【連載】VALORANT 初心者攻略指南

【VALORANT 初心者攻略指南】デッドロック紹介〜ナノワイヤーで敵の居場所を突き止めろ!〜

VALORANT(ヴァロラント)』で使用できるさまざまなエージェント。今回は、2023年6月28日(水)に実装された新エージェントで、ノルウェー出身の工作員・デッドロックについて紹介していこう。

初心者のプレイヤーや、これから『VALORANT』をはじめてみようと思っている人の参考になれば幸いだ。

エージェントの種類について
エージェントは大きく分けて「コントローラー」「センチネル」「デュエリスト」「イニシエーター」の4種類のカテゴリーに分けられる。それぞれがどのような役割を得意としているのか、ここで紹介しておこう。

■コントローラー
危険なエリアを特定して、チームを勝利に導く戦略のエキスパート。相手の視界を遮ったり、行動を制限することが得意なエージェントといえる。

■センチネル
あらゆる局面において、エリアの封鎖や側面における防衛に力を発揮する守りのエキスパート。マップを監視したり、道を塞いだりするのが得意なエージェント。

■デュエリスト
アビリティーやスキルを駆使しながら、敵と素早く交戦して次々とキルを重ねていく、頼れる自己完結型アタッカー。攻撃に特化したアビリティーを得意とするため、ガンガン攻めていきたいプレイヤーにおすすめ。

■イニシエーター
戦闘エリアで交戦するメンバーをサポートすることでさまざまな戦局に対処していく。敵を気絶させたり、遠隔から攻撃したりと、デュエリストをサポートする立場として活躍する。

デッドロック[センチネル]


デッドロックは2023年6月28日(水)に配信されたEpisode7から登場したロサンゼルス出身のエージェント。ロールはセンチネルで、サイファー+セージ+フェイドのような既存エージェントを組み合わせたようなアビリティーが特徴的。索敵と移動阻止を兼ね備えたエージェントといえる。


ファーストインプレッションは運用は難しそうだなあというイメージのエージェント。アビリティーの特性を理解し、奇抜な発想で敵をほんろうできるかがキーとなりそうだ。

アビリティ紹介


ここからは、デッドロックのアビリティについて紹介していこう。

[C]グラヴィネット



【コスト:200 /ストック:1】
蜘蛛の巣のように相手を拘束するグラビティネットグレネードを投げる。発射で遠くへ、オルト発射で手前に投げることができる。壁などでバウンドし地面に着弾すると即座に効果を発揮する。

▲効果範囲は広めで即座に効果が発揮されるのが強み

グラビティネットに巻き込まれると強制的にしゃがみ状態となり、移動速度が著しく低下する。効果は6秒ほど続き、[Fキー]長押しで解除すれば約1秒でネットを外すことができる。

▲ネットに捕まれたプレイヤーは画面下部に[Fキー]の入力を促すダイアログが表示される。急ぎネットを外し、移動の制限を解除しよう

単体ではただの遅延効果にしか過ぎないが、フェイドの「シーズ」同様、ほかのエージェントのアビリティーと組み合わせることで大ダメージを与えるチャンスが生まれそうだ

ただし自身を含む味方にも効果が及ぶという点と、着弾からわずか1秒程度しかネットが展開されないという点からも適当にけん制で使うという運用は避けたいところ。相手の位置がある程度把握できている状態で使っていきたい。

[Q]ソニックセンサー



【コスト:200 /ストック:2】
ソニックセンサーを設置する。基本的に垂直の壁のみに設置可能で、床や傾斜、天井などには設置できない。効果範囲内で足音や射撃音といった音が聞こえると作動し、周囲のプレイヤーをスタンさせることができる。スパイク設置やスパイク解除といった音にも反応するので、設置やリテイク阻止にも使っていける。

▲自身や味方の足音や銃声には反応しない。あくまで敵のみに適応されるトラップだ

なお敵に使用された場合、約7m付近まで接近すると設置されたソニックセンサーを視認することができる。視認すると「ブオーーン、ブオーーン」といった動作音が聞こえるようになる。音はかなり大きいので乱戦でもしていない限りしっかりと聞こえるはずだ。

▲このように壁に張り付いている。耐久度は低く、ハンドガンでも1発で破壊できるほど。見かけたらすぐさま破壊したいところだ

また設置する場合、高さにも注意したい。効果範囲は広いようで狭く、特に高さの範囲は少なめ。あまり高い位置に設置するとしゃがみ撃ちに反応しないこともあるので気をつけよう。

動作音も大きいし範囲も微妙となると使い道が難しいんじゃないかと思われそうだが、ソニックセンサーの最大の特徴は、壁越しで発動できるポイントがあるということ。

▲設置カ所によっては効果範囲が壁越しに及ぶことも。これならば存在に気づかれてもそう簡単には壊されないだろう

▲天井スレスレに設置してソニックセンサーの位置を悟られないようにするのもアリ

ソニックセンサーはこういった相手に気づかれずに発動できるポイントを探すのがキーとなりそうだ。なお、購入フェーズ時にも設置することはできるが、ラウンド中は一度設置したソニックセンサーを回収することができない。

また動作してしまうと周囲の味方にも効果が適応されるので、混線が予想されるカ所での設置は工夫が必要そうだ。ちなみにヨルの「フェイクアウト」でも動作させることができる。ソニックセンサーは一度発動すると効果を失うため、「フェイクアウト」をオトリにするのもアリかもしれない。

[E]バリアメッシュ



【コスト:0/ストック:1】
前方にディスクを投げバリアメッシュを展開する。バリアメッシュはディスクを中心に十字に展開され、プレイヤーの移動を阻むことができる。バリアメッシュは何もしなければ約30秒間展開し続ける。

▲十字に展開される壁といった感じ。透明で見えにくいが、四隅に球体が出現するのでそちらで視認するといい

特徴はプレイヤーなどの移動のみが制限されるということ。射撃は貫通するためバリアメッシュ越しに撃ち合うことも可能だ。ちなみに、ヨルの「フェイクアウト」や、スカイの「トレイルブレイザー」といった、あくまで移動できるアビリティーにも効果を発揮するが、「ディメンショナルドリフト」や「ガイディングライト」といったアビリティーは貫通できる。

また破壊するには中央および、四隅の球体を破壊する必要があるが、中央の球体の耐久度は非常に高く、発射ボタンでの近接攻撃でも12発ヒットさせなければ破壊できない。一方で、四隅の球体はひとつ目とふたつ目は6発程度で破壊できる。

▲中央の球体を破壊すればすべてのバリアメッシュが破壊されるが、四隅の球体を破壊した場合、そのカ所のバリアメッシュしか破壊されない

レイズの「ペイント弾」がフルヒットしても破壊できないほど耐久度が高いため、エントリー阻止やスパイク解除遅延などで効果を発揮しそうだ。

▲スパイク設置後、道を塞ぐようにバリアメッシュを展開すればそれだけで大きな遅延効果となる。四隅を2カ所破壊しないとスパイクに到達できないように配置すればよりいっそうやっかいだ

▲アイスボックスにあるチューブのような細い通路に、近づかないと破壊できないように設置。バリアメッシュを破壊しようとした瞬間にソニックセンサーが作動するといったトラップをしかけても楽しそう

弾が貫通するというのを逆手に取った作戦がどのように作用するのかが楽しみなアビリティーでもある。シグネチャーアビリティでありながら、ラウンド中再使用できないのも大きな特徴のひとつ。

[X]アナイアレーション




【コスト: ULTポイント7/ストック: 1】
ナノワイヤーを発射させる。最初にヒットした敵をとらえてぐるぐる巻きにし、発動ポイントまで引き寄せられる。約9秒間引き寄せられたままの状態が続くと、問答無用で相手をキルできる。

▲映像は3倍速にしたもの。実際はじわじわと引き寄せてキルする。当然ながらぐるぐる巻きにされた相手の視界は真っ青となり、何も見えなくなる

相手のライフが満タンだろうが一撃でデスできるのは強み。ちなみにぐるぐる巻きにされた相手は自力で脱出することはできない。味方の攻撃でのみ破壊することができるので、単独行動している時には十分気をつけたい。

▲ファントムでも16発程度撃ち込まないと救出できない。複数の味方でカバーするにもその間、別の敵にやられてしまうことも考えると救出はかなり難しそうだ

また、特徴として壁や床に向かって撃つと1度だけバウンスする。曲がり角のように見えない場所から狙いを定めることもできるので、奇襲として、またスパイク解除中の敵を狙撃する形で使うのもよさそうだ。

まとめ


とにかくぶっ飛んだ性能のアビリティーが多いデッドロック。「ソニックセンサー」は自身の居場所に関係なく動作させることができるので、サイファーのような運用の仕方もできそうだ。

それでいて攻撃的な一面も持ち合わせているので、使い方次第では強気に戦えるエージェントになるのではないだろうか。

© 2023 Riot Games, Inc. Used With Permission

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