいチャンピオン:ミス・フォーチュン



特に注目したいピックはミス・フォーチュンでしょう。2カ所もの本体バフに加え、環境が追い風です。

ミス・フォーチュン:バフ

- E
ダメージ:70 – 190 + (120% AP) >> 90 – 210 + (120% AP)

- R
クリティカル時の追加ダメージ倍率:130% >> 145%


メインスキルではないものの、レーン戦で活躍するEと彼女のアイデンティティであるRのダメージスケールが大幅に向上します。

彼女は「脅威」と「クリティカル」の2種類のビルドを運用しますが、Rのバフはクリティカル時のダメージを追加していますから、「ブラッド サースター」や「コレクター」から「インフィニティ エッジ」に向かうビルドがバフを享受できそうです。

加えて、このパッチではケイトリン/ジンクス/トリスターナのナーフが予定され、前回のパッチ26.20でアッシュ/ユナラのナーフが入りました。相対的に彼女の性能は高まるとみて間違いありません。



興味深いのは、Eのダメージがどのスキルレベルでも一律で20増加している点です。これは、最初にEを最大化する場合でもダメージを伸ばせることを意味します。

「ファーストストライク」や「死神の残り火」をピックしてEを最大化し、相手ボットにEを撃ち続ける『ポークMFビルド』が数シーズンぶりに帰ってくる可能性はゼロではないでしょう。

とはいえ「フリートフットワーク」のサステインは優秀ですし、ポーションを2個購入できる「ドラン ボウ」はいまだにスタートアイテムとしてメジャーな選択肢ですから、なかなかレーン戦で圧倒的というワケにはいかないかもしれませんが……。


いずれにせよ、スキルオーダーを含め、彼女の動向には目を光らせたいところです。


まとめ


  1. プロシーンパッチが固定された後のアマチュア向けパッチ
  2. ビクターをはじめ、メジャーピックがナーフ。基本性能の下方修正で勝率低下は免れないか
  3. ダリウス/オリアナ、ミス・フォーチュンのバフに注目。強力なピックになる可能性大


以上がパッチ26.21の先取り速報になります!


「Worlds 2026」の採用パッチ明けとなり、我々アマチュアに向けられたソロランク用パッチと銘打って差し支えない内容です。

先に挙げたオリアナもそうですが、アジールやライズまでバフされているのがバランスチームの苦悩を思わせます……。きっと彼らはバフしたくてもできなかったのでしょう(笑)。プロゲーマーはこれらのメイジを使ってあまりに高いパフォーマンスを出してしまいますから……。


今回取り上げていないチャンピオンも多くバフの予告がされていますが、インパクトがある数値感ではないため、
影響が出始めるのはさらに後のパッチとなる可能性もあります。

統計サイトのビルド/勝率動向には気を配りながら環境に適応していきましょう!


ここまで読んでいただきありがとうございました!
次のパッチ26.22でお会いしましょう!


パッチノート26.21概要(10月21日正式公開)



パッチノート 26.21
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/news/game-updates/patch-26-21-notes/
パッチノート|リーグ・オブ・レジェンド
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/news/tags/patch-notes/
LoL Times
https://lol-times.com/


©️ 2026 Riot Games, Inc. Used With Permission

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