【連載】ねむしの『LoL』パッチノート先取り速報

【『LoL』パッチノート先取り速報:26.14編】「ベルト」&「ハーネス」のナーフ、「青バフ」変更で今後の戦術に大きな影響?

2026.7.13 ねむし

こんにちは! 『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)のライター、ねむしです。

さて、今回も『LoL』リードゲームプレーデザイナーであるMatt Leung-Harrison氏のパッチ26.14での調整予告と、その内容をまとめてくれているSpiderexe氏のポストや日ごろX(旧Twitter)で発信している情報、そして最新公式情報を正確に翻訳しお届けしている『LoL Times』様を元に、パッチノートの”前段階”である「調整予告」を元にメタを予測していく、「パッチノート先取り速報」をお届けします!

また、本企画で扱うすべてのステータス用語は、公式表記ではなくコミュニティで受け入れられているアルファベット表記に準じます。

  • 攻撃力 → AD (Attack Damage)
  • 魔力 → AP (Ability Power)
  • 物理防御 → AR (Armor)
  • 魔法防御 → MR (Magic Resistance)
  • 体力 → ヘルス(Health)
  • 攻撃速度 → AS (Attack Speed)
  • 移動速度 → MS (Movement Speed)


パッチノート26.14調整内容(予定)


パッチノート26.14は日本時間2026年7月15日(水)に配信予定です。

今回のパッチは、各レーンの核心的なメタチャンピオンを強く意識したナーフ調整と、明らかなパワー不足に悩む数体のチャンピオンのパワーアップを盛り込んだ内容となっています。

システム調整も多く含むことから、さまざまなチャンピオンの影響が予想されます。主な変更点は以下の通りです。


チャンピオンバフ
  • アジール(不具合修正)
  • コーキ
  • モルデカイザー
  • ナミ
  • ユナラ

チャンピオンナーフ

  • ガレン
  • ジェイス
  • ロック
  • セナ
  • セラフィーン

システムバフ

  • ブルーバフ

システムナーフ

  • ヘクステック ロケットベルト
  • 不滅の道(「グラトナス ブーツ」のTier3ブーツ)
  • なんでも屋(「天啓」ルーン)
  • プロトプラズム ハーネス



「ベルト」と「ハーネス」――強力アイテムのナーフによる影響はいかに





今回のパッチでは特に強力な2つのアイテムがナーフされます。その性能と影響を見ていきましょう。


ヘクステック ロケットベルト:ナーフ

レシピ:フィンディッシュの古書 >> キンドルジェム
HP:300 >> 350
AP:70 >> 60
UNIQUE Active – 超音速
クールダウン:40秒 >> 50秒

プロトプラズム ハーネス:ナーフ

コスト:2500 >> 2600
UNIQUE Passive – ライフライン
HP増加:200 – 300 >> 100 – 300
HP回復:200 – 400 + (175% 増加AR) + (175% 増加MR) >> 100 – 400 + (175% 増加AR) + (175% 増加MR)


「ヘクステック ロケットベルト」(以下ベルト)はその性能からメイジの2手目/3手目として積極的に採用されているアイテムであり、現状の『ベルトメイジメタ』をけん引してきたアイテムです。

バランスチームとしても「発想としてはユニークではあるが、あまりに支配的」という認識のよう。実際、このアイテムは価格に対して性能が良すぎました。

今回の調整でメイジによる採用率は下落するほか、このアイテムを初手で向かうサイラス/ブラッドミアの動向にも注目です──彼らにとっても手痛い内容のナーフであるため、ほかのアイテムへ向かう統計上の動きが見られるかもしれません。




「プロトプラズム ハーネス」は前述の「ベルト」に比べれば、ゲーム全体での採用率が高いアイテムではありませんでした。しかしながら、平均ランク帯(アイアンIV~ゴールドI)で猛威を振るう『ナサス/シェンジャングル』のコアアイテムであり、彼らのナーフを意識した調整とのことです。

両名とも、比較的カウンタージャングルの少ないランク帯だからこそ、貧弱な序盤をやり過ごし、この非常に安価なアイテムからパワースパイクを迎えてゲームの流れを作る勝ち筋を持っていました。

……が、この規模のナーフともなれば、さすがにパフォーマンスが大きく低下することは間違いありません。




タンクサポートにも一定数採用の余地があったアイテムですが、こちらのシェア率はほぼゼロとなりそうです。

ノーチラスやレオナをプレーするときは「騎士の誓い」「ソラリのロケット」などのアイテムはすでに強力すぎるほどですから、間違ってもこちらを積むべきではありません! 今後は購入候補から外してよいでしょう。

青バフ強化でミッド/ジャングルの中盤戦に変化の兆し?





今回はかなりユニークな「洞察の青紋章」(通称「青バフ」)のバフが含まれます。内容とその影響について解説していきましょう。


洞察の青紋章:バフ

スキルヘイスト:10 >> レベルに応じて増加(レベル1/6/11で10/15/20)


「青バフ」は一昨年初めのパッチ14.1で一律10のスキルヘイストに変更されてからというもの、しばらくは『無尽蔵のマナ供給バフ』の役割を担っていました。

しかし、今回の変更予告がそのままライブサーバーに来た場合は、パッチ13.24以前の内容よりも強力な形で帰ってくることになります。


◆パッチ13.14~13.24の青バフ
レベル1 / 6 / 11 / 16 で 5 / 10 / 15 / 20 スキルヘイスト

◆パッチ14.1~パッチ26.13の青バフ
レベル一律で10スキルヘイスト

◆パッチ26.14以降の青バフ
レベル 1 / 6 / 11 で 10 / 15 / 20 スキルヘイスト


以前のレベルに応じてスケールしていた頃の「青バフ」と比べると、レベル11という非常に早い段階で20のスキルヘイストを提供することになります。

このレベルではミッド/ジャングルはロールクエストを完了し、最初のコアアイテムを完成させています。特に、ミッドレーナーに青バフを渡せた場合の戦闘力は計り知れません。

ビクターを例に挙げます。「黒炎のトーチ」「真紅のアイオニアブーツ」「至高」(「魔道」ルーン)というセットアップの場合、「青バフ」を持っているタイミングではスキルヘイストは70、クールダウンは41%も短縮されます。

QとEのクールダウンは5秒を切り、常に何かのスキルで攻撃できるような状態です。勝負の流れを決定づける中盤の戦闘で、比類なき存在感を発揮することは間違いありません。




他にもシンドラ/アーリ/サイラスなど、この高いスキルヘイストを活用できるメイジはメタ環境にそろっています。ミッドレーナーにとっては垂涎もののシステム変更といえます。


また、当然ジャングルにとっても素晴らしい変更です。最もスキルヘイストを欲するADアサシンナフィーリ/カ=ジックス/ケインらにとって、この調整で飛躍的なキャリー力の向上が見込めます。

ファームから集団戦まで、これからの「青バフ」は強力に彼らを下支えすることでしょう。




序盤はさすがに「赤バフ」の方が影響力はありますが、中盤以降、これほど強力になった「青バフ」の獲得は、チーム全体で意識すべきかもしれません。

少なくともミッド/ジャングル/サポートは戦術目標として頭の片隅に入れておくべきでしょう。それほどに強力なバフとなる見込みです。


今回の注目チャンピオン:モルデカイザー&ナミ





今回のバフ調整は小規模ですが、以下の2体は注目に値します。


モルデカイザー:バフ

-E
ダメージ:60 – 120 + (40% AP) >> 60 – 140 + (45% AP)

- R
ステータス吸収:10% >> 13%

ナミ:バフ

- E
追加ダメージ:20 – 60 + (20% AP) >> 20 – 80 + (20% AP)


モルデカイザーはEのバフもさることながら、Rのステータス吸収効果がバフされる面白い内容のバフとなっています。

Rは敵の主要ステータスを吸収し、冥界で1対1を行う効果ですが、3%もの割合上昇は彼の1対1でのポテンシャルを底上げすること間違いなし。

また、冥界でキルできれば、しばらくの間吸収したステータスを維持できる点もお忘れなく。例えば敵タンクサポートをキルすれば、彼らから奪い取ったAR/MRを使って集団戦に再突入することができます。

最近はパワー不足からやや苦戦していたチャンピオンでしたが、この調整により活躍の場が増えることでしょう。




ナミはパッチ26.11でコアアイテム(どころか運命共同体とも言える存在)だった「帝国の指令」のリワークにより、そのパフォーマンスを著しく低下させてしまいました。

2026年シーズンでは常にトップクラスの活躍を見せていたためか、今回のバフはやや控えめではあるものの、
それでもEを上げ始めてからの戦闘力が向上する点は見過ごせません。

特に現在は、彼女がパワーを大幅にブーストできる『ボットメイジ』が活躍中です。ボット両名がAPダメージとなってしまうため、ピックできるタイミングは限られるものの、ブランド/スウェインらとタッグを組んだ際のパワーは強力です。




その場合はファーストアイテムに「帝国の指令」ではなく、「フローウォータースタッフ」を選択してください。
もはや彼女にとって「帝国の指令」はいいアイテムとは言えません。システムがおすすめアイテムとして表示してしまいますが、断固として無視を決め込みましょう……!

 

まとめ


  1. 「ベルト」「ハーネス」のナーフによりメイジとナサス/シェンはビルド変更に迫られる
  2. 強烈な「青バフ」のバフは戦術を変えるかもしれない。ミッド/ジャングルの中盤パワーUP
  3. モルデカイザーにはRにユニークなバフが来て性能向上。ナミはアイテムと構成に気を付けてピックを


以上がパッチ26.14の先取り速報になります!


今回は巷で騒がれている『ボットメイジ』にはあまり調整面でふれていないことから、コミュニティからやや冷ややかな声を集めているパッチとなります。

ですが、ユナラ/コーキのバフも盛り込まれていますし、前回はアフェリオスのバフがありました。しっかりとマークスマンの性能は底上げされているので、決して『ボットメイジ』がボット環境を押しつぶしているような環境ではないと思われます。


ユナラ:バフ

- 基本ステータス
レベル毎のAD増加:2.5 >> 3

コーキ:バフ

- 基本ステータス
レベル毎のAD増加:2 >> 2.5

- R
攻撃命中時の「ミサイル」スタックのクールダウン解消:2.25秒 >> 2 – 6秒(チャンピオンレベルに応じて)


とはいえ『ボットメイジ』がメタの一角にいることもまた事実。ダメージのバランスを取るためにミッドやジャングル、あるいはサポートがADダメージの出力先になる必要も時には迫られます。

得意なチャンピオンの練度も大事ではありますが、味方のピックに柔軟に合わせていけるかが、今まで以上に重要な環境と言えるでしょう。しっかりとADとAP、それぞれのピックを練習しておきたいですね!


ここまで読んでいただきありがとうございました!
次のパッチ26.15でお会いしましょう!


パッチノート26.14概要(7月15日正式公開)



パッチノート 26.14
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/news/game-updates/patch-26-14-notes/
パッチノート|リーグ・オブ・レジェンド
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/news/tags/patch-notes/

LoL Times:https://lol-times.com/


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