【特集】何から何までeスポーツ? 「eスポーツ×○○」
あなたの知らない「ゲーミング○○」18選 (1/4)
eスポーツの普及・発展と時を同じくして、さまざまなところで耳にするようになった言葉「ゲーミング○○(マルマル)」。
英語で「Gaming」というと、素直に「ゲームの」とか「ゲーム専門の」といった意味で用いられることが多いが、最近では「これもゲーミングって呼んでいいの?」という製品やサービスまで登場し始めている。
そこで今回は、巷にあふれる多彩な「ゲーミング○○」を、代表的なブランドと合わせてご紹介していこう。
※各項目で紹介している特徴は一般的なものです。実際に購入する製品がどのような機能を備えているかは、各製品のスペックをご参照ください。
※ご紹介しているブランドは代表的なもののみ、順不同にて掲載しています。
言わずと知れたゲーム向けのパソコンが「ゲーミングPC」だ。「ゲーミングパソコン」とも呼ばれる。
その定義は意外と曖昧で、これを搭載しなければゲーミングパソコンと名乗ってはならない、といった決まりは特にない。一般的には、長時間にわたるゲームプレイに耐えられるパーツを装備していることが大前提となっている。具体的には、高性能パーツから出る熱を放出するための冷却機構、その熱に耐えるための耐久性の高い各種パーツ、高速なデータアクセスを可能にするストレージやメモリーなどだ。さらに、LEDによるライティング機能を装備しているものも多い。
中でも特にゲームにおいて重要なのはビデオカードで、基本的にゲーミングPCは高性能なビデオカードを搭載している。
また、最近ではほとんどのPCブランドにゲーミング専門ブランドが登場している。メーカーにとっては、「ゲーミング」という分野はハイスペックなマシンが要求されることから、単価の高いビジネスに結びつくというメリットもあるだろう。最近では、持ち運びできるラップトップ型のゲーミングPCも人気がある。
一方でゲーミングPCは高額なイメージが拭えない。ただし、一般的なパソコン+コンシューマー機+コントローラーなどを揃えることを考えれば、意外と驚くほどの値段ではないことに気づくだろう。PC版とコンシューマー版が存在するゲームの場合、PC版の方が高性能で、ゲームパッドだけでなくキーボードとマウスといったさまざまなデバイスを使うことができるのも魅力だ。
●主なゲーミングPCブランド
ゲーミングパソコンのパーツの中にも、ゲームに特化した各種パーツが搭載されている。そのうちのひとつが「ゲーミングストレージ」だ。
特に重要なのが、扱うデータ量が膨大な3Dゲームの描画データの読み書きスピード。これがゲーム自体のレスポンスにも影響することがある。
そのため、現在はアクセススピードが早く、読み出し/書き込みスピードも高速な「SSD」(ソリッド・ステート・ドライブ)が起動ディスクとして一般的に採用されている。SSDの中でも「NVMe」(エヌブイエムイー)という規格のモデルは、従来のSATA接続と比べて圧倒的に高速なため、ノート型、デスクトップ型を問わず人気だ。
ゲームに特化した「ゲーミングSSD」としては、アクセススピードは当然としつつ、頻繁なアクセスにより本体が持つ熱を放出させるためのヒートシンクも備えている。現在はCPUやGPUのように、ストレージの熱にも配慮が必要になってきている。
なお、ハードディスクに関しても「SSHD」といった新しいモデルが登場している。こちらはハードディスク内に容量は少ないながらもメモリー領域を設けることで、HDDへのアクセス速度を部分的に高速化させるというものだ。
容量あたりの価格で言えば、いまだにHDDはSSDに比べて圧倒的に安いため、ゲームデータや配信データなどを保存する領域としてデュアルドライブ化しているゲーミングPCも多い。
●主なゲーミングSSDブランド
パソコンを快適に動作させるために必要なメモリにも、「ゲーミングメモリ」と呼ばれる商品が登場している。ゲームに特化するという意味では、アクセス速度が早いことはもちろん、メモリモジュール自体にヒートシンクを備え、冷却性を高めているものが多い。
特にハイスペックなゲーミングパソコンの場合、冷却性能はあらゆるパーツに求められる。熱を持つことでパーツの寿命も縮まるほか、快適な動作ができないとパソコンが判断すると強制終了させられることもありうる。高性能であればこそ、メモリにもそういった配慮が求められるというわけだ。
そしてもちろん、ゲーマーたちの飽くなきライティング熱にも対応。LEDによるライティングを楽しめるモデルも登場している。
●主なゲーミングメモリブランド
英語で「Gaming」というと、素直に「ゲームの」とか「ゲーム専門の」といった意味で用いられることが多いが、最近では「これもゲーミングって呼んでいいの?」という製品やサービスまで登場し始めている。
そこで今回は、巷にあふれる多彩な「ゲーミング○○」を、代表的なブランドと合わせてご紹介していこう。
※各項目で紹介している特徴は一般的なものです。実際に購入する製品がどのような機能を備えているかは、各製品のスペックをご参照ください。
※ご紹介しているブランドは代表的なもののみ、順不同にて掲載しています。
ゲーミングPC
言わずと知れたゲーム向けのパソコンが「ゲーミングPC」だ。「ゲーミングパソコン」とも呼ばれる。
その定義は意外と曖昧で、これを搭載しなければゲーミングパソコンと名乗ってはならない、といった決まりは特にない。一般的には、長時間にわたるゲームプレイに耐えられるパーツを装備していることが大前提となっている。具体的には、高性能パーツから出る熱を放出するための冷却機構、その熱に耐えるための耐久性の高い各種パーツ、高速なデータアクセスを可能にするストレージやメモリーなどだ。さらに、LEDによるライティング機能を装備しているものも多い。
中でも特にゲームにおいて重要なのはビデオカードで、基本的にゲーミングPCは高性能なビデオカードを搭載している。
ビデオカードとは
ビデオカードとは映像を出力するためのパーツ。基本的にPCの要となるマザーボードには映像を出力するための機能が備わっているが、それはあくまで必要最低限の機能しか備わっていない。より高画質で高精細な映像を描写するためには、こういったビデオカードの存在が不可欠なのだ。
ビデオカードとは映像を出力するためのパーツ。基本的にPCの要となるマザーボードには映像を出力するための機能が備わっているが、それはあくまで必要最低限の機能しか備わっていない。より高画質で高精細な映像を描写するためには、こういったビデオカードの存在が不可欠なのだ。
また、最近ではほとんどのPCブランドにゲーミング専門ブランドが登場している。メーカーにとっては、「ゲーミング」という分野はハイスペックなマシンが要求されることから、単価の高いビジネスに結びつくというメリットもあるだろう。最近では、持ち運びできるラップトップ型のゲーミングPCも人気がある。
一方でゲーミングPCは高額なイメージが拭えない。ただし、一般的なパソコン+コンシューマー機+コントローラーなどを揃えることを考えれば、意外と驚くほどの値段ではないことに気づくだろう。PC版とコンシューマー版が存在するゲームの場合、PC版の方が高性能で、ゲームパッドだけでなくキーボードとマウスといったさまざまなデバイスを使うことができるのも魅力だ。
●主なゲーミングPCブランド
- ROG(ASUS)
- Predator(Acer)
- LEGION(レノボ)
- ALIENWARE(デル)
- OMEN(HP)
- MSI(MSI)
- GALLERIA(ドスパラ)
- G-Tune(マウスコンピューター)
- G-Gear(ツクモ)
- LEVEL∞(パソコン工房)
ゲーミングストレージ/SSD
ゲーミングパソコンのパーツの中にも、ゲームに特化した各種パーツが搭載されている。そのうちのひとつが「ゲーミングストレージ」だ。
特に重要なのが、扱うデータ量が膨大な3Dゲームの描画データの読み書きスピード。これがゲーム自体のレスポンスにも影響することがある。
そのため、現在はアクセススピードが早く、読み出し/書き込みスピードも高速な「SSD」(ソリッド・ステート・ドライブ)が起動ディスクとして一般的に採用されている。SSDの中でも「NVMe」(エヌブイエムイー)という規格のモデルは、従来のSATA接続と比べて圧倒的に高速なため、ノート型、デスクトップ型を問わず人気だ。
ゲームに特化した「ゲーミングSSD」としては、アクセススピードは当然としつつ、頻繁なアクセスにより本体が持つ熱を放出させるためのヒートシンクも備えている。現在はCPUやGPUのように、ストレージの熱にも配慮が必要になってきている。
なお、ハードディスクに関しても「SSHD」といった新しいモデルが登場している。こちらはハードディスク内に容量は少ないながらもメモリー領域を設けることで、HDDへのアクセス速度を部分的に高速化させるというものだ。
容量あたりの価格で言えば、いまだにHDDはSSDに比べて圧倒的に安いため、ゲームデータや配信データなどを保存する領域としてデュアルドライブ化しているゲーミングPCも多い。
●主なゲーミングSSDブランド
- Intel
- Corsair
- Crucial
- GIGABYTE
- Samsung
- Sandisk
ゲーミングメモリ
パソコンを快適に動作させるために必要なメモリにも、「ゲーミングメモリ」と呼ばれる商品が登場している。ゲームに特化するという意味では、アクセス速度が早いことはもちろん、メモリモジュール自体にヒートシンクを備え、冷却性を高めているものが多い。
特にハイスペックなゲーミングパソコンの場合、冷却性能はあらゆるパーツに求められる。熱を持つことでパーツの寿命も縮まるほか、快適な動作ができないとパソコンが判断すると強制終了させられることもありうる。高性能であればこそ、メモリにもそういった配慮が求められるというわけだ。
そしてもちろん、ゲーマーたちの飽くなきライティング熱にも対応。LEDによるライティングを楽しめるモデルも登場している。
●主なゲーミングメモリブランド
- Intel
- Corsair
- Hyper X
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