【連載】VALORANT 初心者攻略指南

【VALORANT攻略】初心者必見「メインモード「アンレート」の 基本ルールを学ぼう」

みなさん、こんにちは。
2020年6月2日にリリースされた『VALORANT』(ヴァロラント)はプレイされていますでしょうか。

基本無料の本格FPSとしてさまざまなプロ選手がプレイされている中、シンプルで奥が深いルールとして初心者の方にもオススメしたいタイトルです。

ですが、基本となるルールがわからないと、何をしていいのかわからないままゲームが進行し気がついたら試合が終わっている——。そんなことも少なくありません。

今回は少しでも試合の流れをつかみやすくするために、メインモードである「アンレート」のルールについて解説していきましょう。

「アンレート」モードについて


「アンレート」は5対5で戦うチーム戦。アタッカーとディフェンダーに分かれ、勝利条件を達成したチームが勝利となる。各陣営による勝利条件は下記の通り。いずれかの条件を満たせば勝利だ。

アタッカー
・敵を全滅させる
・スパイクを設置ポイントに設置して起動させる

ディフェンダー
・敵を全滅させる
・設置されたスパイクを解除する
・スパイクを設置させずに制限時間生き残る

▲戦場にはスパイクが設置できるポイントが2〜3カ所ある。AサイトやBサイトなどとよばれている

▲この三角の物体がスパイク。陣営がアタッカーの場合、プレイヤーのいずれかが、これをスパイク設置カ所に運ぶことになる

勝利条件を満たせば1ラウンド先取となり、先に13ラウンドを先取した方が勝ちとなる。なお、12ラウンドが経過すると攻守交代となり、13ラウンド目からはアタッカー側はディフェンダーに、ディフェンダー側はアタッカーへと陣営が変更される。

ふたつのフェーズを覚えよう


1ラウンドはふたつのフェーズによって構成されていて、ひとつは「購入フェーズ」。もうひとつが「バトルフェイズ」となっている。

購入フェーズ(30秒)

バトルフェーズ(1分40秒)

このふたつのフェーズが終了すれば次のラウンドへと進み、同じようにふたつのフェーズを繰り返していく。

所持クレジットで装備を購入する「購入フェーズ」


各プレイヤーは「クレジット」と呼ばれる所持金をやりくりして装備やアビリティーを購入することができる。購入フェーズはこれらの装備品を購入する時間と考えていい。どの武器を買えばいいのかわからない場合は、クセがなく使いやすいサブマシンやライフルを選んでおくといい。

▲[B]キーで購入画面を表示できる。間違って購入してまった場合は右クリックで売却できる。同額で買いとってもらえるので心配無用

なお、購入した武器は戦闘不能にならない限り次ラウンドに持ち越せる。弾数も復活しているので、生き残ることは非常に大切だ。また、購入したアビリティーは、使用しなければ次ラウンドに持ち越せる。

クレジットの増やし方

クレジットの初期値は800。以降は条件を満たして次ラウンドに進むことで増やすことができる。なお敵を倒さなくても自動的にクレジットは増えていくので、無理をして倒す必要はない。

勝利:3000
敗北:1900
敵を倒す:200
スパイクを設置:300
連敗:500〜1000

おもしろい点は連敗するとボーナスが加算される点。実力差が多い相手にも救済措置がとられているのだ。また、スパイクの設置は勝敗にかかわらず設置した瞬間にボーナス確定となる。タイムオーバーになったあとでも効果はあるのでとりあえず設置を心がけよう。

ちなみに攻守が交代になる際、所持クレジットや装備がリセットされる。交代前最終ラウンドでは所持クレジットを使い果たす勢いで装備を購入しよう。

アーマーを買っておこう


アーマーはダメージを守る防具。「ライトシールド」と「ヘヴィシールド」の2種類があり、それぞれ耐久度が異なる。

▲「ライトシールド」は25ダメージを吸収。「ヘヴィシールド」は50ダメージを吸収できる

プレイヤーの体力は一律100となっており、アーマーを装備することで125ないし150まで底上げできる。装備することで生存率が高まることになるので、お金に余裕があるなら「ヘヴィシールド」を購入しておきたい。

購入フェーズの移動領域

購入フェーズ時もある程度進軍することが可能。移動できる範囲はミニマップに表示されている。

▲ミニマップに表示される青いラインが自軍の移動領域。赤いラインが敵軍の移動領域を示している。画像のようにお互いが非常に近いところまで接近できる場所もあるのだ

購入フェーズ時にある程度陣形を整えておき、アタッカーは素早くスパイク設置カ所へ、ディフェンダーは向かってくるアタッカーを迎え撃つポイントで待機しておくのがポイントだ。

協力して勝利へと導け!「バトルフェイズ」


バトルフェイズでは、勝利条件を満たすために各々が戦場で戦うフェーズ。前衛として先陣を切るのもよし、身を潜め敵を迎え撃つもよし。まずは自分のバトルスタイルに合った立ち回りで試合を楽しんでいこう。

アタッカー陣営だった場合、スパイクを持っているプレイヤーと協力してスパイク設置カ所へと向かおう。設置カ所は2〜3カ所あるので、よくわからない場合は、どちらか人数の多い方についていくといいぞ。

一方、ディフェンダー陣営だった場合、スパイク設置カ所を見張り向かってくる敵を待ち構える。広場にぽつんと立ち止まるのではなく、壁の裏側で待ち構えたり、高台の上から見張るように待機してみよう。

▲AIM(照準を敵に合わせる)が苦手な人は敵に見つからないよう物陰に隠れたり、味方と足並みをそろえて進むといいだろう

基本は歩く!足音を立てずに進軍しよう


FPSは基本「かくれんぼ」と同じ。目立つ行動を取れば相手に「自分はここにいますよ!」とアピールしているのと変わらない。特に足音は索敵における重要な情報源となっている。

ドタバタと走り回るのではなく、歩きやしゃがみ移動を活用して、敵に察知されないようにしよう。

▲基本的に歩きやしゃがみ移動は足音がしないため、相手に気づかれにくい。あからさまに敵がいない場所での移動や、急いで救援に向かわなければいけない時以外は走るのを控えよう

逆に足音を聞き分けるというのは索敵において重要なポイント。イヤホンやヘッドフォンならば、音の出所がわかりやすくなるのでオススメ。

武器による移動速度の変化

武器は近接武器(ナイフ)、メイン武器、サブ武器の3種類に分かれるのだが、もっとも移動速度が速いのは近接武器となっている。逆に重量のあるメイン武器は移動速度遅くなってしまう。急いで移動したいときは近接武器に持ち替えよう。

▲武器の種類によっても移動速度は変化する。見るからに重そうな武器を装備している間はのっそり移動するぞ

照準は自分の目!一定の高さをキープして進もう


プレイヤーが操作するエージェントの身長は一律して同じなため、移動する際は目の前に敵がいるイメージで照準をあわせておくといい。

歩きながら照準が地面を示していると、敵を発見した際に照準を合わせるまでに、より細かい操作を強いられてしまう。ある程度頭の高さに照準を合わせておけば、とっさの撃ち合いの時にも反応しやすいのでオススメだ。

▲高台に潜んでいる場合もあるので一概には言えないが、敵が真正面にいたら頭はこの辺とイメージしておけば、角から急に飛び出してきた敵にも射撃しやすい

▲曲がり角の高台に敵がいる気配を感じたら、あらかじめ照準を高台の位置に合わせておき、横移動でちら見してみよう。敵がいた場合すぐに射撃できるようにしておくことがポイントだ

オーブを回収して強力なアルティメットスキルを発動しよう


戦場のさまざまな場所に配置されている黒いオーブは、近づいて[F]キーを入力することで回収できる。回収することでULTポイント(アルティメットポイント)が溜まる。

▲オーブを回収している音も周囲に気づかれてしまう。回収するときは周囲に気を配ろう

ULTポイントを一定数溜めることで、強力なアルティメットスキルが発動できるようになる。なお、ULTポイントは敵を倒した際や、敵に倒された際にも獲得できる。

▲画面下部のスキル一覧のうち一番右がアルティメットスキル。◇のアイコンは必要なULTポイントを示していて、ポイントを獲得すると緑に点灯する

撃たれたポイントを覚えよう


敵に撃たれて戦闘不能になってしまった場合、相手がどこから撃ってきたのかを覚えておくことは重要。次のラウンドでまたその場所にいるかもしれないし、いなかったとしても注意するポイントとして記憶しておくことが大切。

▲あそこに見張ってる敵をどうやったら先に攻撃を仕掛けられるだろうという風に新たな戦術を考えたり、ここは危険だから通らないようにしようとか別のルートを考えたりと、負けたときに得られる情報は多い

相手の意表を突いた立ち回りを考えよう


撃ち合いに勝てないし、すぐ死ぬし、つまらない!
はじめたばかりの人が通る道のひとつ。そういうときは立ち回りで有利を取ることも重要。

▲高台に乗るのはオーソドックスな奇襲のひとつ。高い位置に移動できるアビリティーを持つジェットやオーメン、レイズなどを使って通常では登れない高台で見張ってみよう

自分がディフェンダー側だった場合は、自分がアタッカーだった場合こういう風に動くという風に、「自分だったらこう動く!」というのをイメージして敵の行動を先読みするのも手。

▲身を潜めて背後からバーン!相手の意表を突いて勝利を勝ち取ろう

撃ち合うだけが戦術じゃない!味方とのコミュニケーションを取ろう


敵が倒せなくてしょんぼりしているだけはもったいない。敵を見つけたら「通知」をしてほかの味方に救援をもとめよう。[Z]キーを入力し続けると通知ホイールが表示される。敵を見つけたら上部に表示される「注意せよ」のメッセージを表示させよう。通知が成功すれば味方プレイヤー上のミニマップに表示されるぞ。

▲[M]キーでマップを表示させれば、より正確な位置に通知を出すことができる。覚えておいて損はないテクニックだ

設定で「注意せよ」の通知だけでも特定のキーに設定して、ワンボタンで通知できるように設定しておくのも手だぞ。

なお、敵を発見すると「敵を発見した」という台詞で味方にアナウンスするのだが、これはプレイヤーが敵を発見すると自動でアナウンスしてくれる。自身のPCからは音声はでないのだが、味方にはしっかり伝わっているので心配無用だ。

▲「敵を発見した」というアナウンスのあとは、一定時間ミニマップに発見した敵が表示される。味方はこれを頼りに進軍を進めよう

持っているだけではもったいない!シグネチャー・アビリティーは使いまくろう


[E]キーで使用できるアビリティーは「シグネチャー・アビリティー」と言い、ラウンド開始直後にストックされる。いわば毎ラウンド使える専用の装備といっても過言ではないのだ。

▲エージェント選択画面で、シグネチャー・アビリティーがどのような効果があるかを確認し、試しに戦場で使ってみるだけでもいい練習になるぞ

画面に表示されている情報をしっかり読み取ろう


画面にはさまざまな情報が表示されている。知っていおいて損はないので、ここで内容を把握しておこう。



①チームメンバー表示
自陣、敵陣のチームメンバーが表示される。アタッカーの場合スパイクを持っているプレイヤーも確認できる。戦闘中は味方の体力も表示され、戦闘不能になるとアイコンが消える。

②制限時間
残り時間を表示。スパイクが設置されると時間のしたにスパイクが表示される。

③ミニマップ
戦場を俯瞰で見たマップが表示される。現在いる場所の名称はミニマップの下部に表示。味方の位置や発見された敵などが表示される。

④体力
プレイヤーの体力を示している。0になると戦闘不能となる。アーマーを装備中は左側にアーマーの耐久度が表示される。

⑤アビリティー
使用できるアビリティーが表示される。使用可能なアビリティは緑色に点灯している。

⑥弾数
現在装備している武器の弾数を表示。左がリロードせずに撃てる弾数で、右が総弾数となっている。

⑦所持クレジット
現在所持しているクレジットの値。ラウンド開始直後には入手したクレジットの内容を確認できる。

⑧キルログ
誰が戦闘不能になったとき、誰が誰に倒されたかが一時的に表示される。

バトルレポート
自分が倒された際、誰にどの武器で倒されたのかがこの辺りに表示される。こちら側もダメージを与えてた場合、どれだけのダメージをどの部位に当てていたかも確認できる。


まとめ


いかがでしたでしょうか。
『VALORANT』はじめてみたいけど、ルールがよくわからないという人に向けた記事を書いてみました。

戦闘中にはあれこれ覚えられないという人は、「カスタムゲーム」で「チート」をオンにしてプレイしてみるのも手です。

▲カスタムルームを作成してひとりでプレイを開始。その後[ESC]キーで表示されるメニュー内の「チート」から「対戦タイマー一時停止」をオンにすれば、好きなだけマップを探索できます

好きなマップをひとりで心ゆくまで探索できるので、マップを覚えるのに最適。どことどこが繋がっているのかとか、ここは強ポジになりそうだなあとか、いろいろイメージできると思います。

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公式サイト:https://playvalorant.com/ja-jp/
公式Twitter:https://twitter.com/valorantjp
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