【連載】VALORANT 初心者攻略指南
【VALORANT 新エージェント】チェンバー紹介 〜 自前の武器で遠距離戦を制する 〜
『VALORANT(ヴァロラント)』で使用できるさまざまなエージェント。今回は、2021年11月に実装された新エージェントで、特製の武器で遠距離から敵を攻撃できる“チェンバー”について紹介していこう。
初心者のプレイヤーや、これから『VALORANT』をはじめてみようと思っている人の参考になれば幸いだ。
チェンバーは2021年11月16日(火)に実装された新エージェント。最大の特徴は、特製の武器が使用できるという点。通常『VALORANT』ではメイン武器、サブ武器、近接武器の3種類の武器を使い分けて戦うのだが、チェンバーはアビリティーにより第四の武器、第五の武器を使用することができる。
戦いのバリエーションが増えるだけでなく、試合開始直後や攻守交代直後といったピストルラウンドで有利に戦えるポテンシャルを持っているのが強みだ。
さらに「センチネル」らしい索敵能力も持ち合わせているため、同エージェントの“サイファー”や“キルジョイ”、「コントローラー」の“オーメン”のような立ち回りも得意とする。実装直後からその強さは頭角を現し、競技シーンではさまざまなプロチームが使用していたエージェントでもある。
しかしあまりに強すぎるその性能から、2022年12月6日(火)のパッチ5.12では各種アビリティに大幅な変更が行われた。そんな大きく変わったチェンバーを紹介していこう。
スキル「トレードマーク」は、敵をスキャンできるトラップが設置できる。敵が範囲内に入ると、周囲の地形が変化。範囲内にいるプレイヤーは移動速度、ジャンプ力が制限される。“キルジョイ”のスキル「アラームボット」と“セージ”のスキル「スロウオーブ」を組み合わせたような効果だ。
索敵範囲は10m前後で壁越しでは反応しない。また、発動後4秒間は効果が続くため発動すれば非常に強力。パッチ5.12でトラップに範囲制限がされるようになり、“チェンバー”とスキル「トレードマーク」の距離が一定以上離れると、機能しなくなる仕様になった。
また設置した「トレードマーク」は壁越しからでも[Fキー]で回収可能。回収後は30秒後に再設置できるようになる。
なお敵を感知した場合、画面中央に「ターゲット命中」というダイアログとともに、ミニマップのトラップが赤く点灯する。味方もミニマップや、チェンバーの「かかった!」「いたぞ!」という声で確認できるので、覚えておこう。
敵に“チェンバー”が使われると非常にやっかいなのは、動作音が小さく見つけにくいという点。事前に見つけた場合は射撃で破壊できるが、トラップ発動範囲が10m前後なのに対し、動作音が聞こえる範囲が6m前後とかなり狭い。地形越しや高台に設置されると見つけづらいため、相手の設置癖を読み取るのも大切だ。
範囲外からスモーク系のスキルで「トレードマーク」を隠してしまうのも一つの手。裏取りを警戒して設置しているような場合は意表を突くこともできるぞ。
スキル「ヘッドハンター」はヘヴィーピストルが装備できる。例えるならばADSができるサイドアーム「シェリフ」といった感じ。シェリフとの大きな違いは右クリックでADS(簡易照準)を使うことができる点と、威力が距離減衰しないという点だ。
ストックは8つで、150クレジットで弾1発を購入するという認識でOK。射撃さえしなければ、ストックが減ることはないので、索敵をするためだけにADSで除くのもアリだ。なお、威力は頭が159、胴体が59、脚が46となっている。
【コスト:0/ストック:1】
スキル「ランデヴー」はテレポートアンカーを設置し、アンカーへ瞬間移動できるようになる。設置できるアンカーの距離は決まっていて、アンカー同士が10m圏内でないと設置できない。なお、アンカーを回収した場合は30秒後に再設置可能。さらに使用してから30秒後に再使用、再設置できるようになる。
エージェント「コントローラー」の“オーメン”のスキル「シュラウドステップ」のような使い方も可能で、高台に設置することで奇襲することもできる。敵に見つかった瞬間に[Eキー]でもう片方のアンカーにワープすれば、比較的安全に離脱もできる。
ただ、ワープしたときの音がかなり大きく、周囲のプレイヤーにも聞こえる。具体的な場所が分かるワケではないが、隠密行動は難しいので覚えておこう。また敵に“チェンバー”がいた場合、テレポートアンカーを見かけたら破壊しておくのも手。一度破壊してしまえば、そのラウンド中は再使用できなくなる。
スキル「ツール・ド・フォース」は強力なカスタムスナイパーライフルを召喚。性能はスナイパーライフルの「オペレーター」と同等で頭255、胴体150、足127となっている。基本的に足以外ならば1発で倒すことができると思っていいだろう。弾は5発。ほかのアルティメットスキルとは異なり、購入フェーズ時にも発動できる。
また、この武器で敵を倒した場合、スキル「トレードマーク」同様のスローフィールドが周囲に展開。周囲のプレイヤーの移動を制限させることができる。アタッカーサイドでまとまって行動している場合は、かなり危険な付加効果なので、敵の“チェンバー”が使用した際は十分に警戒しよう。
発動後ほかの武器に持ち替えも可能なので、遠距離はこれ、近距離はショットガンの「ジャッジ」といった、オペレーター+ショーティーの組み合わせの強化版みたいな運用もできるぞ。
またスキル「ツール・ド・フォース」→スキル「ヘッドハンター」というコンボも強力。持ち替え後すぐに「ヘッドハンター」で射撃できるので、撃ち損じたあとのフォローにおすすめだ。
“チェンバー”は、2022年の競技シーンで最も驚異とされたエージェントといっても過言ではなく、さまざまなプロチームで見ることになった。それが年末のパッチで弱体化ともいえる仕様変更が行われたことで、どのような影響を与えることになるのか——2023年からのチェンバーに注目が集まっている。
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初心者のプレイヤーや、これから『VALORANT』をはじめてみようと思っている人の参考になれば幸いだ。
エージェントの種類について
エージェントは大きく分けて「コントローラー」「センチネル」「デュエリスト」「イニシエーター」の4種類のカテゴリーに分けられる。それぞれがどのような役割を得意としているのか、ここで紹介しておこう。
■コントローラー
危険なエリアを特定して、チームを勝利に導く戦略のエキスパート。相手の視界を遮ったり、行動を制限することが得意なエージェントといえる。
■センチネル
あらゆる局面において、エリアの封鎖や側面における防衛に力を発揮する守りのエキスパート。マップを監視したり、道を塞いだりするのが得意なエージェント。
■デュエリスト
アビリティーやスキルを駆使しながら、敵と素早く交戦して次々とキルを重ねていく、頼れる自己完結型アタッカー。攻撃に特化したアビリティーを得意とするため、ガンガン攻めていきたいプレイヤーにおすすめ。
■イニシエーター
戦闘エリアで交戦するメンバーをサポートすることでさまざまな戦局に対処していく。敵を気絶させたり、遠隔から攻撃したりと、デュエリストをサポートする立場として活躍する。
エージェントは大きく分けて「コントローラー」「センチネル」「デュエリスト」「イニシエーター」の4種類のカテゴリーに分けられる。それぞれがどのような役割を得意としているのか、ここで紹介しておこう。
■コントローラー
危険なエリアを特定して、チームを勝利に導く戦略のエキスパート。相手の視界を遮ったり、行動を制限することが得意なエージェントといえる。
■センチネル
あらゆる局面において、エリアの封鎖や側面における防衛に力を発揮する守りのエキスパート。マップを監視したり、道を塞いだりするのが得意なエージェント。
■デュエリスト
アビリティーやスキルを駆使しながら、敵と素早く交戦して次々とキルを重ねていく、頼れる自己完結型アタッカー。攻撃に特化したアビリティーを得意とするため、ガンガン攻めていきたいプレイヤーにおすすめ。
■イニシエーター
戦闘エリアで交戦するメンバーをサポートすることでさまざまな戦局に対処していく。敵を気絶させたり、遠隔から攻撃したりと、デュエリストをサポートする立場として活躍する。
センチネルの新エージェント : チェンバー
チェンバーは2021年11月16日(火)に実装された新エージェント。最大の特徴は、特製の武器が使用できるという点。通常『VALORANT』ではメイン武器、サブ武器、近接武器の3種類の武器を使い分けて戦うのだが、チェンバーはアビリティーにより第四の武器、第五の武器を使用することができる。
戦いのバリエーションが増えるだけでなく、試合開始直後や攻守交代直後といったピストルラウンドで有利に戦えるポテンシャルを持っているのが強みだ。
さらに「センチネル」らしい索敵能力も持ち合わせているため、同エージェントの“サイファー”や“キルジョイ”、「コントローラー」の“オーメン”のような立ち回りも得意とする。実装直後からその強さは頭角を現し、競技シーンではさまざまなプロチームが使用していたエージェントでもある。
しかしあまりに強すぎるその性能から、2022年12月6日(火)のパッチ5.12では各種アビリティに大幅な変更が行われた。そんな大きく変わったチェンバーを紹介していこう。
アビリティー紹介
ここからは、チェンバーのアビリティーを紹介していこう。[C]トレードマーク
【コスト:200/ストック1】スキル「トレードマーク」は、敵をスキャンできるトラップが設置できる。敵が範囲内に入ると、周囲の地形が変化。範囲内にいるプレイヤーは移動速度、ジャンプ力が制限される。“キルジョイ”のスキル「アラームボット」と“セージ”のスキル「スロウオーブ」を組み合わせたような効果だ。
索敵範囲は10m前後で壁越しでは反応しない。また、発動後4秒間は効果が続くため発動すれば非常に強力。パッチ5.12でトラップに範囲制限がされるようになり、“チェンバー”とスキル「トレードマーク」の距離が一定以上離れると、機能しなくなる仕様になった。
また設置した「トレードマーク」は壁越しからでも[Fキー]で回収可能。回収後は30秒後に再設置できるようになる。
なお敵を感知した場合、画面中央に「ターゲット命中」というダイアログとともに、ミニマップのトラップが赤く点灯する。味方もミニマップや、チェンバーの「かかった!」「いたぞ!」という声で確認できるので、覚えておこう。
敵に“チェンバー”が使われると非常にやっかいなのは、動作音が小さく見つけにくいという点。事前に見つけた場合は射撃で破壊できるが、トラップ発動範囲が10m前後なのに対し、動作音が聞こえる範囲が6m前後とかなり狭い。地形越しや高台に設置されると見つけづらいため、相手の設置癖を読み取るのも大切だ。
範囲外からスモーク系のスキルで「トレードマーク」を隠してしまうのも一つの手。裏取りを警戒して設置しているような場合は意表を突くこともできるぞ。
[Q]ヘッドハンター
【コスト:150/ストック8】スキル「ヘッドハンター」はヘヴィーピストルが装備できる。例えるならばADSができるサイドアーム「シェリフ」といった感じ。シェリフとの大きな違いは右クリックでADS(簡易照準)を使うことができる点と、威力が距離減衰しないという点だ。
ストックは8つで、150クレジットで弾1発を購入するという認識でOK。射撃さえしなければ、ストックが減ることはないので、索敵をするためだけにADSで除くのもアリだ。なお、威力は頭が159、胴体が59、脚が46となっている。
[E]ランデヴー
【コスト:0/ストック:1】
スキル「ランデヴー」はテレポートアンカーを設置し、アンカーへ瞬間移動できるようになる。設置できるアンカーの距離は決まっていて、アンカー同士が10m圏内でないと設置できない。なお、アンカーを回収した場合は30秒後に再設置可能。さらに使用してから30秒後に再使用、再設置できるようになる。
エージェント「コントローラー」の“オーメン”のスキル「シュラウドステップ」のような使い方も可能で、高台に設置することで奇襲することもできる。敵に見つかった瞬間に[Eキー]でもう片方のアンカーにワープすれば、比較的安全に離脱もできる。
ただ、ワープしたときの音がかなり大きく、周囲のプレイヤーにも聞こえる。具体的な場所が分かるワケではないが、隠密行動は難しいので覚えておこう。また敵に“チェンバー”がいた場合、テレポートアンカーを見かけたら破壊しておくのも手。一度破壊してしまえば、そのラウンド中は再使用できなくなる。
[X]ツール・ド・フォース
【コスト:ULTポイント8/ストック:1】スキル「ツール・ド・フォース」は強力なカスタムスナイパーライフルを召喚。性能はスナイパーライフルの「オペレーター」と同等で頭255、胴体150、足127となっている。基本的に足以外ならば1発で倒すことができると思っていいだろう。弾は5発。ほかのアルティメットスキルとは異なり、購入フェーズ時にも発動できる。
また、この武器で敵を倒した場合、スキル「トレードマーク」同様のスローフィールドが周囲に展開。周囲のプレイヤーの移動を制限させることができる。アタッカーサイドでまとまって行動している場合は、かなり危険な付加効果なので、敵の“チェンバー”が使用した際は十分に警戒しよう。
発動後ほかの武器に持ち替えも可能なので、遠距離はこれ、近距離はショットガンの「ジャッジ」といった、オペレーター+ショーティーの組み合わせの強化版みたいな運用もできるぞ。
またスキル「ツール・ド・フォース」→スキル「ヘッドハンター」というコンボも強力。持ち替え後すぐに「ヘッドハンター」で射撃できるので、撃ち損じたあとのフォローにおすすめだ。
まとめ
“チェンバー”は、2022年の競技シーンで最も驚異とされたエージェントといっても過言ではなく、さまざまなプロチームで見ることになった。それが年末のパッチで弱体化ともいえる仕様変更が行われたことで、どのような影響を与えることになるのか——2023年からのチェンバーに注目が集まっている。
© 2020 Riot Games, Inc. All Rights Reserved
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Twitter:https://twitter.com/VALORANTjp
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