【連載】VALORANT 初心者攻略指南
【VALORANT初心者攻略指南】新マップ紹介!3つのサイトと多彩な新ギミックが特徴的な第9のマップ「ロータス」

- 花咲く都//ロータス
- 新たに登場した3つのギミック
- ふたつの新ギミックで相手を惑わせ! Aサイトへ通じるAロビー~Aメイン、Aツリー
- 囲まれ注意! Bサイトへ通じるBピラー〜Bメイン
- 高低差を生かして立ち回れ! Cサイトへ通じるCロビー〜Cメイン
- それぞれ特徴的な3カ所のスパイク設置ポイント
- 「ロータス」ならではの戦術
- デベロッパーコメントシート
- まとめ
2023年1月11日(水)からスタートする『VALORANT』(ヴァロラント)のEpisode 6 Act1から追加される新マップ「ロータス」。
今回はそんな新マップを先行プレイすることができたので、マップの全体像や特徴を詳しくみていこう。

2023年1月11日(水)からゲームに追加される新マップ「ロータス」は、古代の雰囲気をテーマにインドの建築物からインスパイアを受けて制作されたマップ。「ロータス」とは日本語で「ハス」のことでインドの国花になっている。
マップの大きな特徴はスパイクを設置できるサイトがA、B、Cの3カ所存在する、いわゆる3サイトマップという点。この3サイトマップは既存マップである「ヘイヴン」以来ふたつ目となる。



使い方次第では戦況を変えることもあるギミック。新マップの「ロータス」では3つの新たなギミックが追加され、それを生かした立ち回りや駆け引きが勝負を左右することになるだろう。そんな新ギミックをそれぞれ紹介していこう。

マップ内のBメインとCマウンド間、AがれきとAツリー間の2カ所に設置されている回転扉は[Fキー]でスイッチを押すと180度回転する。


回転扉は試合中何度でも作動できるが、回転時の音がかなり大きいため注意が必要。素早いローテーションやフェイクで回転音だけ出すなど、「バインド」のテレポーターに似た使い方になることが予想される。

AメインとAリンクの間に設置されているハスの花が描かれている壁はダメージを与えることで破壊できる。ここを破壊することでAサイトとBサイト間の移動を素早く行えるようになるが、警戒しなければいけないポイントが増えてしまうため、状況によって破壊するかの判断を決めたほうが良さそうだ。

攻め側から見てAサイトの奥にあるのが着地音のしない坂道。坂道とはいっても下からアビリティーなしで上ることはできず。また勢いを殺して下りないと音が鳴ってしまうので注意が必要だ。

ふたつの新ギミックで相手を惑わせ!
Aサイトへ向かう道はAロビーからAがれきを通り、AメインまたはAツリーへと抜ける2本のルートがある。


Aサイトを攻める時にまず抑えるのがAメインだ。ここを抑えることでBサイトへのローテーションも視野に入れることが可能だ。

なお、Aツリーへと抜ける場合は新ギミックの「回転扉」を通らなければならない。AメインからAサイトにエントリーはできるものの、射線を増やす意味でもAツリー抜けは重要になってくるだろう。


囲まれ注意!
Bサイトへ向かう道はBメインからの正面突破と新ギミックを生かしたAリンクからのルートがある。他サイトと比べてシンプルな作りになっているので普段通りの攻め方でも通用しそうだ。

ひとつ注意点があるとすればBメインまで前線を上げた際、C扉から敵が来た場合の逃げ道が少ない点だ。そのため、Cマウンドを抑えるか、セージの「バリアオーブ」などで遮蔽を作る必要が出てくるだろう。
一方、ディフェンダーは詰めすぎずにBメインからピークするのが得策だろう。

高低差を生かして立ち回れ!
Cサイトへ向かう道はCマウンドを通過する必要がある。Cリンクから回るルートもあるが、Bサイトを通過しないといけないため、初動での動きはCメイン攻めになるだろう。

Cマウンドの奥、C扉の横には木箱が設置されており、裏に隠れることも可能。

基本的に最初はCマウンドでの戦闘が想定される。しかしCのサイト内は遮蔽も多く、かなり守りやすい地形になっているため、ディフェンダーサイドはCマウンドでは無理をせずにサイト内に引くことも視野に入れて戦うのが重要だ。
続けて3カ所のスパイク設置ポイントを紹介していこう。
Aサイトはサイト内のほとんどがスパイク設置ポイントとなっており、サイト中央付近に中が通れる小屋が存在するシンプルな作りだ。そのため、エントリーさえできてしまえば強引に設置を通すことも難しくはなさそうだ。


おすすめの設置ポイントは「Aサイト」手前の木箱と小屋の角だ。

ただし、後方には新ギミックの「壊せる壁」があるため、常に警戒しておく必要がある。
Cリンク、Aアッパーと警戒すべき場所が多いBサイトだが、高低差ゆえの死角も生まれやすいのが特徴。そのため、味方とうまく連携を取って射線管理ができれば設置もそう難しくはないだろう。

設置ポイントの例として、アタッカーサイドから見てサイト左にある木箱の前にオープ設置するのがおすすめ。設置するのは難しいものの、引きで守ることができるため、解除阻止はしやすい。しかし先述したようにC扉の警戒はつきものになってくる。

若干の段差や弾を遮れる壁などがあるのがCサイトだ。「ロータス」で一番攻めづらいサイトと言っても過言ではないが、逆も然り。設置が通ればリテイクも難しくなるだろう。

設置ポイントとして奥の木箱横は使う機会も多くなるだろう。サイト奥のため設置難易度は高いが、通れば比較的安全な場所から複数射線を通して解除阻止することが可能だ。


これまで新マップ「ロータス」のマップ構造について紹介してきたが、料理の鍵を握るのはやはり新ギミックだろう。特にC扉〜BメインとAリンク〜Aメインは攻めの選択肢を狭めないためにも相手に取らせたくないエリアだ。
サイファーの「トラップワイヤー」やキルジョイ「アラームボット」など、センチネルが活躍する場が多くあるかもしれない。
最後にデベロッパーのコメントを紹介しよう。
——「ロータス」をデザインする際に目標としたことは何ですか?
Joe Lansford(レベルデザイナー):3サイトというフォーマットは1マップ限りのものではないこと示すため、新たな3サイトマップをデザインしました。それに加え、攻守両方のチームが柔軟に動きやすいマップを作ることも目標でした。

——「ロータス」をデザインするにあたって、何からインスピレーションを得ましたか?また、このマップで伝えたい重要なコンセプトは何ですか?
Joe Lansford(レベルデザイナー):インドの伝統的な建築要素やロケーションからインスピレーションを得ました。建築要素としては、階段井戸、岩を切り出した建築、ドラヴィダ様式など、ロケーションとしては、バダミの石窟寺院群、エローラ石窟群、ラーニー・キ・ヴァーヴなどが例として挙げられます。
Brian Yam(アートリード、コンセプト):このマップのコンセプト面を考えていたとき、これまでのマップでは表現されていなかった幻想的で謎めいた要素を突き詰めていきたいと思いました。
「ロータス」にはキングダムの影響が及んでいないため、より幻想的なビジュアルを追求できる自由がありました。テーマとして考えていたのは、大冒険、時の中に埋もれし謎、古代の遺跡といったものです。『インディー・ジョーンズ』もインスピレーションのひとつです。神秘的な古代の雰囲気が感じられるため、岩を切り出した建築がビジュアルとして最高に魅力的だと思いました。

また、現行マップの多くは都会的な雰囲気があり、現代的な建築様式に基づいているので、これまでとは違う新たな方向性を示すことができます。マップの場所はインドの西ガーツ山脈に定め、ビジュアルの方向性や建築様式を模索しました。
それにぴったりとマッチしたのが、「エローラ石窟群」やドラヴィダ様式を参考にした岩を切り出した建築です。このマップのビジュアル面での仕掛けは、建造物の内部に存在するレディアナイトの遺物です。マップの中央にある巨大に変異した蓮(ロータス)は、そういった遺物のひとつです。

例えば遺物には、古代の住人が石扉を回転させるための動力としてそれを使用していたことが示唆されるものがあります。また、ここで私たちは変異した植物がレディアナイトから得るエネルギーをどのように貯蔵し、人々がどのようにそれを活用していたのかということを考え始めました。その時代に作り出されたレディアナイトの「ルート・サーキット(回路)」やレディアナイトの蓮の葉のパネルなどのコンセプトを試してみると、これが先進的な見た目でありながら、遺物が作られた時代にもマッチする興味深いビジュアル要素を生み出してくれました。

ビジュアル面での体験としては、『インディー・ジョーンズ』を彷彿させる瞬間をプレイヤーの方々に楽しんでいただけるとうれしいです。例えば、Cサイトに進むと岩を切り出した洞窟が現れます。陽光が洞窟の上部から差し込んでいるのを見ると、不思議な感動を覚え、失われた都市を探検しているという感覚に陥るでしょう。
——「ロータス」をデザインした際の、予期せぬ課題や特筆すべきエピソードはありますか?
Joe Lansford(レベルデザイナー):ロータスをデザインする際、当初は宇宙ステーションを思い描き、マップの広いエリアを遮断するエアロックのメカニクスを導入しようと考えていました。これがそれほど面白いものではないとわかったため、このアイデアはお蔵入りになり、現在の方向性にシフトしました。

今回は先行プレイのレポートもかねて新マップ「ロータス」について紹介してきた。これで配信マップは9つとなり、マップローテーションについてもさらに話題が増えることになるだろう。
またマップのあちこちにハスの花をイメージした壁画を見ることができる。カスタムマッチでマップを探索してみるのもひとつの手だ。

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VALORANT:https://playvalorant.com/ja-jp/
Twitter:https://twitter.com/VALORANTjp
今回はそんな新マップを先行プレイすることができたので、マップの全体像や特徴を詳しくみていこう。

花咲く都//ロータス
2023年1月11日(水)からゲームに追加される新マップ「ロータス」は、古代の雰囲気をテーマにインドの建築物からインスパイアを受けて制作されたマップ。「ロータス」とは日本語で「ハス」のことでインドの国花になっている。
マップの大きな特徴はスパイクを設置できるサイトがA、B、Cの3カ所存在する、いわゆる3サイトマップという点。この3サイトマップは既存マップである「ヘイヴン」以来ふたつ目となる。

▲購入フェーズ時の境界線とオーブの位置

▲上空から見たマップの全体像

▲Bサイトの上を見渡すとマップの象徴ともいえるハスの花を見ることができる
新たに登場した3つのギミック
使い方次第では戦況を変えることもあるギミック。新マップの「ロータス」では3つの新たなギミックが追加され、それを生かした立ち回りや駆け引きが勝負を左右することになるだろう。そんな新ギミックをそれぞれ紹介していこう。
スイッチを押すと起動する「回転扉」

マップ内のBメインとCマウンド間、AがれきとAツリー間の2カ所に設置されている回転扉は[Fキー]でスイッチを押すと180度回転する。

▲BメインとCマウンドの間にある回転扉(Bメイン視点)

▲AがれきとAツリー間にある回転扉(Aがれき視点)
回転扉は試合中何度でも作動できるが、回転時の音がかなり大きいため注意が必要。素早いローテーションやフェイクで回転音だけ出すなど、「バインド」のテレポーターに似た使い方になることが予想される。
ダメージを与えて破壊可能な「壁」

AメインとAリンクの間に設置されているハスの花が描かれている壁はダメージを与えることで破壊できる。ここを破壊することでAサイトとBサイト間の移動を素早く行えるようになるが、警戒しなければいけないポイントが増えてしまうため、状況によって破壊するかの判断を決めたほうが良さそうだ。
着地音のしない特殊な「坂道」

攻め側から見てAサイトの奥にあるのが着地音のしない坂道。坂道とはいっても下からアビリティーなしで上ることはできず。また勢いを殺して下りないと音が鳴ってしまうので注意が必要だ。

▲AトップとAドロップをつなぐ坂道。着地音を消すことができれば居場所をかく乱できそうだ
ふたつの新ギミックで相手を惑わせ!
Aサイトへ通じるAロビー~Aメイン、Aツリー
Aサイトへ向かう道はAロビーからAがれきを通り、AメインまたはAツリーへと抜ける2本のルートがある。

▲Aがれきの全体画像。Aを攻める際はまず初めにここで戦闘が行われることになりそうだ

▲Aがれき~A階段は直線で長距離の射線が通せるため、オペレータのピークに警戒したい
Aサイトを攻める時にまず抑えるのがAメインだ。ここを抑えることでBサイトへのローテーションも視野に入れることが可能だ。

▲AメインからAサイトをのぞいた視点。左の木箱は弾が貫通するので注意しよう
なお、Aツリーへと抜ける場合は新ギミックの「回転扉」を通らなければならない。AメインからAサイトにエントリーはできるものの、射線を増やす意味でもAツリー抜けは重要になってくるだろう。

▲Aツリーの様子。画像左の木の裏に隠れるスペースがあるため、アビリティーなどを使ってクリアリングする必要がありそうだ

▲ディフェンダーサイドからはAルートの岩が壁抜きできることを覚えておくと有利に撃ち合えるだろう
囲まれ注意!
Bサイトへ通じるBピラー〜Bメイン
Bサイトへ向かう道はBメインからの正面突破と新ギミックを生かしたAリンクからのルートがある。他サイトと比べてシンプルな作りになっているので普段通りの攻め方でも通用しそうだ。

▲Bピラー~Bメインの全体像。画像内にある木箱は壁抜き可能だ
ひとつ注意点があるとすればBメインまで前線を上げた際、C扉から敵が来た場合の逃げ道が少ない点だ。そのため、Cマウンドを抑えるか、セージの「バリアオーブ」などで遮蔽を作る必要が出てくるだろう。
セージのバリアオーブは回転扉の可動域に注意!
セージの「バリアオーブ」は扉の回転によって破壊されてしまう。回転扉付近で発動する際は、扉の可動域である地面の半円より外側に設置しよう。

セージの「バリアオーブ」は扉の回転によって破壊されてしまう。回転扉付近で発動する際は、扉の可動域である地面の半円より外側に設置しよう。

▲せっかく道を塞いでも、回転扉を作動するとあっさり壊されてしまう
一方、ディフェンダーは詰めすぎずにBメインからピークするのが得策だろう。

▲Bピラーはクリアリングすべき場所が多いため詰めすぎには注意しよう!
高低差を生かして立ち回れ!
Cサイトへ通じるCロビー〜Cメイン
Cサイトへ向かう道はCマウンドを通過する必要がある。Cリンクから回るルートもあるが、Bサイトを通過しないといけないため、初動での動きはCメイン攻めになるだろう。

▲Cロビー~Cマウンドの全体像
Cマウンドの奥、C扉の横には木箱が設置されており、裏に隠れることも可能。

▲この木箱裏はクリアリングしておきたいポイント。ただし身体でピークするとCサイトからの斜線が通ってしまう点に気をつけたい
基本的に最初はCマウンドでの戦闘が想定される。しかしCのサイト内は遮蔽も多く、かなり守りやすい地形になっているため、ディフェンダーサイドはCマウンドでは無理をせずにサイト内に引くことも視野に入れて戦うのが重要だ。
それぞれ特徴的な3カ所のスパイク設置ポイント
続けて3カ所のスパイク設置ポイントを紹介していこう。
サイト内のほとんどに設置可能なAサイト
Aサイトはサイト内のほとんどがスパイク設置ポイントとなっており、サイト中央付近に中が通れる小屋が存在するシンプルな作りだ。そのため、エントリーさえできてしまえば強引に設置を通すことも難しくはなさそうだ。

▲白い線で囲まれている部分がスパイク設置ポイント

▲サイト内の小屋にある壁は、弾が貫通するため壁抜きに気をつけよう
おすすめの設置ポイントは「Aサイト」手前の木箱と小屋の角だ。

▲ここに設置すればAメインからの斜線が通せるため、スパイク解除を阻止しやすい
ただし、後方には新ギミックの「壊せる壁」があるため、常に警戒しておく必要がある。
高低差が特徴的なBサイト
Cリンク、Aアッパーと警戒すべき場所が多いBサイトだが、高低差ゆえの死角も生まれやすいのが特徴。そのため、味方とうまく連携を取って射線管理ができれば設置もそう難しくはないだろう。

▲白い線で囲まれている部分がスパイク設置ポイント
設置ポイントの例として、アタッカーサイドから見てサイト左にある木箱の前にオープ設置するのがおすすめ。設置するのは難しいものの、引きで守ることができるため、解除阻止はしやすい。しかし先述したようにC扉の警戒はつきものになってくる。

▲オープン設置は射線管理がしやすく比較的安全に解除阻止ができる
遮蔽を利用して設置可能なCサイト
若干の段差や弾を遮れる壁などがあるのがCサイトだ。「ロータス」で一番攻めづらいサイトと言っても過言ではないが、逆も然り。設置が通ればリテイクも難しくなるだろう。

▲白い線で囲まれている部分がスパイク設置ポイント
設置ポイントとして奥の木箱横は使う機会も多くなるだろう。サイト奥のため設置難易度は高いが、通れば比較的安全な場所から複数射線を通して解除阻止することが可能だ。

▲Cメインからの射線

▲Cベントからの射線
「ロータス」ならではの戦術
これまで新マップ「ロータス」のマップ構造について紹介してきたが、料理の鍵を握るのはやはり新ギミックだろう。特にC扉〜BメインとAリンク〜Aメインは攻めの選択肢を狭めないためにも相手に取らせたくないエリアだ。
サイファーの「トラップワイヤー」やキルジョイ「アラームボット」など、センチネルが活躍する場が多くあるかもしれない。
デベロッパーコメントシート
最後にデベロッパーのコメントを紹介しよう。
——「ロータス」をデザインする際に目標としたことは何ですか?
Joe Lansford(レベルデザイナー):3サイトというフォーマットは1マップ限りのものではないこと示すため、新たな3サイトマップをデザインしました。それに加え、攻守両方のチームが柔軟に動きやすいマップを作ることも目標でした。

——「ロータス」をデザインするにあたって、何からインスピレーションを得ましたか?また、このマップで伝えたい重要なコンセプトは何ですか?
Joe Lansford(レベルデザイナー):インドの伝統的な建築要素やロケーションからインスピレーションを得ました。建築要素としては、階段井戸、岩を切り出した建築、ドラヴィダ様式など、ロケーションとしては、バダミの石窟寺院群、エローラ石窟群、ラーニー・キ・ヴァーヴなどが例として挙げられます。
Brian Yam(アートリード、コンセプト):このマップのコンセプト面を考えていたとき、これまでのマップでは表現されていなかった幻想的で謎めいた要素を突き詰めていきたいと思いました。
「ロータス」にはキングダムの影響が及んでいないため、より幻想的なビジュアルを追求できる自由がありました。テーマとして考えていたのは、大冒険、時の中に埋もれし謎、古代の遺跡といったものです。『インディー・ジョーンズ』もインスピレーションのひとつです。神秘的な古代の雰囲気が感じられるため、岩を切り出した建築がビジュアルとして最高に魅力的だと思いました。

また、現行マップの多くは都会的な雰囲気があり、現代的な建築様式に基づいているので、これまでとは違う新たな方向性を示すことができます。マップの場所はインドの西ガーツ山脈に定め、ビジュアルの方向性や建築様式を模索しました。
それにぴったりとマッチしたのが、「エローラ石窟群」やドラヴィダ様式を参考にした岩を切り出した建築です。このマップのビジュアル面での仕掛けは、建造物の内部に存在するレディアナイトの遺物です。マップの中央にある巨大に変異した蓮(ロータス)は、そういった遺物のひとつです。

例えば遺物には、古代の住人が石扉を回転させるための動力としてそれを使用していたことが示唆されるものがあります。また、ここで私たちは変異した植物がレディアナイトから得るエネルギーをどのように貯蔵し、人々がどのようにそれを活用していたのかということを考え始めました。その時代に作り出されたレディアナイトの「ルート・サーキット(回路)」やレディアナイトの蓮の葉のパネルなどのコンセプトを試してみると、これが先進的な見た目でありながら、遺物が作られた時代にもマッチする興味深いビジュアル要素を生み出してくれました。

ビジュアル面での体験としては、『インディー・ジョーンズ』を彷彿させる瞬間をプレイヤーの方々に楽しんでいただけるとうれしいです。例えば、Cサイトに進むと岩を切り出した洞窟が現れます。陽光が洞窟の上部から差し込んでいるのを見ると、不思議な感動を覚え、失われた都市を探検しているという感覚に陥るでしょう。
——「ロータス」をデザインした際の、予期せぬ課題や特筆すべきエピソードはありますか?
Joe Lansford(レベルデザイナー):ロータスをデザインする際、当初は宇宙ステーションを思い描き、マップの広いエリアを遮断するエアロックのメカニクスを導入しようと考えていました。これがそれほど面白いものではないとわかったため、このアイデアはお蔵入りになり、現在の方向性にシフトしました。

まとめ
今回は先行プレイのレポートもかねて新マップ「ロータス」について紹介してきた。これで配信マップは9つとなり、マップローテーションについてもさらに話題が増えることになるだろう。
またマップのあちこちにハスの花をイメージした壁画を見ることができる。カスタムマッチでマップを探索してみるのもひとつの手だ。

▲インドらしい像の壁画まで!
© 2020 Riot Games, Inc. All Rights Reserved
VALORANT:https://playvalorant.com/ja-jp/
Twitter:https://twitter.com/VALORANTjp
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