【SFリーグ DivisionS 第1節 MVP選手インタビュー】SS熊本 まちゃぼー「自分とcosaさんのリュウ2枚は自信のあるカード」

ストリートファイター6』(スト6)の国内プロリーグ「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2025」(SFリーグ 2025)が8月29日(金)より開催中。

本リーグは、出場する12チームがDivision S、Division FといったふたつのDivisionに分かれリーグ戦を行うeスポーツ大会だ。各試合では、チームメンバー4名の中から3名が、先鋒、中堅、大将として対戦をし、勝利するとそれぞれポイントが付与される。総合得点が高い方が勝利となり、同点の場合はリザーブ(控え)の選手同士による延長戦を実施。延長戦に勝利したチームが勝利となる。


全10節、30マッチを毎週火曜日と金曜日に約4カ月間かけて行い、各Divisionの上位チームがプレーオフ・グランドファイナルに進出するといった仕組みだ。プレーオフでは国内最強チームが決定するだけでなく、優勝チームはUS/EUROPEチームと世界最強をかけて争う「SFL: ワールドチャンピオンシップ」の出場権を獲得できる。

8月29日(金)に開催されたDivisionS 第一節、チームマッチ 1では、Saishunkan Sol 熊本(SS熊本)vs Victrix FAV gaming(FAV)の試合が行われ、SS熊本が30ポイントを獲得して勝利。まちゃぼー選手がMVPに選ばれた。

大将として出場したまちゃぼー選手は、対するもけ選手の春麗の素早い攻撃にもしっかりと対応。前に出る立ち回りで、的確にしゃがみ中Kからの差し替えしが勝利のカギとなったか。今回は、MVPに選ばれたまちゃぼー選手の合同記者会見の様子をお届けしよう。

MVP まちゃぼー選手インタビュー


——今回のオーダーの狙いを教えてください。

まちゃぼー:勝率を意識しました。今回アウェーなので、「この人とは本当に戦いたくない」って相手がいると、被せられちゃって厳しいみたいな状況があると思います。例えば、ネモさんはりゅうきちさんのケンを嫌がっていたんですが、まず最初に来るだろうと読みで、勝率が平たくなる僕ら3人を先に出したという感じです。

リュウが2枚いるのになぜ僕が大将になったのかというと、僕がサブキャラで豪鬼を持っていたというのが理由です。仮にBO3の先鋒でリュウで負けたから豪鬼にキャラを買えたとしても流れに乗れずに負ける可能性がある。BO5の大将戦なら、1回負けてもまだ1回負けることができる——。そういった部分が大きいですね。

——チームの中に同じリュウを使うプレーヤーがふたりいる中で、それでもリュウを使うことを選んだ理由を教えてください。

まちゃぼー:以前の僕でしたら、同じキャラ2枚はちょっと弱めかなって思ってはいました。例えば去年なんかは豪鬼が多いシーズンで戦っていましたが、キャラが強いとはいえ豪鬼2枚は損かなぁみたいな。

ただ今回はcosaさんとふたりで情報を共有したとしても、最終的に(同じキャラだけど)違う戦い方になる——。自分のリュウが対策されても、cosaのリュウに勝てるとは限らないんですよ。お互いいい塩梅(あんばい)で動きが違うなと感じて、リュウ2枚で挑むことにしました。

まあで最初は結構チームメイト相談したんですよ。調整が入るってなった時に「(リュウ2枚になっちゃったら)どうしましょう」って。でも、ネモさんも「2枚でもいいんじゃない?」って言ってくれたのも要因です。

今日実際にやってみたら、全然動きも違うし、自信のあるリュウ2枚になっています。

——相手のもけ選手がインターバルを取った時、SS熊本側はどんな話をされていましたか?

まちゃぼー:話を聞くというよりは僕が話していました。今自分に起きている現象はこういうことで、これができて、これがでてきない。だから自分のパフォーマンスが低いというのを全部聞いてもらいました。

その上で、向こう側からアドバイスをいただいたって感じですね。

——そのあと1本取られてしまいましたが、そのあとインターバルを取ることはありませんでしたね。

まちゃぼー:もともとそこまでインターバルを取るタイプでもないので取りませんでした。こういう負け方もあるよなって感じで、気にしすぎないようにしました。

春麗とリュウという組み合わせにとって、リュウ側は立ち回り的に結構嫌な部分があるので、負けて嫌なイメージが先行した状態で深く考えると、嫌なイメージが強くなってしまいますしね。逆にリュウがすごい有利な立場だったら、インターバルを取っていたのかも知れません。

——今回4人そろってシブヤeスタジアムからの出場されていますが、どんなメリットを感じられましたか。


まちゃぼー:一緒にいることによってオンラインより密になれる点ですね。いろんなことが分かりやすいと思いました。たとえばチームメートが緊張してるなとか——。オンラインだと声だけだと気づきにくいこともありますしね。

(緊張しているのに気づいたら)ほぐしてあげることもできますし、事前の練習も見てあげられるし、逆に自分の練習も見てもらえるということで、アドバイスしあえるというのがやりやすい。共有力というのが増えた感じがします。(オフラインで集まる環境は)いいことばかりなんじゃないかなー。

やっぱりオフの方がいいよねって感じがします。

——初参戦だったこばやん選手は惜しくも敗れてしまい、ひどく落ち込んでいるように見えましたが、まちゃぼー選手からお声がけはしましたか?

まちゃぼー:あのあとまだ話せていないので、この後します!

——ありがとうござました!

試合結果


対戦カードSS熊本(アウェー)FAV(ホーム)
先鋒
(2-0)
✅cosa
(リュウ:C)
藤村
(舞:C)
中堅
(0-2)
こばやん
(ザンギエフ:C)
✅sako
(エレナ:C)
大将
(3-2)
✅まちゃぼー
(リュウ:C)
もけ
(春麗:C)
延長
(—)
ネモ
(ブランカ:C)
合計 30pt 10pt

Division S 総合ポイント


順位チーム名PointsBattle +/-Round +/-Remaining (Home)Remaining (Away)
1位 Crazy Raccoon 30 +2 +4 4 5
2位 Saishunkan Sol KUMAMOTO 30 +1 0 5 4
3位 CAG OSAKA 30 -1 -4 4 5
4位 NAGOYA NTPOJA 20 +1 +4 5 4
5位 Victrix FAV gaming 10 -1 0 4 5
6位 Good 8 Squad 10 -2 -4 5 4

初戦白星と幸先のいいスタートを切ったSaishunkan Sol 熊本。次の対戦は9月5日(金)の第2節 チームマッチ 3にCrazy Raccoon戦が行われる予定だ。

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編集:いのかわゆう


【井ノ川結希(いのかわゆう)プロフィール】
ゲーム好きが高じて19歳でゲーム系の出版社に就職。その後、フリーランスでライター、編集、ディレクターなど多岐にわたり活動している。最近はまっているゲームは『Bloodborne』。

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