【連載】VALORANT 初心者攻略指南
【VALORANT 新エージェント】KAY/O紹介 〜 敵の能力を封じ込める 〜

『VALORANT』(ヴァロラント)で使用できるさまざまなエージェント。今回は、レディアントの制圧を目的に作られた戦闘兵器KAY/O(ケイ・オー)について紹介していこう。
初心者のプレイヤーや、これから『VALORANT』をはじめてみようと思っている人の参考になれば幸いだ。
KAY/Oは戦闘兵器という新しいタイプのエージェント。レディアントの制圧を目的として製作されたというコンセプト通り、敵のアビリティーを封じ込めたり、視界を遮ったりと、イニシエーターらしいアビリティーを使いこなす。また、全体的に『Counter-Strike: Global Offensive』ライクな立ち回りが可能で、デュエリストっぽい立ち回りもできるのが魅力だ。

ここからは、KAY/Oのアビリティーを紹介していこう。

【コスト:200/ストック1】
フラグメントグレネードを構え前方に向かって投げる。フラグメントは地面に着弾した1秒後には爆発が起こり、周囲の敵にダメージを与える。なお爆破は1秒ごとに4回起こり、範囲に居続ければあっという間にキルできるほどの威力。

ダメージは中心部が最も高く、60ダメージ×4回。外側に行くほどダメージは小さくなり最も外側は25〜26ダメージ程度まで低くなる。


軌道や挙動がキルジョイの「ナノスワーム」に似ているが、決定的な違いは壁越しにダメージが通らないという点。破裂の中心部分が見えている範囲でないと、爆発の範囲内にいてもダメージにはならないので覚えておきたい。敵に使われた場合は、見た目にビックリして動き回らないよう気をつけよう。

【コスト:250/ストック2】
フラッシュバングレネードを投げる。グレネードは投げてから3秒後に爆発し、周囲のプレイヤー全員の視界を奪う。直視した場合は約3秒間視界が奪われるので、攻撃のとっかかりや、クリアリングの際に使っていきたい。


またオルト射撃(右クリック)では下手投げになり、手前に投げることができる。こちらは投げてから2秒後に爆発するため、避けづらいのが強み。

画面内に現れたと思ったらすぐさま爆発するため、ドアから顔を出すときや、敵がいるとわかっているときに使うと超強力だ。

また、フラッシュをよけるのがうまい相手には、自分の後ろ側に下手投げをすると同時に顔を出す戦術もアリ。相手がフラッシュをよけようと顔を背けたスキに先手をとるのだ。

【コスト:0/ストック:1】
サプレッションブレードを構え、狙った場所にブレードを投げる。ブレードは壁やプレイヤーに直撃すると突き刺さり、約2秒後に爆発。爆発の範囲内にいるすべての敵を8秒間抑制状態にする。抑制状態中は、あらゆるアビリティーが無効化され、使用できなくなる。なお、使用後40秒で再使用可能となる。


「ゼロ/ポイント」の強力なところは、その抑制効果だけではなく、対象となった敵が索敵できるという点だ。抑制された敵の人数、名前までもが味方全員に共有されるので、ある程度敵の居場所を把握することができるのだ。

なお、ブレードは射撃で破壊できるので敵に使われた場合はすぐさま破壊するようにしたい。また敵にKAY/Oがいる場合、アタッカー側ならば開幕直後は少し引き気味で待機し「ゼロ/ポイント」をやり過ごすのも手。

【コスト:ULTポイント7/ストック:1】
使用すると自分自身に過負荷をかけて自身を強化。さらに自分を中心に約45m周囲にパルスを発生させ、パルスの範囲内にいる敵を約4秒間抑制状態にすることができる。効果は約12秒。


オーバーロード中は、ブリムストーンの「スティムビーコン」のように射撃速度がアップするので、攻めの一手として使っていきたい。また「ヌル/コマンド」の最大の特徴は、効果中にキルされるとダウン状態となりその場に倒れる。15秒以内に味方が救出できれば、戦闘に復帰することができる。

なお、ダウン中は視界を動かすことができず、ダウンした直後の視点で固定されてしまう。地面を見てダウンされてしまうと、周囲を見渡せなくなってしまうので、日頃からヘッドショットラインに照準をあわすクセををつけておきたいところだ。

また、ダウン中にさらに攻撃を受け続けるとダウン状態が解除されキルされるが、その耐久度は850と驚きの硬さ。KAY/Oのキルに夢中になっていると、ほかの敵からの援護射撃を受けかねないので、追い撃ちはほどほどに。
KAY/Oは公開直後は「ぶっ壊れ性能だ」と、プロ選手の間ではピック必須のエージェントとなるだろうとまで言われていたが、味方と足並みをそろえて使うのは非常に難しく、野良パーティではなかなかお目にかかれないエージェントだ。VCTでは、ZETA DIVISIONのcrow選手が初ピックしたことで、大いに話題になったのは記憶に新しい。
今後のプロシーンでどのような立ち回りがお披露目されるのかが楽しみだ。
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VALORANT:https://playvalorant.com/ja-jp/
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初心者のプレイヤーや、これから『VALORANT』をはじめてみようと思っている人の参考になれば幸いだ。
エージェントの種類について
エージェントは大きく分けて、コントローラー、センチネル、デュエリスト、イニシエーターの4種類のカテゴリーに分けられる。それぞれがどのような役割を得意としているのか、ここで紹介しておこう。
■コントローラー
危険なエリアを特定して、チームを勝利に導く戦略のエキスパート。相手の視界を遮ったり、行動を制限することが得意なエージェントといえる。
■センチネル
あらゆる局面において、エリアの封鎖や側面における防衛に力を発揮する守りのエキスパート。マップを監視したり、道を塞いだりするのが得意なエージェント。
■デュエリスト
アビリティーやスキルを駆使しながら、敵と素早く交戦して次々とキルを重ねていく、頼れる自己完結型アタッカー。攻撃に特化したアビリティーを得意とするため、ガンガン攻めていきたいプレイヤーにおすすめ。
■イニシエーター
戦闘エリアで交戦するメンバーをサポートすることでさまざまな戦局に対処していく。敵を気絶させたり、遠隔から攻撃したりと、デュエリストをサポートする立場として活躍する。
エージェントは大きく分けて、コントローラー、センチネル、デュエリスト、イニシエーターの4種類のカテゴリーに分けられる。それぞれがどのような役割を得意としているのか、ここで紹介しておこう。
■コントローラー
危険なエリアを特定して、チームを勝利に導く戦略のエキスパート。相手の視界を遮ったり、行動を制限することが得意なエージェントといえる。
■センチネル
あらゆる局面において、エリアの封鎖や側面における防衛に力を発揮する守りのエキスパート。マップを監視したり、道を塞いだりするのが得意なエージェント。
■デュエリスト
アビリティーやスキルを駆使しながら、敵と素早く交戦して次々とキルを重ねていく、頼れる自己完結型アタッカー。攻撃に特化したアビリティーを得意とするため、ガンガン攻めていきたいプレイヤーにおすすめ。
■イニシエーター
戦闘エリアで交戦するメンバーをサポートすることでさまざまな戦局に対処していく。敵を気絶させたり、遠隔から攻撃したりと、デュエリストをサポートする立場として活躍する。
KAY/O(ケイ・オー)[イニシエーター]
KAY/Oは戦闘兵器という新しいタイプのエージェント。レディアントの制圧を目的として製作されたというコンセプト通り、敵のアビリティーを封じ込めたり、視界を遮ったりと、イニシエーターらしいアビリティーを使いこなす。また、全体的に『Counter-Strike: Global Offensive』ライクな立ち回りが可能で、デュエリストっぽい立ち回りもできるのが魅力だ。

▲兵器らしいロボットのようなボイスが特徴的。走るとプニプニとかわいらしい足音がするのもほかのエージェントにはない特徴。この足音で、近くに敵のKAY/Oがいるのかどうかも確認できる
アビリティー紹介
ここからは、KAY/Oのアビリティーを紹介していこう。
[C]フラグ/メント

【コスト:200/ストック1】
フラグメントグレネードを構え前方に向かって投げる。フラグメントは地面に着弾した1秒後には爆発が起こり、周囲の敵にダメージを与える。なお爆破は1秒ごとに4回起こり、範囲に居続ければあっという間にキルできるほどの威力。

ダメージは中心部が最も高く、60ダメージ×4回。外側に行くほどダメージは小さくなり最も外側は25〜26ダメージ程度まで低くなる。

▲爆発の見た目は壁を貫通するが、壁越しならばダメージは受けない

▲違いがわかりにくいが、このように爆発の中心部分が木箱の裏側にも見えるように投げ込めば壁越しの相手にもダメージを与えることができる
軌道や挙動がキルジョイの「ナノスワーム」に似ているが、決定的な違いは壁越しにダメージが通らないという点。破裂の中心部分が見えている範囲でないと、爆発の範囲内にいてもダメージにはならないので覚えておきたい。敵に使われた場合は、見た目にビックリして動き回らないよう気をつけよう。
[Q]フラッシュ/ドライブ

【コスト:250/ストック2】
フラッシュバングレネードを投げる。グレネードは投げてから3秒後に爆発し、周囲のプレイヤー全員の視界を奪う。直視した場合は約3秒間視界が奪われるので、攻撃のとっかかりや、クリアリングの際に使っていきたい。


▲視界を奪われた画面は、ほかのフラッシュ系のアビリティーと同様、画面が真っ白になり、ミニマップも見えなくなる
またオルト射撃(右クリック)では下手投げになり、手前に投げることができる。こちらは投げてから2秒後に爆発するため、避けづらいのが強み。

画面内に現れたと思ったらすぐさま爆発するため、ドアから顔を出すときや、敵がいるとわかっているときに使うと超強力だ。

▲自分の後ろ側に下手投げをして、爆破と同時に顔を出せば、スキだらけの相手を一方的に攻撃できることも
また、フラッシュをよけるのがうまい相手には、自分の後ろ側に下手投げをすると同時に顔を出す戦術もアリ。相手がフラッシュをよけようと顔を背けたスキに先手をとるのだ。
[E]ゼロ/ポイント

【コスト:0/ストック:1】
サプレッションブレードを構え、狙った場所にブレードを投げる。ブレードは壁やプレイヤーに直撃すると突き刺さり、約2秒後に爆発。爆発の範囲内にいるすべての敵を8秒間抑制状態にする。抑制状態中は、あらゆるアビリティーが無効化され、使用できなくなる。なお、使用後40秒で再使用可能となる。


▲キルジョイの「タレット」やサイファーの「トラップワイヤー」など、設置系の罠までもが無効化される。また、ジェットの「ブレードストーム」やレイズの「ショーストッパー」も強制的に装備が外れ使えなくなってしまう
「ゼロ/ポイント」の強力なところは、その抑制効果だけではなく、対象となった敵が索敵できるという点だ。抑制された敵の人数、名前までもが味方全員に共有されるので、ある程度敵の居場所を把握することができるのだ。

▲範囲内にいる敵は画面の中央とミニマップ下段に表示される。アタッカーで攻めに行く際は、サイト内に何人潜んでいるかが、ディフェンダーで守っている際は、自分が守っているサイトに何人攻めてきているのかを把握することができる
なお、ブレードは射撃で破壊できるので敵に使われた場合はすぐさま破壊するようにしたい。また敵にKAY/Oがいる場合、アタッカー側ならば開幕直後は少し引き気味で待機し「ゼロ/ポイント」をやり過ごすのも手。
効果的な使い方
「ゼロ/ポイント」の強みはまだある。それは「フラグ/メント」とは異なり、壁を貫通しても効果があるということだ。壁越しならばブレードを破壊されることもなく効果的に索敵ができるので、敵に破壊されない場所に投げていこう。


なるべく敵の射線に入らずに投げ込めるポイントを探して使っていこう。
「ゼロ/ポイント」の強みはまだある。それは「フラグ/メント」とは異なり、壁を貫通しても効果があるということだ。壁越しならばブレードを破壊されることもなく効果的に索敵ができるので、敵に破壊されない場所に投げていこう。

▲アセントのBサイト内の敵を索敵する場合は、Bメイン入り口の角から木の上に向かって投げてみよう

▲サイト内に隠れている敵を索敵することができる。Bサイトに入る際、クリアリングをおろそかにしがちなポイントなので、進入と同時に索敵できればかなり効果的だ
なるべく敵の射線に入らずに投げ込めるポイントを探して使っていこう。
[X]ヌル/コマンド

【コスト:ULTポイント7/ストック:1】
使用すると自分自身に過負荷をかけて自身を強化。さらに自分を中心に約45m周囲にパルスを発生させ、パルスの範囲内にいる敵を約4秒間抑制状態にすることができる。効果は約12秒。


▲マップの中心にKAY/Oがいる場合、この青い円の範囲内の敵がパルスの範囲内。これを見てもわかるように、かなり範囲は広い
オーバーロード中は、ブリムストーンの「スティムビーコン」のように射撃速度がアップするので、攻めの一手として使っていきたい。また「ヌル/コマンド」の最大の特徴は、効果中にキルされるとダウン状態となりその場に倒れる。15秒以内に味方が救出できれば、戦闘に復帰することができる。

▲ダウン中はKAY/Oの視界が不安定にはなるが、周囲を見渡せることができる。ミニマップは黒塗り状態になるためピンを刺すことはできないが、口頭による伝達は可能なのでダウンするまでは索敵に注力したい
なお、ダウン中は視界を動かすことができず、ダウンした直後の視点で固定されてしまう。地面を見てダウンされてしまうと、周囲を見渡せなくなってしまうので、日頃からヘッドショットラインに照準をあわすクセををつけておきたいところだ。

▲味方のKAY/Oがダウン状態になったら、近づいて[Fキー]を入力すれば救出できる。救出には約4秒かかるので、その間はスキだらけになってしまう点に気をつけよう
また、ダウン中にさらに攻撃を受け続けるとダウン状態が解除されキルされるが、その耐久度は850と驚きの硬さ。KAY/Oのキルに夢中になっていると、ほかの敵からの援護射撃を受けかねないので、追い撃ちはほどほどに。
まとめ
KAY/Oは公開直後は「ぶっ壊れ性能だ」と、プロ選手の間ではピック必須のエージェントとなるだろうとまで言われていたが、味方と足並みをそろえて使うのは非常に難しく、野良パーティではなかなかお目にかかれないエージェントだ。VCTでは、ZETA DIVISIONのcrow選手が初ピックしたことで、大いに話題になったのは記憶に新しい。
今後のプロシーンでどのような立ち回りがお披露目されるのかが楽しみだ。
© 2020 Riot Games, Inc. All Rights Reserved
VALORANT:https://playvalorant.com/ja-jp/
Twitter:https://twitter.com/VALORANTjp
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