【連載】ねむしの『LoL』2024シーズン パッチノート先取り速報
【『LoL』パッチノート先取り速報:パッチ14.9編】ナーフマシマシ、シンプルチャンピオンのバフトッピング一丁! 筆頭株はあの泣き虫ミイラ
こんにちは! 『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)のライター、ねむしです。
さて、今回も『LoL』リードゲームプレイデザイナーであるMatt Leung-Harrison氏が公開されているパッチ14.9での調整予告と、その内容をまとめてくれているSpiderexe氏のポストや日ごろX(旧Twitter)で発信している情報を元に、パッチノートの”前段階”である「調整予告」を元にメタを予測していく、「パッチノート先取り速報」をお届けします!
日本時間2024年5月1日(水)に配信予定のパッチノート14.9は、外れ値への弱体化とシンプルなチャンピオンたちへのバフがメインとなるようです。
主な変更点は以下の通りです。
チャンピオンバフ
チャンピオンナーフ
チャンピオン調整
システムバフ
システムナーフ
前回のパッチ14.9でプロシーンが一段落するため、このパッチでは我々アマチュア環境にのみフォーカスして調整していくとのこと。
詳しく見ていきましょう!
まずはアイテムの変更から見ていきましょう。
現状のファイターたちを下支えする3つのアイテムが強烈なナーフをもらいます。
「これらのアイテムをどれほど採用できるかが、そのチャンピオンの強さを指し示す」というほどに強力だったので、この変更は当然の処置でしょう。特に「ステラックの篭手」のナーフはかなりの数値なので、採用率は大幅に下がるものと予測できます。
特に、これら三種の神器を採用するリー・シンやシンジャオは勝率に影響してくることでしょう。
しかし、ファイターには他のアイテムでバフも用意されています。
歴史的に見ても「ステラックの篭手」と「デスダンス」はよく競合する側面がありましたが、このパッチ14.9以降は若干「デスダンス」側に軍配が上がりそうです。
総括としても「ブラック・クリーバー」らの他ファイターアイテムは依然として強力なので、まだまだファイターたちの強さ自体は収まることはないでしょう。
このパッチでは調整を含めるとかなりの数のチャンピオンにナーフが入り、パワーのテコ入れが盛んに行われます。特に下記2体には注目したいところです。
なんとも手痛いナーフです。他にもアーリ、ジンクス、カサディンらにもナーフが入るのですが、この2人に比べれば些末な数値と言えるほど。
間違いなくパフォーマンスの低下は免れないですが、両者とも習熟していればなんとかカバーできる数値といったところ。特にトゥイッチは相方のエンチャンターであるルルやジャンナが現環境ではどちらも強力なので、シナジー次第でカバーできる余地は残すことでしょう。
このパッチで最も注目したいのはシンプルな操作感を持つチャンピオンたちへのバフです。
高速で複雑な戦闘が起こる現在の『LoL』から少し置いて行かれていたチャンピオンたちへのうれしいバフです。
内容も、わかりやすく数値が増加する類のものなので、彼らが生息しているロールで強烈にパワーアップすることは間違いないでしょう。
最も注目したいのはサポート運用のアムムで、低レベル時のステータスが重要なボットレーンでこの数値の上昇は非常に強力です。
二度にわたって使用が可能なQでレベル1から仕掛けることも可能な上、強烈なRスキルで集団戦も貢献度が高いピックなので、彼を習熟するには絶好の好機と言えるでしょう!
以上がパッチ14.9の先取り速報になります!
プロの大会用のパッチの次ということで、ややナーフ寄りでパワーを全体的に抑える調整が目立ちますね。
とはいえ、シルバー帯前後のプレイヤーにはうれしいシンプルな操作感のチャンピオンたちへの強烈なバフも目立ち、環境にメリハリをもたらそうとしてる様子は伺えます。
個人的には、自分がよく使うこともあってカルマには注目しています。
彼女はミッドレーナーとして一世を風靡した一方、相次ぐナーフとともにパワーをQではなくEにシフトする調整が連続しています。
エンチャンター環境のボットレーンで彼女が台頭してくるほど強力かは少し疑問が残りますが、「シュレリアの戦歌」とR+Eのコンボによる超・範囲加速はかなりのパワーを持ってもおかしくない調整です。
ミッドのメイジという立場から、ジャンナ、ルルに対しレーンで勝ちに行く動きをしながら、味方の仕掛けをアシストするエンチャンターとしての立ち位置を確立していくことでしょう!
ここまで読んでいただきありがとうございました。それでは、次のパッチ14.10編でお会いしましょう!
パッチノート14.9
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/news/game-updates/patch-14-9-notes/
パッチノート|リーグ・オブ・レジェンド
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/news/tags/patch-notes/
2024 Riot Games, Inc. Used With Permission
さて、今回も『LoL』リードゲームプレイデザイナーであるMatt Leung-Harrison氏が公開されているパッチ14.9での調整予告と、その内容をまとめてくれているSpiderexe氏のポストや日ごろX(旧Twitter)で発信している情報を元に、パッチノートの”前段階”である「調整予告」を元にメタを予測していく、「パッチノート先取り速報」をお届けします!
パッチ14.9調整内容(予定)
日本時間2024年5月1日(水)に配信予定のパッチノート14.9は、外れ値への弱体化とシンプルなチャンピオンたちへのバフがメインとなるようです。
主な変更点は以下の通りです。
チャンピオンバフ
- アムム
- カルマ
- ケネン
- マルザハール
- セジュアニ
- セラフィーン
チャンピオンナーフ
- アーリ
- オレリオン・ソル
- ブリッツクランク
- イブリン
- ジンクス
- カサディン
- マスター・イー
- オラフ
- パイク
- スカーナー
- タリヤ
- トゥイッチ
- アーゴット
チャンピオン調整
- 一部のチャンピオンの存在判定変更
- アクシャン
- ベル=ヴェス
- ジャンナ
- ニーラ
システムバフ
- デスダンス
システムナーフ
- 赤月の刃
- サンダードスカイ
- ステラックの篭手
- へクスドリンカー
- マルモティウスの胃袋
Patch Preview 14.9!!
— Matt Leung-Harrison (@RiotPhroxzon) April 24, 2024
Apologies for being a day late, Arena post needed to go out yesterday.
Today is also ANZAC day, respect to those who lost their lives fighting for their country 🇦🇺🇳🇿; Lest we forget
Easy Champions Pass
- Some of our easy champions (Amumu, Malzahar,… pic.twitter.com/OcG8a5srlQ
前回のパッチ14.9でプロシーンが一段落するため、このパッチでは我々アマチュア環境にのみフォーカスして調整していくとのこと。
詳しく見ていきましょう!
ファイターアイテムの調整
まずはアイテムの変更から見ていきましょう。
赤月の刃:ナーフ
- 近距離チャンピオンの対象の最大体力ダメージが8%から6%に低下。
- 近距離チャンピオンの対象の最大体力ダメージが8%から6%に低下。
サンダードスカイ:ナーフ
- 固有効果『ライトシールドストライク』のクールダウンが6秒が8秒に増加。
※『ライトシールドストライク』……敵チャンピオンに対する最初の通常攻撃がクリティカルになり、[(140%基本攻撃力) + (6%減少体力)]の体力を回復する。余剰回復分は6秒間増加体力として得る
CD:チャンピオン毎に6秒
- 固有効果『ライトシールドストライク』のクールダウンが6秒が8秒に増加。
※『ライトシールドストライク』……敵チャンピオンに対する最初の通常攻撃がクリティカルになり、[(140%基本攻撃力) + (6%減少体力)]の体力を回復する。余剰回復分は6秒間増加体力として得る
CD:チャンピオン毎に6秒
ステラックの篭手:ナーフ
- 価格が3000ゴールドから3200ゴールドに増加。
- 固有効果『ライフライン』のクールダウンが60から90秒に増加。
※『ライフライン』……体力が30%未満になるダメージを受けるとチャンピオンサイズが10%増加し、増加体力の80%の耐久値を持つシールドを得る。このシールドは4.5秒かけて徐々に減衰する。
CD: 60s
- 価格が3000ゴールドから3200ゴールドに増加。
- 固有効果『ライフライン』のクールダウンが60から90秒に増加。
※『ライフライン』……体力が30%未満になるダメージを受けるとチャンピオンサイズが10%増加し、増加体力の80%の耐久値を持つシールドを得る。このシールドは4.5秒かけて徐々に減衰する。
CD: 60s
現状のファイターたちを下支えする3つのアイテムが強烈なナーフをもらいます。
「これらのアイテムをどれほど採用できるかが、そのチャンピオンの強さを指し示す」というほどに強力だったので、この変更は当然の処置でしょう。特に「ステラックの篭手」のナーフはかなりの数値なので、採用率は大幅に下がるものと予測できます。
特に、これら三種の神器を採用するリー・シンやシンジャオは勝率に影響してくることでしょう。
しかし、ファイターには他のアイテムでバフも用意されています。
デスダンス:バフ
- 攻撃力が55から60に増加。
- 固有効果『拒絶』の体力回復の増加攻撃力反映率が50%から75%に増加。
※『拒絶』…… 自分がダメージを与えてから3秒以内にチャンピオンが倒されると『強行突破』の残りのダメージが除去され、増加攻撃力の50%にあたる体力を回復する。
- 攻撃力が55から60に増加。
- 固有効果『拒絶』の体力回復の増加攻撃力反映率が50%から75%に増加。
※『拒絶』…… 自分がダメージを与えてから3秒以内にチャンピオンが倒されると『強行突破』の残りのダメージが除去され、増加攻撃力の50%にあたる体力を回復する。
へクスドリンカー: 調整
- 魔法防御の数値が35から30に低下。
- 合成素材に2本目のロングソードが追加。
- 魔法防御の数値が35から30に低下。
- 合成素材に2本目のロングソードが追加。
マルモティウスの胃袋:バフ
- [新]15のスキルヘイストが追加。
- 攻撃力が65から70に増加。
- 魔法防御が50から40に低下。
- 価格が2800から3100に増加。
- 固有効果『ライフライン』に変更。
→発動中に得る12%のライフスティールから10%のオムニヴァンプに変更。
→シールドの持続時間が2.5秒から3.0秒に増加。
※『ライフライン』……魔法ダメージを受けて体力が30%未満になった場合、2.5秒間[200 + ( 225%増加AD(遠距離チャンピオンは 168.75%)]の魔法ダメージを軽減するシールドを獲得。
- [新]15のスキルヘイストが追加。
- 攻撃力が65から70に増加。
- 魔法防御が50から40に低下。
- 価格が2800から3100に増加。
- 固有効果『ライフライン』に変更。
→発動中に得る12%のライフスティールから10%のオムニヴァンプに変更。
→シールドの持続時間が2.5秒から3.0秒に増加。
※『ライフライン』……魔法ダメージを受けて体力が30%未満になった場合、2.5秒間[200 + ( 225%増加AD(遠距離チャンピオンは 168.75%)]の魔法ダメージを軽減するシールドを獲得。
歴史的に見ても「ステラックの篭手」と「デスダンス」はよく競合する側面がありましたが、このパッチ14.9以降は若干「デスダンス」側に軍配が上がりそうです。
総括としても「ブラック・クリーバー」らの他ファイターアイテムは依然として強力なので、まだまだファイターたちの強さ自体は収まることはないでしょう。
大量のナーフ
このパッチでは調整を含めるとかなりの数のチャンピオンにナーフが入り、パワーのテコ入れが盛んに行われます。特に下記2体には注目したいところです。
スカーナー:ナーフ
- マナ自動回復が0.6から0.75に増加。
- Qのダメージが[10 - 70]から[10 - 50]に低下。
- Wのスロウが[20 - 40%]から[20%固定]に低下。
- Wのシールド量が最大体力の9%から8%に低下。
- マナ自動回復が0.6から0.75に増加。
- Qのダメージが[10 - 70]から[10 - 50]に低下。
- Wのスロウが[20 - 40%]から[20%固定]に低下。
- Wのシールド量が最大体力の9%から8%に低下。
トゥイッチ:ナーフ
- 基本体力が低下し、レベルアップごとの体力が増加。(レベル1-18の推移が[682 - 2382]から[630 - 2398]に変更)
- Rの効果中に獲得する攻撃力が[40 - 70]から[30 - 60]に低下。
- Wのスロウの値が[30 - 50% + 魔力の6%]から[30 - 50% + 魔力の5%]に低下。
- 基本体力が低下し、レベルアップごとの体力が増加。(レベル1-18の推移が[682 - 2382]から[630 - 2398]に変更)
- Rの効果中に獲得する攻撃力が[40 - 70]から[30 - 60]に低下。
- Wのスロウの値が[30 - 50% + 魔力の6%]から[30 - 50% + 魔力の5%]に低下。
なんとも手痛いナーフです。他にもアーリ、ジンクス、カサディンらにもナーフが入るのですが、この2人に比べれば些末な数値と言えるほど。
間違いなくパフォーマンスの低下は免れないですが、両者とも習熟していればなんとかカバーできる数値といったところ。特にトゥイッチは相方のエンチャンターであるルルやジャンナが現環境ではどちらも強力なので、シナジー次第でカバーできる余地は残すことでしょう。
シンプル系チャンピオンたちのバフ
このパッチで最も注目したいのはシンプルな操作感を持つチャンピオンたちへのバフです。
アムム: バフ
- 基本攻撃力が53から57に増加。
- 基本物理防御が30から33に増加。
- 基本攻撃力が53から57に増加。
- 基本物理防御が30から33に増加。
マルザハール:バフ
- Qのマナコストが[80固定]から[60 - 80]に低下。
- Eのクールダウンが[15 - 7秒]から[11 -7秒]に低下。
- Qのマナコストが[80固定]から[60 - 80]に低下。
- Eのクールダウンが[15 - 7秒]から[11 -7秒]に低下。
セジュアニ:バフ
- パッシブの増加物理防御・魔法防御の数値が[10 + 増加分の50%] から[10 + 増加分の75%]に増加。
- Wのダメージが[30 - 210 + 最大体力の8%] から[10 - 130 + 最大体力の12%]に変更。
- パッシブの増加物理防御・魔法防御の数値が[10 + 増加分の50%] から[10 + 増加分の75%]に増加。
- Wのダメージが[30 - 210 + 最大体力の8%] から[10 - 130 + 最大体力の12%]に変更。
高速で複雑な戦闘が起こる現在の『LoL』から少し置いて行かれていたチャンピオンたちへのうれしいバフです。
内容も、わかりやすく数値が増加する類のものなので、彼らが生息しているロールで強烈にパワーアップすることは間違いないでしょう。
最も注目したいのはサポート運用のアムムで、低レベル時のステータスが重要なボットレーンでこの数値の上昇は非常に強力です。
二度にわたって使用が可能なQでレベル1から仕掛けることも可能な上、強烈なRスキルで集団戦も貢献度が高いピックなので、彼を習熟するには絶好の好機と言えるでしょう!
まとめ
- ナーフが多く、強力なチャンピオンに大量にテコ入れ。
- ファイターアイテムに変化が訪れる予感。
- シンプル系チャンピオンの波に乗れ。
以上がパッチ14.9の先取り速報になります!
プロの大会用のパッチの次ということで、ややナーフ寄りでパワーを全体的に抑える調整が目立ちますね。
とはいえ、シルバー帯前後のプレイヤーにはうれしいシンプルな操作感のチャンピオンたちへの強烈なバフも目立ち、環境にメリハリをもたらそうとしてる様子は伺えます。
個人的には、自分がよく使うこともあってカルマには注目しています。
カルマ:バフ
- Qのスロウが35%から40%に増加。
- マントラEの対象以外に付与されるシールド量が90%から100%に増加。
- マントラEの対象以外に付与される増加移動速度が12%から15%に増加。
- Qのスロウが35%から40%に増加。
- マントラEの対象以外に付与されるシールド量が90%から100%に増加。
- マントラEの対象以外に付与される増加移動速度が12%から15%に増加。
彼女はミッドレーナーとして一世を風靡した一方、相次ぐナーフとともにパワーをQではなくEにシフトする調整が連続しています。
エンチャンター環境のボットレーンで彼女が台頭してくるほど強力かは少し疑問が残りますが、「シュレリアの戦歌」とR+Eのコンボによる超・範囲加速はかなりのパワーを持ってもおかしくない調整です。
ミッドのメイジという立場から、ジャンナ、ルルに対しレーンで勝ちに行く動きをしながら、味方の仕掛けをアシストするエンチャンターとしての立ち位置を確立していくことでしょう!
ここまで読んでいただきありがとうございました。それでは、次のパッチ14.10編でお会いしましょう!
パッチノート14.9概要(5月1日正式公開)
パッチノート14.9
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/news/game-updates/patch-14-9-notes/
パッチノート|リーグ・オブ・レジェンド
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/news/tags/patch-notes/
2024 Riot Games, Inc. Used With Permission
【連載】ねむしの『LoL』2024シーズン パッチノート先取り速報
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