【連載】GENKIモリタの「プロになるためのウイイレ攻略指南」
【第2回】GENKIモリタの「プロになるためのウイイレ攻略指南」〜 グラウンダーパスを使いこなそう 〜

- パスを制する者が試合を制する
- パスの種類とコマンドを覚えよう
- 味方の足下にボールを蹴るグラウンダーパス
- 体勢を整えてからパスを出そう!
- 強すぎず弱すぎず! キックゲージをよく見てボタンを離そう
- ワンツーパスで流れるような攻めを展開しよう
- パスのコツ三角形を作ろう
- まとめ
「SG8/SUSANOO GAMING8」所属eスポーツタレント、ウイニングイレブンプロライセンス保持者のGENKIモリタです。
前回は「勝つための設定」についてお話ししました。
第2回となる今回は、「パス」についてお話ししていきたいと思います!
どうぞお楽しみに!
GENKIモリタはサッカーをしていた当時からパスが大好きでかなりのこだわりがあります。2018年にウイニングイレブンのプロになったのですが、プロの資格を獲得する大事な大会も今回のテーマ「パス」を最大限に生かすことでプロになれたと思っています!
そんなパスの魅力を皆さんにお伝えしていきましょう!

パスは大きく分けて、グラウンダーパス、フライパス、スルーパスの3種類があります。グラウンダーパスは×ボタン、フライパスは○ボタン、スルーパスは△ボタンで出すことができます。

今回はこの中でも特に大切なグラウンダーパスについて詳しく解説していきましょう。
グラウンダーパスとは、パスを出したい選手の足下にボールを飛ばすパスです。×ボタンをすぐ離せばショートパス、ボタンを押し続けてゲージを溜めればロングパスになります。


グラウンダーパスを使うときに特に重要なのが左スティックの入力です。基本的に×ボタンだけでは、向いている方向にいる味方にしかパスを出せません。狙った味方にパスを出すには左スティックを入力しながら×ボタンを押す必要があります。
ちなみにウイニングイレブンの過去のシリーズを振り返っても一番使っているパスが、このグラウンダーパスです。それほど大切なパスですので、しっかりと方向を決めてパスをしていきましょう。

パスを出すときに大事なのは、蹴る側の選手の向きです。例えば進行方向とは真逆の方向にパスを出すなど、体勢が崩れるような方向にパスを出そうとすると、体勢を崩したままパスを出すことになり、味方にパスが届かない場合があります。


選手の向きを調整するには、ふたつ方法があります!
ひとつ目は、パスをする前に左スティックでパスを出したい方向に向いてからボタンを入力する方法。
もうひとつはパスする直前にR1ボタンを入力するという方法です。
R1ボタンを入力すると、ボールを持った選手が相手ゴールの方向に向くので、前の味方にパスをする場合に有効なテクニックです。

強すぎず弱すぎず!
パスの強さも大切なポイントです。×ボタンを長く押して強く蹴ることも重要ですが、強すぎると受け手の選手のトラップ(ボールを止めること)がミスしやすくなります。

グラウンダーパスの基本的なキックゲージの強さは、ゲージの半分ぐらいが理想。これで強すぎず弱すぎないパスになります。

ワンツーパスとは主にふたりの選手がダイレクト、もしくは少し溜めてパスを交換するコンビネーションプレーで、元々ボールを持っていた選手にパスを返すことをワンツーパスといいます。
ワンツーパスは、×ボタンとL1ボタンとの組み合わせでワンツーパスに変化します。この操作でパスを出した選手が相手ゴール方向に向かってダッシュしはじめます。



ワンツーパスのメリットは、パスの出し手と受け手の選手が一緒に相手ゴールに向かうことができます。本作において、相手を攻略する有効な手段ですのでマスターしてほしいです。
ワンツーパスはタイミングがとても大事です。相手選手に一度ボールに取りに行かせて、そのタイミングでパスをリターン、これがワンツーパスのコツになります。相手を引きつけてからパスでほんろうしましょう。
グラウンダーパスのコツのひとつは、パスの出し手と受け手の三角形を作ることです。これは実際のサッカーでも大事なポイントです。
パスを出す時にパスのコースがないとパスは出せません。なのでポイントは味方選手と三角形を作ることが大切です。三角形を作るには次の展開を予測してください。
前に選手がふたりいるならば、そこに操作している選手で近づいて三角形を作ります。
■味方選手との距離がいい状態


■三角形が作れないとき


今回はパスの中でもグラウンダーパスを中心に記事にしてみました。僕が日本で2位を取った時も、このグラウンダーパスがとても大事な仕事をしてくれました。それぐらいGENKIモリタはグラウンダーパスが大好きです!
もちろん、大好きなだけでなく本作では重要となるパスです。次回第3回目もパスの記事にしたいと思っています。グラウンダーパス以外のパスに注目していきましょう。
前回は「勝つための設定」についてお話ししました。
第2回となる今回は、「パス」についてお話ししていきたいと思います!
どうぞお楽しみに!
パスを制する者が試合を制する
GENKIモリタはサッカーをしていた当時からパスが大好きでかなりのこだわりがあります。2018年にウイニングイレブンのプロになったのですが、プロの資格を獲得する大事な大会も今回のテーマ「パス」を最大限に生かすことでプロになれたと思っています!
そんなパスの魅力を皆さんにお伝えしていきましょう!

▲パスならではのかっこいいシーンも実現します
パスの種類とコマンドを覚えよう
パスは大きく分けて、グラウンダーパス、フライパス、スルーパスの3種類があります。グラウンダーパスは×ボタン、フライパスは○ボタン、スルーパスは△ボタンで出すことができます。

▲どのパスもコマンドを入力すると、選手の足下にキックゲージが表示されます。これはパスの強さを表していて、ボタンを押し続けることでより強いパスを出すことができます。逆に、ボタンをすぐ離せば弱いパスが出せます
今回はこの中でも特に大切なグラウンダーパスについて詳しく解説していきましょう。
味方の足下にボールを蹴るグラウンダーパス
グラウンダーパスとは、パスを出したい選手の足下にボールを飛ばすパスです。×ボタンをすぐ離せばショートパス、ボタンを押し続けてゲージを溜めればロングパスになります。

▲左スティックをニュートラルにしておくと、選手が向いている方向にいる選手に向かってパスを出します

▲キックゲージを最大まで溜めてからボタンを離せば、反対のサイドの選手にパスを出すこともできます
グラウンダーパスを使うときに特に重要なのが左スティックの入力です。基本的に×ボタンだけでは、向いている方向にいる味方にしかパスを出せません。狙った味方にパスを出すには左スティックを入力しながら×ボタンを押す必要があります。
ちなみにウイニングイレブンの過去のシリーズを振り返っても一番使っているパスが、このグラウンダーパスです。それほど大切なパスですので、しっかりと方向を決めてパスをしていきましょう。

▲左スティックを入力しながらボタンを入力すれば、パスを出したい味方を自分で選べます。状況に応じてパスを出す味方を見極めることも重要です
体勢を整えてからパスを出そう!
パスを出すときに大事なのは、蹴る側の選手の向きです。例えば進行方向とは真逆の方向にパスを出すなど、体勢が崩れるような方向にパスを出そうとすると、体勢を崩したままパスを出すことになり、味方にパスが届かない場合があります。

▲進行方向とは逆の後ろの選手にパスを出そうとすると……

▲パスが極端にズレてしまう。相手に取られてしまう危険がある上、近くの味方が走ってボールを取りに行かなければならなくなる
選手の向きを調整するには、ふたつ方法があります!
ひとつ目は、パスをする前に左スティックでパスを出したい方向に向いてからボタンを入力する方法。
もうひとつはパスする直前にR1ボタンを入力するという方法です。
R1ボタンを入力すると、ボールを持った選手が相手ゴールの方向に向くので、前の味方にパスをする場合に有効なテクニックです。

▲R1ボタンでクルッと回転。後ろ向きから瞬時に前に向きたいときに便利ですよ!
強すぎず弱すぎず!
キックゲージをよく見てボタンを離そう
パスの強さも大切なポイントです。×ボタンを長く押して強く蹴ることも重要ですが、強すぎると受け手の選手のトラップ(ボールを止めること)がミスしやすくなります。

▲キックゲージを溜めすぎると手前の選手にパスを出したいのに、遠くの選手にパスを出してしまう
グラウンダーパスの基本的なキックゲージの強さは、ゲージの半分ぐらいが理想。これで強すぎず弱すぎないパスになります。

▲ボタンを離すタイミングは体で覚えていきましょう
ワンツーパスで流れるような攻めを展開しよう
ワンツーパスとは主にふたりの選手がダイレクト、もしくは少し溜めてパスを交換するコンビネーションプレーで、元々ボールを持っていた選手にパスを返すことをワンツーパスといいます。
ワンツーパスは、×ボタンとL1ボタンとの組み合わせでワンツーパスに変化します。この操作でパスを出した選手が相手ゴール方向に向かってダッシュしはじめます。

▲まずはL1ボタン+×ボタンで近くの味方にパスをしましょう

▲するとパスをした選手が走り出すので、パスを受け取った味方で再度パスを出します。この時グラウンダーパスではなく、△ボタンのスルーパスでパスを出す選手の手前にボールを出します

▲ワンツーパスでボールが戻ってきたところをシュート!
ワンツーパスのメリットは、パスの出し手と受け手の選手が一緒に相手ゴールに向かうことができます。本作において、相手を攻略する有効な手段ですのでマスターしてほしいです。
ワンツーパスはタイミングがとても大事です。相手選手に一度ボールに取りに行かせて、そのタイミングでパスをリターン、これがワンツーパスのコツになります。相手を引きつけてからパスでほんろうしましょう。
パスのコツ三角形を作ろう
グラウンダーパスのコツのひとつは、パスの出し手と受け手の三角形を作ることです。これは実際のサッカーでも大事なポイントです。
パスを出す時にパスのコースがないとパスは出せません。なのでポイントは味方選手と三角形を作ることが大切です。三角形を作るには次の展開を予測してください。
前に選手がふたりいるならば、そこに操作している選手で近づいて三角形を作ります。
■味方選手との距離がいい状態

▲三角形を作れば最低でも2カ所のパスコースが作れます。このようにパスを出せる場所を増やすことで、相手にボールを取られる機会を大幅に減らせることができます

▲同様にパスコースを増やしていくことで、よりパスが出しやすい状況を作ることができます
■三角形が作れないとき

▲パスコースに相手がいると、思うように三角形が作れない状況がでてきます。このような場合は、ボールを取られないようにボールキープするのが効果的です。相手選手からボールを隠すように背中を向いてプレイするとボールを取られにくくなります

▲その間に味方選手が近づいてくるのを待ちましょう
まとめ
今回はパスの中でもグラウンダーパスを中心に記事にしてみました。僕が日本で2位を取った時も、このグラウンダーパスがとても大事な仕事をしてくれました。それぐらいGENKIモリタはグラウンダーパスが大好きです!
もちろん、大好きなだけでなく本作では重要となるパスです。次回第3回目もパスの記事にしたいと思っています。グラウンダーパス以外のパスに注目していきましょう。
【GENKIモリタプロフィール】
サッカースクールのコーチ→NSC→プロゲーマー。大会経験も実績もないアマチュアから、JeSU公認ウイニングイレブンのプロライセンスを2018年に取得。現在はイベント出演、テレビ出演、大会出場が主な活動になっております。
Twitter:@pes_progamer

Twitter:@pes_progamer
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