【連載】ねむしの『LoL』パッチノート先取り速報

【『LoL』パッチノート先取り速報:26.13編】 「MSI 2026」パッチは常連組へのナーフと不遇組への救いのバフ! リワーク間もない『帝国の指令』はメタビルドとして君臨するか?

2026.6.22 ねむし

こんにちは! 『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)のライター、ねむしです。

さて、今回も『LoL』リードゲームプレーデザイナーであるMatt Leung-Harrison氏のパッチ26.12での調整予告と、その内容をまとめてくれているSpiderexe氏のポストや日ごろX(旧Twitter)で発信している情報、そして最新公式情報を正確に翻訳しお届けしている『LoL Times』様を元に、パッチノートの”前段階”である「調整予告」を元にメタを予測していく、「パッチノート先取り速報」をお届けします!

また、本企画で扱うすべてのステータス用語は、公式表記ではなくコミュニティで受け入れられているアルファベット表記に準じます。

  • 攻撃力 → AD (Attack Damage)
  • 魔力 → AP (Ability Power)
  • 物理防御 → AR (Armor)
  • 魔法防御 → MR (Magic Resistance)
  • 体力 → ヘルス(Health)
  • 攻撃速度 → AS (Attack Speed)
  • 移動速度 → MS (Movement Speed)


パッチノート26.13調整内容(予定)


パッチノート26.13は日本時間2026年6月24日(水)に配信予定です。

今回のパッチは「MSI 2026」(シーズン中盤に行われる国際大会)の使用パッチ※となっており、メジャーピックをしっかりナーフしたうえで、アイテムを含めさまざまなチャンピオンの可能性を引き上げるパッチとなっています

前回に続きプロシーンを意識した内容ながら、アマチュアシーンでも高い頻度で見かけるピックにフォーカスした内容となっています。(※前回のパッチ26.12での記事内にて使用パッチと誤って明記してしまいましたが、本号のパッチ26.13が正しい使用パッチとなっております。混乱を招く表記となり申し訳ございません。)

主な変更点は以下の通りです。


チャンピオンバフ
  • アフェリオス
  • ドレイブン
  • カイ=サ
  • キンドレッド
  • ルブラン
  • オラフ
  • ポッピー
  • キヤナ
  • ヴェックス
  • ザーヘン

チャンピオンナーフ

  • バード
  • ブランド
  • カシオペア
  • カ・サンテ
  • レク=サイ
  • ランブル
  • セナ
  • サイオン

システムバフ

  • 帝国の指令

システムナーフ

  • ドラン ヘルム


長らく活躍しているメジャーピックのナーフ





ナーフリストには直近のパッチで躍進し、一線で活躍しているチャンピオンたちが名を連ねます。注目すべき3名を見ていきましょう。


セナ:ナーフ

- パッシブ
ミニオン/小型モンスターの「魂」ドロップ率:セナが倒した場合 10% / セナ以外が倒した場合 28% >> セナが倒した場合 5% / セナ以外が倒した場合 32%
クリティカルダメージの減少量:-10% → -15%

- Q
クールダウン解消:通常攻撃時に1秒短縮 >> 攻撃時1秒短縮(例:「スタティック シブ」のオンヒット効果などで短縮されない)

ブランド:ナーフ

- 基本ステータス
基本マナ自動回復:5秒毎に9 >> 5秒毎に11

- パッシブ
爆発ダメージ:対象の最大HP 8 – 12% + (2% AP)% >> 6 – 12% + (2% AP)%

- E
マナコスト:70 – 90 >> 90

サイオン:ナーフ

- Q
最小ダメージ:40 – 120 + (40 – 80% AD) >> 30 – 90 + (40 – 80% AD)

- W
マナコスト:65 – 85 >> 75 – 95


セナはパッチ26.12時点で勝率54.7%という凄まじいパフォーマンスを見せているチャンピオンです。

すでに数パッチ前から優れたパフォーマンスを見せてはいたのですが、「ドラン ヘルム」スタートによる安定感のある立ち上がりと、「なんでも屋」によるダメージの両立により、ボットレーンを席巻しています。

現状の彼女はピック可能であれば選ばざるを得ないクラスのOPチャンピオン。そのため「スタティック シブ」との相互作用から、ボットとしてピックされたときのスケール性能までナーフされます。

……が、サポートでの運用だけを鑑みるとややバフ気味の着地となっており、「ボルテイク サイクロソード」「ストームレイザー」を活用する『フルダメージセナサポート』は最近話題に上り始めたビルドです。

少し運用は難しいのですが、今度はこちらが台頭してきてもおかしくない調整だと感じました。




ブランドも平均レート帯(アイアンIV~ゴールドI)を筆頭に活躍が目覚ましいチャンピオンです。

主にボットレーナーとしてのパフォーマンスが高く、「死神の残り火」「黒炎のトーチ」「ライアンドリーの仮面」らのアイテムと自身のパッシブ『炎上』を組み合わせた『秒間ダメージマシマシビルド』で集団戦をキャリーしています。

今回の調整でパッシブの爆発ダメージが大きくナーフされてしまうため、彼の火力出力は大きく落ち込んでしまうことでしょう──特にジャングル運用ではファームでの重要なダメージ源だったため、このパッチで彼のジャングルとしての性能はかなり低くなってしまうことが予想されます。




ほとんどのプレイヤーにとって、彼のスキルコンボはマークスマンでダメージを出すことより簡単な状態だったのは問題ではありました。一度はこのレベルのナーフをされてもやむなし、というところではあるでしょう。


サイオンは幅広いトップレーナーから支持を集める安定チャンピオンでした。

彼をカウンターするチャンピオンは軒並み性能不足か、彼のファームを咎めるのに多大な労力を要します。ヨネを除けば、彼をレーニングから安定して圧倒できるチャンピオンはあまり存在しないといえるでしょう。

ただし、その安定性に若干の陰りをもたらす調整です。Qの最小ダメージがかなり減ってしまうため、短いダメージトレードの際に不利が出やすくなります。



Wのマナコストが上昇するのも手痛い。今後は彼に対して細かなトレードを仕掛け続けることで、マナの息切れを狙うことができそうです。


マークスマンたちの逆襲





『ボットメイジ』に気圧され、ややパフォーマンスが落ち込み気味のマークスマンたち。彼らに救いの手がもたらされます。


アフェリオス:バフ

- キャリブラム(緑)
マークによる追加ダメージ:マークの数 × (15 + (10% 増加AD)) >> マークの数 × (15 + (15% 増加AD))

- セヴェラム(赤)
「オンスロート(Q)」のAAダメージ:10 – 40 + (19 – 40% 増加AD) >> 10 – 40 + (20 – 41% 増加AD)

- インファーナム(青)
「ダスクウェーブ(Q)」のダメージ:20 – 110 + (10 – 16% 増加AD) + (70% AP) >> 20 – 110 + (15 – 21% 増加AD) + (70% AP)

- クレッシェンダム(白)
「セントリー(Q)」のダメージ:35 – 125 + (30 – 42% 増加AD) + (50% AP) >> 35 – 125 + (34 – 52% 増加AD) + (50% AP)

ドレイブン:バフ

- E
クールダウン:18 – 14秒 >> 16 – 12秒

- R
敵ユニットヒット毎のダメージ減衰率:8% (最大60%) >> 5% (最大50%)

カイ=サ:バフ

- W
クールダウン:22 – 14秒 >> 20 – 14秒
- R
シールド量:70/90/110 + (90/135/180% AD) + (120% AP) >> 100/150/200 + (90/135/180% AD) + (120% AP)


アフェリオスはすべての武器スキルのAD反映率が増加します。この武器スキル(Q)を活用し、瞬間的なセットプレイができるのが彼の強みですから、彼を愛用するプレイヤーにとってこれほどうれしいバフはないでしょう。

相方としてもルル/スレッシュともにサポートピックが合わせられやすい環境ではありますから、活躍の場は増えていきそうです。




ドレイブン/カイ=サのバフも素晴らしいです。もう少しダメージに寄った調整が欲しかったところではありますが、2つのスキルにバフが入るのは事実。

両名ともソロランクでのプレイで高いキャリー力を発揮しますし、これらの調整は明確にキルポテンシャルを引き上げ、彼らのスノーボール力を後押しします──『ADCメイン』として活躍するプレイヤーにとっては吉報も吉報です。




彼らのレーン戦からのスノーボールをせき止める『ドラン ヘルム採用型ADC』も、「ドラン ヘルム」のナーフにより幾分か性能が低下するのも併せて追い風です。


ドラン ヘルム:ナーフ

HP:140 >> 150
物理/魔法防御:10 >> 8


コグ=マウ/セナらがその代表格でしたが、今後は相方とタンクサポートとともに打破できる機会も増えることでしょう。

彼らと同じチームになったら積極的に支援をしてスノーボールを後押ししてあげたいところです!


さらにバフ……!?「帝国の指令」はメタビルドとして君臨か





パッチ26.11でリワークされた「帝国の指令」。さまざまなビルドが開発され、その性能は悪くないどころかチャンピオンによってはメジャービルドとなっています──にもかかわらず、今回なんとバフ調整が到来。


帝国の指令:バフ

トータルコスト:2400 >> 2350
レシピ:ブラスティングワンド>> 増魔の書×2
AP:65 >> 60

固有効果 – 制御
スキルヘイスト:15 >> 20
固有効果 – 指令
マークされた対象の被ダメージ増加率:6% >> 7%


……すでに『一定のチャンピオンにとって強力なアイテム』という評価だったのに、この調整により超強力アイテムとして君臨することはほぼほぼ間違いありません。

固有効果『制御』は、移動不能効果を持つスキルが追加のスキルヘイストを獲得する効果ですが、今回その数値がバフされ、実質のスキルヘイストは35に……。『クールダウン短縮率』の数値で換算すると、このアイテムだけで25%以上の数値を獲得することになります。

これは2350ゴールド(今回さらに50ゴールドも安価に!)で得られるステータスとして破格です。元のクールダウンが10秒のCCスキルが7.5秒程度に短縮されるわけですから、中盤での戦闘で非常に大きく貢献します。

さらに固有効果『指令』の効果もなぜかバフとなり、ダメージの上昇も十分見込めます。なんというプッシュのされようでしょうか……。もはや一家に一台ならぬ『1チームに1“帝国”』がスローガンとなってもおかしくありません。




完全にメジャービルドとなっているリサンドラ/ガリオ/セラフィーンらがこのアイテムを活用し、大躍進するのは間違いありません。

この3名はすでにパフォーマンスとしても良好ですから、メタチャンピオンとしての地位を欲しいままにするでしょう。




そのほか、ザック/ツイステッド・フェイト/ジリアンなどでもビルド開発が重ねられていたため、彼らのメジャービルドとして躍り出る可能性も高いです。

APが5下がりはしましたが、ハッキリ言って誤差と言えるでしょう。評価されていたのはすべて固有効果の部分ですから。




このパッチ26.13では、このような『帝国ビルド』をいかにリサーチおよびハックできるかにかかっているといえるでしょう。自身のチャンピオンプールの中で『帝国ビルド』を活用できるチャンピオンを見出し、ぜひ運用してみてください!

 

まとめ


  1. メジャーピックらをしっかり咎めるナーフリスト。ブランドは特に性能低下がキツそう
  2. マークスマンたちのバフで逆襲なるか。カイ=サ/ドレイブンの『スノーボールADC』の再来に期待
  3. 「帝国の指令」のバフにより、メタを席巻する可能性大。必ず活用すべし!


以上がパッチ26.13の先取り速報になります!


個人的に調整されるネームリストはかなり納得のいくラインアップでした! ハードにソロランクをされている方なら「やっとこいつがやり玉に挙がったか…」とうれしくなった方も多いのではないでしょうか(笑)。

今年のシーズンはややオーバーチューンされたままのチャンピオンが多い感覚があります。今回取り上げたセナも実際には、スモルダーの人気の陰で長らく強力な性能をしていましたから、話題に上がりナーフされる“前”の暗躍しているチャンピオンを活用するのが、勝率向上のカギとなりそうです。


ここまで読んでいただきありがとうございました!
次のパッチ26.14でお会いしましょう!


パッチノート26.13概要(6月24日正式公開)



パッチノート 26.13
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/news/game-updates/patch-26-13-notes/
パッチノート|リーグ・オブ・レジェンド
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/news/tags/patch-notes/

LoL Times:https://lol-times.com/


2026 Riot Games, Inc. Used With Permission
【連載】ねむしの『LoL』パッチノート先取り速報
eSports World の
Discord をフォローしよう
SALE 大会 チーム 他にも...? 他にも

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

コラム VIEW ALL