【連載】VALORANT 初心者攻略指南

【VALORANT 新エージェント】ヨル紹介 〜 次元の狭間で相手の不意を突く 〜

VALORANT』(ヴァロラント)で使用できるさまざまなエージェント。今回は、次元の狭間で相手の不意を突くヨルについて紹介していこう。

初心者のプレイヤーや、これから『VALORANT』をはじめてみようと思っている人の参考になれば幸いだ。

エージェントの種類について

エージェントは大きく分けて、コントローラー、センチネル、デュエリスト、イニシエーターの4種類のカテゴリーに分けられる。それぞれがどのような役割を得意としているのか、ここで紹介しておこう。

■コントローラー
危険なエリアを特定して、チームを勝利に導く戦略のエキスパート。相手の視界を遮ったり、行動を制限することが得意なエージェントといえる。

■センチネル
あらゆる局面において、エリアの封鎖や側面における防衛に力を発揮する守りのエキスパート。マップを監視したり、道を塞いだりするのが得意なエージェント。

■デュエリスト
アビリティーやスキルを駆使しながら、敵と素早く交戦して次々とキルを重ねていく、頼れる自己完結型アタッカー。攻撃に特化したアビリティーを得意とするため、ガンガン攻めていきたいプレイヤーにおすすめ。

■イニシエーター
戦闘エリアで交戦するメンバーをサポートすることでさまざまな戦局に対処していく。敵を気絶させたり、遠隔から攻撃したりと、デュエリストをサポートする立場として活躍する。


ヨル[デュエリスト]


ヨルは次元の狭間を渡る能力を持つエージェント。空間の裂け目を抜けて敵陣にワープしたり、足音を発生させて相手をかき乱したりと、戦場を混乱させることを得意とする。また、相手の視界を奪うフラッシュも兼ねそろえているため、デュエリストとして先陣を切れるエージェントともいえる。

▲相手をかき乱す動きをが得意なため、不意に背後を突いたり、居場所を見失わせたりとトリッキーな立ち回りが楽しめる

ざっくり言うと、フェニックスとオーメンを融合させたようなエージェント。相手の意表を突いた場所から攻撃を仕掛け、相手を混乱の渦に巻き込もう。

アビリティー紹介


ここからは、ヨルのアビリティーを紹介していこう。

[C]フェイクアウト



【コスト:200/ストック2】
[C]キーで構え、発射ボタン(左クリック)を入力すると、足音のする音の塊を発生させる。足音は一直線上に進んで行き、あたかもプレイヤーが進入したかのような音を周囲に出す。


また、[C]キーで構え、オルト発射(右クリック)を入力すると、音の塊を足下に設置できる。こちらの場合は、塊のアイコンに照準を合わせて[F]キーを入力すれば任意のタイミングで発動することができる。

▲設置した場合、離れた場所からも発動することができるので、相手を惑わしやすい

例えば、複数の「フェイクアウト」を設置して同時に発動。自身をも含めて走れば、あたかも3人のプレイヤーが向かってくるような錯覚を相手に起こすことが可能だ。ただし、「フェイクアウト」自身を見られてしまうと、ただのフェイクだとばれてしまうので、壁越しで使うと効果的。

▲キルジョイの「タレット」や「アラームボット」にも反応する。「アラームボット」を使わせる目的で使用するのもアリ

[Q]ブラインドサイド



【コスト:250/ストック2】
次元の塊を放出して相手の視界を奪う、いわばフラッシュだ。光を発生させるには、地面や壁などに一度バウンドさせる必要があるのが特徴だ。


例えば壁越しの敵に使う場合は、近くの壁に向かって使用すればOK。なお、一定距離を飛ぶと消滅してしまうため、大きく投擲して離れた相手を目くらましするといった使い方は難しい。

▲自分の視界に入らないように壁を利用して破裂させれば、相手だけを目くらましにできる。壁越しに足音が聞こえたら試してみよう

[E]ゲートクラッシュ



【コスト:0/ストック:1】
空間の裂け目を発生させる。[E]キーで構えて発射ボタン(左クリック)を入力すると、空間の裂け目は直進し続ける。また、[E]キーで構え、オルト発射(右クリック)を入力すると、空間の裂け目はその場に停滞する。

空間の裂け目を発生させたのち、再び[E]キーを入力することで、空間の裂け目のある地点まで瞬時にワープすることができるぞ。


サイト内に進入する際に、先に空間の裂け目を進ませ、「ブラインドサイド」で視界を奪いつつ、ワープすれば、比較的安全にサイト内に進入することもできる。また、スモークの中にワープすれば、思わぬ奇襲をかけることもできるぞ。

▲空間の裂け目はミニマップに表示され、現在どこを移動しているのか確認できる。味方が設置したスモークの中にワープすることも容易い

▲あらかじめ逃げ場となるポイントに空間の裂け目を設置しておき、一仕事終えたらサクッとワープで逃げるという使い方もおすすめ

なお、相手に使われた場合、空間の裂け目のある周囲20m付近に近づくと「ジリジリ」といった電気がバリバリ発生しているような音が聞こえる。5m圏内に進入すれば、目視で空間の裂け目を発見することができる。射撃や接近攻撃で破壊することができるので、さっさと破壊してしまうのも手。

▲球体のオブジェクトが空間の裂け目だ。あえて壊さず、気づかないふりをして、ヨルがワープしてきたところを倒すのもアリ

ワープした瞬間の音も20m圏内のプレイヤーに聞こえるので、「バシュッ」という音が聞こえたら警戒しておこう。なお、空間の裂け目は設置してから30秒後に消滅、40秒後に再使用できる。

[X]ディメンショナルドリフト



【コスト:ULTポイント6/ストック:1】
仮面を装着してヨルの次元に入り込む。発動中は高速で移動が可能となり、あらゆる攻撃を無効化できる。簡単に言うと無敵状態で走り回れるということだ。ただし、こちらからも攻撃はできないので、あくまで移動手段として使うことになる。


効果は10秒間。効果中に[X]キーを入力すればすぐさま解除も可能。効果時間中は視界は狭くなるものの、敵を発見すれば味方に自動でアナウンスしたり、ミニマップに敵の位置が一定時間表示されるようになるので、索敵としても優秀だ。

相手に使われた場合、7m圏内にヨルがいると「シュワシュワ」といった音とともに画面の周囲がゆがむ。

▲画面の周囲に、このようなモヤがでたら「ディメンショナルドリフト」を使用したヨルが近くにいるということだ

さらに、5m圏内に近づくとヨルの姿を一定時間確認することができる。走った方向を確認して味方に知らせよう。

まとめ


ヨルは今までプロシーンで見る機会は少なかったが、2021年4月29日(木)~5月2日(日)に開催された「VCT Stage2 Playoff」でAbsolute JUPITERのLaz選手やNortheptionのAstell選手がピックするなど、少しずつ研究が進み始めているエージェント。

「ゲートフラッシュ」でスモークの中に潜伏したり、「ディメンショナルドリフト」中に「ゲートフラッシュ」で姿をくらましたりと、相手に居場所を悟られないように立ち回ることで、有利に立ち回ることができるのが強み。今後の研究でどれだけ強さが見いだされるのか期待したい。

© 2020 Riot Games, Inc. All Rights Reserved

VALORANT:https://playvalorant.com/ja-jp/
Twitter:https://twitter.com/VALORANTjp
【連載】VALORANT 初心者攻略指南
eSports World の
Discord をフォローしよう
SALE 大会 チーム 他にも...? 他にも

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

コラム VIEW ALL