【連載】Yomiの「観戦勢から始める『リーグ・オブ・レジェンド』」
『チームファイトタクティクス』ってなに? すぐにわかる『TFT』入門講座【Yomiの「観戦勢から始める『リーグ・オブ・レジェンド』」第3回】
※本記事は、Yomi氏が執筆した記事をもとに、編集部が最新情報を加筆・修正しています。
みなさんこんにちは。Yomiです。
今回は『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)のモードの1つとして実装された、話題の『チームファイトタクティクス』(TFT)について話していきます。
これはいわゆる「オートチェス」と呼ばれているジャンルに位置するゲームです。その中でも『LoL』お馴染みのチャンピオンやアイテムが登場し、どちらも配信している人が多いので、知っておいて損はないと思います!
名前だけは聞いたことあるけど全然知らない人というに向けて、ゲームのおおまかなルールや流れを話すことで、観戦できるようになるお手伝いをできれば幸いです。
また、まだまだ始めたての初心者も多いと思うので、どうやって遊べばいいかわからない人にも実りのある内容にできたらと思います。
このゲームの流れを大雑把にまとめると、
上記を1ラウンドとし、これを延々と繰り返すゲームです。戦った後に、倒せなかった敵に応じて自分の体力が削られてしまい、これを8人で競い合い、最後まで残った人が優勝となります。
もっと詳しく詳細なシステムを知りたい場合は、こちらにライアットゲームズ公式が記した説明書があります。
このジャンルの一番の肝は、特定のチャンピオン(駒)やアイテムを「集める」ことです。
戦闘は自動で行われるので、いかに強い駒を集められるかが勝負のわかれ目です。ただ、適当に集めていても強くはなれません。プレイ時点でのパッチに合わせた「メタ」を理解し、自分が作りたいチームの「構成」を目指し、強力なチャンピオンにアイテムなどを持たせる「ビルド」も重要になります。
「駒」を集めることで強くなれる要素は以下の3つです。
単純に強い駒
どの駒にも「ティア」という駒の価値が設定されていて、値段の1~5まで幅があります。基本的には値段が高いほうが貴重で強力とされており、出現しにくくなっています。
同じ駒
どの駒も、3体集めることでチャンピオンレベルを上げることができます。
レベル2の同じ駒を3体集めるとさらにレベルが上がり、レベル3が最高です。
シナジーのある駒
実はこれが一番大切な要素になりますが、『TFT』は駒ごとに「オリジン」と「クラス」という2種類の属性を持っています。
これらが同じ駒を集めることで、「シナジー」と呼ばれる強力な追加効果を得ることができます。
なので、基本的にこの画像の縦、横の列をそろえるように集めていきます。
シナジーがそろうと、レベル3のチャンピオンが作れなくても勝つことができたりします。
駒を強化する上で何より欠かせないものが「アイテム」です。
このゲームには基本アイテムが8種類あり、それらを組み合わせることで36種類の合成アイテムを作ることができます。このゲームはアイテムが与える影響が他のゲームに比べて特に大きいので、「僕が考えた最強のチャンピオン」を完成させることが勝利への近道です。
アイテムは数ラウンドごとに出てくるNPC(モンスターなど)を倒してランダムで入手するか、後述のドラフトで、駒と一緒にもらえます。
どのようなアイテムがあるおかは、「League of Graphs」あたりを見るとわかりやすいと思います。
ドラフトは、他のオートチェスジャンルのゲームと一番違う特徴と言えます。ドラフトは数ラウンドごとに定期的に訪れ、中央で回っている駒の中から好きな駒を選べる仕組みです。ちなみに日本では「回転寿司」って呼ばれてたりします。
ドラフトは現在の体力が低い人から選ぶことができるので、最大の逆転チャンスであり、わざと序盤やられる戦略もとれます。
このゲームは実はプレイヤー自身にもレベルがあります。レベルを上げることで以下のメリットがあります。
(1)戦いに参戦させられる駒数が増える
(2)出現キャラの確率変更
レベルを上げるために必要な経験値はラウンド経過か、4ゴールドを払うことでいつでも取得できます。
ショップには毎ラウンド新しい駒が陳列されます。また、2ゴールドを払ってリロールすることで陳列された駒を一新できます。
基本的には、ショップを利用して駒を買うことで「構成」を固めていきます。駒はティアに応じてゲーム全体で出現する数が決まっており、同時に戦っている8人がいっぱい持っている駒ほど、ショップに出にくくなります。
上記の2つを活用する上で欠かせないのが「ゴールド」です。ゴールドは毎ラウンド開始時に以下のものがもらえます。
あとはこれに追加して、駒の売却や、シナジーを利用することでも入手できます。
このゲームは流れがある程度決まっていて、運要素も大きいので、ただ漠然とプレイしていても正直勝つことはできます。
しかし、少しでも勝つ確率を上げるために、さまざまな手法をこらします。プレイヤーにより差が出る要素は主に以下の4つです。
この判断は人によってさまざまなので、ここに注目することでプレイヤーの特徴がつかめます。
中でも、「いつゴールドを使うか」は一番ゲームが動くので最大の見どころです。大金を使って大逆転をするか、なんの成果も得られませんでした! となるかはその人の運命力次第です。
最終的にどんな結末になるかを暖かく見届けましょう。
見どころで挙げた4つの要素に、実際どのような判断基準があるかを解説します。観戦する目的が「トーク」や「リアクション」の人は知らなくてもいいことなので、どうやって勝ちに近づけるかに興味がある人だけ読んでください。
(1)来た駒に合わせる
●メリット
序盤からある程度そろっているので、ロスが少ない
自分の手だけ見ればいいので楽
●デメリット
もしみんなが集めていたら中盤以降伸び悩む
そもそも弱いシナジーの場合は勝ちきれない
(2)競合の少ないシナジーを狙う
●メリット
●デメリット
みんなの手を逐一把握しないといけないので忙しい
(もちろんどんな時もしたほうがいい)
序盤の手が無駄になりロスが発生する恐れがある
残り物が弱い場合がある
(3)最強と信じるシナジーを目指す
・メリット
もちろん、どれかに特化している人も稀だと思うので、だいたいは上記の基準に比重をかけてバランスよく判断していると思います。
シナジー重視
・あと1個でシナジーが完成する場合などに強力
・シナジーの競合が多いときなど
アイテム重視
・唯一アイテムを確定で取得できる場
嫌がらせ重視
・人が欲しいものをあえてとっていくスタイル
・そろえられるとまずいものがある時
・上位陣の勝確を防ぐ
正直シナジーをそろえるのはゴールドで解決できるので、実力でカバーできます。しかし、アイテムはドラフトで選ばない限り、完全に運ゲーです。
最終盤に、コイツがいないと成り立たないけどもうゴールドがない!
というとき以外はアイテムを重視して選ぶのが吉でしょう。
その上で、相手の後衛を狙うアサシンや、ブリッツクランクを使うことで、相手のダメージを出す後衛を狙う戦略がとれます。
逆に、相手が後衛を狙っていることがわかったら、あえて前後を入れ替えたり、後ろに囮を置くという配置もとれます。
相手のやりたいことを把握し、常に裏をかけるように配置できるようになると、ただ何も考えずに置くよりもより勝つことができるでしょう。
(1)50ゴールドを越えたとき
連勝・連敗ボーナスは対戦相手にも依存するため、意図して調整するのが難しいです。ゴールドをより安定して稼ごうと思うと、所持ボーナスを増やすのが一般的です。
そのため、50ゴールドまでは頑張って節約し、50ゴールドを越えた分だけ使う方法が一番効率が良くなります。
(2)欲しい駒が手に入りやすい時
欲しい駒が手に入りやすい時は、リロールの効率が良くなります。なので、所持ボーナスを捨てても結果的にゴールドを得することがあります。
主に以下の2パターンです。
・欲しいティアの入手確率が高い時
例えば ティア1だとレベル5になると確率がだいぶ落ちるので、レベル4ぎりぎりまでゴールドを貯めて、レベル5になる直前にリロールする戦法があります。
しかし、競合している人が多いと、みんながこのタイミングで集め出すので、出遅れると悲惨なことになります。
もしみんな狙っていそうな場合は、さらに1ラウンド前にリロールしてしまうのも手でしょう。
逆に、グレイシャルのように、高ティアが鍵の場合は所持ボーナスを優先してゴールドをため、できるだけ早くレベルを上げることを目指します。
・競合している人が手放した時
特に終盤、欲しい駒を持っている人がリタイアした直後は狙い目です。
他にシナジーが競合している人が多いほど効果的です。
・レベルがすぐ上がるとき
駒の数は戦力に直結するので、あと1回経験値を買ったらレベルが上がる時には、ゴールドを使って戦力を補強するのもありでしょう。
特に、ギリギリで連勝ボーナスが続いているときは、小さな所持ボーナスを捨ててでも維持したほうが得な場合があります。
・死にそうなとき
先の利益を考えて後生大事に抱えてても、死んでしまっては意味がありません。
次で死ぬ! と思ったら、今持っているゴールドを全部消費して、最後の賭けに出るしかないでしょう。
最後に1つだけ忘れてはならないことは、パッチと呼ばれるバランス調整により、いくらでも環境、セオリーは変わるということです。たとえ今強くてもいつまでもそれが通用するとは限りません。
常に状況を見て臨機応変に判断できることは、『TFT』だけでなく『LoL』であっても大切なことです。
以上で、『TFT』 に関する説明を終わりますが、いかがでしたでしょうか?
日本人が世界チャンピオンになるなど、話題性も高いタイトルです。どんどん仕様やバランスも変わりつつ、混沌具合や変化も楽しんでいけるといいですね。
今までルールがわからなくて敬遠していた人も、これを期に観戦からでもいいのでふれてみていかがでしょうか?はいかかでしょうか?
チームファイト タクティクス:https://teamfighttactics.leagueoflegends.com/ja-jp/
©️2024 Riot Games, Inc. All rights reserved.
はじめに
みなさんこんにちは。Yomiです。
今回は『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)のモードの1つとして実装された、話題の『チームファイトタクティクス』(TFT)について話していきます。
これはいわゆる「オートチェス」と呼ばれているジャンルに位置するゲームです。その中でも『LoL』お馴染みのチャンピオンやアイテムが登場し、どちらも配信している人が多いので、知っておいて損はないと思います!
名前だけは聞いたことあるけど全然知らない人というに向けて、ゲームのおおまかなルールや流れを話すことで、観戦できるようになるお手伝いをできれば幸いです。
また、まだまだ始めたての初心者も多いと思うので、どうやって遊べばいいかわからない人にも実りのある内容にできたらと思います。
『チームファイト タクティクス』ってどんなゲーム?
このゲームの流れを大雑把にまとめると、
- ゴールドを貯める
- チャンピオン(駒)やアイテムを集める
- 集めたものを組み合わせて戦わせる
- 100ある体力が0になってしまった人はリタイア
上記を1ラウンドとし、これを延々と繰り返すゲームです。戦った後に、倒せなかった敵に応じて自分の体力が削られてしまい、これを8人で競い合い、最後まで残った人が優勝となります。
もっと詳しく詳細なシステムを知りたい場合は、こちらにライアットゲームズ公式が記した説明書があります。
勝ち負けの要因
このジャンルの一番の肝は、特定のチャンピオン(駒)やアイテムを「集める」ことです。
戦闘は自動で行われるので、いかに強い駒を集められるかが勝負のわかれ目です。ただ、適当に集めていても強くはなれません。プレイ時点でのパッチに合わせた「メタ」を理解し、自分が作りたいチームの「構成」を目指し、強力なチャンピオンにアイテムなどを持たせる「ビルド」も重要になります。
駒
「駒」を集めることで強くなれる要素は以下の3つです。
単純に強い駒
どの駒にも「ティア」という駒の価値が設定されていて、値段の1~5まで幅があります。基本的には値段が高いほうが貴重で強力とされており、出現しにくくなっています。
同じ駒
どの駒も、3体集めることでチャンピオンレベルを上げることができます。
レベル2の同じ駒を3体集めるとさらにレベルが上がり、レベル3が最高です。
シナジーのある駒
実はこれが一番大切な要素になりますが、『TFT』は駒ごとに「オリジン」と「クラス」という2種類の属性を持っています。
これらが同じ駒を集めることで、「シナジー」と呼ばれる強力な追加効果を得ることができます。
なので、基本的にこの画像の縦、横の列をそろえるように集めていきます。
シナジーがそろうと、レベル3のチャンピオンが作れなくても勝つことができたりします。
アイテム
駒を強化する上で何より欠かせないものが「アイテム」です。
このゲームには基本アイテムが8種類あり、それらを組み合わせることで36種類の合成アイテムを作ることができます。このゲームはアイテムが与える影響が他のゲームに比べて特に大きいので、「僕が考えた最強のチャンピオン」を完成させることが勝利への近道です。
アイテムは数ラウンドごとに出てくるNPC(モンスターなど)を倒してランダムで入手するか、後述のドラフトで、駒と一緒にもらえます。
どのようなアイテムがあるおかは、「League of Graphs」あたりを見るとわかりやすいと思います。
「構成」を作る上で大切な要素
ドラフト
ドラフトは、他のオートチェスジャンルのゲームと一番違う特徴と言えます。ドラフトは数ラウンドごとに定期的に訪れ、中央で回っている駒の中から好きな駒を選べる仕組みです。ちなみに日本では「回転寿司」って呼ばれてたりします。
ドラフトは現在の体力が低い人から選ぶことができるので、最大の逆転チャンスであり、わざと序盤やられる戦略もとれます。
プレイヤーレベル
このゲームは実はプレイヤー自身にもレベルがあります。レベルを上げることで以下のメリットがあります。
(1)戦いに参戦させられる駒数が増える
- 単純に数が多いほうが戦闘力が増える
- シナジーを作れる数が増える
- 待機枠が一つ空く
(2)出現キャラの確率変更
- ティアが高い駒の出現確率が増える
レベルを上げるために必要な経験値はラウンド経過か、4ゴールドを払うことでいつでも取得できます。
ショップ
ショップには毎ラウンド新しい駒が陳列されます。また、2ゴールドを払ってリロールすることで陳列された駒を一新できます。
基本的には、ショップを利用して駒を買うことで「構成」を固めていきます。駒はティアに応じてゲーム全体で出現する数が決まっており、同時に戦っている8人がいっぱい持っている駒ほど、ショップに出にくくなります。
ゴールド
上記の2つを活用する上で欠かせないのが「ゴールド」です。ゴールドは毎ラウンド開始時に以下のものがもらえます。
- 自動獲得ゴールド:毎ラウンド必ず得られる(最大5ゴールド)
- 所持ボーナス:今持っているゴールドの1割がもらえる(最大5ゴールド)
- 連勝・連敗ボーナス:連勝・連敗数に応じてもらえる(最大3ゴールド)
あとはこれに追加して、駒の売却や、シナジーを利用することでも入手できます。
見どころ
このゲームは流れがある程度決まっていて、運要素も大きいので、ただ漠然とプレイしていても正直勝つことはできます。
しかし、少しでも勝つ確率を上げるために、さまざまな手法をこらします。プレイヤーにより差が出る要素は主に以下の4つです。
- どのシナジーを選ぶか
- ドラフトで何を選ぶか
- どうやって配置するか
- いつゴールドを使うか
この判断は人によってさまざまなので、ここに注目することでプレイヤーの特徴がつかめます。
中でも、「いつゴールドを使うか」は一番ゲームが動くので最大の見どころです。大金を使って大逆転をするか、なんの成果も得られませんでした! となるかはその人の運命力次第です。
最終的にどんな結末になるかを暖かく見届けましょう。
おまけ:判断基準
見どころで挙げた4つの要素に、実際どのような判断基準があるかを解説します。観戦する目的が「トーク」や「リアクション」の人は知らなくてもいいことなので、どうやって勝ちに近づけるかに興味がある人だけ読んでください。
どのシナジーを選ぶか
シナジーには、ダメージを伸ばすもの、生存率を上げるもの、相手の動きを封じるものなど、さまざまな効果が現れます。ここでは選び方のコツをご紹介します。ただし、運要素が絡んでくるため、必ずしも狙ったシナジーを選べるわけではないことに注意が必要です。(1)来た駒に合わせる
●メリット
序盤からある程度そろっているので、ロスが少ない
自分の手だけ見ればいいので楽
●デメリット
もしみんなが集めていたら中盤以降伸び悩む
そもそも弱いシナジーの場合は勝ちきれない
(2)競合の少ないシナジーを狙う
●メリット
- 中盤以降駒がそろいやすい
- 安定して上位に入りやすい
●デメリット
みんなの手を逐一把握しないといけないので忙しい
(もちろんどんな時もしたほうがいい)
序盤の手が無駄になりロスが発生する恐れがある
残り物が弱い場合がある
(3)最強と信じるシナジーを目指す
・メリット
- そろうと強い
- ルートが決まっている
- 悩まない
- わかりやすい
・デメリット
- 運の要素が大きくなる
もちろん、どれかに特化している人も稀だと思うので、だいたいは上記の基準に比重をかけてバランスよく判断していると思います。
ドラフトで何を選ぶか
シナジー重視
・あと1個でシナジーが完成する場合などに強力
・シナジーの競合が多いときなど
アイテム重視
・唯一アイテムを確定で取得できる場
嫌がらせ重視
・人が欲しいものをあえてとっていくスタイル
・そろえられるとまずいものがある時
・上位陣の勝確を防ぐ
正直シナジーをそろえるのはゴールドで解決できるので、実力でカバーできます。しかし、アイテムはドラフトで選ばない限り、完全に運ゲーです。
最終盤に、コイツがいないと成り立たないけどもうゴールドがない!
というとき以外はアイテムを重視して選ぶのが吉でしょう。
どうやって配置するか
まず前提として、基本的に駒は一番攻撃しやすいチャンピオンから狙うので、耐久力がある駒を前に、柔らかくて火力が出せる駒を後ろにという考え方があります。その上で、相手の後衛を狙うアサシンや、ブリッツクランクを使うことで、相手のダメージを出す後衛を狙う戦略がとれます。
逆に、相手が後衛を狙っていることがわかったら、あえて前後を入れ替えたり、後ろに囮を置くという配置もとれます。
相手のやりたいことを把握し、常に裏をかけるように配置できるようになると、ただ何も考えずに置くよりもより勝つことができるでしょう。
↑ 前衛と後衛を入れ替える
↑わざとどうでもいいやつを一番後ろに置く
いつゴールドを使うか
(1)50ゴールドを越えたとき
連勝・連敗ボーナスは対戦相手にも依存するため、意図して調整するのが難しいです。ゴールドをより安定して稼ごうと思うと、所持ボーナスを増やすのが一般的です。
そのため、50ゴールドまでは頑張って節約し、50ゴールドを越えた分だけ使う方法が一番効率が良くなります。
(2)欲しい駒が手に入りやすい時
欲しい駒が手に入りやすい時は、リロールの効率が良くなります。なので、所持ボーナスを捨てても結果的にゴールドを得することがあります。
主に以下の2パターンです。
・欲しいティアの入手確率が高い時
例えば ティア1だとレベル5になると確率がだいぶ落ちるので、レベル4ぎりぎりまでゴールドを貯めて、レベル5になる直前にリロールする戦法があります。
しかし、競合している人が多いと、みんながこのタイミングで集め出すので、出遅れると悲惨なことになります。
もしみんな狙っていそうな場合は、さらに1ラウンド前にリロールしてしまうのも手でしょう。
逆に、グレイシャルのように、高ティアが鍵の場合は所持ボーナスを優先してゴールドをため、できるだけ早くレベルを上げることを目指します。
・競合している人が手放した時
特に終盤、欲しい駒を持っている人がリタイアした直後は狙い目です。
他にシナジーが競合している人が多いほど効果的です。
・レベルがすぐ上がるとき
駒の数は戦力に直結するので、あと1回経験値を買ったらレベルが上がる時には、ゴールドを使って戦力を補強するのもありでしょう。
特に、ギリギリで連勝ボーナスが続いているときは、小さな所持ボーナスを捨ててでも維持したほうが得な場合があります。
・死にそうなとき
先の利益を考えて後生大事に抱えてても、死んでしまっては意味がありません。
次で死ぬ! と思ったら、今持っているゴールドを全部消費して、最後の賭けに出るしかないでしょう。
環境に適応する
最後に1つだけ忘れてはならないことは、パッチと呼ばれるバランス調整により、いくらでも環境、セオリーは変わるということです。たとえ今強くてもいつまでもそれが通用するとは限りません。
常に状況を見て臨機応変に判断できることは、『TFT』だけでなく『LoL』であっても大切なことです。
まとめ
以上で、『TFT』 に関する説明を終わりますが、いかがでしたでしょうか?
日本人が世界チャンピオンになるなど、話題性も高いタイトルです。どんどん仕様やバランスも変わりつつ、混沌具合や変化も楽しんでいけるといいですね。
今までルールがわからなくて敬遠していた人も、これを期に観戦からでもいいのでふれてみていかがでしょうか?はいかかでしょうか?
チームファイト タクティクス:https://teamfighttactics.leagueoflegends.com/ja-jp/
©️2024 Riot Games, Inc. All rights reserved.
【連載】Yomiの「観戦勢から始める『リーグ・オブ・レジェンド』」
- 『LoL』の配信を楽しむ上で最低限知っておきたいポイント【Yomiの「観戦勢から始める『リーグ・オブ・レジェンド』」第1回】
- 「推し」のススメ 『LoL』観戦を心から楽しむための心構え【Yomiの「観戦勢から始める『リーグ・オブ・レジェンド』」第2回】
- 『チームファイトタクティクス』ってなに? すぐにわかる『TFT』入門講座【Yomiの「観戦勢から始める『リーグ・オブ・レジェンド』」第3回】
- 目的に応じた『リーグ・オブ・レジェンド』観戦ポイント【Yomiの「観戦勢から始める『リーグ・オブ・レジェンド』」第4回】
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