【連載】VALORANT 初心者攻略指南
【VALORANTパッチノート先取り速報:9.09編】画面引き延ばし無効の代替案は!?——ゲッコー、フェイド、デッドロックなどのバグ修正
日本時間11月5日(火)、パッチノート9.09の情報がお披露目された。
今回は下記の発表内容やコミュニティーの反応などをもとに、このアップデートがどのようなものなのか解説しよう。
残念ながらネオンはナーフされません。
今パッチでは目に見える変化は非常に僅かだが、かゆいところに手が届くような細かいバグの修正が行われた。
まずは、ゲッコーのアルティメットである「スラッシュ」の仕様が僅かに変更された。これによりプレーヤーと同じ挙動でのジャンプを行えるようになる。
ゲッコーを一度でも使ったことがあるのなら、あらぬ方向へ向かってしまったり、飛び込みを外してしまったりなどをしてしまった経験はあるだろう。今後はそんな操作ミスの可能性が、少しだけ減少する……かもしれない。
デッドロックに関しては、これまたアルティメットの「アナイアレーション」の挙動が調整された。
入り組んだ地形に「アナイアレーション」を使用した時に、天井や角に掴まえた敵が引っ掛かるということは実際によくあった。この場合一定時間が経過するとアビリティーの効果が終了して、掴まえられたプレーヤーは無罪放免となる。
1vs1の展開ならまだしも、1vs 3とかの展開でこの事態がおきれば、つかまえたはずの敵がいきなり背後から飛び出してくるということもあり得る。このアップデートのおかげで、そんな悲惨な事故も防げるだろう。
フェイドは「プラウラー」のバグが修正され、若干の強化となった。
ごく稀に追跡中のプレーヤーを見失ってしまうことがあったが、それがこのアップデートでなくなることとなる。
プラウラーは本来12m/s(噛みつき時)の速度で進む。一方でプレーヤーの移動速度は、通常で5~7m/s程度。その差は約2倍、基本は壊すことがセオリーになるだろう。
上記以外にも、これらの細かいバグ修正が行われた。試合に与える影響はごくごく僅かだろうが、これらの積み重ねがゲームを快適にしてくれる。すごくありがたい限りだ。
ここで一部のプレーヤーから悲鳴が上がっているのが、「プレーヤーの視界(FOV)が引き延ばされていた不具合」の修正だ。
「カウンターストライク」シリーズの名残からか、ゲーム解像度を4:3のものに設定し、それを横に引き伸ばして表示するプレーヤーが一定数いることはご存知だろう。この方法は画面全体が横に長くなることで、敵やクロスヘアの視認性がアップして強いらしい。TenZ選手やChronicle選手が使っていたことで有名だ。
結論から言うと、この引き伸ばしが完全に無効になったわけではない。今回できなくなったのは、画面モードを「ウィンドウ」に設定する方法だけだ。この方法は、ゲームをウィンドウモードに設定し、ディスプレイの解像度を切り替えることで、簡単に引き伸ばし設定が利用できるというものだ。
そのため、グラフィックドライバーなどを利用して、フルスクリーンで引き伸ばし設定を利用している人には影響がない。どうしても引き伸ばしを使いたいという方は、こちらの方法に乗り換えることをおすすめする。
今回のパッチノートは、バグ修正がほとんどの超マイナーアップデートだ。後半に語った「引き伸ばし」の無効化には悲鳴を上げるプレーヤーはそこそこいるだろうが、先に述べたように代替案も存在するため、あまり恐れる必要はない。
9月頃に発表された動画では、次のパッチノート9.10で「フェニックス・セージ・サイファー・ゲッコーの調整」が予定されていると発表されていた。これが予定通りならば、今後のメタにも若干変化があると予想できる。
ただ一方で、「アイソ・ネオン・レイナ・レイズのアップデートで(中略)デュエリストのエコシステムはほぼ健全で多彩なものになりました」とも述べられており、ネオン含めた他のデュエリストに修正が入ることは考えにくい。
特にコンペティティブでは、ハイテンポな試合展開が主流になりつつある。このメタは当分変わりそうにはないが、今後の細かい変更と変化にも注目していきたいところだ。
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今回は下記の発表内容やコミュニティーの反応などをもとに、このアップデートがどのようなものなのか解説しよう。
— VALORANT // JAPAN (@VALORANTjp) November 5, 2024
残念ながらネオンはナーフされません。
エージェントのバグ修正により、一部アビリティーの操作性が向上
今パッチでは目に見える変化は非常に僅かだが、かゆいところに手が届くような細かいバグの修正が行われた。
まずは、ゲッコーのアルティメットである「スラッシュ」の仕様が僅かに変更された。これによりプレーヤーと同じ挙動でのジャンプを行えるようになる。
■ ゲッコー
● 「スラッシュ」が小さなジャンプを行うのに苦戦していた不具合を修正。今後はスラッシュもプレーヤーと同じようにジャンプするようになります。
● 「スラッシュ」が小さなジャンプを行うのに苦戦していた不具合を修正。今後はスラッシュもプレーヤーと同じようにジャンプするようになります。
ゲッコーを一度でも使ったことがあるのなら、あらぬ方向へ向かってしまったり、飛び込みを外してしまったりなどをしてしまった経験はあるだろう。今後はそんな操作ミスの可能性が、少しだけ減少する……かもしれない。
デッドロックに関しては、これまたアルティメットの「アナイアレーション」の挙動が調整された。
■ デッドロック
● 「アナイアレーション」で引き寄せられたプレーヤーが地形の端に引っかかることがあった不具合を修正。
● 「アナイアレーション」で引き寄せられたプレーヤーが地形の端に引っかかることがあった不具合を修正。
入り組んだ地形に「アナイアレーション」を使用した時に、天井や角に掴まえた敵が引っ掛かるということは実際によくあった。この場合一定時間が経過するとアビリティーの効果が終了して、掴まえられたプレーヤーは無罪放免となる。
1vs1の展開ならまだしも、1vs 3とかの展開でこの事態がおきれば、つかまえたはずの敵がいきなり背後から飛び出してくるということもあり得る。このアップデートのおかげで、そんな悲惨な事故も防げるだろう。
フェイドは「プラウラー」のバグが修正され、若干の強化となった。
■ フェイド
● 「プラウラー」が噛みつく際に、プレーヤーが「プラウラー」よりも速く走れていた不具合を修正。対象が視界外にテレポートしない限り、「プラウラー」が噛みつき中は対象を追跡し続けるようになりました。
● 「プラウラー」が噛みつく際に、プレーヤーが「プラウラー」よりも速く走れていた不具合を修正。対象が視界外にテレポートしない限り、「プラウラー」が噛みつき中は対象を追跡し続けるようになりました。
ごく稀に追跡中のプレーヤーを見失ってしまうことがあったが、それがこのアップデートでなくなることとなる。
プラウラーは本来12m/s(噛みつき時)の速度で進む。一方でプレーヤーの移動速度は、通常で5~7m/s程度。その差は約2倍、基本は壊すことがセオリーになるだろう。
その他のバグ修正
上記以外にも、これらの細かいバグ修正が行われた。試合に与える影響はごくごく僅かだろうが、これらの積み重ねがゲームを快適にしてくれる。すごくありがたい限りだ。
■ エージェント
● ヨルの「ディメンショナルドリフト」使用後、ノクターナム サイスの持ち方が間違っていた不具合を修正。
● アストラがサイファーの「スパイカメラ」に見られているときに、警告の効果音を受け取っていなかった不具合を修正。
● キルジョイの「タレット」を他のアビリティーや武器と切り替えると、ミニマップに「タレット」の機能停止範囲が表示されなかった不具合を修正。
● 「ヌル/コマンド」を発動しているKAY/Oに「ディメンショナルドリフト」中のヨルがインタラクトできていた不具合を修正。
● ヨルの「ディメンショナルドリフト」使用後、ノクターナム サイスの持ち方が間違っていた不具合を修正。
● アストラがサイファーの「スパイカメラ」に見られているときに、警告の効果音を受け取っていなかった不具合を修正。
● キルジョイの「タレット」を他のアビリティーや武器と切り替えると、ミニマップに「タレット」の機能停止範囲が表示されなかった不具合を修正。
● 「ヌル/コマンド」を発動しているKAY/Oに「ディメンショナルドリフト」中のヨルがインタラクトできていた不具合を修正。
■ マップ
● アビス:特定の角度で撃つと、中央の破壊可能なドアが破壊されていた不具合を修正。
● アビス:特定の角度で撃つと、中央の破壊可能なドアが破壊されていた不具合を修正。
4:3アスペクト比のプレーヤーの視界引き伸ばしが無効に
ここで一部のプレーヤーから悲鳴が上がっているのが、「プレーヤーの視界(FOV)が引き延ばされていた不具合」の修正だ。
■ ゲーム全般
● 4:3のアスペクト比でウィンドウモードを使用すると、プレーヤーの視界(FOV)が引き延ばされていた不具合を修正。
● 4:3のアスペクト比でウィンドウモードを使用すると、プレーヤーの視界(FOV)が引き延ばされていた不具合を修正。
「カウンターストライク」シリーズの名残からか、ゲーム解像度を4:3のものに設定し、それを横に引き伸ばして表示するプレーヤーが一定数いることはご存知だろう。この方法は画面全体が横に長くなることで、敵やクロスヘアの視認性がアップして強いらしい。TenZ選手やChronicle選手が使っていたことで有名だ。
結論から言うと、この引き伸ばしが完全に無効になったわけではない。今回できなくなったのは、画面モードを「ウィンドウ」に設定する方法だけだ。この方法は、ゲームをウィンドウモードに設定し、ディスプレイの解像度を切り替えることで、簡単に引き伸ばし設定が利用できるというものだ。
そのため、グラフィックドライバーなどを利用して、フルスクリーンで引き伸ばし設定を利用している人には影響がない。どうしても引き伸ばしを使いたいという方は、こちらの方法に乗り換えることをおすすめする。
まとめ
今回のパッチノートは、バグ修正がほとんどの超マイナーアップデートだ。後半に語った「引き伸ばし」の無効化には悲鳴を上げるプレーヤーはそこそこいるだろうが、先に述べたように代替案も存在するため、あまり恐れる必要はない。
9月頃に発表された動画では、次のパッチノート9.10で「フェニックス・セージ・サイファー・ゲッコーの調整」が予定されていると発表されていた。これが予定通りならば、今後のメタにも若干変化があると予想できる。
ただ一方で、「アイソ・ネオン・レイナ・レイズのアップデートで(中略)デュエリストのエコシステムはほぼ健全で多彩なものになりました」とも述べられており、ネオン含めた他のデュエリストに修正が入ることは考えにくい。
特にコンペティティブでは、ハイテンポな試合展開が主流になりつつある。このメタは当分変わりそうにはないが、今後の細かい変更と変化にも注目していきたいところだ。
© 2024 Riot Games, Inc. All Rights Reserved.
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