【連載】Yomiの「『LoL』をゼロからひとりでも始められるハウツー講座」
【『LoL』0-1-2講座 STEP 20】「ランク戦」に挑戦しよう!

みなさんこんにちは。Yomiです。
前回までで、『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)について、ルールからゲーム要素、考え方まで一通り話してきました。
今回はいよいよ、このゲームの醍醐味であり、多くの人に喜びや悲しみ、希望と絶望を与えることで、このゲームの虜にさせていくことになる「ランク戦」について話していきたいと思います。
ランク戦とは、試合の勝敗に応じてポイントが増減し、それにより自分の実力を示してくれるモードです。いわば武道などにおける段位のようなシステムです。ランク戦は自分の上達が目に見える形としてあらわれるので、うまくなっているという実感を感じやすく、『LoL』をやるモチベーションの維持に繋がります。また、自分がどれくらいの強さだというのが客観的に示せるので、知らない人と遊ぶ時でもお互いの実力をある程度は察することもできます。
『LoL』をやっている人の中には、「ランクで成績を残せない人は無価値、高レートの人の言うことは絶対である」というようなランク至上主義の人も多くみられます。そのため、「ランク戦こそが本番であり、それ以外はすべて練習だ」と考える人も多いです。
もちろん、ノーマル(サモナーズリフトの「ブラインドピック」)やARAM(ランダムミッド)、AI戦を楽しむ人もいるので、上記の考えにとらわれる必要はありません。しかし、ランクが低いと自分のことを軽く見られたり、試合のコール(今すぐバロンを倒したい! のような意見)も通りにくくなるかもしれません。
より高みを目指したい人、ちょっとずつでもうまくなっている自信を付けたい人、他の人に認めてもらいたい人はぜひランクモードに挑戦してみてください。
ランクには「ティア」と呼ばれる以下の9つの大区分があります。

また、アイアンからダイアモンドまでは「ディビジョン」と呼ばれるさらに4分割された小区分があります。例えば、「ゴールド4」「プラチナ2」のように、下から4 < 3 < 2 < 1 の順番でランク付けがされます。
ランクをまだやっていない人は「アンランク」として、どの枠組みにも入りません。
ランク戦は、試合の勝敗によって「リーグポイント」、略称「LP」と呼ばれるポイントが増えたり減ったりします。
LPは0〜100 の間で増減し、0の状態で何回か負けるとひとつ下のディビジョンに降格します。逆に、LPが100に達すると、次のディビジョンに行くための「昇格戦」が始まります。ティアをまたがない(4→3、3→2、2→1)昇格戦は、Bo3(3本先取)で行われ、3試合中2試合に勝利すると次のディビジョンに移ります。

ティアをまたぐ昇格戦(シルバー1 →ゴールド4など)は、Bo5 で行われ、5試合中3試合に勝利すると次のティアに移ります。もし昇格戦で負け越してしまった場合は、負け越した試合数に応じてLPが減り、もう一度100まで貯めなおさなければなりません。
『LoL』では、より成功体験を感じてもらえるようにするために「昇格ヘルパー」というシステムがあります。
誰だって昇格は嬉しいですが、あまりにも昇格戦に失敗するとそれだけで心が折れてしまうかもしれません。そのため、一度経験した昇格戦(昇格戦に失敗しもう一度同じティアの昇格戦に挑戦・降格した後にそのディビジョンの昇格戦に挑戦)をする場合は、すでに1勝した状態から始まります。これにより、昇格戦に失敗した時の絶望感が和らぎ、より簡単に昇格の喜びを味わうことができるようになります。

この昇格ヘルパーはプラチナに入るまでは有効なので、恐れずにどんどん戦ってランクを上げていきましょう。
ランク戦は真剣勝負なので、決して負けられない戦いを繰り広げることになります。しかし、中にはチャンピオン選択画面の段階で明らかに勝つつもりがない人がいたり、チーム構成的に勝つのがとても厳しい状況に追いやられることがあります。その場合は、チャンピオン選択画面の段階で試合を抜けるのもひとつの方法です。
チャンピオン選択画面を抜ける行為は「ドッジ」(Dodge)と呼ばれます。ドッジ自体は一度マッチングした人たちの時間を無駄に浪費させる行為でもあるので、もしドッジをした場合は、初回はマイナス3LP、2回目以降はマイナス10LPのペナルティが課せられます。しかし、負けてしまうと15LP減ることを考えると、明らかに勝ち目の薄い戦いは避けるに越したことはありません。
うまくドッジを判断できるようになるのも、ランクを上げるためのひとつの技術とも言えると思うので、もし勝てないと試合前から思ってしまった場合は、ドッジをすることも視野に入れましょう。
ただし、昇格戦に関しては、ドッジしてしまうとそれだけでその試合は負け判定になってしまいます。なので、昇格戦の時だけは決してドッジはしないように気を付けてください。
いざランク戦を始めるとなった時に、実際にどの程度の強さなのかというのは、自分もわからないし運営側もわかりません。なので、最初の10戦は「振り分け戦」といって、実力試しのような試合をすることになります。
振り分け戦中は、通常よりもLPがとても多くもらえるので、振り分け戦は最初に配置されるランクにとても大きな影響を与えます。
最初の方の振り分け戦はシルバーやゴールドと戦うこともあるので、始めたばかりの初心者の人がいきなりランク戦に行くと、手痛い洗礼を浴びることになるかと思います。しかし、そこで落ち込んで諦めてしまう必要はありません。ほとんどの人は負け越しで始まります。
ランク戦では、試合を続けていくと、だんだん自分の実力も正確に見定められてくるので、次第に自分と同じような実力の相手と戦えるようになり、次第に勝率が50になるように落ち着いてきます。なので、適正ランクになり勝ったり負けたりするようになってからがスタート地点だと思ってください。
スタート地点に立てばあとはランクを上げるだけです。怖がることなく戦い続け自分を磨くことで、どんどんランクを上げていきましょう!
目に見えるランクとは別に、システム的に実際の実力だと考えられている数値が「内部レート」です。
先ほど言ったように、適正ランクであれば勝率は50%に落ち着いてくるはずなのですが、中には勝率が80%を超えるような人も出てきます。その人は、明らかに今のランクの強さを超えているとみなされて、より上のランクの人と試合をすることになります。
その場合、もちろん同じランクの人と戦うよりも苦戦を強いられることになりますが、その状況でも勝つことができると、他の人よりも多くLPをもらうことができます。さらに、通常は昇格戦に勝つとひとつ上のディビジョンに行きますが、内部レートが高くなりすぎると一気にふたつ上のディビジョンに配置されることもあり、この現象は「飛び級」と呼ばれます。
LPは適正ランクだと勝ち負けで15前後増減しますが、もし勝ってプラス25LP、負けてマイナス8LPといった場合は、間違いなく内部レートが高くなっている証拠です。なので、そのまま勝ち続けてどんどん上のランクになってしまいましょう。
逆に、勝ってもプラス10LP、負けてマイナス20LPのような場合は、今のランクでも戦えていないということになり、0LPで負けるとすぐに降格してしまうこともあります。そうなった場合は、一度ランク戦から離れて自分と向き合ってみるのもアリでしょう。
ランク戦ではノーマルと違い、自分の一番得意なレーン(メイン)と、二番目に得意なレーン(サブ)を宣言してマッチングに入ります。基本的に一番得意だと宣言したレーンとして戦うことが多いですが、もし競合が多かった場合は二番目に宣言したレーンで戦うことになります。

なので、ノーマルで練習するときも、ランクでメインで戦っていくレーンを意識しながら戦うと、より効率的にランクで勝つための技術を身に着けることができるようになるでしょう。
ちなみに、レーンを宣言して試合開始の待機状態になることを「キューに入る」「インキュー」と言います。
一番目のレーンも二番目のレーンも競合が多かった場合は、試合の待ち時間を減らすために、宣言していないレーンを割り当てられることもあります。このシステムは「どこでもオプション」と呼ばれます。
どこでもオプションはそれだけで不利なので、自分がどこでもオプションの場合は、相手のチームにもどこでもオプションの人が加えられるようになっています。また、一度どこでもオプションで試合をするとしばらくどこでもオプションになることはなく、昇格戦の時は絶対にどこでもオプションにはなりません。ただし、もしドッジにより試合が無効になった場合は、どこでもオプションをしたことにはならないので、連続してどこでもオプションになることはありえます。
ランク戦にもノーマルなどと同様に、「ソロ/デュオ」と「フレックス」の2種類があります。
「ソロ/デュオ」はひとり、またはふたりで一緒に戦うモード、「フレックス」は4人以外は何人でも一緒に戦えるチームモードで、それぞれのランクは独立しています。個人の実力を測るという観点では、「ソロ/デュオ」の方が正確にわかるので、一般的に自分の強さは「ソロ/デュオ」のほうのランクを参照されます。「ソロ/デュオ」モードのランクは一人で戦う人のほうが多いので、まとめて「ソロキュー」と呼ばれています。

「ソロ/デュオ」をふたりで戦う場合は、ひとりで戦う場合よりもコミュニケーションがとりやすく、もうひとりの実力や癖もわかっているので、そのぶん有利になります。そのため、公平性を期すためにデュオがいる場合は、相手チームも同じ数のデュオがいるように試合が組まれます。
また、あまりにもランク差が離れているふたりが一緒に試合をすると、それだけでゲームが壊れてしまう恐れがあるため、デュオで一緒に戦えるランクにも制限があります。一緒に行けるランクの範囲は以下の通りです。
一緒にランクをすることで、誰も知らない中で戦うよりも心の支えができるので、もしティアが近く一緒に行くことができる人がいるなら、ともに実力を高めていくといいでしょう。
ランクはつい真剣になってしまうものなので、負けた時の精神的ダメージはノーマルよりも大きくなってしまいます。それにより、チームでの仲が険悪になることも、自分に対する苛立ちを覚えることも少なくないでしょう。
そういった環境のなかで、くじけずにストレスを少しでも減らしながら遊ぶことができるように、いくつかアドバイスをしたいと思います。もちろん考え方は人それぞれなので、ひとつの意見として参考までに見てみてください。
レートによって実力を定め、同じようなレートの人同士で戦う(マッチングする)と言っても、完全に同じ実力の人を別々のレーンごとに10人集めるというのはとても困難です。なので、だいたいは5人全員のレートの平均が同じチーム同士で戦うのがほとんどです。
そうなると、もちろん自分の相手が自分よりも強い、あるいは弱いことは多々あります。そうなると必然的に味方もその差分の影響を受けているはずです。その中で試合に勝つにはどうすればいいか、考えてみましょう。
CASE 1:自分は勝っているのに味方が負けている場合
自分が勝っているということは、対面の相手が自分より弱い可能性があります(チャンピオンの相性が良いだけの場合もありますが、内部レート的な要因で勝った場合を想定)。その場合、逆に味方の対面の相手は味方より強い可能性が高くなってきます。
よく聞くセリフとして、「自分は勝ってたけど味方が負けてた。だから負けた。クソゲー」といったものがあります。でも、これはマッチングの都合上そうなっただけで、あなたが優れていたからではないかもしれません。
こうした状況はシステム上どの試合、どのレーン、どの場面でも起こりえます。つまり、この状況でも勝てるかどうかが、レートを上げるために必要なターニングポイントなのです。
この状況であなたがする役割はなんでしょうか? 味方に呪いの言葉をぶつけることでしょうか? ただただ不幸を嘆いてTwitterで愚痴を呟くことでしょうか?
違います。味方をキャリーして、試合を勝利に導くことです。
システムに自分のレーンが勝てる状況を作ってもらった。じゃあ後は、その有利をどう活かすかがあなたに委ねられたということです。『LoL』はチームゲームなので、5人で協力して戦わなければならないゲームであることは間違いないですが、こと「ソロキュー」においては、ひとりのキャリーがゲームを終わらせることが多々あります。あなたがキャリーをするためのお膳立てをしてもらっておいてなお、そのゲームをキャリーしきれないのであればそれはそのランクでは戦えていないということにもなります。
自分が勝った、ではこの有利をどうやって味方に還元してチームとして勝利に導くことができるか。この意識を常に持つと、どんなゲームでも諦めずに戦うことができます。さらにキャリーをして得られた勝利はいつも以上に気持ちのいいものです。
レーンの勝利に決して驕らず、最後まで諦めずに試合を続けられたなら、きっとより高いティアにたどり着くことができるようになるでしょう。
CASE 2:自分は負けているが味方が勝っている
試合を何回もやると、先ほどとは逆に自分より対面の相手が強い場合もあります。その場合は、自暴自棄になってAFK (ゲームを放棄して試合に参加しなくなる) やフィード(意味もなく敵に倒され続けて敵を育てる)といった行為をしてはいけません。
そういった場合は、味方がレーンに勝てる可能性も上がるので、できるだけ相手に倒されないように気を付けながらリスクのある行動を避けて、慎重にファームを続けましょう。そうすれば自然と味方がキャリーしてくれて試合には勝つことができるようになります。
味方にキャリーして勝利まで運んでもらうことは、最近は「バス乗り」と呼ばれたりしています。バス乗りは自分が強い相手に耐えられたという証でもあるので、決して恥ずかしいことでもありません。なので、相手が強いと思ったら無理に勝負を仕掛けて相手を育ててしまい、バスを壊されることがないように気を付けてみてください。ランクを上げるためには勝ちゲーを落とさないというのも大切な要素です。
Case3:ガンク差がつらい
マッチング以外にも、たとえ対面の相手と同じ実力であったとしても、ジャングラーのガンク量の差でレーンに勝てないことがあります。
この場合も、「マッチング格差」のときと考えることは同じです。自分にばかりガンクが来るなら、他のレーンは伸び伸びやれている可能性が高くなります。さらに、味方のジャングラーも他レーンにガンクをする機会もあり、ドラゴンなどのオブジェクトを抑える余裕も出てきます。
自分にガンクが多く来ているということは、そのぶん味方の有利が作りやすくなっているはずなので、腐って自暴自棄にならずに、しっかりと耐えて味方が他で有利を作ってくれるのを待ちましょう。逆にガンクに来てくれて有利を作れた場合も先ほどと同様です。
Case4:暴言に遭遇した
世の中には本当にいろいろな人がいます。なので、理屈が通じない人や理不尽に責めてくる人もたびたび遭遇します。
そうした時にできる自衛手段が、「ミュート」です。理不尽な言動に付き合うことでパフォーマンスを落とす必要はまったくありません。暴言に関しては、以下のような統計データがあるらしいです。
つまり、「暴言」という存在を認識しただけでも負けに近づいてしまうことになります。どうせ会話が通じない、考え方が違う人であるならば、付き合うだけ無駄です。そういった場合は一刻も早くミュートしてしまいましょう。
Case5:どうしようもない試合に遭遇した
何戦もやるとたまには「全レーン負けて何もできない」みたいな試合も時々あります。そういった試合は振り返っても無駄なので、自分に落ち度がないと思ったのならもう忘れてしまいましょう。
一番避けなければならないことは、負けを引きずってそのままどんどん負けを重ねてしまうことです。気持ちを簡単に切り替えられないタイプの人は、それこそ次の試合も間違いなくパフォーマンスが落ちてしまうので、いっそいったんゲームを終了し、別のことをして気持ちをリフレッシュさせることをお勧めします。
今回は、『LoL』を深淵たらしめる「ランク」について説明しました。ぜひランク戦をいっぱい遊んでランクを上げ、強くなる喜びを噛みしめてみてください。ランクが上がれば上がるほど、どんどんこのゲームに憑りつかれて離れられなくなっていることでしょう。
さて、これまで20回の講座を通して、設定からシステム、試合の流れや考え方まで、このゲームを遊ぶために必要な基礎知識を一通り説明してきました。あまり説明が詳しくなく、初心者にとってハードルが高いと言われる『LoL』ですが、そんなゲームにおける「説明書」として役に立つことを目標として、この0-1-2講座を書いてきました。
もしわからないことがあれば、こちらから過去の記事を読み返してみてください。最初に読んだときには理解が追い付かなかったところも、遊ぶにつれてどんどん理解できるようになってくると思います。それによりこのゲームのことを知るための手助けができていれば幸いです。
「説明書」としての0-1-2講座はひと区切りとして、次回からは「攻略本」としてのより細かい、かゆいところに手が届くような新シリーズの記事を書いていければと思っています。
それでは、次のシリーズをご期待ください!
©️ 2020 Riot Games, Inc. All rights reserved.
おもに『LoL』に関する動画を多く投稿している。
代表作品:LoL3分講座, 全チャンプSランクの旅 など。
シーズン5から『LoL』を始め、S5 P4, S6 P1, S7 で念願のダイアモンドとなる。
TFT, LoR でもダイアモンド到達した。
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前回までで、『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)について、ルールからゲーム要素、考え方まで一通り話してきました。
今回はいよいよ、このゲームの醍醐味であり、多くの人に喜びや悲しみ、希望と絶望を与えることで、このゲームの虜にさせていくことになる「ランク戦」について話していきたいと思います。
「ランク戦」とは?
ランク戦とは、試合の勝敗に応じてポイントが増減し、それにより自分の実力を示してくれるモードです。いわば武道などにおける段位のようなシステムです。ランク戦は自分の上達が目に見える形としてあらわれるので、うまくなっているという実感を感じやすく、『LoL』をやるモチベーションの維持に繋がります。また、自分がどれくらいの強さだというのが客観的に示せるので、知らない人と遊ぶ時でもお互いの実力をある程度は察することもできます。
『LoL』をやっている人の中には、「ランクで成績を残せない人は無価値、高レートの人の言うことは絶対である」というようなランク至上主義の人も多くみられます。そのため、「ランク戦こそが本番であり、それ以外はすべて練習だ」と考える人も多いです。
もちろん、ノーマル(サモナーズリフトの「ブラインドピック」)やARAM(ランダムミッド)、AI戦を楽しむ人もいるので、上記の考えにとらわれる必要はありません。しかし、ランクが低いと自分のことを軽く見られたり、試合のコール(今すぐバロンを倒したい! のような意見)も通りにくくなるかもしれません。
より高みを目指したい人、ちょっとずつでもうまくなっている自信を付けたい人、他の人に認めてもらいたい人はぜひランクモードに挑戦してみてください。
ランクの種類
ランクには「ティア」と呼ばれる以下の9つの大区分があります。

左上から右下へ、アイアン < ブロンズ < シルバー < ゴールド < プラチナ < ダイアモンド < マスター < グランドマスター < チャレンジャー
また、アイアンからダイアモンドまでは「ディビジョン」と呼ばれるさらに4分割された小区分があります。例えば、「ゴールド4」「プラチナ2」のように、下から4 < 3 < 2 < 1 の順番でランク付けがされます。
ランクをまだやっていない人は「アンランク」として、どの枠組みにも入りません。
「ランク戦」の仕組み
ランク戦は、試合の勝敗によって「リーグポイント」、略称「LP」と呼ばれるポイントが増えたり減ったりします。
降格・昇格
LPは0〜100 の間で増減し、0の状態で何回か負けるとひとつ下のディビジョンに降格します。逆に、LPが100に達すると、次のディビジョンに行くための「昇格戦」が始まります。ティアをまたがない(4→3、3→2、2→1)昇格戦は、Bo3(3本先取)で行われ、3試合中2試合に勝利すると次のディビジョンに移ります。

ティアをまたぐ昇格戦(シルバー1 →ゴールド4など)は、Bo5 で行われ、5試合中3試合に勝利すると次のティアに移ります。もし昇格戦で負け越してしまった場合は、負け越した試合数に応じてLPが減り、もう一度100まで貯めなおさなければなりません。
昇格戦の期限
ゴールド1までは特に期限はありません。しかし、プラチナ以上になると、昇格戦が始まってから1カ月以内に終わらせないと失敗になってしまいます。また、プラチナ1からダイアモンド4、ダイアモンド1からマスターへの昇格戦は5日以内に終わらせる必要があります。昇格戦に入った後は、できるだけ早く終わらせてしまうのがいいでしょう。
ゴールド1までは特に期限はありません。しかし、プラチナ以上になると、昇格戦が始まってから1カ月以内に終わらせないと失敗になってしまいます。また、プラチナ1からダイアモンド4、ダイアモンド1からマスターへの昇格戦は5日以内に終わらせる必要があります。昇格戦に入った後は、できるだけ早く終わらせてしまうのがいいでしょう。
昇格ヘルパー
『LoL』では、より成功体験を感じてもらえるようにするために「昇格ヘルパー」というシステムがあります。
誰だって昇格は嬉しいですが、あまりにも昇格戦に失敗するとそれだけで心が折れてしまうかもしれません。そのため、一度経験した昇格戦(昇格戦に失敗しもう一度同じティアの昇格戦に挑戦・降格した後にそのディビジョンの昇格戦に挑戦)をする場合は、すでに1勝した状態から始まります。これにより、昇格戦に失敗した時の絶望感が和らぎ、より簡単に昇格の喜びを味わうことができるようになります。

この昇格ヘルパーはプラチナに入るまでは有効なので、恐れずにどんどん戦ってランクを上げていきましょう。
ドッジ
ランク戦は真剣勝負なので、決して負けられない戦いを繰り広げることになります。しかし、中にはチャンピオン選択画面の段階で明らかに勝つつもりがない人がいたり、チーム構成的に勝つのがとても厳しい状況に追いやられることがあります。その場合は、チャンピオン選択画面の段階で試合を抜けるのもひとつの方法です。
チャンピオン選択画面を抜ける行為は「ドッジ」(Dodge)と呼ばれます。ドッジ自体は一度マッチングした人たちの時間を無駄に浪費させる行為でもあるので、もしドッジをした場合は、初回はマイナス3LP、2回目以降はマイナス10LPのペナルティが課せられます。しかし、負けてしまうと15LP減ることを考えると、明らかに勝ち目の薄い戦いは避けるに越したことはありません。
うまくドッジを判断できるようになるのも、ランクを上げるためのひとつの技術とも言えると思うので、もし勝てないと試合前から思ってしまった場合は、ドッジをすることも視野に入れましょう。
ただし、昇格戦に関しては、ドッジしてしまうとそれだけでその試合は負け判定になってしまいます。なので、昇格戦の時だけは決してドッジはしないように気を付けてください。
振り分け戦
いざランク戦を始めるとなった時に、実際にどの程度の強さなのかというのは、自分もわからないし運営側もわかりません。なので、最初の10戦は「振り分け戦」といって、実力試しのような試合をすることになります。
振り分け戦中は、通常よりもLPがとても多くもらえるので、振り分け戦は最初に配置されるランクにとても大きな影響を与えます。
最初の方の振り分け戦はシルバーやゴールドと戦うこともあるので、始めたばかりの初心者の人がいきなりランク戦に行くと、手痛い洗礼を浴びることになるかと思います。しかし、そこで落ち込んで諦めてしまう必要はありません。ほとんどの人は負け越しで始まります。
ランク戦では、試合を続けていくと、だんだん自分の実力も正確に見定められてくるので、次第に自分と同じような実力の相手と戦えるようになり、次第に勝率が50になるように落ち着いてきます。なので、適正ランクになり勝ったり負けたりするようになってからがスタート地点だと思ってください。
スタート地点に立てばあとはランクを上げるだけです。怖がることなく戦い続け自分を磨くことで、どんどんランクを上げていきましょう!
内部レート
目に見えるランクとは別に、システム的に実際の実力だと考えられている数値が「内部レート」です。
先ほど言ったように、適正ランクであれば勝率は50%に落ち着いてくるはずなのですが、中には勝率が80%を超えるような人も出てきます。その人は、明らかに今のランクの強さを超えているとみなされて、より上のランクの人と試合をすることになります。
その場合、もちろん同じランクの人と戦うよりも苦戦を強いられることになりますが、その状況でも勝つことができると、他の人よりも多くLPをもらうことができます。さらに、通常は昇格戦に勝つとひとつ上のディビジョンに行きますが、内部レートが高くなりすぎると一気にふたつ上のディビジョンに配置されることもあり、この現象は「飛び級」と呼ばれます。
LPは適正ランクだと勝ち負けで15前後増減しますが、もし勝ってプラス25LP、負けてマイナス8LPといった場合は、間違いなく内部レートが高くなっている証拠です。なので、そのまま勝ち続けてどんどん上のランクになってしまいましょう。
逆に、勝ってもプラス10LP、負けてマイナス20LPのような場合は、今のランクでも戦えていないということになり、0LPで負けるとすぐに降格してしまうこともあります。そうなった場合は、一度ランク戦から離れて自分と向き合ってみるのもアリでしょう。
「ランク戦」の準備
得意レーンの宣言
ランク戦ではノーマルと違い、自分の一番得意なレーン(メイン)と、二番目に得意なレーン(サブ)を宣言してマッチングに入ります。基本的に一番得意だと宣言したレーンとして戦うことが多いですが、もし競合が多かった場合は二番目に宣言したレーンで戦うことになります。

なので、ノーマルで練習するときも、ランクでメインで戦っていくレーンを意識しながら戦うと、より効率的にランクで勝つための技術を身に着けることができるようになるでしょう。
ちなみに、レーンを宣言して試合開始の待機状態になることを「キューに入る」「インキュー」と言います。
どこでもオプション
一番目のレーンも二番目のレーンも競合が多かった場合は、試合の待ち時間を減らすために、宣言していないレーンを割り当てられることもあります。このシステムは「どこでもオプション」と呼ばれます。
どこでもオプションはそれだけで不利なので、自分がどこでもオプションの場合は、相手のチームにもどこでもオプションの人が加えられるようになっています。また、一度どこでもオプションで試合をするとしばらくどこでもオプションになることはなく、昇格戦の時は絶対にどこでもオプションにはなりません。ただし、もしドッジにより試合が無効になった場合は、どこでもオプションをしたことにはならないので、連続してどこでもオプションになることはありえます。
他の人と同じチームで「ランク戦」をする
ランク戦にもノーマルなどと同様に、「ソロ/デュオ」と「フレックス」の2種類があります。
「ソロ/デュオ」はひとり、またはふたりで一緒に戦うモード、「フレックス」は4人以外は何人でも一緒に戦えるチームモードで、それぞれのランクは独立しています。個人の実力を測るという観点では、「ソロ/デュオ」の方が正確にわかるので、一般的に自分の強さは「ソロ/デュオ」のほうのランクを参照されます。「ソロ/デュオ」モードのランクは一人で戦う人のほうが多いので、まとめて「ソロキュー」と呼ばれています。

「ソロ/デュオ」をふたりで戦う場合は、ひとりで戦う場合よりもコミュニケーションがとりやすく、もうひとりの実力や癖もわかっているので、そのぶん有利になります。そのため、公平性を期すためにデュオがいる場合は、相手チームも同じ数のデュオがいるように試合が組まれます。
また、あまりにもランク差が離れているふたりが一緒に試合をすると、それだけでゲームが壊れてしまう恐れがあるため、デュオで一緒に戦えるランクにも制限があります。一緒に行けるランクの範囲は以下の通りです。
アイアン:アイアン、ブロンズ、シルバーのプレイヤーとのみ対戦待ち可能。
ブロンズ:アイアン、ブロンズ、シルバーのプレイヤーとのみ対戦待ち可能。
シルバー:アイアン、ブロンズ、シルバー、ゴールドのプレイヤーとのみ対戦待ち可能。
ゴールド:シルバー、ゴールド、プラチナのプレイヤーとのみ対戦待ち可能。
プラチナ:ゴールドのプレイヤー、およびプラチナとダイヤモンドティアのなかで自分の上位2ディビジョンまでのプレイヤーとのみ対戦待ち可能。
ダイヤモンド:自分の上下2ディビジョン以内のプレイヤーとのみ対戦待ち可能。
マスター:ダイヤモンド 1、2、マスター、グランドマスター、チャレンジャーのプレイヤーとのみ対戦待ち可能。
グランドマスター:ダイヤモンド 1、マスター、グランドマスター、チャレンジャーのプレイヤーとのみ対戦待ち可能。
チャレンジャー:マスター、グランドマスター、チャレンジャーのプレイヤーとのみ対戦待ち可能。
ブロンズ:アイアン、ブロンズ、シルバーのプレイヤーとのみ対戦待ち可能。
シルバー:アイアン、ブロンズ、シルバー、ゴールドのプレイヤーとのみ対戦待ち可能。
ゴールド:シルバー、ゴールド、プラチナのプレイヤーとのみ対戦待ち可能。
プラチナ:ゴールドのプレイヤー、およびプラチナとダイヤモンドティアのなかで自分の上位2ディビジョンまでのプレイヤーとのみ対戦待ち可能。
ダイヤモンド:自分の上下2ディビジョン以内のプレイヤーとのみ対戦待ち可能。
マスター:ダイヤモンド 1、2、マスター、グランドマスター、チャレンジャーのプレイヤーとのみ対戦待ち可能。
グランドマスター:ダイヤモンド 1、マスター、グランドマスター、チャレンジャーのプレイヤーとのみ対戦待ち可能。
チャレンジャー:マスター、グランドマスター、チャレンジャーのプレイヤーとのみ対戦待ち可能。
一緒にランクをすることで、誰も知らない中で戦うよりも心の支えができるので、もしティアが近く一緒に行くことができる人がいるなら、ともに実力を高めていくといいでしょう。
「ランク戦」の心得
ランクはつい真剣になってしまうものなので、負けた時の精神的ダメージはノーマルよりも大きくなってしまいます。それにより、チームでの仲が険悪になることも、自分に対する苛立ちを覚えることも少なくないでしょう。
そういった環境のなかで、くじけずにストレスを少しでも減らしながら遊ぶことができるように、いくつかアドバイスをしたいと思います。もちろん考え方は人それぞれなので、ひとつの意見として参考までに見てみてください。
マッチング格差
レートによって実力を定め、同じようなレートの人同士で戦う(マッチングする)と言っても、完全に同じ実力の人を別々のレーンごとに10人集めるというのはとても困難です。なので、だいたいは5人全員のレートの平均が同じチーム同士で戦うのがほとんどです。
そうなると、もちろん自分の相手が自分よりも強い、あるいは弱いことは多々あります。そうなると必然的に味方もその差分の影響を受けているはずです。その中で試合に勝つにはどうすればいいか、考えてみましょう。
CASE 1:自分は勝っているのに味方が負けている場合
自分が勝っているということは、対面の相手が自分より弱い可能性があります(チャンピオンの相性が良いだけの場合もありますが、内部レート的な要因で勝った場合を想定)。その場合、逆に味方の対面の相手は味方より強い可能性が高くなってきます。
よく聞くセリフとして、「自分は勝ってたけど味方が負けてた。だから負けた。クソゲー」といったものがあります。でも、これはマッチングの都合上そうなっただけで、あなたが優れていたからではないかもしれません。
こうした状況はシステム上どの試合、どのレーン、どの場面でも起こりえます。つまり、この状況でも勝てるかどうかが、レートを上げるために必要なターニングポイントなのです。
この状況であなたがする役割はなんでしょうか? 味方に呪いの言葉をぶつけることでしょうか? ただただ不幸を嘆いてTwitterで愚痴を呟くことでしょうか?
違います。味方をキャリーして、試合を勝利に導くことです。
システムに自分のレーンが勝てる状況を作ってもらった。じゃあ後は、その有利をどう活かすかがあなたに委ねられたということです。『LoL』はチームゲームなので、5人で協力して戦わなければならないゲームであることは間違いないですが、こと「ソロキュー」においては、ひとりのキャリーがゲームを終わらせることが多々あります。あなたがキャリーをするためのお膳立てをしてもらっておいてなお、そのゲームをキャリーしきれないのであればそれはそのランクでは戦えていないということにもなります。
自分が勝った、ではこの有利をどうやって味方に還元してチームとして勝利に導くことができるか。この意識を常に持つと、どんなゲームでも諦めずに戦うことができます。さらにキャリーをして得られた勝利はいつも以上に気持ちのいいものです。
レーンの勝利に決して驕らず、最後まで諦めずに試合を続けられたなら、きっとより高いティアにたどり着くことができるようになるでしょう。
CASE 2:自分は負けているが味方が勝っている
試合を何回もやると、先ほどとは逆に自分より対面の相手が強い場合もあります。その場合は、自暴自棄になってAFK (ゲームを放棄して試合に参加しなくなる) やフィード(意味もなく敵に倒され続けて敵を育てる)といった行為をしてはいけません。
そういった場合は、味方がレーンに勝てる可能性も上がるので、できるだけ相手に倒されないように気を付けながらリスクのある行動を避けて、慎重にファームを続けましょう。そうすれば自然と味方がキャリーしてくれて試合には勝つことができるようになります。
味方にキャリーして勝利まで運んでもらうことは、最近は「バス乗り」と呼ばれたりしています。バス乗りは自分が強い相手に耐えられたという証でもあるので、決して恥ずかしいことでもありません。なので、相手が強いと思ったら無理に勝負を仕掛けて相手を育ててしまい、バスを壊されることがないように気を付けてみてください。ランクを上げるためには勝ちゲーを落とさないというのも大切な要素です。
Case3:ガンク差がつらい
マッチング以外にも、たとえ対面の相手と同じ実力であったとしても、ジャングラーのガンク量の差でレーンに勝てないことがあります。
この場合も、「マッチング格差」のときと考えることは同じです。自分にばかりガンクが来るなら、他のレーンは伸び伸びやれている可能性が高くなります。さらに、味方のジャングラーも他レーンにガンクをする機会もあり、ドラゴンなどのオブジェクトを抑える余裕も出てきます。
自分にガンクが多く来ているということは、そのぶん味方の有利が作りやすくなっているはずなので、腐って自暴自棄にならずに、しっかりと耐えて味方が他で有利を作ってくれるのを待ちましょう。逆にガンクに来てくれて有利を作れた場合も先ほどと同様です。
Case4:暴言に遭遇した
世の中には本当にいろいろな人がいます。なので、理屈が通じない人や理不尽に責めてくる人もたびたび遭遇します。
そうした時にできる自衛手段が、「ミュート」です。理不尽な言動に付き合うことでパフォーマンスを落とす必要はまったくありません。暴言に関しては、以下のような統計データがあるらしいです。
・直接暴言を吐かれた人は、処理能力が61%、創造性が58%下がる。
・他人が暴言を吐かれるのを見ただけでも、処理能力が25%、創造性が45%下がる。
・他人が暴言を吐かれるのを見ただけでも、処理能力が25%、創造性が45%下がる。
つまり、「暴言」という存在を認識しただけでも負けに近づいてしまうことになります。どうせ会話が通じない、考え方が違う人であるならば、付き合うだけ無駄です。そういった場合は一刻も早くミュートしてしまいましょう。
Case5:どうしようもない試合に遭遇した
何戦もやるとたまには「全レーン負けて何もできない」みたいな試合も時々あります。そういった試合は振り返っても無駄なので、自分に落ち度がないと思ったのならもう忘れてしまいましょう。
一番避けなければならないことは、負けを引きずってそのままどんどん負けを重ねてしまうことです。気持ちを簡単に切り替えられないタイプの人は、それこそ次の試合も間違いなくパフォーマンスが落ちてしまうので、いっそいったんゲームを終了し、別のことをして気持ちをリフレッシュさせることをお勧めします。
後書き
今回は、『LoL』を深淵たらしめる「ランク」について説明しました。ぜひランク戦をいっぱい遊んでランクを上げ、強くなる喜びを噛みしめてみてください。ランクが上がれば上がるほど、どんどんこのゲームに憑りつかれて離れられなくなっていることでしょう。
さて、これまで20回の講座を通して、設定からシステム、試合の流れや考え方まで、このゲームを遊ぶために必要な基礎知識を一通り説明してきました。あまり説明が詳しくなく、初心者にとってハードルが高いと言われる『LoL』ですが、そんなゲームにおける「説明書」として役に立つことを目標として、この0-1-2講座を書いてきました。
もしわからないことがあれば、こちらから過去の記事を読み返してみてください。最初に読んだときには理解が追い付かなかったところも、遊ぶにつれてどんどん理解できるようになってくると思います。それによりこのゲームのことを知るための手助けができていれば幸いです。
「説明書」としての0-1-2講座はひと区切りとして、次回からは「攻略本」としてのより細かい、かゆいところに手が届くような新シリーズの記事を書いていければと思っています。
それでは、次のシリーズをご期待ください!
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筆者紹介
Yomi (よみ)。LoL公式パートナー。ライアットガーディアンズ。おもに『LoL』に関する動画を多く投稿している。
代表作品:LoL3分講座, 全チャンプSランクの旅 など。
シーズン5から『LoL』を始め、S5 P4, S6 P1, S7 で念願のダイアモンドとなる。
TFT, LoR でもダイアモンド到達した。
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リーグ・オブ・レジェンド とは
2009年10月に米国でサービスを開始、2016年9月時点で月間アクティブプレイヤーが1億人を突破し、世界各地で大規模な大会が行われているPCオンラインゲーム。マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(通称 MOBA)と呼ばれる5人対5人を基本とした対戦型PCゲームで、プレイヤーが操作する「チャンピオン」と呼ばれるキャラクターで相手本陣の攻略を競う。RTS(リアルタイムストラテジー)のテンポと迫力に RPG要素を加え、スピード感のある展開が特徴で、その競技性の高さから、eスポーツの代名詞として世界中でプロリーグが開催されている。毎年行われるeスポーツ最高峰の世界的祭典「League of Legends World Championship」は視聴者数5760万人を記録するなど大きな注目を集める。多彩なキャラクターやつくりこまれた世界観、映像や音楽、などゲーム以外のコンテンツも魅力で、コスプレやファンアートをはじめとした熱狂的なコミュニティ活動も各地で行われている。
リーグ・オブ・レジェンド: http://jp.leagueoflegends.com/
【連載】Yomiの「『LoL』をゼロからひとりでも始められるハウツー講座」
- 【『LoL』0-1-2講座 STEP 0】アカウント作成からチュートリアルまで『リーグ・オブ・レジェンド』をゼロから始めよう
- 【『LoL』0-1-2講座 STEP 1】「マウス」でチャンピオンを操ろう
- 【『LoL』0-1-2講座 STEP 2】「キーボード」を使いこなして戦おう
- 【『LoL』0-1-2講座 STEP 3】「UI(ユーザーインターフェース)」を使いこなそう
- 【『LoL』0-1-2講座 STEP 4】チャンピオンごとの多彩な「スキル」を理解しよう
- 【『LoL』0-1-2講座 STEP 5】相手を手玉にとるための「行動妨害(CC)」を知ろう
- 【『LoL』0-1-2講座 STEP 6】誰でもふたつだけ選んで使える「サモナースペル」を活用しよう
- 【『LoL』0-1-2講座 STEP 7】いざ戦いの場へ! 「マップ」と「オブジェクト」を知ろう
- 【『LoL』0-1-2講座 STEP 8】複雑に入り組んだ「ジャングル」を探検しよう
- 【『LoL』0-1-2講座 STEP 9】「エピックモンスター」と「エレメント」を理解しよう
- 【『LoL』0-1-2講座 STEP 10】生き残り勝ち抜く上で最重要! 「視界」をとろう
- 【『LoL』0-1-2講座 STEP 11】「アイテム」の効果をしっかり学んで活用しよう
- 【『LoL』0-1-2講座 STEP 12】「ルーン」を選んで戦いに備えよう
- 【『LoL』0-1-2講座 STEP 13】「クラス」を知って立ち回り方を把握しよう
- 【『LoL』0-1-2講座 STEP 15】集団戦を意識した「チーム構成」をつくってみよう
- 【『LoL』0-1-2講座 STEP 16】戦い方はシンプルながら終盤の要!「トップ」に挑戦しよう!
- 【『LoL』0-1-2講座 STEP 17】チームの中心となる花形!「ミッド」に挑戦しよう!
- 【『LoL』0-1-2講座 STEP 18】ふたりで協力して戦う「ボット」に挑戦しよう!
- 【『LoL』0-1-2講座 STEP 19】すべてのレーンを助けられる「ジャングラー」に挑戦しよう!
- 【『LoL』0-1-2講座 STEP 20】「ランク戦」に挑戦しよう!
- 【『LoL』0-1-2講座 STEP 14】レーンごとの役割を知って「ロール」を選ぼう
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