【連載】Yomiの「『LoL』をゼロからひとりでも始められるハウツー講座」

【『LoL』0-1-2講座 STEP 7】いざ戦いの場へ! 「マップ」と「オブジェクト」を知ろう

2023.6.22 Yomi
記事公開日:2019年12月11日 最終更新日:2024年2月14日 監修協力:和藤新・宮下英之
本記事は、当時の記事内容を踏襲しつつ、「シーズン2024」時点の情報をもとにアップデートして再掲しております。

みなさんこんにちは。Yomiです。

前回まででは、操作方法やスキルの説明など、自分がチャンピオンを操作するために必要な知識を学んできました。

今回は、戦いの舞台となる「マップ」と、マップのいたるところに存在するさまざまな「オブジェクト」について学んでいきましょう。


マップの種類


まず、『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)を遊ぶときに一般的となるマップは「サモナーズリフト」と呼ばれる以下のマップです。

サモナーズリフト

日本で遊べるマップには、もうひとつ「ランダムミッド」(通称「ARAM」)でのみ登場する、「ハウリングアビス」と呼ばれるマップがあります。

ハウリングアビス

サモナーズリフト


まずは、大会や遊ぶときにほぼ使用するサモナーズリフトについて話していきます。

▲Riot公式 マップ紹介動画

サモナーズリフトにはマップの左辺と上辺に沿う道、真ん中の道、下辺と右辺に沿う3つの大きな道があります。この道は「レーン」と呼ばれ、さらに細かく呼び分けると、上の道を「トップレーン (Top)」、真ん中の道を「ミッドレーン (Mid)」、下の道を「ボットレーン (Bot)」と呼びます。

また、レーンの間にある領域は「ジャングル (Jg)」と呼ばれ、無数の細かい道が入り組んでいます。


ジャングルの中には敵陣と味方の陣地を分けるように真ん中に大きな川があります。この川のことを「リバー」と呼びます。


レーンとジャングルには、所々に草むらがあります。この草むらのことを「茂み」「ブッシュ」と呼びます。ブッシュの中は外からは見えないので、相手から隠れたり、物を隠すのにちょうどいい場所になります。


ブッシュの中でも、トップまたはボットレーン上に生えているものを「レーンブッシュ」、ミッドレーンのすぐ脇に生えているものを「サイドブッシュ」、その奥の川の真ん中に生えているものを「ドラ前ブッシュ」「バロン前ブッシュ」、トップまたはボットレーンのすぐそばにある川横のブッシュを「リバーブッシュ」、リバー脇の交差点にある三角形ブッシュを「トライブッシュ」と呼びます。これらは名前がついているだけあって、特に重要なブッシュになってきます。

なぜ重要かを知るためには、「視界」と「ジャングル」について理解する必要があるため、もう少し後でそれらを理解したあとに説明したいと思います。


サモナーズリフトでは左下を拠点とするチームと右上を拠点とするふたつのチームにわかれます。観戦するときはどっちの陣営かを呼び分けるときに、配置されるときの色から、左下を「ブルーチーム」、右上を「レッドチーム」と呼びます。また、川を挟んでブルーチーム側のエリアを「ブルーサイド」、レッドチーム側を「レッドサイド」と呼びます。自分がプレイするときは、自分のチームが必ずブルーになります。

シーズン2024からのマップの変化


シーズン2024から、マップの形状が変化しました。

まず、レッドサイドのトップレーンのみ、ジャングルから直接入れる隙間がありましたが、ここがブルーサイドと同様に壁で封じられました(黄丸)。それに伴い、リバーのブルーサイド側の壁にあったブッシュをリバー中央に動かしています(赤丸)。これらの変更により、レッド・ブルーのどちらもほぼ同じような攻め方・守り方ができるようになりました。


ミッドレーンについては、リバー中央に置かれていたバロン前/ドラ前ブッシュをなくし、互いの青バフにつながるジャングルの壁が短く厚くなりました。これにより、ジャングラーからのガンクはしづらくなり、ミッドレーナーの逃げ道が増えています。


そしてボットレーンは、これまで封じられていたレッドサイドの壁がなくなり、視界が広くなりました。特にレッドサイド側は見えない場所からガンクされにくくなり、ドラゴンへのショートカットがしやすくなった反面、レーンに入られやすくなったとも言えます。こちらもトップレーンと同様に、レッド・ブルーどちらも同じような地形に変更されています。


これらの変更の目的については、レーンのサイド差をより公平な状態にするということと、ソロレーンをジャングラーや他のレーンのプレイヤーから保護することと、ライアットゲームズは語っています。ちなみに、マップ自体の大きな変更は2019年以来となっています。

ミニオン



サモナーズリフトには、「ミニオン」と呼ばれる自動で行動する小さい兵士がいます。ミニオンは色でどちらのチームのミニオンか判断できます。

ミニオンは各陣地から出現し、レーンに沿って歩きます。歩いている途中で敵に遭遇すると戦闘を始めます。ミニオンはまず、一番最初に自分の攻撃に入った敵を攻撃し始め、基本的にその対象の体力が0になるまで攻撃を続けます。

攻撃している対象の体力が0になった場合、次の攻撃対象を探します。もし攻撃範囲内に敵がいた場合、ミニオン→建物→チャンピオンの順で優先度をつけて攻撃対象を選びます。もし範囲内に敵がいない場合は、ふたたびレーンに沿って移動します。

ミニオンは基本的に、対象の体力が0になるまで同じ対象を攻撃し続けますが、敵のチャンピオンが味方のチャンピオンを狙って攻撃した場合のみ、攻撃対象を切り替えます。ミニオンが対象を切り替える攻撃は、通常攻撃(AA)もしくは、スキルの回で説明した対象指定スキルです。

ミニオンの種類


ミニオンにはいくつか種類があります。

前衛ミニオン(メレーミニオン)
体力が高く攻撃力が低い。攻撃範囲が短く前のほうを歩いている。

後衛ミニオン(レンジミニオン)
体力が低く攻撃力が高い。攻撃範囲が長く後ろのほうを歩いている。

砲撃ミニオン(シージミニオン)
体力も攻撃力も高い。前衛と後衛ミニオンの間にいる。

スーパーミニオン
インヒビター(後述)を破壊した場合、砲台ミニオンの代わりに出現する最強のミニオン。近くにいる他のミニオンも強化する効果がある。


サモナーズリフトでは、これらのミニオンが30秒に1回のペースで群れとして出現します。ミニオンの群れは「ミニオンウェーブ」と呼ばれ、1ウェーブ、2ウェーブと数えます。砲台ミニオンとスーパーミニオンは併せて「大型ミニオン」と呼ばれ、大型ミニオンは最初のうちは3ウェーブに1体のペースで出現し、開始から15分経つと2ウェーブに1体、25分以降は1ウェーブごとに出現します。

経験値とゴールド


ミニオンからは「経験値 (exp)」と「ゴールド (G)」を得ることができます。
経験値もゴールドも、後衛ミニオン<前衛ミニオ<<<砲撃ミニオン≒スーパーミニオンという差があります。

経験値は、敵のミニオンがやられるときに一定の範囲内にいると獲得できます。もし範囲内に複数人いた場合は、範囲内にいる人で経験値をシェアします。シェアする場合は等分になりますが、合計した経験値は元よりも少し多くなります(つまり独占するよりもシェアした方がチーム全体ではお得!)。

対して、ゴールドは自分でミニオンにとどめを刺した場合のみ獲得できます。ミニオンにとどめを刺す行為を「ラストヒット」と呼び、ラストヒットできないとお金が全然増えず、アイテムを買うことがなかなかできなくなるので、ラストヒットの精度を上げることは、『LoL』の上達にダイレクトに影響します。試合を通してラストヒットした回数は「CS」 と呼ばれ、スコアボードに記録されます。

※『LoL』の前身であり、同じMOBAジャンルのゲームである『DotA』では、クリープ (Creep) を倒した数値 (Stats)を略して「CS」と呼んでいました。『LoL』でもその名残から、クリープと同じような存在のミニオンを倒した数字のことを「CS」と呼んでいます。

1ウェーブのミニオンすべてのラストヒットをとると、大型ミニオンがいない場合で約100G、いる場合で約160G以上得ることができるので、仮に最初の3ウェーブでやってきたミニオンをすべて倒すと360Gを獲得できます。敵チャンピオン1体を倒して得ることができる基本ゴールドは300Gなので、この数字をみるだけでもミニオンを倒すことの価値がわかると思います。

チャンピオンを倒すことは、対戦相手の実力に大きく左右されるので簡単にはいきませんが、ミニオンを倒すことは自分の能力次第です。もちろん、対戦相手に邪魔されてラストヒットをうまくとれないことは多々ありますが、せめて邪魔が入らない状態では確実にラストヒットをとれるようになっておきたいですね。

ラストヒット精度を上げる練習は地味ですが、確実に『LoL』が強くなれる方法のひとつなので、逃げずに練習することをお勧めします。少し前に作成した動画ですが、過去に練習方法を紹介したものを貼っておきます。

はじめてのCS練習(ニコニコ動画)】

今はプラクティスモードがあるので、より効率的に練習できるのではないでしょうか。

ちなみに、ミニオンを倒して成長していくことを、『LoL』ではファームをすると呼ばれています。

タワー


レーンの途中に3つずつある防衛拠点が「タワー」です。タワーは非常に強力な攻撃を持っているので、タワーがある限り敵は簡単に攻めることはできません。


タワーの攻撃対象


タワーは範囲内の敵の中から以下の優先度で攻撃対象を選びます
  1. 味方チャンピオンにダメージを与えた敵チャンピオン
  2. ターゲット可能なトラップ(ティーモのキノコなど)
  3. ペット(アニーのティバーズなど)
  4. 大型ミニオン
  5. 前衛ミニオン
  6. 後衛ミニオン
  7. 敵チャンピオンにダメージを与えていないチャンピオン
また、複数後衛ミニオンがいる場合などは、より近い対象から時計回りに攻撃していきます。例え敵チャンピオンにスキルを当てても、エリスのEなど、ダメージを持たないスキルの場合はタワーの攻撃対象になりません。

タワーの攻撃対象から外れる方法


タワーは基本的に死ぬまで同じ対象を狙いますが、以下の方法でタワーの攻撃対象から外れることができます。
  • 攻撃範囲外に出る
  • 対象指定不可スキルを使う(フィズのEなど)
  • 対象指定不可アイテムを使う(ゾーニャの砂時計など)

ただし、すでにタワーが弾を発射した後に範囲外に出ても、発射した分は攻撃を受けてしまいます。フラッシュなどで急いで範囲外に出る場合は、次の弾が発射される前に出ましょう。対象指定不可状態になった場合は発射された後でも回避できます。

タワーからのダメージ


タワーは連続でチャンピオンに攻撃するごとに40%ずつ攻撃力が上がっていきます(最大で120%)。最初のほうに受けたダメージから余裕だと思っていても、何回もくらううちに予想以上のダメージを受けてしまうので、連続でタワーの攻撃を受けないように気を付けましょう。タワーの攻撃力は、最後にチャンピオンに攻撃してから3秒以上経過するか、ミニオンなどチャンピオン以外の対象に攻撃をすると元に戻ります。

上記でも書いた通り、タワーはミニオンを優先して攻撃するので、できるだけミニオンに攻撃させるように工夫しましょう。

また、タワーのダメージは物理ダメージなので、アーマーが得られるアイテムを買うことで、ダメージを減らすことができます。ただし、タワーはアーマーを30%貫通してくるので、たとえアーマーを積んだからと言って過信しすぎないようにしましょう。

タワーを壊す方法


タワーは基本的に通常攻撃でしかダメージを与えられませんが、一部ダメージを与えらえるスキルもあります。タワーへの通常攻撃は、物理攻撃力だけでなく魔力もダメージになりますので、魔法ダメージをメインとするキャラクターでも十分にダメージを与えることができます。

ただし、タワーは周囲にミニオンか、「リフトヘラルド」という特殊なモンスター(次回説明します)がいない限り、受けるダメージを66.6%カットする強化装甲をまといます。ミニオンは単にダメージをうけてくれるだけでなく、破壊する側面からみてもとても大切な役割を持っています。

また、トップタワーとミッドタワーは、ゲーム開始から5分間はすべてのダメージを半分にする効果を持っているので、最初のほうは特に破壊しづらくなっています。

その他にも、ゲーム開始から14分までは、1番外側にあるタワーにタワープレートという装甲がついています。タワープレートは5段階の装甲を持っていて、1枚はがれるごとに追加の防御力を獲得します。さらに、タワープレートがはがれた直後は、周囲にいる敵チャンピオン数に応じてさらに追加の防御力を獲得します。連続で複数のタワープレートをはがそうとすると思いがけず時間がかかりピンチに繋がるので気をつけましょう。

タワーの破壊報酬


タワーを壊すと、壊した人たちに加え、チーム全体にお金が入ります。ゲームを通して最初にタワーを破壊した場合は、ボーナスとしてゴールドがもらえます。さらに、さらに、プレートを破壊することでもゴールドがもらえるので、序盤は積極的にプレートをはがすように頑張ってみましょう。

タワーの役割


視界の番人
タワーは「真の視界」という、どんなものでも映し出す力を持っています。消えるチャンピオンや消えるトラップなど、タワーの前では無力になってしまうので、気を付けましょう。

土下座ファーム
戦闘をしていると、敵に押し込まれタワー下にいるしかない状況がたびたび発生します。ずっとタワーに引きこもってファームをする行為は「土下座ファーム」と呼ばれたりします。タワーは非常に強力なので、タワー下にいれば倒される危険性がぐっと下がります。もし相手に差をつけられて少しでも戦うとやられるような状況になってしまった場合は、大人しく土下座ファームを実行しましょう。

ただし、タワー下ではタワーもミニオンを攻撃するため、ラストヒットがとりづらくなってきます。なので、タワー下でも正確にミニオンを処理することができるようになると、より安定して育つことができるようになります。通常、ミニオンは以下の攻撃で死ぬので、目安として覚えておくと、タワー下のラストヒットも取りやすくなると思います。
  • 前衛ミニオン : タワー2回、通常攻撃1回
  • 後衛ミニオン : タワー1回、通常攻撃2回

あとはこれに自陣のミニオンの攻撃が加わるので、ミニオンに合わせて微調整することが必要になってきます。使うチャンピオンごとにタワー下のミニオンの倒し方が変わってきたりもするので、自分の使うチャンピオンをよく使っている人がどうやってタワー下でラストヒットを取っているか、動画などをみて参考にしましょう。

タワーダイブ
タワーは強力で安全と今まで言ってきましたが、それでもタワーが敵を倒すより先に自分の体力が0にされることもあります。タワーがある中であえてタワーの範囲で戦う行為を「タワーダイブ」と呼びます。もしタワー下で倒せると一方的にタワーを攻撃でき、敵の経験値やゴールド損失につながるので、一気に有利をとれます。

一度タワーダイブが成功すれば相手もタワー下であろうとファームをするのが難しくなってくるので、よりプレッシャーを与え、差を広げることが容易になってきます。ただし、やはり散々言っているとおりタワーは非常に強力なので、失敗すると逆に一気に窮地に陥ってしまいます。
 
もしタワーダイブをする場合に、上記の動画のようなことにならないように、少しでも成功率を上げるための方法を挙げておきます。
  • 少しでも多い人数で攻撃する
  • ミニオンからタワーの範囲に入らせる
  • 耐久力のある味方から攻撃する
  • 敵のCC(行動妨害)の有無を把握しておく
  • 敵のブリンクの有無を把握しておく
  • 敵に無敵がないことを確認する(ゾーニャの砂時計など)
  • 敵に回復がないか、ある場合、回復込みで倒せるかを計算する
  • 無理をしない
あとちょっとで行ける、というところにいつも罠は潜んでいるので、確実にやれると思った時だけダイブするくらいでもちょうどいいかもしれません。リスクはありますが、実力が拮抗している場合は、序盤にゲームが動くのはほぼタワーダイブからと言っても過言ではないくらい重要な要素なので、ぜひチャレンジしてみてください。

本拠地にあるオブジェクト


最後に、本拠地周辺のオブジェクトを見ていきましょう。

インヒビター


敵のスーパーミニオンを封印し、味方のネクサスを守るための装置です。相手のインヒビターを破壊することで、味方の陣営からスーパーミニオンを出現させることができます。

インヒビターは破壊されても5分後に復活するので、インヒビターを破壊した後の5分でどう動くかがとても重要になってきます。非常に強力なスーパーミニオンと連携して他のオブジェクトを制圧しましょう。


また、インヒビターを守護するタワーは「インヒビタータワー」と呼ばれ、通常のタワーはダメージを与えると、体力がそのままですが、インヒビタータワーは5秒ごとに15ずつ回復します。ただし、体力が3分の2、3分の1のラインを下回ると、下回った段階でそのラインが回復する上限値になります。

ネクサス

ネクサスを破壊したチームがゲームに勝利します。そのため、ネクサスは最重要防衛対象です。

ネクサスには2本のタワーが設置されており、これらを「ネクサスタワー」と呼びます。ネクサスタワーもインヒビタータワーと同様に一定のラインまで回復し、5秒ごとに30回復します。ネクサスは自陣のインヒビターが3つ活動している、またはネクサスタワーが存在する限りは無敵です。なのでネクサスを破壊するためには、必ずどこかのインヒビターを破壊し、ネクサスタワーを2本とも破壊する必要があります。


『LoL』はネクサスさえ破壊してしまえば勝ちなので、たとえ戦闘で負けるとしても、とにかくネクサスだけを狙って破壊する手段があります。これは「バックドア」と呼ばれ、決まると最高にしてやった感が出ますが、その分失敗すると味方の戦力が落ちるため、とてもリスクのある行為にもなります。どんなタイミングで攻めればネクサスを破壊できるか見極められるようになれば上級者への仲間入りと言えるでしょう。

ベース

チャンピオンが出現する拠点です。味方のベースでは買い物ができるほかに、体力やマナを急速に回復させる効果もあります。逆に敵のベースに入ると、タワー以上のとてつもないダメージを受け一瞬で死んでしまいます。うっかり敵のベースに入ってしまわないように気を付けましょう。


リコール
もしベースから離れた時は、デフォルトで「B」を押すことでベースに戻ることができます。リコールには詠唱時間があり、その途中で自分で歩いたり、敵に攻撃されると中断してしまいます。ただし、詠唱完了まで0.1秒をきると、その後攻撃をくらってもリコールは成功します。

デスからの復活
もし体力が0になると、チャンピオンは死亡(デス)してしまいますが、もしデスした場合はこのベースから復活します。復活するためにかかる時間は、試合が進むにつれどんどん増えていきます。最後のほうは復活に50秒かかったりするので、試合終盤では特にデスしないように気を付けましょう。

移動速度上昇
ゲーム開始直後と、ゲーム開始から20分以降は、ベースにいると移動速度が上昇する効果を得られます。
素早い移動を活かして戦局を動かしていきましょう。

ゲート

ゲートは自分のチームだけが通り抜けられます。本拠地周辺の移動で有利になります。


ハウリングアビス


サモナーズリフトは、3つのレーンがありましたが、これを簡略化して真ん中のミッドレーンひとつだけにしたのがハウリングアビスです。ハウリングアビスを利用して遊ぶランダムミッドの特徴は、以下のものがあります。
  • 1つのレーンだけで戦う
  • 使うチャンピオンを自分で選べない
  • リコールがない
  • 死んだときしか買い物ができない
  • 定期的にマップ上に回復アイテムが出現する
  • お金の溜まりが早い
  • 専用のサモナースペルがある

ランダムミッドの通称である「ARAM」とは、「All Random All Mid」の略です。

上記の特徴にあるとおり、サモナーズリフトを簡略化することに加え、使うチャンピオンまでランダムで選ばれるので、スポーツ性を重視した真剣勝負というよりは、みんなで集まって気楽にワイワイ戦うお祭りモードとして活用されることが多いです。ゲームの細かい仕様が覚えきれない間は、ARAMを遊ぶことで気楽にゲームの雰囲気を楽しむのもいいと思います。

チャンピオン選択の方法

ARAMで利用するチャンピオンはランダムで選ばれますが、もし気にいらないチャンピオンだった場合は、以下のふたつの方法で変えることができます。

トレード
トレードは、自分と味方のチャンピオンを交換する方法です。自分とトレードしたい人がお互いにそのチャンピオンを使える場合のみ可能です。トレードしたい場合は、以下の手順で行います。
  1. 相手の横にあるトレードアイコンをクリックする
  2. 相手にトレード要求が通知される
  3. 相手が承諾する
もし3で相手が承諾しない場合はトレード不成立となります。もしくは、使用可能なチャンピオンをクリックすることで、そのチャンピオンと入れ変えることもできます。


再抽選
再抽選(リロール)は、もう一度ランダムなチャンピオンを抽選しなおす方法です。自分にリロール可能回数が残っている場合のみ使えます。

リロールをするとリロール前のチャンピオンを使いたい人がいてもトレードできなくなってしまうので、もしリロールしようと思う場合は、味方の人にトレードしたい人はいないか聞いてからリロールをするととても親切です。

再抽選可能回数は、ノーマルゲームを遊ぶと増えます。1回ノーマルを遊ぶごとに、 30+所持しているチャンピオン数 だけポイントがたまり、250ポイントたまると1回増えます。再抽選可能回数は2回までストック可能です。

▲再抽選可能回数はプロフィールから確認できる

ARAMでは、フリーチャンピオン(所有していなくても使えるチャンピオン)が他のゲームモードよりも多い65体設定されているため、普段は触ったこともないチャンピオンが割り当てられてしまうこともあるかもしれません。

再抽選や味方とのトレードができればよいのですが、不慣れなチャンピオンを引き当ててしまうことは敵チームにもありえることです。ARAMはこのようなランダム性も楽しむゲームモードなので、割り切って楽しむことも必要です。

まとめ


今回は、レーンと本拠地を中心にした話をしてきました。次回では、サモナーズリフトを構成する要素として、もう一つの核となる「ジャングル」に関して話していきたいと思います。ご期待ください。

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