【連載】プロゲーマー小路KOGの「勝つための『GBVS』立ち回り指南」

【第6回・プロゲーマー小路KOGの「勝つための『グラブルVS』立ち回り指南】〜フェリ、ランスロット対策編〜

2020.4.9 小路KOG
みなさまこんにちは!
「SG8/SUSANOO GAMING8」所属のプロゲーマー、小路KOG(こうじ けいおーじー)(@kkkog)と申します!!

前回に引き続き『グランブルーファンタジー ヴァーサス』(以下、『グラブルVS』)に関する記事を執筆させていただこうと思います!

6回目である今回は前回に引き続き、キャラクター対策を解説していきたいと思います。

発売から1カ月以上が経過し、ある程度自キャラの操作が慣れてきた方も多いと思うのですが、「このキャラ相手だと勝率が悪い」という方も少なくないはず。

今回はそんな皆様のために、各キャラクターの注意点や、簡単な対策をお伝えできればと思います。

対策必須!
要注意キャラクタークラッシュ!


今回お送りするのはフェリとランスロットの2キャラの対策。リーチが長く超遠距離からの攻撃が凶悪かつ、起き攻めがTOPクラスの択になるフェリと、非常に素早い動きから繰り出される、見てから対処不可能な必殺技が特徴のランスロット。

どちらも上位5番目以内に入る強キャラと呼ばれている現状。今回はこの2キャラを攻略していきましょう。

▲フェリはダイヤグラム1位との噂があり、かたやランスロットは最強候補として名高い。タイプ別に分けるなら遠距離タイプ、スピードタイプといったところ

フェリ対策


鞭を使った画面の約7割をカバーするリーチの長い攻撃が特徴。反面、近距離周りの攻撃は少し弱め。いかに近づくかが課題となってくるのがフェリ戦だ。

しかしフェリの起き攻めが強烈過ぎるため、絶対に食らってはいけない技も存在する。無理に近づこうとはせず、細心の注意を払って戦おう。

各種遠距離けん制攻撃


主に使ってくる遠距離けん制は「立ち中攻撃」「しゃがみ中攻撃」「立ち強攻撃」だ。どれもリーチが長く、こちらの間合い外から攻撃してくるのでうっとうしい。

これらの技でチクチクダメージを与えられ、我慢できずに飛んだり走ったりしたら後述する本命の技を食らってしまう。落ち着いて対処しよう。

▲立ち中攻撃はフェリのけん制の中で最もコンパクトだが、リターンはほとんどない。読めた場合は回り込みで距離を詰めるとフェリ側はかなり嫌がるぞ

▲しゃがみ中攻撃はこのゲームの中で最も長い下段。回り込みをカウンターで潰すので非常にやっかい。読めた場合は前ジャンプか、かなり難しいが置き下段で技を潰すというのも選択肢に入る

▲立ち強攻撃はフェリの技の中でも特にリーチが高く、威力も高いのでなるべく食らいたくはない。デメリットとして大振りなモーションなので、回り込みやジャンプが噛み合えば反撃が確定することもあるぞ

各種必殺技


先述した通常技からキャンセルで出してくることが多いが、突然出してくると反応が間に合わない絶妙なバランスがやっかいな各種必殺技。慌てずに相手の行動パターンを読んで、勝てる選択肢で返していこう。

①ゲシュペンスト
本命その1。
この技が当たると恐怖の起き攻めタイムが始まる。動こうとしたところに引っかけるように使ってくるので、「とにかく前に出たい、近づきたい」という意思をいかに抑え込むか、自分との戦いでもある。

正解は見てから回り込みだ。

▲飛び道具を貫通してくるので、鞭を使った通常技を潰そうと遠距離で考えなしに飛び道具を打つのは厳禁。中距離〜近距離の間合いなら、見てからゲシュペンストは間に合わないので読み合いで打ってもいい

②足止めだ、ジジ!
フェリが使役する幽霊の一匹。
とてもイヤらしい軌道で飛んできた後に、一定時間後、地面の上で攻撃判定のある電撃のようなものを身に纏う。

電撃をガードしてしまうとフェリ本体に固められてしまうので、なるべくガードはしたくないが、ここでジジを嫌がって動こうとするところにフェリ本体が読み合いを仕掛けてくる。

▲放物線を描くように飛んでくるが、この時ジジには攻撃判定があるのでちゃっかり対空としても機能している。反応が間に合えば突進技やガンダッシュで横からフェリに近づきたい

▲ジジの電撃を嫌がって空中ガードしてしまった場合、本体であるフェリの地上攻撃がガード不能になる。どうしても避けきれない時はおとなしくジジを地上ガードする勇気を持とう

③迎え撃て、ペッポ!
フェリが使役する幽霊の一匹。
斜め上に細身の犬が飛び出す。強版は完全無敵で多段技なので、固められている時の切り返しや対空に大活躍する。せっかく近づいても、この技で振り出しに戻る可能性が常にあるのがフェリ戦の厳しいところ。

▲遠距離攻撃を嫌がって、ハイジャンプで近づこうとしたところにこの技で迎撃されるのはかなりメンタルにくる場面。幸い、強版のベッポにしか無敵はないので、再使用までに時間がかかるのは付け入るスキではある

足払い攻撃


本命その2。
フェリの技の中で最も強い。フェリ戦はこの足払いをどれだけ食らわないかにかかっていると言っても過言ではない。一番警戒する技だということを頭に入れていこう。

▲下段、回り込みを潰す、リーチが長い、スキが少なく対空が間に合う、判定が強すぎる、ヒット時に起き攻めに行けるとヤバすぎる通常技。こちらの心情としては、もう少しでフェリに攻撃が届く間合いなのだが、残念ながらこの距離がフェリが最も強い間合いでもある

起き攻め


大本命。ここに行くと人類平等なので、自分の読みを信じて凌いでいこう。ただし、状況によっては択の種類が少ない場合があるので、しっかり相手の起き攻めレシピを把握しておいて損はない。

■ジジの重なり方で択が変わる
簡単に覚えるなら、

  • 自キャラにジジが重なっている場合は直接中下段の二択が来る場合が多い
  • 自キャラにジジが重なっていない場合は直接の中下段はないが、投げ択がある

とりあえずこんな感じで覚えておこう。

▲ほとんどの場合、ゲシュペンストか足払いがヒットした瞬間に起き攻めが始まる。このふたつの技を「本命」と書いたのはそのためだ

▲よくあるパターンが強版ゲシュペンスト(引き寄せ)からの強版ジジ。起き上がりに中段と下段の直接二択を迫られる

▲弱版のジジが遠目に設置されている状況では、投げと下段の二択がくる。一度下段をガードしても、A連二段目から再度二択を迫るレシピもあるのでめちゃくちゃ強烈だ

▲強版ジジからは回り込みを絡めた表裏の択も存在する。レバーガードではなく、ガードボタンで対応しよう

▲択をガードした後、ターンがこちらになるかと言われたらそうでもない。削りとゲージ稼ぎに大活躍する「アイン・バル」でフェリ側は細かくリターンを取ってくるのだ

フェリ対策、総評


①ゲシュペンスト、足払いの被弾率を限りなくゼロにする
②起き攻めされた時は逆択を仕掛けるのも視野に入れる
③ひたすら我慢して、フェリ側を焦らせる

▲フェリ戦での勝率の悪い人のほとんどが、この足払いを食らいすぎだという傾向にある。全部ガードする気持ちで挑めば、フェリ側もリターンを得る切っ掛けが掴めないので、リスキーな行動が増えてくるはずだ

▲ジジはフェリ本体がダメージを食らうか、ガードしただけでも電撃を出さずに消えていく。起き上がりに無敵技をぶっ放すか、無敵技読みで様子見しているフェリ相手にガン暴れで攻守を入れ替えるのは立派な読み合いだ

フェリ対策動画


とはいえ、具体的な方法は見たいと思いますので、例によってTwitterからご紹介させていただきます。


ジジ、ゲシュペンスト対策。
自分のやり方としては「フェリの背中が見えたらジジなので突進技」「鞭がヒュンヒュンする音が聞こえたらゲシュペンストなので回り込み」を意識してやっています。


しゃがみ中攻撃対策。
飛びやダッシュが遅いキャラはエスパーじみた行動を強いられる状況が多々あります。

ランスロット対策


素早い動きで翻弄するスピードタイプのキャラ。近寄るまでの手段が非常に強く、また、近寄った後もその手数の多さから、対処の難しい連携のオンパレードが繰り広げられる。

ランスロット戦はいかに崩れないかがカギだ。

遠距離戦での注意事項


ランスロットは接近戦でのラッシュが強いキャラだが、基本的に序盤でのランスロット側は離れて戦うと思っておいた方がいい。何故なら、遠距離でのランスロットは低リスク高リターンの必殺技がふたつもあり、その技を軸に近づいてくるからだ。

まずはそのふたつの必殺技から対策しよう。

①ヴォーゲンシュトローム
通称「弾」。
弾速の遅い氷の飛び道具を放つ。スキが少なく、発生した後はランスロット本体が飛び道具と一緒に走ってこれるほど。強版ヴォーゲンシュトロームは飛び道具が3ヒットに強化されるので、ガードしてしまった場合は、ランスロットの多彩な択を受ける状況になってしまう。

▲ヒットはもちろん、ガードするのも状況が悪化してしまう厄介な飛び道具。しかし、無理に避けようとするところをランスロット側も狩ろうとしている。この場面での読み合いのパターンはしっかりいくつか用意しておこう

②ブレードインパルス
通称「突進」。
画面の約7割を進む突進技。突進速度が速く、見てから対応するのはかなり難しい。『グラブルVS』の中では珍しい、中央でもコンボが繋がる突進技なので、絶対に食らいたくない必殺技のひとつ。

▲めり込むと反撃確定の場合があるが、基本的には先端を当てるように打ってくる。ガードしてもこちらのターンになるとは限らないのが厳しいところ

「弾」と「突進」の対策


まず、このふたつの技は対になっていることを意識しよう。弾を撃たせないために近寄ろうとしたところに突進が刺さり、突進を食らいたくないために様子見していたら、弾を飛ばされるという駆け引きである。

結論から言えば、どちらかの強版を使わせた後は、リキャストが溜まるまでにこちらから攻める意識で行く。


①弾対策
弾ことヴォーゲンシュトロームは、画面端に行くまでに途中で消滅する。つまり、引きつけてバックジャンプをすれば弾を踏むことはない。

それ以外にも、引きつけて避けや回り込み、前ジャンプやハイジャンプ、飛ぶと見せかけてガード等、いろいろな選択肢を混ぜればランスロット側も的を絞り辛くなる。

▲ランスロット側が最も狙いたいのは、リターンが高い対空しゃがみ強攻撃。つまり、安易な前ジャンプを一番狩りたいのだ

▲ここで引き付けてバックハイジャンプをすれば、ランスロット側は一点読みしない限りなかなか対空ができない。一点読みをさせているということは、前ジャンプや避けといった別の行動に反応が遅れて対処ができなくなる

②突進対策
突進ことブレードインパルスを最も食らいやすい状況は、無理してランスロットに近寄ろうとダッシュした瞬間が一番多い。つまり、前述した弾を凌いだ後に、逃げていくランスロットを追いかける展開での突進が一番狙われるポイントだというロジック。

かといって、ここでランスロットを捕まえないと、もう一度弾からターンを握られてしまう。

ここではなるべく事故が起きにくい近寄り方を解説しよう。ポイントは「ダッシュ避け」「ダッシュジャンプ」「歩き」だ。

▲ダッシュ避けは噛み合えば突進に反撃を取れることもあるが、真の目的は「突進を警戒しているのを相手に伝える」のがメイン。こうすることで相手は安易に突進を打ちづらくなる

▲ジャンプもタイミングがピッタリだと特大リターンになる。ランスロットが後ろ側に通り抜けても攻撃できるように、めくり対応のジャンプ攻撃を置いておこう

▲歩きながらジリジリ近づくのもプレッシャーになる。ランスロットが光った瞬間にガードできるように意識しておこう

近付いた後の攻防


ここまでの経緯で仮にランスロットを捕まえることができたとしても、ランスロットは「トゥルブレンツ」を初めとした逃げ切る手段が豊富で、まとまったダメージを奪うことが難しい。ランスロットを逃さない連携を考えておこう。

①トゥルブレンツ
通称「ワープ」。
ランスロットが突然目の前から消え、頭上から現れる必殺技。強版は出始めから無敵があり、頭上に出現した後に行動を選べる。

基本的に三択になっていると考えていい技。3つのうち、ふたつに勝てる選択肢を選ぶのがベスト。

▲ひとつ目の択は「そのままジャンプ攻撃」。空中投げ、対空しゃがみ強攻撃、無敵技で勝ち。様子見で負け

▲ふたつ目の択は「空中特殊移動」。空中投げ、一部の無敵技、降りてきたところに近距離弱攻撃連打で勝ち。一部の対空しゃがみ強攻撃、無敵技はスカって負け。様子見も負け

▲3つ目の択は「トゥルブレンツボタンおしっぱなし派生」。様子見、一部の無敵技で勝ち。空中投げ、対空しゃがみ強攻撃は大負け

トゥルブレンツボタンおしっぱなし派生に要注意


ワープした後に専用のモーションで真下に攻撃する派生必殺技。スキがあるのでガード後に反撃確定だが、この技がカウンターヒットした時は、ランスロットのコンボで最も火力の出るものが繋がる。

体力が6割ほど消し飛ばされるので、この技のカウンターだけは食らいたくないところ。ノーマルヒットは安いので必要経費と割り切るのもアリ。

▲対空や空中投げでリターンを取りに行くと、ランスロット側の方がリターンの高い逆択をできるというのが問題。かといって、この技だけを警戒していると簡単にランスロットのターンになってしまうので、どこかで割り切りは必要だ

▲キャラによっては、3つの選択肢すべてに勝てる行動も存在する。安定択ではあるが、ローリスクローリターンなものがほとんど。勝ちに行く時は「読み合い」を仕掛けるべき瞬間が必ずくる

近付かれたあとの攻防


ワープ後の読み合いに負けた後や、立ち回りで弾をガードしてしまった後はランスロットのターン。ハチャメチャに攻めが強烈なので、崩されない対策が必須となる。


①ガードボタンは絶対に必要
ランスロットは、このゲームの中で一強クラスに表裏の崩しができる。常に表にいるか裏にいるかわからない状態を作れるので、危険な連携は絶対にガードボタンを押す癖を心がけよう。

▲本体での表裏はもちろん、弾を使った表裏連携もお手の物。投げだけに集中し、ガードボタンで凌ぐことが基本だ

②中下段の択に慣れる
ランスロットはジャンプからの特殊移動を絡めた「スカし下段」が強力な崩しのひとつではあるが、同時にやっかいなのがジャンプ強攻撃の二段中段。

スカし下段を恐れて早めにしゃがみガードしてしまうと、ジャンプ強攻撃の二段目だけをしゃがみ食らいしてしまうぞ。

▲こちらの動画を見て貰った方が伝わりやすいだろう。動画だけで見ると簡単にガードできそうだが、実戦だと意外と食らいまくる不思議な連携。対策としては「ジャンプ強攻撃のモーションをしっかり見て立つ」というのが対策。こればっかりはもう慣れるしかない

ランスロット対策、総評


①弾と突進で不用意にさわられない、事故らない
②ガードボタンを駆使して、簡単に崩れない
③相手のアビリティアイコンを見て、リキャストの状況を把握する

▲遠距離けん制主体のフェリや、自キャラを強化するパーシヴァルやバザラガは突進を狙われやすいキャラだ。遠距離とはいえ、大きなスキをさらす行動は控えて戦おう

▲表裏をガードボタンで凌げるようになったら、必然的に投げが多くなってくる。ここでの逆択でターンを入れ替えるのもランスロット戦の勝ちパターンのひとつではある

▲ランスロットのアビリティアイコンを確認。ワープが使えない状況は密度の濃い固めで逃さない、突進が使えない状況はガンダッシュで近付くなど、強力な技が使用できない瞬間に逃さず畳み掛けていこう

まとめ


対策記事、いかがでしたでしょうか?

フェリ、ランスロット共にまだまだ対策しなくてはいけない技はありますが、この対策記事のメインは「そのキャラクターの特に危険な技or主力技」を対策していくというコンセプトとなっております。

次回、第7回目の記事は、2020年4月7日(火)のアップデートにて追加されたキャラクター「ジータ」または「ソリッズ」の攻略を行おうと思います。

どちらのキャラクターを先に攻略するかはTwitterにて発信していきますので、今後ともどうか、よろしくお願い申し上げます。


【小路KOGプロフィール】
JeSUライセンス保持で『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』にてワールドランキング1位の実力を持つオールラウンダーな格ゲーマー。プロゲーマーのほかにも、イベント業務全般を担当するマルチな才能を持っている。eスポーツに関わるビジネスで利益を上げつつ、ゲームの腕前は最強、というプロゲーマーの新たなロールモデルを目指すべく、日々勉強中。現在の目標はプロジェクトX出演。

Twitter:https://twitter.com/kkkog


© Cygames, Inc. Developed by ARC SYSTEM WORKS
【連載】プロゲーマー小路KOGの「勝つための『GBVS』立ち回り指南」

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

コラム VIEW ALL