【特集】 ストリートファイターリーグ JAPAN 2026

【結果速報 SFL JAPAN 2026 Division S 第5節】iXAが待望の今季初勝利!——FAVが40-0でZETAを下し首位浮上

2026.10.24 やくーし
『ストリートファイター6』(スト6)の国内プロリーグ「ストリートファイターリーグ JAPAN 2026」(SFリーグ 2026)のDivision S 第5節が、2026年10月23日(金)に行われた。


チームマッチ1 FAV vs ZETA:藤村が崖っぷちから「対策の対策」で大将戦を制す!──FAVが40-0で快勝


マッチ1は首位ZETA DIVISION Geekly(ZETA)と、20ポイント差で追う3位KADOKAWA FAV gaming(FAV)の上位対決。アウェー側のFAVは先鋒にもけ(舞)、中堅にりゅうきち(舞)、大将に藤村(C.ヴァイパー)を置き、sako(エレナ)が延長戦に回った。

先鋒戦、もけ相手にZETAが選んだのは、ももち(ジェイミー)。1セット目はももちが危なげなく先取し、ZETAが主導権を握る。このまま押し切るかと思われたが、2セット目からもけが反撃に転じる。最終セットは、もけが2本ともパーフェクトKOで奪い、2-1の逆転でFAVに先制の10ポイントをもたらした。

続く中堅戦。りゅうきちの前に立ちはだかったのはひぐち(ガイル)。りゅうきちは「ソニックブーム」をすり抜けるSA2など、ガイルの出鼻をくじく立ち回りで1セット目を先取。その勢いは止まらず、続く2セット目も押し切って2-0。FAVのリードを20ポイントに広げた。

大将戦は、40-0を懸けて藤村がMenaRD(ブランカ)に挑む。試合前に「大将戦を勝ちきって40-0で走り抜けたい」と意気込んだとおり、1セット目を先取して幸先のいいスタートを切る。しかし、インターバルを取ったMenaRDが反撃に転じ、2、3セット目を連取。一気に形勢は逆転した。

後がない藤村は、4セット目をSA2で取り返し、勝負を最終セットへ。MenaRDの対策をさらに上回る「対策の対策」で、3-2の逆転勝利。「これは伝説のC.ヴァイパー使い」と実況のアールがたたえた一戦で、FAVが40-0の完勝を飾った。

▲最終セットの最終ラウンド。MenaRDは、通常ジャンプより低い軌道を描く「バーニングキック」を警戒し、早めの対空で待ち構えた。その読みをさらに読んだ藤村は、「ハイジャンプ」で高く跳び、ブランカの頭上を越える。背後からのコンボで体力を大きく奪い、最後は投げで試合を決めた(https://www.youtube.com/live/OyvntovP-BI?si=PSKC8k2tEJFdw_so&t=4911)

対戦カードFAV(アウェー) ZETA(ホーム)
先鋒 ✅もけ(舞:C) 2-1 ももち(ジェイミー:C)
中堅 ✅りゅうきち(舞:C) 2-0 ひぐち(ガイル:C)
大将 ✅藤村(C.ヴァイパー:C) 3-2 MenaRD(ブランカ:C)
延長 sako(エレナ:C) - -
合計 40 - 0

チームマッチ2 SS熊本 vs IBSG:こばやんが延長戦で今季初白星!──SS熊本が30-20で競り勝つ


2位FUKUSHIMA IBUSHIGIN(IBSG)に、20ポイント差の4位Saishunkan Sol 熊本(SS熊本)が挑む。プレーオフ圏を争う直接対決だ。アウェーのSS熊本は、先鋒にcosa(ケン)、中堅にまちゃぼー(リュウ)、大将にきんちょ(テリー)を置き、こばやん(ザンギエフ)を延長戦に回した。

先鋒戦、cosa相手にIBSGが選んだのはヤナイ(サガット)。cosaは間合いを柔軟に変える立ち回りを見せ、ヤナイに的を絞らせない。危なげなく2-0で白星を挙げ、SS熊本が先制の10ポイントを手にした。

続く中堅戦、まちゃぼーの相手は鶏めし(ダルシム)。試合前に「全能感を捨ててきた」とコメントしたまちゃぼーは、投げと中段攻撃を織り交ぜた崩しで1セット目を先取する。2セット目も押し切り、最後はSA3で締めて2-0。SS熊本が20-0とリードを広げた。

大将戦は、40-0を狙うSS熊本のきんちょに対し、IBSGは2BASSAが今季初めてキャミィを選んだ。試合前インタビューで「相手も想像ついていないと思う」とコメントしていた奇襲だ。

しかし、試合は2BASSAがドライブゲージに圧力をかけ続ける攻めで1セット目を先取すると、続く2セット目、3セット目と2BASSAのペースは崩れることなくストレート勝ちに。IBSGが20-20に追いつき、勝負は延長戦にもつれ込んだ。

延長戦は、ともに今季未勝利のこばやん(ザンギエフ)とジョニィ(エレナ)。1セット目はこばやんが先取すると、3ゲージが溜まった状態でジョニィに圧力をかけていく。なかなか攻め手を見つけられないジョニィのしゃがみ中キックにしっかりと差し返しからのコンボを決めたこばやんが2-0のストレート勝利。今季初白星で延長戦を制した。

▲2セット目、マッチポイントの場面。ザンギエフのSA3を嫌ってけん制主体に切り替えたジョニィのしゃがみ中キックに、こばやんが立ち弱キックを差し込み、ドライブラッシュからのコンボで勝利を収めた(https://www.youtube.com/live/OyvntovP-BI?si=auWuOX0dEkZMBNlT&t=9176)

対戦カードSS熊本(アウェー) IBSG(ホーム)
先鋒 ✅cosa(ケン:C) 2-0 ヤナイ(サガット:C)
中堅 ✅まちゃぼー(リュウ:C) 2-0 鶏めし(ダルシム:C)
大将 きんちょ(テリー:C) 0-3 ✅2BASSA(キャミィ:C)
延長 ✅こばやん(ザンギエフ:C) 2-0 ジョニィ(エレナ:C)
合計 30 - 20

チームマッチ3 iXA vs CR:ひびきがフルセットの激闘を制す! ──iXAが第5節にして今季初勝利


今季未勝利の広島 TEAM iXA(iXA)が、Crazy Raccoon(CR)のホームに乗り込む。CRもホームではまだ白星がなく、互いに「初」を懸けた一戦だ。アウェー側のiXAは先鋒にACQUA(ブランカ)、中堅にtakepi(JP)、大将にひびき(リリー)を置き、あきら(C.ヴァイパー)が延長戦に回った。

先鋒戦、ACQUA相手にCRが選んだのはどぐら(エレナ)。どぐらはACQUAの攻めに対し、慌てずに「ODスクラッチホイール」で割って入り、そのたびにマッチの主導権を取り返す。CRが先制の10ポイントを手にし、iXAは追う展開となった。

続く中堅戦、takepiの相手はかずのこ(C.ヴァイパー)。今季まだ白星のないtakepiは、ドライブゲージに負担をかけ続ける戦い方で、C.ヴァイパーが特に辛いとされる時間を維持した。最後は、かずのこの起き上がりのSA1を読み切って2-0の完勝。初白星をつかみ、iXAは10-10と追いついた。

大将戦は、「負けられない状況」と語っていたひびきが、Shuto(ルーク)に挑む。2024年のSFLでは、大将戦で1-3と敗れた相手だ。ひびきは1セット目を落としたものの、「メキシカンタイフーン」を軸に流れを引き戻し、2、3セット目を連取する。4セット目を奪われてフルセットに持ち込まれたが、最終セットを制して3-2。雪辱を果たし、iXAは30-10で、第5節にしてようやく今季初勝利をつかんだ。

▲最終セットの最終ラウンド。Shutoのドライブゲージを使い切る激しい攻めをしのいだひびきは、「メキシカンタイフーン」と打撃で攻め立てる。最後はあえて攻めの手を止め、Shutoが放ったSA3をパリィで受け止めて反撃。勝負を決めた(https://www.youtube.com/live/OyvntovP-BI?si=9WkxiWy2EadJR510&t=13299)

チームリーダーのACQUAは「ようやく初勝利をファンに届けることができた。次節もAWAY側だが、引き続き頑張っていくので応援お願いします」と締めくくった。

対戦カードiXA(アウェー) CR(ホーム)
先鋒 ACQUA(ブランカ:C) 0-2 ✅どぐら(エレナ:C)
中堅 ✅takepi(JP:C) 2-0 かずのこ(C.ヴァイパー:C)
大将 ✅ひびき(リリー:C) 3-2 Shuto(ルーク:C)
延長 あきら(C.ヴァイパー:C) - -
合計 30 - 10

Division S 第5節 試合結果


Division S 第5節は、全カードでアウェー側が勝利した。今季のDivision Sは、アウェー側が15チームマッチ中11勝と、アウェー有利の傾向が続いている。FAVは140ポイントで、3位から首位に浮上した。一方、首位だったZETAは今季2度目の0-40で、3位に後退。IBSGは延長戦で敗れたが、20ポイントを積んで2位を守った。

iXAは第5節にして今季初勝利を挙げ、50ポイントとした。敗れたCRは今季ホーム未勝利のまま、80ポイントで5位にとどまる。


順位チーム獲得ポイント獲得バトル獲得ラウンド
1(↑) KADOKAWA FAV gaming 140 9 8
2 FUKUSHIMA IBUSHIGIN 130 -2 -3
3(↓) ZETA DIVISION Geekly 120 6 11
4 Saishunkan Sol 熊本 120 2 1
5 Crazy Raccoon 80 -5 -4
6 広島 TEAM iXA 50 -10 -13
※プレーオフボーダーラインは3位まで

Division Sの次の対戦は10月30日(金)の第6節。CR vs ZETA、iXA vs SS熊本、FAV vs IBSGが予定されている。注目は、首位FAVと2位IBSGの直接対決だ。第1節ではFAVが30-20で制したが、今度はIBSGのホームに乗り込む。IBSGが40-0か30-10で勝てば、首位は入れ替わる。FAVは、アウェーの流れに乗って首位を守れるか。

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