【連載】VALORANT 初心者攻略指南
【VALORANT 新エージェント】チェンバー紹介 〜 自前の武器で遠距離戦を制する 〜

『VALORANT』(ヴァロラント)で使用できるさまざまなエージェント。今回は、特製の武器で遠距離から敵を攻撃できるチェンバーについて紹介していこう。
初心者のプレイヤーや、これから『VALORANT』をはじめてみようと思っている人の参考になれば幸いだ。
チェンバーは2021年11月16日(火)に実装された新エージェント。最大の特徴は、特製の武器が使用できるという点。通常『VALORANT』では、メイン武器、サブ武器、近接武器の3種類の武器を使い分けて戦うのだが、チェンバーはアビリティーにより、第四の武器、第五の武器を使用することができる。
戦いのバエリーションが増えるだけでなく、試合開始直後や攻守交代直後といったピストルラウンドで有利に戦えるポテンシャルを持っているのが強みだ。

さらにセンチネルらしい索敵能力も持ち合わせているため、サイファーやオーメン、キルジョイのような立ち回りも得意とする。遠距離から相手をとらえ、戦場を混乱の渦に巻き込もう。
ここからは、チェンバーのアビリティーを紹介していこう。

【コスト:150/ストック2】
敵をスキャンできるトラップを設置する。敵が範囲内に入ると、周囲の地形が変化。範囲内にいるプレイヤーは移動速度、ジャンプ力が制限される。キルジョイの「アラームボット」とセージの「スロウオーブ」を組み合わせたような効果だ。

索敵範囲は10m前後で、壁越しでは反応しない。また発動後10秒間は効果が続くため、発動すれば非常に強力。さらに、サイファーの「トラップワイヤー」のように、チェンバーとトラップの距離がどれだけ離れていようが検知が可能なため、死角となる射線に設置しておくと効果抜群。

なお、敵を感知した場合、画面中央に「ターゲット命中」というダイアログとともに、ミニマップのトラップが赤く点灯する。味方もミニマップや、「かかった!」、「いたぞ!」というチェンバーの声で確認できるので、覚えておこう。


敵に使われると非常にやっかいなのは、動作音が小さく見つけにくいという点。事前に見つけた場合は射撃で破壊できるが、トラップ発動範囲が10m前後なのに対し、動作音が聞こえる範囲が6m前後とかなり狭い。地形越しや高台に設置されると見つけづらいため、相手の設置癖を読み取るのも大切だ。

【コスト:100/ストック8】
ヘヴィーピストルを装備する。例えるならばADSができるシェリフといった感じ。シェリフとの大きな違いは右クリックでADS(簡易照準)を使うことができる点と、威力が距離減衰しないという点。


ストックは8つで、100クレジットで弾1発を購入するという認識でOK。射撃さえしなければ、ストックが減ることはないので、索敵をするためだけにADSでのぞくのもありだ。なお、威力は頭が159、胴体が59、脚が46となっている。

【コスト:0/ストック:1】
テレポートアンカーをふたつ設置し、アンカー間を行き来できるようになる。設置できるアンカーの距離は決まっていて、アンカー同士が10m圏内でないと設置できない。なお、回収または、破壊された場合は20秒後に再設置可能。また、使用してから20秒後に再使用できるようになる。



オーメンの「シュラウドステップ」のような使い方も可能で、片方を高台に設置することで奇襲することもできる。敵に見つかった瞬間に[Eキー]でもう片方のアンカーにワープすれば、比較的安全に離脱もできる。

なお、ワープした音はかなり大きく、周囲のプレイヤーにも聞こえる。具体的な場所までは把握できないが、隠密行動できるわけではないので、覚えておこう。また、敵にチェンバーがいた場合、テレポートアンカーを見かけたら破壊しておくのも手だ。


【コスト:ULTポイント7/ストック:1】
強力なカスタムスナイパーライフルを召喚する。性能はオペレーターと同様で、身体のどの部分でも直撃さえすれば1発で倒すことができる威力を持つ。弾は5発。ほかのアルティメットスキルとは異なり、購入フェーズ時にも発動できる。

また、この武器で敵を倒した場合、その周辺の「トレードマーク」同様のスローフィールドが展開。周囲のプレイヤーの移動を制限させることができる。アタッカーサイドでまとまって行動している場合は、かなり危険な付加効果なので、敵のチェンバーが使用した際は十分に警戒しよう。


発動後ほかの武器に持ち替えも可能なので、遠距離はこれを、近距離はジャッジをといった、オペレーター+ショーティーの組み合わせの強化版みたいな運用もできるぞ。
チェンバーは年末に配信されたということもあり、公式大会ではルールにより使用されることはなかった。サイファーのようで、オーメンのような、ふしぎな立ち位置を持つチェンバーは、使い方次第で相手を混乱させることができる魅力的なエージェントだ。
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初心者のプレイヤーや、これから『VALORANT』をはじめてみようと思っている人の参考になれば幸いだ。
エージェントの種類について
エージェントは大きく分けて、コントローラー、センチネル、デュエリスト、イニシエーターの4種類のカテゴリーに分けられる。それぞれがどのような役割を得意としているのか、ここで紹介しておこう。
■コントローラー
危険なエリアを特定して、チームを勝利に導く戦略のエキスパート。相手の視界を遮ったり、行動を制限することが得意なエージェントといえる。
■センチネル
あらゆる局面において、エリアの封鎖や側面における防衛に力を発揮する守りのエキスパート。マップを監視したり、道を塞いだりするのが得意なエージェント。
■デュエリスト
アビリティーやスキルを駆使しながら、敵と素早く交戦して次々とキルを重ねていく、頼れる自己完結型アタッカー。攻撃に特化したアビリティーを得意とするため、ガンガン攻めていきたいプレイヤーにおすすめ。
■イニシエーター
戦闘エリアで交戦するメンバーをサポートすることでさまざまな戦局に対処していく。敵を気絶させたり、遠隔から攻撃したりと、デュエリストをサポートする立場として活躍する。
エージェントは大きく分けて、コントローラー、センチネル、デュエリスト、イニシエーターの4種類のカテゴリーに分けられる。それぞれがどのような役割を得意としているのか、ここで紹介しておこう。
■コントローラー
危険なエリアを特定して、チームを勝利に導く戦略のエキスパート。相手の視界を遮ったり、行動を制限することが得意なエージェントといえる。
■センチネル
あらゆる局面において、エリアの封鎖や側面における防衛に力を発揮する守りのエキスパート。マップを監視したり、道を塞いだりするのが得意なエージェント。
■デュエリスト
アビリティーやスキルを駆使しながら、敵と素早く交戦して次々とキルを重ねていく、頼れる自己完結型アタッカー。攻撃に特化したアビリティーを得意とするため、ガンガン攻めていきたいプレイヤーにおすすめ。
■イニシエーター
戦闘エリアで交戦するメンバーをサポートすることでさまざまな戦局に対処していく。敵を気絶させたり、遠隔から攻撃したりと、デュエリストをサポートする立場として活躍する。
チェンバー[センチネル]
チェンバーは2021年11月16日(火)に実装された新エージェント。最大の特徴は、特製の武器が使用できるという点。通常『VALORANT』では、メイン武器、サブ武器、近接武器の3種類の武器を使い分けて戦うのだが、チェンバーはアビリティーにより、第四の武器、第五の武器を使用することができる。
戦いのバエリーションが増えるだけでなく、試合開始直後や攻守交代直後といったピストルラウンドで有利に戦えるポテンシャルを持っているのが強みだ。

▲ADS(簡易スコープ)で周囲を見渡し、敵を見つけたら「ランデヴー」でワープ。情報を得ながら安全を確保できるのがチェンバーの強みといえる
さらにセンチネルらしい索敵能力も持ち合わせているため、サイファーやオーメン、キルジョイのような立ち回りも得意とする。遠距離から相手をとらえ、戦場を混乱の渦に巻き込もう。
アビリティー紹介
ここからは、チェンバーのアビリティーを紹介していこう。
[C]トレードマーク

【コスト:150/ストック2】
敵をスキャンできるトラップを設置する。敵が範囲内に入ると、周囲の地形が変化。範囲内にいるプレイヤーは移動速度、ジャンプ力が制限される。キルジョイの「アラームボット」とセージの「スロウオーブ」を組み合わせたような効果だ。

索敵範囲は10m前後で、壁越しでは反応しない。また発動後10秒間は効果が続くため、発動すれば非常に強力。さらに、サイファーの「トラップワイヤー」のように、チェンバーとトラップの距離がどれだけ離れていようが検知が可能なため、死角となる射線に設置しておくと効果抜群。

▲トラップが対象を検知してから約2秒後に発動するため、即座に物陰に隠れればバレない。また、発動する前に破壊してしまうのも手
なお、敵を感知した場合、画面中央に「ターゲット命中」というダイアログとともに、ミニマップのトラップが赤く点灯する。味方もミニマップや、「かかった!」、「いたぞ!」というチェンバーの声で確認できるので、覚えておこう。

▲混線中でも、敵を感知すればマップ中央にダイアログが表示されるので、味方に報告しよう

▲敵を感知した場合は、トラップの色が赤く変化。複数設置されている場合は、ミニマップで確認しよう
敵に使われると非常にやっかいなのは、動作音が小さく見つけにくいという点。事前に見つけた場合は射撃で破壊できるが、トラップ発動範囲が10m前後なのに対し、動作音が聞こえる範囲が6m前後とかなり狭い。地形越しや高台に設置されると見つけづらいため、相手の設置癖を読み取るのも大切だ。
[Q]ヘッドハンター

【コスト:100/ストック8】
ヘヴィーピストルを装備する。例えるならばADSができるシェリフといった感じ。シェリフとの大きな違いは右クリックでADS(簡易照準)を使うことができる点と、威力が距離減衰しないという点。


▲ADSの倍率は1.5倍。ガーディアンと同じ倍率なので、かなり遠くの敵も視認しやすくなる。ピストルラウンドでADS(簡易スコープ)が使えるのは、現時点でチェンバーのみ。相手よりも視界で有利をとれるのは大きな強みといえる
ストックは8つで、100クレジットで弾1発を購入するという認識でOK。射撃さえしなければ、ストックが減ることはないので、索敵をするためだけにADSでのぞくのもありだ。なお、威力は頭が159、胴体が59、脚が46となっている。
[E]ランデヴー

【コスト:0/ストック:1】
テレポートアンカーをふたつ設置し、アンカー間を行き来できるようになる。設置できるアンカーの距離は決まっていて、アンカー同士が10m圏内でないと設置できない。なお、回収または、破壊された場合は20秒後に再設置可能。また、使用してから20秒後に再使用できるようになる。


▲テレポートアンカーの範囲は地面の光で確認できる。この範囲内に入っていればもう片方のテレポートアンカーにワープ可能だ

▲また、画面下部のアビリティアイコンでも状態が確認できる。テレポート可能範囲に進入すると、範囲内のテレポートアンカーのアイコンが点灯する
オーメンの「シュラウドステップ」のような使い方も可能で、片方を高台に設置することで奇襲することもできる。敵に見つかった瞬間に[Eキー]でもう片方のアンカーにワープすれば、比較的安全に離脱もできる。

▲ブリーズのピラミッドの上や、アイスボックスのコンテナの上など、通常行くことができない場所にも移動できるのが強み。不意を突いた攻撃で相手をほんろうしよう
なお、ワープした音はかなり大きく、周囲のプレイヤーにも聞こえる。具体的な場所までは把握できないが、隠密行動できるわけではないので、覚えておこう。また、敵にチェンバーがいた場合、テレポートアンカーを見かけたら破壊しておくのも手だ。

▲左が味方の、右が敵のテレポートアンカー。色が異なるので間違って射撃しないように。味方テレポートアンカーは射撃で壊れないものの、誤射音で敵に見つかってしまう危険性があるぞ
[X]ツール・ド・フォース

【コスト:ULTポイント7/ストック:1】
強力なカスタムスナイパーライフルを召喚する。性能はオペレーターと同様で、身体のどの部分でも直撃さえすれば1発で倒すことができる威力を持つ。弾は5発。ほかのアルティメットスキルとは異なり、購入フェーズ時にも発動できる。

また、この武器で敵を倒した場合、その周辺の「トレードマーク」同様のスローフィールドが展開。周囲のプレイヤーの移動を制限させることができる。アタッカーサイドでまとまって行動している場合は、かなり危険な付加効果なので、敵のチェンバーが使用した際は十分に警戒しよう。

▲敵が倒れた瞬間にスローフィールドは展開される。近くにいる味方にも影響が出てしまうのが難点

▲オペレーター同様、スコープも2段階調節可能。独自スコープにより、オペレーターより視界が広いのが特徴だ
発動後ほかの武器に持ち替えも可能なので、遠距離はこれを、近距離はジャッジをといった、オペレーター+ショーティーの組み合わせの強化版みたいな運用もできるぞ。
まとめ
チェンバーは年末に配信されたということもあり、公式大会ではルールにより使用されることはなかった。サイファーのようで、オーメンのような、ふしぎな立ち位置を持つチェンバーは、使い方次第で相手を混乱させることができる魅力的なエージェントだ。
© 2020 Riot Games, Inc. All Rights Reserved
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