【連載】ぜるにゃんの「勝てる『CoD:MW』指南」

【第4回ぜるにゃんの「勝てる『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア』指南」】〜マップ攻略「Arklov Peak」編〜

2020.2.12 ぜるにゃん
こんにちは、ぜるにゃん(@zelunyan)と申します。

コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア(CoD:MW)』(以下、『CoD:MW』)はプレイされているでしょうか?

4回目となる今回は、チームデスマッチの基本的な動き方と強いポジションを具体的なマップを見ながら説明していきたいと思います。

チームデスマッチで多く敵を倒せるようになれば、他のゲームモードにもその実力を応用することができます。他のゲームモードは敵を倒しつつ、その他の目標に貢献しなければなりませんが、チームデスマッチであれば敵を倒すことだけに集中することができます。また、デスすること以外で味方に迷惑をかけることもないので、各マップを練習するにもオススメのモードと言えます。

まずは基本を押さえよう!
『CoD』における基本原則


具体的なマップを見る前に、強い動きの基本原則を理解しておきましょう。押さえておきたいポイントは以下の4つです。

  1. マップは原則縦に攻める
  2. 最強ポジションに居座るのではなく、いくつかの強いポジションを移動して使う
  3. 常にチームの先頭にいるように心がける
  4. 常に目的をしっかりと決める

それでは、この4つに関して詳しく説明していきましょう。

マップは原則縦に攻めよう


特殊な形状のマップを除いて、『CoD』のマップには縦と横が存在します。お互いの初期リスポーン地点を上下としたものが縦、そうでない方が横になります。

▲実際のArklov Peakのマップ、今回は説明上90度回転している。初期リスポーン地点を上下に配置した状態でマップを見て縦と横を判別しよう

原則は縦に攻めることです。倒した敵はどちらかのリスポーン地点で復活するので、今相手のリスポーン地点はどっちで方向で、自分はどっち方向に攻めるべきなのかを常に意識します。横はその時々によりますが、基本的には移動の要素が強いです。

縦にそのまま攻めるのは危ないと感じたときは、その場に停滞するか、後退するか、横に移動するかの3択が存在します。とりあえず今は「縦の攻めを効率的にするために横に移動する」と覚えておきましょう。

最強ポジションに居座るのではなく、
いくつかの強いポジションを移動して使おう


強いポジションにもさまざまあり、それぞれにメリットデメリットがあります。例えば、ある1カ所に対してはとても強力だが、他のところからは無防備になるような強いポジションは「そこそこ強く、入りやすく出やすいが、人数で押されると耐えられない」といったメリットデメリットがあります。

このように、どのポジションにおいても何に強くて、何に弱いのかを理解する必要があります。最強ポジションと呼ばれるようなとても強いポジションの多くは、代償としてアクセスが悪かったりする傾向が強いので、基本的にはあまり使いません。

時々、絡め手で使ったり、チームでプレイするときに、固め(相手のリスポーン地点を固定化し、チームメンバーであらかじめ決めた定位置配置を行い、敵を倒す戦法)を行う時に使用するくらいです。

基本は撃ち合いたい方向(敵がくると予測される方向)から胸くらいまでを隠せるぐらいのポジションを移動し続けて戦い続けるのが非常に効率がよくてオススメです。

▲この視点では、目の前に障害物を置くことで、敵から見ると上半身しか見えないようになる。相手が自分を認識するまでに時間をかけさせたり、認識されても弾を当てられにくいので、積極的に活用していこう

常にチームの先頭にいるように心がけよう


先ほど話した、「マップは原則縦に攻める」という原則にそって縦に攻める際、できるだけ、味方リスポーン地点、味方、自分、敵リスポーン地点という順番の配置になるように心がけましょう。

敵の場所は把握できなくても、味方リスポーン地点と味方はレーダーを見ていればわかりますし、敵リスポーン地点も大体予想はつくでしょう(原則、味方リスポーン地点ではない方が敵リスポーン地点です)。

そしてこの陣形の時は、ほぼ自分と敵リスポーン地点の間に敵がいるようになります。これにより、後ろから撃たれることがほぼなくなると同時に、ある1カ所に対してはとても強力だが、他のところからは無防備になるような強いポジションのデメリットを減らしながら交戦することが可能になります。

また、ここで最も意識することは、「最前線で攻め続けるのではなく、最前線で待つこと」です。基本は、①最前線で待つ→②来た敵をカットする→③進む→④押し上げた新しい最前線で待つ——以上の繰り返しになります。この「待つ」、「来た敵をカットする」という工程で強いポジションを使います。

常に目的をしっかりと決めて行動しよう


初心者が忘れがちですが、とても大事なことです。目的とは「一番したいこと」を指します。チームデスマッチの時は、基本的に「相手のリスポーン地点まで前線を押し上げて、リスポーン地点を狩る」ということを目的にしましょう。

この時に意識するのは、3つのラインです。3つのラインとは、「ふたつのリスポーン地点前の前線」「センター」の3つのことです。

▲Arklov Peakでのリスポーン地点前の前線とセンターの場所。リスポーン地点前の前線よりも敵陣地に入ってしまうと、途端に相手に囲まれやすくなる。センターは大体真ん中だが、マップによっては道ごとにセンターの場所が多少異なることもしばしば。基本は初動でお互いが交戦する場所をセンターだと頭に置いておこう

リスポーン地点前の前線とは、リスポーン地点に一番近い強いポジション(リスポーン地点から出てくる敵と有利に撃ち合えるポジション)のことです。

基本的に、チームデスマッチにおける主な交戦ポイントはこのリスポーン地点前の前線とセンターのラインになります。チームの勢力が拮抗している場合は、センターのライン、それ以外の場合はどちらかのリスポーン地点前の前線ラインが主な交戦ポイントになります。

自分がリスポーンした場合、味方側のリスポーン地点前の前線、センター、敵リススポーン地点前の前線の順番に進行する必要があります。この3つのポイントでは交戦確率がかなり高くなるので、できるだけスキのない動きを心がけましょう。移動することよりも、敵がいる可能性を考慮し、ゆっくりクリアリングを行うことが大切です。

また、敵リスポーン地点前の前線まで押した場合は、基本的にそれ以上詰めないことを心がけましょう。『CoD:MW』では、従来の『CoD』よりもリスポーン地点が変わりにくい傾向にあるため、数人倒したから殲滅しようとして詰めた結果、リスポーンした敵数人に数の暴力で倒される可能性が高いからです。

具体的なマップを見ながら、
移動ルートや強いポジションを知ろう


それでは、今回は「Arklov Peak」見ながら、具体的な移動ルートや強いポジションを学んでいきましょう。例えば、味方リスポーン地点と敵リスポーン地点の位置が下記の画像のような場合、基本的にはAとBの2種類の攻め方が存在します。

あくまでこれは、強いポジションを移動しながら攻める戦い方をした場合の動きの例なので、実際にはこれ以外の攻め方も存在しますが、まず初心者はこのパターンを覚えましょう。

▲具体的なプッシュ順序、詳しくは後述

Aルート


Aルートはマップ左側面を攻める戦法です。頭ひとつで撃ち合える有利なポジションを移動しながら戦います。基本的には、①に入ったら少し待ち、敵が来ないようであれば②に移動するという行為を繰り返します。この時、移動中は極力交戦を避け、急いで次のポジションに入ることを意識しましょう。多少被弾してもポジションに入ってからは回復後に有利な撃ち合いをすることができます。

▲①の視点。正面のロングの敵を警戒しましょう、いないようであれば即②へ移動しましょう

▲②の視点。正面を軽く確認し、敵が確認できなければ③に移動しましょう。②はあくまでも、①と③の移動において一時休憩ができる場所だという認識で大丈夫です

▲③の視点。敵がいなければ、すぐ右に降りて④へ移動。もしも目の前の板の裏に敵がいた場合、タイミングを見て右に降りて④へ以降し、④の場所から板裏の敵を倒しましょう

▲④の視点。板裏の敵対策なので、板裏に敵がいない場合はそのまま⑤へ移動しましょう

▲⑤の視点。敵リスポーンから湧いてきた敵が、ロングを取ろうと走ってくることが多いので、ここでは1、2キルするまで停滞していいです

▲⑥の視点。⑤で1、2キルしてしまうと、⑤の場所が警戒されるので移動します

▲⑦の視点。リスポーン地点から出てこない敵にはこのポジションが有効です。チームデスマッチでの使用率は低めですが、知っておくと強いポジションのひとつです

Bルート


Bルートはマップのセンターから攻める戦法です。Aルートと同じく、頭ひとつで撃ち合える有利なポジションを移動しながら戦います。基本的には、①に入ったら少し待ち、敵が来ないようであれば②に移動するという行為を繰り返します。この時、移動中は極力交戦を避け、急いで次のポジションに入ることを意識しましょう。

多少被弾してもポジションに入ってからは回復後に有利な撃ち合いをすることができます。しかし、この戦法では②から③の移動時の死亡率が高いので、②から③の移動時にはタイミングを図る必要があります。敵が数人倒された直後などが移動のタイミングです。

▲①の視点。銅像裏の敵を警戒します。いないようであれば、②へ急いで移動しましょう

▲②の視点。銅像から③やセンターの道の敵を警戒します。①から②の移動時には、戦車側に敵がいる可能性も考えて移動しましょう

▲③の視点。②から急いで③へ移動します。ここは以外と交戦確率が高いので、突然の交戦に注意しましょう

▲④の視点。階段を上って、近くの敵を倒します。窓から敵が見えなくなったら、急いで降りて⑤へ移動しましょう

▲⑤の視点。ドラム缶を利用した強いポジションです。小屋から出てくる敵などを警戒します。あまり重要度は高くないですが、そこそこ使用します

▲⑥の視点。チームデスマッチに限らず、いろいろなモードで猛威を振るう強いポジションです。敵のリス全体をカバーできます。しかし、木の板を撃たれて貫通ダメージで倒されることがあるので、注意しましょう

逆からの攻める場合


下から攻める場合は、基本この下記画像のCルートを練習しよう。センターや右レーンからのプッシュは障害物が少ない激戦地を走る必要があるのでプッシュが難しい。この左ルートを基本にして、センターや右レーンを時々使ってみるといいだろう。

▲基本はこの左ルートを軸に攻めていく。センターや右レーンをプッシュするときは、遮蔽物がないところは極力一直線に遮蔽物まで走り抜けることを意識しよう

Cルート


パターン3はマップの左から抜けるルートです。⑤まで進んだら、⑥の家のどちらかに籠ってリスポーンしてきた敵を狩り続けてみましょう。

▲①の視点。ここでは相手がプッシュしてきた場合交戦し、相手が奥で待っている場合は敵の位置確認程度にしておきましょう。特に相手が正面の青い樽にスナイパーライフルでいる場合は、絶対に交戦してはいけません

▲②の視点。道の端を歩きながらゆっくりプッシュします。ここを歩くことで、正面の青い樽にいる敵に撃たれることなく詰めることができます

▲③の視点。この青い樽にいる敵は投げものなどを使って排除しましょう。投げものがないときは、数発当てて相手がしゃがんで回復している間に一気にこのポジションまで詰めるとお互い上半身だけの撃ち合いができます

▲④の視点。このポジションは一瞬敵のプッシュを確認する程度にとどめましょう。ポジション自体は留まることに向いていないので、プッシュしてくる敵を1、2キルするくらいで十分です。そのまま、⑤に流れるか⑥の家に行ってしまうのもありです

▲⑤の視点。ここも④と同様あまりとどまることには向いていない。1、2キルしたら、急いで⑥か⑦の家に移動しましょう

まとめ


今回は、チームデスマッチにおける基本的な動きの考え方と、それを用いた攻め方の具体例を説明しました。「マップは原則縦に攻める」「最強ポジションに居座るのではなく、いくつかの強いポジションを移動して使う」「常にチームの先頭にいるように心がける」「常に目的をしっかりと決める」の4つを心がけるだけでもかなりの上達が見込めると思います。

また、強いポジションと強いポジションの移動中は無防備になるので、できるだけ最速で駆け抜けられるように意識し、できる限り交戦は避けましょう。逃げ切れるのであれば撃ち返さず強いポジションに逃げ、無理そうであれば撃ち返すのがいいです。

しっかりと基礎を抑えた上で、応用を効かせてチームデスマッチでのキル数を爆発的に上げましょう。


【ぜるにゃんプロフィール】
現役大学生のフリーランスのゲームキャスター、ライター。『CoD』や『BF』シリーズ、『ApexLegends』を中心としたFPSタイトルを中心に活動。国内外のイベントに多数出演経験あり。

『CoD』と『BF』シリーズでは国内トップクラスの実力を持ち、解説者としてはゲームを知らない人にもわかりやすくを心がけたわかりやすい解説を得意とする。

おにぎりせんべいが好き。

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