【連載】VALORANT 初心者攻略指南
【VALORANT 新エージェント】テホ紹介 〜ドローンやミサイル、現代兵器を巧みに操るイニシエーター〜
『VALORANT』(ヴァロラント)で使用できるさまざまなエージェント。今回は、誘導弾やドローンといった現代兵器風なアビリティーを用いて遠隔で敵を索敵・攻撃することができる26人目の新エージェント「テホ」を紹介していこう。
初心者のプレーヤーや、これから『VALORANT』をはじめてみようと思っている人の参考になれば幸いだ。
テホは Season 2025 Act Iにおける新要素のひとつとして2025年1月7日(火)に発表された新エージェントだ。コロンビア出身の退役軍人であり、現在は諜報コンサルタントを務める。誘導式のミサイルやスティッキーグレネード、歩行するドローンなどといった、ミリタリーチックなアビリティーが盛りだくさんだ。
ギラギラと輝くサングラス——。見た目こそちょっとチャラそうなイケオジといった印象だが、前評判だけで語るならば「最強」と言っても過言ではないエージェントだ。遠隔で精密な攻撃ができ、その上索敵もバッチリできてしまうという、まさしくぶっ壊れ性能のアビリティーばかり。そんな今後のメタを大きく変えてしまうであろう「テホ」のアビリティーを紹介していこう。
【コスト:300/ストック:1】
ドローンを構え、発射(左クリック)で前方に投げる。ドローンは直接操作することができ、その状態で「発射」を押すとパルスを発動する。このパルスに命中した敵は、アビリティーが抑制され、さらに位置が特定される。
「ステルス」と銘打っているが、このドローンに視認されるとオレンジ色のエフェクトが発生。見られていることが分かるようになっている。この間に銃などで破壊すれば、ドローンを無効化することができる。
効果範囲は60m以上と実に広大で、ドローンの視程(およそ20mほど)の外にいる敵にすら容赦なく反応する。発動地点を中心にパルスが波状に発生し、これに当たると場所もバレ、アビリティーも抑制されてしまうという鬼畜仕様だ。逃げることはおそらく不可能だが、遮蔽物があれば反応しないという点が救いだ。
イニシエーター使い歓喜の第3のドローンアビリティーだが、効果時間は6秒(筆者測定)ほど。これはスカイの「トレイルブレイザー」と同じで、ソーヴァの「オウルドローン」よりは少し短い程度。
以下に検証結果を掲載するが、移動できる距離はスカイの「トレイルブレイザー」(飛び込み有)と同じくらいだった。ただし、トレイルブレイザーは飛び込んだ時点で振り向くことができないため、索敵性能だけで言えばぶっちぎりの優勝だ。
【コスト:300/ストック:1】
グレネードを構え、発射(左クリック)で前方に射出する。このグレネードはふれた面に張り付いて爆発し、範囲内にいるすべてのプレーヤーをスタン状態にすることができる。
なおオルト射撃(右クリック)の場合は、グレネードが1回バウンドする。ソーヴァの「ショックボルト」的な使い方ができるというわけだ。
他の投擲アビリティーと比較して、弾道がかなり水平なのが特徴だ。完全に真っ直ぐ飛ぶというわけではないが30m程度の距離であれば、ほぼクロスヘアで狙った地点に飛ぶ。
地形を貫通してスタンがかかるため、あえて壁に貼り付けるような使い方もできる。狭い場所に隠れた敵を炙り出すのにも便利。
【コスト:無料/ストック:1(再チャージ40秒)】
マップが開き、最大ふたつの地点を発射(左クリック)で指定することができる。この状態でオルト射撃(右クリック)を押すと、ミサイルが指定した地点まで発射される。このミサイルは自動誘導であり、着弾すると爆発する。
なお、このミサイルは2発で1チャージという扱いだ。たとえば、はじめに1発使用して、後から別で1発という使い方はできない。2発同時に発射するのが基本となるだろう。とはいえ、一度使用してから40秒でストックが復活するため、わりと気軽に使用できるアビリティーだ。しかも無料。エコラウンドでも十分活躍してくれるだろう。
ミサイルは道に沿って最短距離を飛んでいく。そのため、基本的にマップに表示される場所ならば、どこでも攻撃することができる。たとえ、セージの「バリアオーブ」で通路を塞いだとしても、なんと壁の上を飛び越えて突破してしまうのだ。
ただし、攻撃地点が遠ければ遠いほど、「発動→攻撃」のタイムラグが長くなる。地面に攻撃範囲の目印がマーキングされるので、なるべく接近してから使用するのがベストだ。
肝心の威力だが、1回の爆発で70前後のダメージがある。合計3回爆発するため、すべて食らうと200以上のダメージが入る。ヘヴィーアーマーを着ていても無駄だ。なお円の中心でも外側でもダメージ量はあまり変わらないため、完全に円の外に退避する必要がある。
また球状の攻撃範囲を持つため、壁や地面を貫通してダメージを与えられる。たとえば2階にミサイルを撃ち込めば、1階にいる敵も同時に攻撃できる。テホが持つ他のアビリティーと比較して、「逃げ場がない」という点においてかなり凶悪だ。
【コスト:ULTポイント8/ストック:1】
マップが開き、発射(左クリック)で攻撃範囲を指定することができる。1度目のクリックで開始地点を、2度目のクリックで向きが指定され、攻撃が開始される。すると波状に爆発が発生して、エリア内の敵を爆撃できる。
ダメージは1回の爆発で60程度。1カ所あたり4~5回ほどは爆発するので、その場に留まっていると非常に危険だ。幸い爆撃まで3秒ほどの猶予があるので、範囲外にすぐに逃げよう。また味方ですら体力が満タンでも普通に倒されることがあるので、使うときは巻き込みには十分注意しよう。
『VALORANT』には「空爆」というテクニックがあるが、まさか本物の「空爆」が実装されるとは驚きである。
ブリーチの「ローリングサンダー」が必要ULTポイントが9であることを考えると、8ポイントで使用できる「アルマゲドン」は破格の安さだろう。特に狭いサイトを持つマップでは、リテイク時に大いに役立つだろう。
あらゆるエージェントの完全上位互換とも言える「テホ」。現環境におけるイニシエーターとしては最強クラスのアビリティー性能のコストパフォーマンスを誇り、それでいて声も渋くてカッコいいという、非の打ち所がないエージェントだ。
若干だが、全体的にアビリティーの発動時間が比較的遅いというデメリットはあるものの、それを完璧にかき消す万能すぎる性能を持つのは、この記事だけでもよく分かるだろう。おそらく、新シーズン開始直後はテホに対する阿鼻叫喚が飛び交うだろう。そしてもしこのパッチで競技シーンが行われるとしたら、確実にほとんどのチームがテホを組み込んでくるだろう。
だが筆者個人としては、そのうちすぐに弱体化が施されると考えている。最初は強くしておいて、後からバランスを見て弱くするのが、Riotの常套手段だからだ。もしこの2025年の門出を気持ちよく迎えたいのなら、弱体化される前にテホで無双することをオススメする。
© 2025 Riot Games, Inc. Used With Permission
■関連SNS
VALORANT // JAPAN:
https://twitter.com/VALORANTjp
VALORANT:
https://playvalorant.com/ja-jp/
初心者のプレーヤーや、これから『VALORANT』をはじめてみようと思っている人の参考になれば幸いだ。
エージェントの種類について
エージェントは大きく分けて、コントローラー、センチネル、デュエリスト、イニシエーターの4種類のカテゴリーに分けられる。それぞれがどのような役割を得意としているのか、ここで紹介しておこう。
■コントローラー
危険なエリアを特定して、チームを勝利に導く戦略のエキスパート。相手の視界を遮ったり、行動を制限することが得意なエージェントといえる。
■センチネル
あらゆる局面において、エリアの封鎖や側面における防衛に力を発揮する守りのエキスパート。マップを監視したり、道を塞いだりするのが得意なエージェント。
■デュエリスト
アビリティーやスキルを駆使しながら、敵と素早く交戦して次々とキルを重ねていく、頼れる自己完結型アタッカー。攻撃に特化したアビリティーを得意とするため、ガンガン攻めていきたいプレーヤーにおすすめ。
■イニシエーター
戦闘エリアで交戦するメンバーをサポートすることでさまざまな戦局に対処していく。敵を気絶させたり、遠隔から攻撃したりと、デュエリストをサポートする立場として活躍する。
エージェントは大きく分けて、コントローラー、センチネル、デュエリスト、イニシエーターの4種類のカテゴリーに分けられる。それぞれがどのような役割を得意としているのか、ここで紹介しておこう。
■コントローラー
危険なエリアを特定して、チームを勝利に導く戦略のエキスパート。相手の視界を遮ったり、行動を制限することが得意なエージェントといえる。
■センチネル
あらゆる局面において、エリアの封鎖や側面における防衛に力を発揮する守りのエキスパート。マップを監視したり、道を塞いだりするのが得意なエージェント。
■デュエリスト
アビリティーやスキルを駆使しながら、敵と素早く交戦して次々とキルを重ねていく、頼れる自己完結型アタッカー。攻撃に特化したアビリティーを得意とするため、ガンガン攻めていきたいプレーヤーにおすすめ。
■イニシエーター
戦闘エリアで交戦するメンバーをサポートすることでさまざまな戦局に対処していく。敵を気絶させたり、遠隔から攻撃したりと、デュエリストをサポートする立場として活躍する。
テホ[イニシエーター]
テホは Season 2025 Act Iにおける新要素のひとつとして2025年1月7日(火)に発表された新エージェントだ。コロンビア出身の退役軍人であり、現在は諜報コンサルタントを務める。誘導式のミサイルやスティッキーグレネード、歩行するドローンなどといった、ミリタリーチックなアビリティーが盛りだくさんだ。
アビリティー紹介
ギラギラと輝くサングラス——。見た目こそちょっとチャラそうなイケオジといった印象だが、前評判だけで語るならば「最強」と言っても過言ではないエージェントだ。遠隔で精密な攻撃ができ、その上索敵もバッチリできてしまうという、まさしくぶっ壊れ性能のアビリティーばかり。そんな今後のメタを大きく変えてしまうであろう「テホ」のアビリティーを紹介していこう。
[C]ステルスドローン
【コスト:300/ストック:1】
ドローンを構え、発射(左クリック)で前方に投げる。ドローンは直接操作することができ、その状態で「発射」を押すとパルスを発動する。このパルスに命中した敵は、アビリティーが抑制され、さらに位置が特定される。
「ステルス」と銘打っているが、このドローンに視認されるとオレンジ色のエフェクトが発生。見られていることが分かるようになっている。この間に銃などで破壊すれば、ドローンを無効化することができる。
効果範囲は60m以上と実に広大で、ドローンの視程(およそ20mほど)の外にいる敵にすら容赦なく反応する。発動地点を中心にパルスが波状に発生し、これに当たると場所もバレ、アビリティーも抑制されてしまうという鬼畜仕様だ。逃げることはおそらく不可能だが、遮蔽物があれば反応しないという点が救いだ。
イニシエーター使い歓喜の第3のドローンアビリティーだが、効果時間は6秒(筆者測定)ほど。これはスカイの「トレイルブレイザー」と同じで、ソーヴァの「オウルドローン」よりは少し短い程度。
以下に検証結果を掲載するが、移動できる距離はスカイの「トレイルブレイザー」(飛び込み有)と同じくらいだった。ただし、トレイルブレイザーは飛び込んだ時点で振り向くことができないため、索敵性能だけで言えばぶっちぎりの優勝だ。
[Q]スペシャルデリバリー
【コスト:300/ストック:1】
グレネードを構え、発射(左クリック)で前方に射出する。このグレネードはふれた面に張り付いて爆発し、範囲内にいるすべてのプレーヤーをスタン状態にすることができる。
なおオルト射撃(右クリック)の場合は、グレネードが1回バウンドする。ソーヴァの「ショックボルト」的な使い方ができるというわけだ。
他の投擲アビリティーと比較して、弾道がかなり水平なのが特徴だ。完全に真っ直ぐ飛ぶというわけではないが30m程度の距離であれば、ほぼクロスヘアで狙った地点に飛ぶ。
地形を貫通してスタンがかかるため、あえて壁に貼り付けるような使い方もできる。狭い場所に隠れた敵を炙り出すのにも便利。
[E]誘導サルヴォ
【コスト:無料/ストック:1(再チャージ40秒)】
マップが開き、最大ふたつの地点を発射(左クリック)で指定することができる。この状態でオルト射撃(右クリック)を押すと、ミサイルが指定した地点まで発射される。このミサイルは自動誘導であり、着弾すると爆発する。
なお、このミサイルは2発で1チャージという扱いだ。たとえば、はじめに1発使用して、後から別で1発という使い方はできない。2発同時に発射するのが基本となるだろう。とはいえ、一度使用してから40秒でストックが復活するため、わりと気軽に使用できるアビリティーだ。しかも無料。エコラウンドでも十分活躍してくれるだろう。
ミサイルは道に沿って最短距離を飛んでいく。そのため、基本的にマップに表示される場所ならば、どこでも攻撃することができる。たとえ、セージの「バリアオーブ」で通路を塞いだとしても、なんと壁の上を飛び越えて突破してしまうのだ。
ただし、攻撃地点が遠ければ遠いほど、「発動→攻撃」のタイムラグが長くなる。地面に攻撃範囲の目印がマーキングされるので、なるべく接近してから使用するのがベストだ。
肝心の威力だが、1回の爆発で70前後のダメージがある。合計3回爆発するため、すべて食らうと200以上のダメージが入る。ヘヴィーアーマーを着ていても無駄だ。なお円の中心でも外側でもダメージ量はあまり変わらないため、完全に円の外に退避する必要がある。
また球状の攻撃範囲を持つため、壁や地面を貫通してダメージを与えられる。たとえば2階にミサイルを撃ち込めば、1階にいる敵も同時に攻撃できる。テホが持つ他のアビリティーと比較して、「逃げ場がない」という点においてかなり凶悪だ。
[X]アルマゲドン
【コスト:ULTポイント8/ストック:1】
マップが開き、発射(左クリック)で攻撃範囲を指定することができる。1度目のクリックで開始地点を、2度目のクリックで向きが指定され、攻撃が開始される。すると波状に爆発が発生して、エリア内の敵を爆撃できる。
ダメージは1回の爆発で60程度。1カ所あたり4~5回ほどは爆発するので、その場に留まっていると非常に危険だ。幸い爆撃まで3秒ほどの猶予があるので、範囲外にすぐに逃げよう。また味方ですら体力が満タンでも普通に倒されることがあるので、使うときは巻き込みには十分注意しよう。
『VALORANT』には「空爆」というテクニックがあるが、まさか本物の「空爆」が実装されるとは驚きである。
ブリーチの「ローリングサンダー」が必要ULTポイントが9であることを考えると、8ポイントで使用できる「アルマゲドン」は破格の安さだろう。特に狭いサイトを持つマップでは、リテイク時に大いに役立つだろう。
まとめ
あらゆるエージェントの完全上位互換とも言える「テホ」。現環境におけるイニシエーターとしては最強クラスのアビリティー性能のコストパフォーマンスを誇り、それでいて声も渋くてカッコいいという、非の打ち所がないエージェントだ。
若干だが、全体的にアビリティーの発動時間が比較的遅いというデメリットはあるものの、それを完璧にかき消す万能すぎる性能を持つのは、この記事だけでもよく分かるだろう。おそらく、新シーズン開始直後はテホに対する阿鼻叫喚が飛び交うだろう。そしてもしこのパッチで競技シーンが行われるとしたら、確実にほとんどのチームがテホを組み込んでくるだろう。
だが筆者個人としては、そのうちすぐに弱体化が施されると考えている。最初は強くしておいて、後からバランスを見て弱くするのが、Riotの常套手段だからだ。もしこの2025年の門出を気持ちよく迎えたいのなら、弱体化される前にテホで無双することをオススメする。
© 2025 Riot Games, Inc. Used With Permission
■関連SNS
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https://playvalorant.com/ja-jp/
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