【「Red Bull LEGENDUS STREET FIGHTER 6 頂」 優勝チームインタビュー】 「マノンというキャラの強さを証明できたことが誇らしい」

2025年6月29日(日)に東京体育館で行われた「Red Bull LEGENDUS STREET FIGHTER 6 頂」で見事優勝を遂げた、「チームマノン」のSHAKA選手、あくたがわ選手の優勝直後のインタビューをお届け。
SHAKA選手にとっては自身の主催大会での優勝であり、あくたがわ選手にとってはDAY 1の個人戦優勝に続いて連覇となった。
──まずは優勝おめでとうございます。大会を通しての感想と、喜びの声をお聞かせください。
SHAKA:まずは2日間無事に終わったと思うので(※インタビューは表彰式直後のステージ上で実施)、本当に良かったです。それと、まさか自分が優勝できるとは思っていなかったので、自分だけの力っていうわけではなく、それはもちろんあくたがわさんの力あってこそではあったんですけれど、その中でマノンという若干特殊というか一般的ではないキャラで(『スト6』の)キャラを代表して優勝できたことが何よりうれしいです。
あくたがわ:まず、こういう大会を開いてくれたことにとにかく感謝ですね。格闘ゲームの大会は国内で開くのが難しくて、半年とか1年単位で1回くらいなので、感謝の気持ちが大きいです。優勝した感想ですが、ちょっと言葉にし尽くせないほど感無量です。ただただうれしいですね。
──今大会でいろいろな方と戦ってこられたと思いますが、一番苦しかった、大変だった相手は誰でしたか?
あくたがわ:やっぱりチームダルシムがきつかったですね。もちろんキャラもそうなんですけど、ダルシムなので結構分かりにくいと思うんですけど、harumyさんは防御行動で「ディレイ」(遅らせる行動)を後半の随所に含ませていたので、どんどんやりにくくなっていって追いつかれちゃうんじゃないかという恐怖感もあり、それに打ち勝つのは大変な労力でした。
SHAKA:もちろん決勝に上がってきたチームダルシムも、最後に(ありけんさんに)負けましたし、本当に強かったんですけど、その中でもやっぱりいろいろな大会でもたびたび対戦しているドンピシャさんです。対戦ゲームを通してなので、ちょっと変に感じるかもしれないんですけど、ゲームを通じた気迫というか、いつもと違うやる気を感じるプレーで。負けた時に「これ、もう1回当たっても勝てないかもな」って、正直思っちゃいましたね。
なので、ドンピシャさんが1番手ごわいなと感じました。
──格闘ゲームは1対1のゲームですが、「LEGENDUS 頂」はチームやキャラのファンなど、誰かを背負っての戦いだったと思います。その意味やお互い印象をお聞かせください。
SHAKA:僕はよく冗談半分で、キャラクターの強さの話をする時に、自分のキャラを弱く言ったりするんです。もちろん(今大会には)プロの方々はいないので、ちょっと違うかなと思うんですけど、優勝したということで、このキャラクター(マノン)の強さを証明できたということに、ある種誇らしく思っています。
あくたがわさんはもう、格闘ゲームをやっている人だったら、今知らない人はいないくらい有名だと思います。ただ、もう終わったから言えるんですけど、「緊張しない」って言ってたあくたがわさんが意外とちょっと手が震えていて、なのにいつもと変わらない、いつも以上のパフォーマンスを、このオフラインという特殊な環境で発揮できているのは、本当に一流のプレーヤーだとあらためて思わされました。
あくたがわ:格闘ゲームはひとりで完結するものなんですけど、SHAKAさんと上がっていきたいという、他人とは思えない「一心同体」の感覚が生まれたのは初めてですね。2人ということもあって、他人の枠組みを外れた変な感情のエネルギーみたいなものがプラスされてこの結果につながったのだと思います。

これまで「LEGENDUS」としてキャラクターを代表して戦ってきた「師弟杯」とは異なり、今大会はプロゲーマーではなくストリーマーと一般プレーヤーが組んでの対決。それだけに、今回の結果はキャラパワーをそのまま示すものではなかったかもしれない。
しかし、過去の「LEGENDUS」で生まれた「村」や「一門」といったキャラごとのコミュニティの力は、これまでの大会以上に選手たちと応援するファンの間で増幅されていたように思う。勝負に貪欲でシビアなプロの世界とは異なり、好きなキャラやこだわりのキャラを使い続けているファンたちだからこそ、その強い思いを背負った選手たちの戦いもよりドラマチックで白熱したものになっていた。
ちなみに、「LEGENDUS」としては3月大会で優勝した「立川バレエ教室」に続き、マノンが連覇を果たした形となっているが、『スト6』プレーヤーならご存じのとおり、マノンはそれほど簡単に勝てるキャラではない。この結果を受けてマノンユーザーが増えたり、さらなる攻略が進むような変化が現れるのか。今後のキャラ使用率や今大会での上位キャラの活躍にも注目していきたい。
Red Bull LEGENDUS STREET FIGHTER 6 頂 大会情報
https://esports-world.jp/tournament/48060
LEGENDUS(X)
https://x.com/LEGENDUS_SHAKA
SHAKA選手にとっては自身の主催大会での優勝であり、あくたがわ選手にとってはDAY 1の個人戦優勝に続いて連覇となった。
SHAKA「マノンというキャラで優勝できたことがうれしい」
──まずは優勝おめでとうございます。大会を通しての感想と、喜びの声をお聞かせください。
SHAKA:まずは2日間無事に終わったと思うので(※インタビューは表彰式直後のステージ上で実施)、本当に良かったです。それと、まさか自分が優勝できるとは思っていなかったので、自分だけの力っていうわけではなく、それはもちろんあくたがわさんの力あってこそではあったんですけれど、その中でマノンという若干特殊というか一般的ではないキャラで(『スト6』の)キャラを代表して優勝できたことが何よりうれしいです。
あくたがわ:まず、こういう大会を開いてくれたことにとにかく感謝ですね。格闘ゲームの大会は国内で開くのが難しくて、半年とか1年単位で1回くらいなので、感謝の気持ちが大きいです。優勝した感想ですが、ちょっと言葉にし尽くせないほど感無量です。ただただうれしいですね。
──今大会でいろいろな方と戦ってこられたと思いますが、一番苦しかった、大変だった相手は誰でしたか?
あくたがわ:やっぱりチームダルシムがきつかったですね。もちろんキャラもそうなんですけど、ダルシムなので結構分かりにくいと思うんですけど、harumyさんは防御行動で「ディレイ」(遅らせる行動)を後半の随所に含ませていたので、どんどんやりにくくなっていって追いつかれちゃうんじゃないかという恐怖感もあり、それに打ち勝つのは大変な労力でした。
SHAKA:もちろん決勝に上がってきたチームダルシムも、最後に(ありけんさんに)負けましたし、本当に強かったんですけど、その中でもやっぱりいろいろな大会でもたびたび対戦しているドンピシャさんです。対戦ゲームを通してなので、ちょっと変に感じるかもしれないんですけど、ゲームを通じた気迫というか、いつもと違うやる気を感じるプレーで。負けた時に「これ、もう1回当たっても勝てないかもな」って、正直思っちゃいましたね。
なので、ドンピシャさんが1番手ごわいなと感じました。
「あくたがわさんのプレーに引っ張られた」と自身の成長も感じていたSHAKAだったが、わずかな隙を見逃さないドンピシャに敗れた
あくたがわ「もはや他人じゃないような“一心同体”のエネルギーがこの結果を生んだ」
──格闘ゲームは1対1のゲームですが、「LEGENDUS 頂」はチームやキャラのファンなど、誰かを背負っての戦いだったと思います。その意味やお互い印象をお聞かせください。
SHAKA:僕はよく冗談半分で、キャラクターの強さの話をする時に、自分のキャラを弱く言ったりするんです。もちろん(今大会には)プロの方々はいないので、ちょっと違うかなと思うんですけど、優勝したということで、このキャラクター(マノン)の強さを証明できたということに、ある種誇らしく思っています。
あくたがわさんはもう、格闘ゲームをやっている人だったら、今知らない人はいないくらい有名だと思います。ただ、もう終わったから言えるんですけど、「緊張しない」って言ってたあくたがわさんが意外とちょっと手が震えていて、なのにいつもと変わらない、いつも以上のパフォーマンスを、このオフラインという特殊な環境で発揮できているのは、本当に一流のプレーヤーだとあらためて思わされました。
あくたがわ:格闘ゲームはひとりで完結するものなんですけど、SHAKAさんと上がっていきたいという、他人とは思えない「一心同体」の感覚が生まれたのは初めてですね。2人ということもあって、他人の枠組みを外れた変な感情のエネルギーみたいなものがプラスされてこの結果につながったのだと思います。

普段冷静なあくたがわ選手の勝利の瞬間。同キャラ使い同士のタッグという「LEGENDUS」ならではの絆が見えた
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これまで「LEGENDUS」としてキャラクターを代表して戦ってきた「師弟杯」とは異なり、今大会はプロゲーマーではなくストリーマーと一般プレーヤーが組んでの対決。それだけに、今回の結果はキャラパワーをそのまま示すものではなかったかもしれない。
しかし、過去の「LEGENDUS」で生まれた「村」や「一門」といったキャラごとのコミュニティの力は、これまでの大会以上に選手たちと応援するファンの間で増幅されていたように思う。勝負に貪欲でシビアなプロの世界とは異なり、好きなキャラやこだわりのキャラを使い続けているファンたちだからこそ、その強い思いを背負った選手たちの戦いもよりドラマチックで白熱したものになっていた。
ちなみに、「LEGENDUS」としては3月大会で優勝した「立川バレエ教室」に続き、マノンが連覇を果たした形となっているが、『スト6』プレーヤーならご存じのとおり、マノンはそれほど簡単に勝てるキャラではない。この結果を受けてマノンユーザーが増えたり、さらなる攻略が進むような変化が現れるのか。今後のキャラ使用率や今大会での上位キャラの活躍にも注目していきたい。
Red Bull LEGENDUS STREET FIGHTER 6 頂 大会情報
https://esports-world.jp/tournament/48060
LEGENDUS(X)
https://x.com/LEGENDUS_SHAKA
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