【連載】ねむしの『LoL』2024シーズン パッチノート先取り速報
【『LoL』パッチノート先取り速報:パッチ14.19編】 大量のアイテムナーフと「リーサルテンポ」の復活。スプリット3は波乱の幕開け?
こんにちは! 『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)のライター、ねむしです。
さて、今回も『LoL』リードゲームプレイデザイナーであるMatt Leung-Harrison氏が公開されているパッチ14.19での調整予告と、その内容をまとめてくれているSpiderexe氏のポストや日ごろX(旧Twitter)で発信している情報を元に、パッチノートの”前段階”である「調整予告」を元にメタを予測していく、「パッチノート先取り速報」をお届けします!
……なんですが、Matt氏は今週はお休みとのことなので、今回もLoL times様の協力で速報をお届けします!
日本時間2024年9月25日(水)に配信予定のパッチノート14.19は、スプリット3の始動パッチ。これまで『LoL』のシーズン(1年間のランク戦)は2つに分かれていましたが、2024年からは3つのスプリット(1月~、5月~、9月~)となり、ランクもいったんリセットされます。2024年最後となるスプリット3は、アイテムを中心に多くのシステム変更を盛り込んだパッチから始まりそうです。
なお、前回お伝えした通り、「Worlds 2024」はパッチ14.18のままで固定して行われます。そのため、このパッチ14.19はスプリット3のランク戦などには適用されますが、「Worlds 2024」のメタ等には関係ないという点にご注意ください。
主な変更点は以下の通りです。
チャンピオンバフ
チャンピオンナーフ
チャンピオン調整
システム調整
【LoL times様リンク】
【9/19更新】PBEパッチノート14.19(アイテム・ルーン編):アイテム・ルーンの全変更内容まとめ
【9/18更新】PBEパッチノート14.19(チャンピオン編):チャンピオン、システム変更一覧
順を追って見ていきましょう!
冒頭でもお話しましたが、このパッチでは非常に多くのアイテムに調整が入ります。内容として調整が入らないアイテムを挙げる方が早いほどですので、全てに触れることはできませんが、総括ではアイテムのパワーダウンを目的としているとのことです。
このシーズンではアイテムによるパワーが高止まりしており、当初のミシックアイテム削除による目的を達成できなかった、とのこと。アイテムによるスキル表現ではなく、チャンピオンによるスキル表現を支援していく方向性のようです。
たしかにこのシーズンのアイテムは数値感が大きすぎました。新しい「インフィニティエッジ」の数字には驚愕した記憶があります(笑)。今後はこのアイテムさえ出れば手放しに強力である、という状態は避けたいようですね。
また、良い意味でも悪い意味でも話題にのぼった「あのキーストーン」が帰ってきます!
歪なパワースパイクと難航する調整から削除という思い切った処置を取られてはや4ヵ月。「リーサルテンポ」は生まれ変わった姿で復活を遂げます。
このキーストーンの問題点は、あまりに大量に攻撃速度(以下AS)を獲得できるため、ユーザーがAS系アイテムを踏み倒してしまったという点です。旧効果を見ればこの問題が一目瞭然の量をしています。
なので、今回はASを積み上げていくことへのメリットをしっかり出すという形で効果を変更しているようです。問題点を修正して実装しているので、以前のような調整の難しさは緩和されていそうですね。
ただ、個人的な懸念としては「リーサルテンポ」のユーザーらは削除による弱体化を補填するバフをすでに受け取っているということ。特にヨネ/ヤスオ兄弟はその補填を存分に謳歌し、環境上位に長らく鎮座しています。
「フリートフットワーク」による安定性に加え、「リーサルテンポ」による攻撃的な選択肢を取れるようになれば、キャリー力は飛躍的に向上することでしょう。熟達したプレイヤーが勝率を伸ばすことは間違いありません。
もうひとつ、「リーサルテンポ」といえばマークスマンの常用ルーンでしたが……。
度重なるナーフ調整によりすでに苦しい目にあっている彼らですが、このパッチでは最も依存度の高いアイテムにナーフが来るため、より苦しい立場に置かれることが予想されます。特に人気の高いアイテムに大きめのナーフが入るのが手痛い。
この3つのアイテムはユーザーの性能そのものに直結するほど重要性が高かったため、クラス全体のパワーダウンは避けようがありません。
調整度合いもかなり手酷い。「インフィニティエッジ」に関してはあまりに高価ですし、「クラーケンスレイヤー」はすでにマークスマンからは人気を失いつつあるというのにこの始末。
このパッチではこの3つのアイテムをどれだけ避ける/避けられるかがそのチャンピオンの強さになるといっても過言ではないでしょう。
そんなマークスマンと愛用アイテムたちですが、バフ調整されるアイテムが2点だけあります。
「ユン・タル ワイルドアロー」は初めて見たという方も少なくないでしょう。あまりに不人気で誰一人として選ばなかったであろう(?)アイテムですが、競合相手である「インフィニティ エッジ」らが前述のような状況ですから、このパッチで一定の評価を得るのは間違いありません。
クリティカルヒット時に攻撃力に応じたダメージを2秒かけて与える効果を持つこのアイテムは、通常攻撃とアルティメットの4発目で必ずクリティカルヒットするジンと相性が良いです。パッシブの性質上、攻撃力が伸び続けていくのも嬉しい。
また、比較的ナーフが甘めな「ルナーンハリケーン」との相乗効果があると睨んでいます。パッシブ『連撃の風』
により飛んでいく子弾にはクリティカル判定があり、「ユン・タル ワイルドアロー」の固有効果を多くの敵に発動させられるからです。
この「ユン・タル × ハリケーン」コンボはジンクス/アフェリオス/トゥイッチの3人が適任でしょう。「リーサルテンポ」も帰ってきますし、上手く扱えばこの苦難のパッチを乗り越えられるかもしれません。
また、他チャンピオンの火力もかなり下がることが見込まれるため、集団戦の長期化が見込まれると思われます。そうなればマークスマンのダメージ出力が重宝されるのは言うまでもなく、環境的には追い風の側面もあるとも受け取れるでしょう。
より適正なポジションにつけるマークスマンプレイヤーが、このパッチを上手く乗りこなせるのかもしれません。
ナーフの多い調整の中でもひときわ輝きを見せるのはエリスです。まず彼女自身にバフ寄りの調整が来ます。
シンプルなバフが連なっていますが、この中でもフラッシュ→Eと入力できる内容が非常に大きいです。
『LoL』におけるスキルの予備動作中はフラッシュを入力できるものとできないものに分かれ、彼女のヒト形態のE、通称『コクーン』はできない側に位置するものでした。予備動作中にフラッシュを入力できると、相手の反応できない速度で仕掛けることが可能になるため、そのチャンピオンのポテンシャルは飛躍的に上昇します。
さらに彼女のコアアイテムである「リッチベイン」にも嬉しい調整が入ります。
このパッチでバフ調整の側面がある数少ないアイテムであり、しかもその内容はエリスにとってかなり嬉しい内容。彼女にとってスキルヘイストや移動速度の類はそこまで必要なく、魔力が15も増えて単純なダメージ出力が増すのがただただ嬉しいです。
最近はあまり活躍の場を増やせていなかった彼女ですが、この調整を受ければ一躍脚光を浴びることは間違いないでしょう。
他にもこの「リッチベイン」を頼りにするチャンピオンは増えてきそうです。サイラス/アカリ/ダイアナのようなチャンピオンたちは初手でこのアイテムに向かうことで、非常に高いバーストダメージを手にすることができます。
彼らも勝率の向上が見込めます。サイラスメインとしては嬉しい限りです……!
以上がパッチ14.19の先取り速報になります!
前回に引き続き変更が多い……! とはいえ内容としてはチャンピオンではなくアイテムがほとんどなので、総括ではやはり、アイテム依存度が低いチャンピオンほど優位に立っていくという内容になります。
逆にマークスマンやメイジといったアイテムが重要なチャンピオンたちは、今までのような試合運びでは立ち行かないでしょう。集団戦自体はゆったりとした展開が予想されるので、よりポジション取りに気を付けてプレイしていきたいところです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。それでは、次のパッチ14.19編でお会いしましょう!
パッチノート14.19
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/news/game-updates/patch-14-19-notes/
パッチノート|リーグ・オブ・レジェンド
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/news/tags/patch-notes/
2024 Riot Games, Inc. Used With Permission
さて、今回も『LoL』リードゲームプレイデザイナーであるMatt Leung-Harrison氏が公開されているパッチ14.19での調整予告と、その内容をまとめてくれているSpiderexe氏のポストや日ごろX(旧Twitter)で発信している情報を元に、パッチノートの”前段階”である「調整予告」を元にメタを予測していく、「パッチノート先取り速報」をお届けします!
……なんですが、Matt氏は今週はお休みとのことなので、今回もLoL times様の協力で速報をお届けします!
パッチ14.19調整内容(予定)
日本時間2024年9月25日(水)に配信予定のパッチノート14.19は、スプリット3の始動パッチ。これまで『LoL』のシーズン(1年間のランク戦)は2つに分かれていましたが、2024年からは3つのスプリット(1月~、5月~、9月~)となり、ランクもいったんリセットされます。2024年最後となるスプリット3は、アイテムを中心に多くのシステム変更を盛り込んだパッチから始まりそうです。
なお、前回お伝えした通り、「Worlds 2024」はパッチ14.18のままで固定して行われます。そのため、このパッチ14.19はスプリット3のランク戦などには適用されますが、「Worlds 2024」のメタ等には関係ないという点にご注意ください。
主な変更点は以下の通りです。
チャンピオンバフ
- エリス
チャンピオンナーフ
- ブラッドミア
チャンピオン調整
- カ・サンテ
- トリスターナ
システム調整
- ほぼすべてのアイテム調整
- 栄華ツリー/キーストーン『リーサルテンポ』の復活
- 冷静沈着(「栄華」ルーン)
- ニンバスクローク(「魔道」ルーン)
- シールドバッシュ(「不滅」ルーン)
- ビスケットデリバリー(「天啓」ルーン)
【LoL times様リンク】
【9/19更新】PBEパッチノート14.19(アイテム・ルーン編):アイテム・ルーンの全変更内容まとめ
【9/18更新】PBEパッチノート14.19(チャンピオン編):チャンピオン、システム変更一覧
順を追って見ていきましょう!
調整コンセプト「アイテムのパワーダウン」
冒頭でもお話しましたが、このパッチでは非常に多くのアイテムに調整が入ります。内容として調整が入らないアイテムを挙げる方が早いほどですので、全てに触れることはできませんが、総括ではアイテムのパワーダウンを目的としているとのことです。
このシーズンではアイテムによるパワーが高止まりしており、当初のミシックアイテム削除による目的を達成できなかった、とのこと。アイテムによるスキル表現ではなく、チャンピオンによるスキル表現を支援していく方向性のようです。
たしかにこのシーズンのアイテムは数値感が大きすぎました。新しい「インフィニティエッジ」の数字には驚愕した記憶があります(笑)。今後はこのアイテムさえ出れば手放しに強力である、という状態は避けたいようですね。
また、良い意味でも悪い意味でも話題にのぼった「あのキーストーン」が帰ってきます!
「リーサルテンポ」、復活!
歪なパワースパイクと難航する調整から削除という思い切った処置を取られてはや4ヵ月。「リーサルテンポ」は生まれ変わった姿で復活を遂げます。
[新] リーサルテンポ
- 通常攻撃でスタック(最大6スタック)が溜まり、1スタックあたり5%(近接)/4%(遠隔)攻撃速度が増加
- 最大スタック時、通常攻撃に追加アダプティブダメージを付与する(増加攻撃速度1%あたり1%)
- 旧効果の射程・攻撃速度上限増加はなし
- 通常攻撃でスタック(最大6スタック)が溜まり、1スタックあたり5%(近接)/4%(遠隔)攻撃速度が増加
- 最大スタック時、通常攻撃に追加アダプティブダメージを付与する(増加攻撃速度1%あたり1%)
- 旧効果の射程・攻撃速度上限増加はなし
このキーストーンの問題点は、あまりに大量に攻撃速度(以下AS)を獲得できるため、ユーザーがAS系アイテムを踏み倒してしまったという点です。旧効果を見ればこの問題が一目瞭然の量をしています。
[旧] リーサルテンポ
- 通常攻撃でスタック(最大6スタック)が溜まり、1スタックあたり5%−16%(近接)/3.6%−8%(遠隔)攻撃速度が増加。
- 最大スタック時、通常攻撃射程が50増加し、攻撃速度上限が10に増加する。
- 通常攻撃でスタック(最大6スタック)が溜まり、1スタックあたり5%−16%(近接)/3.6%−8%(遠隔)攻撃速度が増加。
- 最大スタック時、通常攻撃射程が50増加し、攻撃速度上限が10に増加する。
なので、今回はASを積み上げていくことへのメリットをしっかり出すという形で効果を変更しているようです。問題点を修正して実装しているので、以前のような調整の難しさは緩和されていそうですね。
ただ、個人的な懸念としては「リーサルテンポ」のユーザーらは削除による弱体化を補填するバフをすでに受け取っているということ。特にヨネ/ヤスオ兄弟はその補填を存分に謳歌し、環境上位に長らく鎮座しています。
「フリートフットワーク」による安定性に加え、「リーサルテンポ」による攻撃的な選択肢を取れるようになれば、キャリー力は飛躍的に向上することでしょう。熟達したプレイヤーが勝率を伸ばすことは間違いありません。
マークスマンはまだまだ苦しいか
もうひとつ、「リーサルテンポ」といえばマークスマンの常用ルーンでしたが……。
度重なるナーフ調整によりすでに苦しい目にあっている彼らですが、このパッチでは最も依存度の高いアイテムにナーフが来るため、より苦しい立場に置かれることが予想されます。特に人気の高いアイテムに大きめのナーフが入るのが手痛い。
インフィニティ エッジ:ナーフ
- 攻撃力:80 → 70
- 価格:3400ゴールド → 3600ゴールド
- 攻撃力:80 → 70
- 価格:3400ゴールド → 3600ゴールド
コレクター:ナーフ
- 脅威:12 → 10
- 価格:3200ゴールド → 3400ゴールド
- 脅威:12 → 10
- 価格:3200ゴールド → 3400ゴールド
クラーケンスレイヤー:ナーフ
- 攻撃力:50 → 45
- 移動速度:5% → 4%
- 固有効果『打倒』の追加ダメージ(近接):140-310 → 150-200
- 攻撃力:50 → 45
- 移動速度:5% → 4%
- 固有効果『打倒』の追加ダメージ(近接):140-310 → 150-200
この3つのアイテムはユーザーの性能そのものに直結するほど重要性が高かったため、クラス全体のパワーダウンは避けようがありません。
調整度合いもかなり手酷い。「インフィニティエッジ」に関してはあまりに高価ですし、「クラーケンスレイヤー」はすでにマークスマンからは人気を失いつつあるというのにこの始末。
このパッチではこの3つのアイテムをどれだけ避ける/避けられるかがそのチャンピオンの強さになるといっても過言ではないでしょう。
救いの手となるアイテムは……?
そんなマークスマンと愛用アイテムたちですが、バフ調整されるアイテムが2点だけあります。
ユン・タル ワイルドアロー:バフ
- レシピ変更:「ピッケル」 → 「B.F. ソード」
- 固有効果『鋸刃』のクリティカル時の追加ダメージ:合計攻撃力の35% → 70%
- レシピ変更:「ピッケル」 → 「B.F. ソード」
- 固有効果『鋸刃』のクリティカル時の追加ダメージ:合計攻撃力の35% → 70%
ブラッドサースター:バフ
- 固有効果『イコルシールド』のシールド量:165 – 315 → 180 – 380
- 固有効果『イコルシールド』のシールド量:165 – 315 → 180 – 380
「ユン・タル ワイルドアロー」は初めて見たという方も少なくないでしょう。あまりに不人気で誰一人として選ばなかったであろう(?)アイテムですが、競合相手である「インフィニティ エッジ」らが前述のような状況ですから、このパッチで一定の評価を得るのは間違いありません。
クリティカルヒット時に攻撃力に応じたダメージを2秒かけて与える効果を持つこのアイテムは、通常攻撃とアルティメットの4発目で必ずクリティカルヒットするジンと相性が良いです。パッシブの性質上、攻撃力が伸び続けていくのも嬉しい。
また、比較的ナーフが甘めな「ルナーンハリケーン」との相乗効果があると睨んでいます。パッシブ『連撃の風』
により飛んでいく子弾にはクリティカル判定があり、「ユン・タル ワイルドアロー」の固有効果を多くの敵に発動させられるからです。
この「ユン・タル × ハリケーン」コンボはジンクス/アフェリオス/トゥイッチの3人が適任でしょう。「リーサルテンポ」も帰ってきますし、上手く扱えばこの苦難のパッチを乗り越えられるかもしれません。
また、他チャンピオンの火力もかなり下がることが見込まれるため、集団戦の長期化が見込まれると思われます。そうなればマークスマンのダメージ出力が重宝されるのは言うまでもなく、環境的には追い風の側面もあるとも受け取れるでしょう。
より適正なポジションにつけるマークスマンプレイヤーが、このパッチを上手く乗りこなせるのかもしれません。
注目のチャンピオンたち
ナーフの多い調整の中でもひときわ輝きを見せるのはエリスです。まず彼女自身にバフ寄りの調整が来ます。
エリス:バフ
- E(ヒト形態)→ [新] E + フラッシュが入力可能に。
- E(蜘蛛形態)→ [新] ユニット指定なしでも通常攻撃追加ダメージと回復HPが一定割合増加。
- Rのクールダウン:4秒 → 3秒
- パッシブによる生成されるペット「幼体」の体力:85 – 390 → 85 – 385
- E(ヒト形態)→ [新] E + フラッシュが入力可能に。
- E(蜘蛛形態)→ [新] ユニット指定なしでも通常攻撃追加ダメージと回復HPが一定割合増加。
- Rのクールダウン:4秒 → 3秒
- パッシブによる生成されるペット「幼体」の体力:85 – 390 → 85 – 385
シンプルなバフが連なっていますが、この中でもフラッシュ→Eと入力できる内容が非常に大きいです。
『LoL』におけるスキルの予備動作中はフラッシュを入力できるものとできないものに分かれ、彼女のヒト形態のE、通称『コクーン』はできない側に位置するものでした。予備動作中にフラッシュを入力できると、相手の反応できない速度で仕掛けることが可能になるため、そのチャンピオンのポテンシャルは飛躍的に上昇します。
さらに彼女のコアアイテムである「リッチベイン」にも嬉しい調整が入ります。
リッチベイン:調整
- 魔力:100 → 115
- スキルヘイスト:15 → 10
- 移動速度:8% → 4%
- 固有効果『追撃』の追加ダメージ:基本攻撃力の75%+魔力の45% → 基本攻撃力の75%+魔力の40%
- 魔力:100 → 115
- スキルヘイスト:15 → 10
- 移動速度:8% → 4%
- 固有効果『追撃』の追加ダメージ:基本攻撃力の75%+魔力の45% → 基本攻撃力の75%+魔力の40%
このパッチでバフ調整の側面がある数少ないアイテムであり、しかもその内容はエリスにとってかなり嬉しい内容。彼女にとってスキルヘイストや移動速度の類はそこまで必要なく、魔力が15も増えて単純なダメージ出力が増すのがただただ嬉しいです。
最近はあまり活躍の場を増やせていなかった彼女ですが、この調整を受ければ一躍脚光を浴びることは間違いないでしょう。
他にもこの「リッチベイン」を頼りにするチャンピオンは増えてきそうです。サイラス/アカリ/ダイアナのようなチャンピオンたちは初手でこのアイテムに向かうことで、非常に高いバーストダメージを手にすることができます。
彼らも勝率の向上が見込めます。サイラスメインとしては嬉しい限りです……!
まとめ
- 大量のアイテム調整。内容はほとんどナーフ。
- マークスマンはまだまだ苦しいが研究のしがいも?
- 「リッチベイン」に要注目。
以上がパッチ14.19の先取り速報になります!
前回に引き続き変更が多い……! とはいえ内容としてはチャンピオンではなくアイテムがほとんどなので、総括ではやはり、アイテム依存度が低いチャンピオンほど優位に立っていくという内容になります。
逆にマークスマンやメイジといったアイテムが重要なチャンピオンたちは、今までのような試合運びでは立ち行かないでしょう。集団戦自体はゆったりとした展開が予想されるので、よりポジション取りに気を付けてプレイしていきたいところです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。それでは、次のパッチ14.19編でお会いしましょう!
パッチノート14.19概要(9月25日正式公開)
パッチノート14.19
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/news/game-updates/patch-14-19-notes/
パッチノート|リーグ・オブ・レジェンド
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/news/tags/patch-notes/
2024 Riot Games, Inc. Used With Permission
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