【連載】ねむしの『LoL』パッチノート先取り速報
【『LoL』パッチノート先取り速報:パッチ25.11編】 暴れに暴れたルシアンはナーフで元通りに? チャンピオン調整でボットレーンに多様性は生まれるか?

こんにちは! 『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)のライター、ねむしです。
さて、今回も『LoL』リードゲームプレーデザイナーであるMatt Leung-Harrison氏が公開されているパッチ25.11での調整予告と、その内容をまとめてくれているSpiderexe氏のポストや日ごろX(旧Twitter)で発信している情報、そして最新公式情報を正確に翻訳しお届けしている『LoL Times』様を元に、パッチノートの”前段階”である「調整予告」を元にメタを予測していく、「パッチノート先取り速報」をお届けします!
また、本企画で扱うすべてのステータス用語は、公式表記ではなくコミュニティで受け入れられているアルファベット表記に準じます。
- 攻撃力 → AD (Attack Damage)
- 魔力 → AP (Ability Power)
- 物理防御 → AR (Armor)
- 魔法防御 → MR (Magic Resistance)
- 体力 → HP (Hit Points)
- 攻撃速度 → AS (Attack Speed)
- 移動速度 → MS (Movement Speed)
パッチノート25.11調整内容(予定)
日本時間2025年5月28日(水)配信のパッチノート25.11は、チャンピオン調整を中心に、あまり違和感もなく、納得できるメンツのバフ/ナーフリストに仕上がっています。主な変更点は以下の通りです。
チャンピオンバフ
チャンピオンナーフ
システム調整
システムバフ
- アッシュ
- レンガー
- ダイアナ
- ライズ
- シヴィア
- ツイステッド・フェイト
- トゥイッチ
- ウディア
チャンピオンナーフ
- チョ=ガス
- エリス
- ルシアン
- スモルダー
システム調整
- エイトロックス
- アニー
- ガレン
- カサディン
- サミーラ
システムバフ
- ホライゾンフォーカス
ついに、ついにルシアンにナーフ

ここ数パッチで圧倒的な王者として君臨していたルシアン。彼のパフォーマンスはパッチ25.6のバフ以降、非常に高く推移しています。
ルシアン:バフ (パッチ25.06での変更)
- E
クールダウン:19秒 - 14秒 >> 16秒 - 14秒
- E
クールダウン:19秒 - 14秒 >> 16秒 - 14秒
この調整があったパッチ25.6の数値を含めた、パッチ25.10までの数値で彼の暴れっぷりを見てみましょう。
- 使用率は常にトップ3を維持
- 平均勝率52.56%。最高はパッチ15.09の53.07%
- BAN率は右肩上がりで現在57.59%で着地
彼は過去にもたびたびメタに上がり、支配的な環境を築いてきましたが、今回も例外ではありませんでした。古参プレーヤーからすれば「もうそんな時期か」みたいな、数年に一度のお祭り感すらあったことでしょう。
要因はさまざまありますが、この「E-スライド」のクールダウン変更により、Qの次にWを上げる選択肢が生まれたのが大きいでしょう。
「W-アーデントブレイズ」は指定方向にAPダメージを与える十字型の弾を放つスキルですが、一切ADではスケールしないため、ただ「パッシブ-二挺拳銃」を発動させるための、いわゆる“死にスキル”なんて考える人もいるほどでした。
しかし、ご覧のとおり基本ダメージの伸びが優秀であり、スキルレベルごとにクールダウンに加え、増加する移動速度まで上昇するため、2番目に上げた時の恩恵が大きかったのです。
──加えて、サポートのメタもあります。
ここ最近のサポートで強力なのはブラウム/ルル/ユーミ/ナミ……と見事なまでに彼と強力なシナジーを持つチャンピオンばかり。相方に無尽蔵の選択肢があるため、ブルーサイドは彼本人のBANを迫られました。

本人性能も環境もこれほど優遇され、プレーヤー側もいわゆる「W 2nd」の味を知ってしまった。あらゆる要素が彼の王朝を下支えしました。
この「スライドガンマン」がメタに上がるたびに思うのですが、あまりに支配的な環境を構築するのが相変わらずだな、と感じます。古来からのカウンターであるコグ=マウはチームメイトへの依存度が高すぎるため不安定。ポッピーサポートという手もありますが、ルシアンの相方次第では容易に対処可能です。
そのため、比較的バランスチームは反応が過敏なイメージですが、5パッチもの間活躍を静観するのは意外でした……! 彼の活躍を見てみたくなったのでしょうか。
しかし、このパッチではさすがに動く模様。
前述のとおり、スキルレベル1でのクールダウンは19秒だったので、ほぼ元に戻った形になります。こうなると「エッセンス リーバー」を持った状態でも、Eのレベルを上げていないとアグレッシブなコンボである
の、後にEが返ってこなくなります。
そうなると、彼が前にEを使うためにEを2番目に上げる必要があり、結果としてオールインの際にWのダメージを使うことができなくなります。攻撃性能が低下するのは間違いないです。
しかしパッチ25.10時点でもより安全性を取るために「E 2nd」を選択するプレーヤーは存在しており、それでもなおよいパフォーマンスを維持しているわけですから、彼の勝率が極端に減るとは考えられません。
勝率は下がるものの、50%強程度は維持すると予想します。それほど彼が現環境にもたらしているインパクトは大きいです。

今回のパッチはチャンピオンの性質を変更する内容が多めです。特に注目すべきはこの2人。
要因はさまざまありますが、この「E-スライド」のクールダウン変更により、Qの次にWを上げる選択肢が生まれたのが大きいでしょう。
「W-アーデントブレイズ」は指定方向にAPダメージを与える十字型の弾を放つスキルですが、一切ADではスケールしないため、ただ「パッシブ-二挺拳銃」を発動させるための、いわゆる“死にスキル”なんて考える人もいるほどでした。
W - アーデントブレイズ (パッチ25.10時点での情報)※日本語wikiより引用
Active: 指定方向に視界を得る(1s)爆発する弾を放つ。敵ユニットに当たるか最大距離まで飛ぶと十字型に爆風が広がり、範囲内の敵ユニットに魔法DMとマーク(6s)を与える。自身か味方チャンピオンがマークを付与された敵ユニットにDMを与えた場合、自身のMSが増加(1s)する。味方によってこの効果が発動した場合、自身は警戒を2スタック獲得する。
魔法DM: 75/110/145/180/215 + (90%AP)
増加MS: 60/65/70/75/80
CD: 14/13/12/11/10s
Cost: 60MN Range: 900
Active: 指定方向に視界を得る(1s)爆発する弾を放つ。敵ユニットに当たるか最大距離まで飛ぶと十字型に爆風が広がり、範囲内の敵ユニットに魔法DMとマーク(6s)を与える。自身か味方チャンピオンがマークを付与された敵ユニットにDMを与えた場合、自身のMSが増加(1s)する。味方によってこの効果が発動した場合、自身は警戒を2スタック獲得する。
魔法DM: 75/110/145/180/215 + (90%AP)
増加MS: 60/65/70/75/80
CD: 14/13/12/11/10s
Cost: 60MN Range: 900
しかし、ご覧のとおり基本ダメージの伸びが優秀であり、スキルレベルごとにクールダウンに加え、増加する移動速度まで上昇するため、2番目に上げた時の恩恵が大きかったのです。
──加えて、サポートのメタもあります。
ここ最近のサポートで強力なのはブラウム/ルル/ユーミ/ナミ……と見事なまでに彼と強力なシナジーを持つチャンピオンばかり。相方に無尽蔵の選択肢があるため、ブルーサイドは彼本人のBANを迫られました。

本人性能も環境もこれほど優遇され、プレーヤー側もいわゆる「W 2nd」の味を知ってしまった。あらゆる要素が彼の王朝を下支えしました。
この「スライドガンマン」がメタに上がるたびに思うのですが、あまりに支配的な環境を構築するのが相変わらずだな、と感じます。古来からのカウンターであるコグ=マウはチームメイトへの依存度が高すぎるため不安定。ポッピーサポートという手もありますが、ルシアンの相方次第では容易に対処可能です。
そのため、比較的バランスチームは反応が過敏なイメージですが、5パッチもの間活躍を静観するのは意外でした……! 彼の活躍を見てみたくなったのでしょうか。
しかし、このパッチではさすがに動く模様。
ルシアン:ナーフ
- E
クールダウン:16 – 14秒 >> 18 – 14秒
- E
クールダウン:16 – 14秒 >> 18 – 14秒
前述のとおり、スキルレベル1でのクールダウンは19秒だったので、ほぼ元に戻った形になります。こうなると「エッセンス リーバー」を持った状態でも、Eのレベルを上げていないとアグレッシブなコンボである
- W→AA→E→AA→Q→AA(すべて敵チャンピオンにAAと仮定)
の、後にEが返ってこなくなります。
そうなると、彼が前にEを使うためにEを2番目に上げる必要があり、結果としてオールインの際にWのダメージを使うことができなくなります。攻撃性能が低下するのは間違いないです。
しかしパッチ25.10時点でもより安全性を取るために「E 2nd」を選択するプレーヤーは存在しており、それでもなおよいパフォーマンスを維持しているわけですから、彼の勝率が極端に減るとは考えられません。
勝率は下がるものの、50%強程度は維持すると予想します。それほど彼が現環境にもたらしているインパクトは大きいです。
チャンピオンの再チューニング

今回のパッチはチャンピオンの性質を変更する内容が多めです。特に注目すべきはこの2人。
ガレン:調整
- W
ダメージ軽減:30% >> 25 – 41%
クールダウン:23 – 15秒 >> 22 – 12秒
[削除] 最大スタック時、増加AR/MRが10%増加
- E
ダメージ(1Hit):4 – 20 + 0 – 8.2(レベル) + (36 – 40% AD) >> 4 – 20 + 0(レベル) + (36 – 44% AD)
クリティカル時のダメージ増加:50% >> 40%
中立モンスターへのダメージ倍率:150% >> 100%
クールダウン:9秒 >> 9 – 6秒
[削除] 再使用時の回転キャンセルによるクールダウン解消
- R
ダメージ:150 – 450 + (対象の減少HP 25 – 35%) >> 150 – 350 + (対象の減少HP 25 – 35%)
- W
ダメージ軽減:30% >> 25 – 41%
クールダウン:23 – 15秒 >> 22 – 12秒
[削除] 最大スタック時、増加AR/MRが10%増加
- E
ダメージ(1Hit):4 – 20 + 0 – 8.2(レベル) + (36 – 40% AD) >> 4 – 20 + 0(レベル) + (36 – 44% AD)
クリティカル時のダメージ増加:50% >> 40%
中立モンスターへのダメージ倍率:150% >> 100%
クールダウン:9秒 >> 9 – 6秒
[削除] 再使用時の回転キャンセルによるクールダウン解消
- R
ダメージ:150 – 450 + (対象の減少HP 25 – 35%) >> 150 – 350 + (対象の減少HP 25 – 35%)
カサディン:調整
- 基本ステータス
基本物理防御:19 >> 21
- E
ダメージ:60 – 180 + (65% AP) >> 70 – 190 + (65% AP)
- R
スタック毎の追加ダメージ:35 – 55 + (10% AP) + (最大マナ 1%) >> 35 – 55 + (7% AP) + (最大マナ 1%)
スタック最大時のダメージ:210 – 330 + (90% AP) + (最大マナ 6%) >> 210 – 330 + (78% AP) + (最大マナ 6%)
- 基本ステータス
基本物理防御:19 >> 21
- E
ダメージ:60 – 180 + (65% AP) >> 70 – 190 + (65% AP)
- R
スタック毎の追加ダメージ:35 – 55 + (10% AP) + (最大マナ 1%) >> 35 – 55 + (7% AP) + (最大マナ 1%)
スタック最大時のダメージ:210 – 330 + (90% AP) + (最大マナ 6%) >> 210 – 330 + (78% AP) + (最大マナ 6%)
まずガレンですが、彼の不健全だったプレーパターンであるクリティカルビルドを抑制する意図が見てとれます。

当初は俗にいう「クリティカル ガレン」を推奨していたバランスチームですが、なんらかの手段でガレンに攻撃されてしまった場合、できる行動がなさすぎます。「Q - 断固たる一撃」は1.5秒間ものサイレンスを受けるため、この初撃を許すとフラッシュすら使うことができません。仮に生き残ろうとも「ストライド ブレイカー」のスロウが付与されています。
これは性能やキャラパワーという話ではなく、レベルデザイン上の懸念です。カウンタープレーがないと感じられるプレースタイルはプレーヤーに理不尽さを与えてしまい、プレー体験を損なってしまいます。
彼のようなファイター、もっといえばジャガーノートはスキルを1周し敵を瞬殺することが特徴だったのでしょうか? 違いますよね。
今回は従来のファイタービルドを強く推し進める変更であり、8年ほど前の昔のガレンに立ち返るような調整です。
とはいえ当時のガレンとは違い、スキル表現はWで行えますし、今回はそのWの頻度を上昇させる調整も盛り込まれています。高速で移動し、ただ轢殺するだけのチャンピオンではなく継続的に戦闘する、健全なチャンピオンになることでしょう。
他方、カサディンですが、このチャンピオンも“時限爆弾”のような表現をよく受け、快く思われてるとは思えない側のチャンピオンでしょう。

「R - リフトウォーク」のスキルレベルが3になるレベル16のタイミングで、彼は信じられないほどのパワーを獲得します。しかし、近距離チャンピオンなのに“19”という悲惨すぎる物理防御は、現代の『LoL』では大きな足かせでした。
いくらメイジをカウンターするコンセプトでも、序盤は通常攻撃も強力な攻撃手段になるのがメイジというもの──今回はその物理防御を強化したうえで、「E - ヴォイドパルス」のダメージも底上げし、彼がレーン戦で対抗できる力を身に着けさせた内容です。
つまり、より時限爆弾のタイマーをゼロにしやすくなったワケですが、しっかりとRのダメージは下げている点が素晴らしい。あまりにピーキーだった彼の可能性を押し広げた、ナイスな調整です。
個人的には、キーストーン「秘儀の彗星」を採用し、Eを最優先に上げて相手に見舞い続け、レーン勝利を目指すことも不可能ではないのではないか、なんて思ったり。ちょっと相手を選びますかね。
何はともあれ、彼をこよなく愛する職人は世界中にいますので、新しいビルドの開拓が待たれます。マナに応じてダメージが伸びるという特殊なチャンピオンなので、かなり特殊なビルドを見られるのもカサディンならでは。職人珠玉の一品(ビルド)を見るのが楽しみです。
以上がパッチ25.11の先取り速報になります!
今回のパッチは絶妙な調整が多く、「これがホットです!」となかなか断言しづらいパッチノートでした。最近はアイテムの調整もややアッパー気味で、全体としてはダメージが上がってきているので、多くのチャンピオンがチャンスをものにできる環境になってきているでしょう。
一方、ボットレーンではアッシュ/シヴィアのようなユーティリティ型マークスマンが支援されてきているのが面白い点です。
メタになるかというと微妙な内容ですが、前述のとおりルシアンと躍進を遂げたスモルダーにもナーフが入るため、ADCメインはダメージ以外で存在感を出す選択肢を取れるようになると言えるでしょう。
昨今ではセナADCも話題とあって、いよいよボットにも多様性が生まれるのかとワクワクしています……! 現在は多様なアイテム群から丁寧にビルドを組んでいく必要があるため、情報をチェックし適切なビルドを組むことを忘れずに。ADCはしっかりとしたアイテムビルドを組んでこそのロールですよ!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
それでは、次のパッチ25.12でお会いしましょう!

パッチノート 25.11
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/news/game-updates/patch-25-11-notes/
パッチノート|リーグ・オブ・レジェンド
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/news/tags/patch-notes/
2025 Riot Games, Inc. Used With Permission

当初は俗にいう「クリティカル ガレン」を推奨していたバランスチームですが、なんらかの手段でガレンに攻撃されてしまった場合、できる行動がなさすぎます。「Q - 断固たる一撃」は1.5秒間ものサイレンスを受けるため、この初撃を許すとフラッシュすら使うことができません。仮に生き残ろうとも「ストライド ブレイカー」のスロウが付与されています。
これは性能やキャラパワーという話ではなく、レベルデザイン上の懸念です。カウンタープレーがないと感じられるプレースタイルはプレーヤーに理不尽さを与えてしまい、プレー体験を損なってしまいます。
彼のようなファイター、もっといえばジャガーノートはスキルを1周し敵を瞬殺することが特徴だったのでしょうか? 違いますよね。
今回は従来のファイタービルドを強く推し進める変更であり、8年ほど前の昔のガレンに立ち返るような調整です。
とはいえ当時のガレンとは違い、スキル表現はWで行えますし、今回はそのWの頻度を上昇させる調整も盛り込まれています。高速で移動し、ただ轢殺するだけのチャンピオンではなく継続的に戦闘する、健全なチャンピオンになることでしょう。
他方、カサディンですが、このチャンピオンも“時限爆弾”のような表現をよく受け、快く思われてるとは思えない側のチャンピオンでしょう。

「R - リフトウォーク」のスキルレベルが3になるレベル16のタイミングで、彼は信じられないほどのパワーを獲得します。しかし、近距離チャンピオンなのに“19”という悲惨すぎる物理防御は、現代の『LoL』では大きな足かせでした。
いくらメイジをカウンターするコンセプトでも、序盤は通常攻撃も強力な攻撃手段になるのがメイジというもの──今回はその物理防御を強化したうえで、「E - ヴォイドパルス」のダメージも底上げし、彼がレーン戦で対抗できる力を身に着けさせた内容です。
つまり、より時限爆弾のタイマーをゼロにしやすくなったワケですが、しっかりとRのダメージは下げている点が素晴らしい。あまりにピーキーだった彼の可能性を押し広げた、ナイスな調整です。
個人的には、キーストーン「秘儀の彗星」を採用し、Eを最優先に上げて相手に見舞い続け、レーン勝利を目指すことも不可能ではないのではないか、なんて思ったり。ちょっと相手を選びますかね。
何はともあれ、彼をこよなく愛する職人は世界中にいますので、新しいビルドの開拓が待たれます。マナに応じてダメージが伸びるという特殊なチャンピオンなので、かなり特殊なビルドを見られるのもカサディンならでは。職人珠玉の一品(ビルド)を見るのが楽しみです。
まとめ
- 大暴れし続けているルシアンはさすがに調整
- ガレンはよりファイタービルドを推奨。タンク気味に仕上げても面白い
- カサディンはよりレイトゲームに向かいやすくもパワーは若干ダウン
以上がパッチ25.11の先取り速報になります!
今回のパッチは絶妙な調整が多く、「これがホットです!」となかなか断言しづらいパッチノートでした。最近はアイテムの調整もややアッパー気味で、全体としてはダメージが上がってきているので、多くのチャンピオンがチャンスをものにできる環境になってきているでしょう。
一方、ボットレーンではアッシュ/シヴィアのようなユーティリティ型マークスマンが支援されてきているのが面白い点です。
アッシュ:バフ
- Q
[NEW] 建造物でスタックが溜まるように
- Q
[NEW] 建造物でスタックが溜まるように
シヴィア:バフ
- W
ダメージ(1Hit):AD 30 – 50% >> 40 – 50%
- W
ダメージ(1Hit):AD 30 – 50% >> 40 – 50%
メタになるかというと微妙な内容ですが、前述のとおりルシアンと躍進を遂げたスモルダーにもナーフが入るため、ADCメインはダメージ以外で存在感を出す選択肢を取れるようになると言えるでしょう。
スモルダー:ナーフ
- 基本ステータス
基本体力自動回復:4.5 >> 3.75
基本物理防御:26 >> 24
- 基本ステータス
基本体力自動回復:4.5 >> 3.75
基本物理防御:26 >> 24
昨今ではセナADCも話題とあって、いよいよボットにも多様性が生まれるのかとワクワクしています……! 現在は多様なアイテム群から丁寧にビルドを組んでいく必要があるため、情報をチェックし適切なビルドを組むことを忘れずに。ADCはしっかりとしたアイテムビルドを組んでこそのロールですよ!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
それでは、次のパッチ25.12でお会いしましょう!
パッチノート25.11概要(5月28日正式公開)

パッチノート 25.11
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/news/game-updates/patch-25-11-notes/
パッチノート|リーグ・オブ・レジェンド
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2025 Riot Games, Inc. Used With Permission
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