【連載】VALORANT 初心者攻略指南

【VALORANT 新エージェント】キルジョイ紹介 〜 発明兵器で敵を殲滅する 〜

VALORANT』(ヴァロラント)で使用できるさまざまなエージェント。今回は、発明兵器で敵を殲滅するキルジョイについて紹介していこう。

初心者のプレイヤーや、これから『VALORANT』をはじめてみようと思っている人の参考になれば幸いだ。

エージェントの種類について

エージェントは大きく分けて、コントローラー、センチネル、デュエリスト、イニシエーターの4種類のカテゴリーに分けられる。それぞれがどのような役割を得意としているのか、ここで紹介しておこう。

■コントローラー
危険なエリアを特定して、チームを勝利に導く戦略のエキスパート。相手の視界を遮ったり、行動を制限することが得意なエージェントといえる。

■センチネル
あらゆる局面において、エリアの封鎖や側面における防衛に力を発揮する守りのエキスパート。マップを監視したり、道を塞いだりするのが得意なエージェント。

■デュエリスト
アビリティーやスキルを駆使しながら、敵と素早く交戦して次々とキルを重ねていく、頼れる自己完結型アタッカー。攻撃に特化したアビリティーを得意とするため、ガンガン攻めていきたいプレイヤーにおすすめ。

■イニシエーター
戦闘エリアで交戦するメンバーをサポートすることでさまざまな戦局に対処していく。敵を気絶させたり、遠隔から攻撃したりと、デュエリストをサポートする立場として活躍する。


キルジョイ[センチネル]


キルジョイはボットやタレットといった発明兵器を扱うエージェント。索敵をしたり、敵に攻撃を仕掛けたりと、遠隔から敵に対してアクションを起こすことができる。2020年8月5日(水)にリリースされた「Act 2」で追加されたエージェントだ。

▲ビビットカラーでカラフルなエージェント。設置型のアビリティーを得意とする

▲「アラームボット」や「タレット」といった設置型のアビリティは、装置から40m以上離れると停止する。再び40m以内に進入すれば再起動する。装置が停止、起動する際は画面中央にゲージが表示される

サイファーのような索敵要素を持ちつつも、攻撃もサポートできるエージェントといった立ち位置。敵の索敵しつつ、攻撃を仕掛け戦闘を有利に運んでいこう。

アビリティー紹介


ここからは、キルジョイのアビリティーを紹介していこう。

[C]ナノスワーム



【コスト:200/ストック:2】
ナノスワームを構え、前方に向かって放り投げる。ナノスワームは地面に着地すると透明になり、ナノスワームに照準を合わせて[F]キーで発動。発動後はナノボットの群れが出現し、約5秒間周囲に連続ダメージを与え続ける。


左クリックで遠くへ、右クリックで近くに投擲する。範囲内にいると連続でダメージを与えることができ、1秒間に45のダメージを与え続ける。

▲設置後は透明になるが、ある程度近づくとノイズ音とともに、赤く光ったナノスワームを発見できる。射撃で簡単に破壊できるので、見つけたら破壊しておきたい

放物線を描きながら飛んでいくので、上空へ投擲すればかなり遠くまで飛ばすことができる。また、壁越しでも起動できるので、離れた位置から遠くの強ポジを狙うといった使い方もできそうだ。

自身はもちろん、味方にもダメージを与えてしまうので起爆の際は周囲の味方にも注意しよう。なお、高所にも設置できるが下方向には攻撃判定がでないようだ。

現状では、スパイク設置カ所にあらかじめ設置しておき、ディフェンダーがスパイクを解除しようとしたところで起動させて解除を妨げるという使い方が強力。周辺に2カ所設置しておくだけで、長時間解除を妨げられるので、非常に脅威ではある。

[Q]アラームボット



【コスト:200/ストック:1】

偵察用のボットを設置する。設置したボットは透明になり、一定距離内に敵が進入すると自動で起動。敵を追尾して爆発し一定時間「弱体化」状態にする。また、設置後[Q]キー長押しで設置したボットを回収できる。離れていても回収できるのは強み。回収後は20秒後に再使用可能になる。


「弱体化」になったプレイヤーは防御力が下がり、通常の2倍程度のダメージを受けるようになるので、威力の低い武器でも大ダメージを与えることができる。また、爆発は周囲の敵も巻き込み、複数の敵を同時に弱体化できる。


ほかのアビリティー同様、設置するとミニマップにアイコンが表示される。敵を見つけ起動するとアイコンが黒色から赤色に変化するので、離れた位置からでも起動が確認できる。

▲高所に設置した場合、下の敵を探知することも可能だ

「ナノワーム」同様、起動前のボットに近づくとノイズ音が聞こえ、赤く光ったボットを確認できる。起動される前に破壊したいところだ。また、起動してしまっても爆発前に射撃で破壊もできる。

[E]タレット




【コスト:0/ストック:1】

攻撃性能を持ったタレットを設置する。タレットを設置すると180度の範囲内にいる敵を索敵し、敵を見つけると3発1セットの射撃を断続的に行う。また、[E]キー長押しで設置したタレットを回収できる。回収したタレットは20秒後に、破壊された場合45秒後に再設置可能になる。


射撃はダメージ4なので、1セット12ダメージとなる。威力は低いもののタギング効果があるので、なかなか逃げづらい。また、射撃で破壊できるとはいえ、耐久度が120以上(ゴースト4発でも破壊できない)ため、設置場所によっては脅威となりそうだ。

▲設置モーション中、右クリックで設置する向きを変えられる

ただし索敵範囲は180度しかないため、背後には弱い。壁際や高所など敵に見つかりにくい場所に設置したいところだ。また、キルジョイが倒されると「アラームボット」、「タレット」は機能しなくなる。


[X]ロックダウン



【コスト:ULTポイント7/ストック:1】

ロックダウン装置を構え、左クリックで装置を設置。装置は13秒後に起動し、範囲内にいるすべての敵を約9秒間「拘束」状態にする。


「拘束」状態になると、移動速度が著しく低下し、武器が使えなくなる。ある種無防備になるので、そのスキに敵を倒してしまおう。

▲敵味方問わず、キルジョイが「ロックダウン」を発動すると画面中央に、発動アナウンスとカウントダウンが表示される。また、拘束が成功すると何人拘束されているかも確認できる

「ロックダウン」はなんといっても効果範囲の広さが魅力。非常に広範囲の敵を拘束できるので、敵が集中するスパイク設置カ所周辺で使うと効果的。もちろん「拘束」状態になるとスパイクも解除できなくなるので、オフェンスでも使っていける。ディフェンスではラッシュをかけてくるエリアに使って、ラッシュを止めるというような使い方もできる。

▲「ロックダウン」の装置は敵側ミニマップからも確認できる。装置は範囲を示す円の中心にあるので、そこを目指して破壊しにいくのも手

対策としては、とにかく範囲内から脱出すること。また、本体を攻撃することで破壊することができる。耐久度は150とかなり高めなので、しっかりと装置を狙い撃ちしたい。

まとめ


キルジョイは索敵が容易で、野良パーティのような意思疎通がとりにくいメンバーでの試合では、ひとりで複数の射線を管理できる点が強力。敵を見つけて味方と情報を共有しながら戦っていこう。

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