【連載】『LoL』チャレンジャーAirの楽しく勝てるサポート講座

サポートで勝つための立ち回り指南<エンチャンター編>【Airの「楽しく勝てるサポート講座」第6回】 (1/4)

2021.12.28 Air
みなさんこんにちは、Airです。

2021シーズンが終了しましたね、皆さんの結果はいかがでしたでしょうか?

僕の今シーズンの結果は例年に比べると満足の結果とは言えませんでしたが、この連載を執筆したり、新しいことに挑戦できたので、この経験を生かしてまた来シーズンのランクを頑張ろうと思ってます!

すでにプレシーズンが始まったので、たくさんプレイして皆さんも来シーズンに備えてくださいね。そのお供にこの記事も読んでくれたらうれしいです。

さて、今回は「早く読みたいです!」とのメッセージを多くいただき、要望が多かった「エンチャンター編」です。よろしくお願いします!

※プレシーズン、2022シーズンの新しい要素については別の記事で紹介予定です。

前回もご紹介したサポートの僕なりの分類は、以下のとおりです。

  1. メイジ
  2. エンチャンター
  3. タンク
  4. フック


今回も試合の流れに沿って、バン&ピックから序盤のレーニング終了まで、「エンチャンターサポート」なりの動き方を順を追ってご紹介します。


エンチャンターサポートの特徴


エンチャンターサポートは、味方の能力を増幅させることが得意なタイプです。

味方チャンピオンに対して、スキルで直接さまざまなバフ(回復効果、シールド付与などさまざまなステータス上昇効果)を与えることができ、味方のキャリーのキルの手助けをしたり、敵の脅威から守ることが役割になります。

エンチャンターサポートは、自分から起点を作るというよりも味方を守りながら戦うことが多いので、少し防御よりのサポートと言えます。第4回「メイジ編」第5回「フック編」と対照的なタイプです。

味方に強力なバフを与えられる一方、敵に与えられるダメージが低く、防御面も柔らかいチャンピオンばかりなので、自分だけが生き残っても何もできないことが多いです。なので、味方を意地でも生存させて戦闘に勝利したり、オブジェクトにつなげていかないと試合に勝つことが難しくなります。

相手に与えるダメージの割合が通常「1」だとしたら、エンチャンターサポートは「0.5」です。その分、味方のダメージを「1」から1.5倍、2倍、3倍と強くさせる可能性を多く秘めたタイプなんです。上手に扱うことができれば、育っている味方のキャリーにバフを与えて、通常よりもさらに火力が高くなり守ることもできるので、キャリーのスノーボールが止まらないまま試合に勝てます。

味方を支援することで楽しさを感じたり、自分から仕掛けることが苦手かも……と感じているサポートプレイヤーの方々におすすめのタイプです!

大切なのは、味方のどのチャンピオンがこの試合をキャリーできるのかを見極めて、そのプレイヤーを信じて支援し続けること。基本的にはADCをサポートすることになるので、ADCが育てば一番ですが、構成や状況によってはソロレーナーを支援することに切り替えた方が勝てることもあるので、見極めがとても難しいです。

試合に勝つには、味方に最低でも1人、キャリーしてくれそうな対象を見つけて支援し育て上げて勝ちましょう!

今回は、初心者の方でも扱いやすく、チャンピオン自体を低コストで購入できる「ソラカ」を例に使いながら、詳しくエンチャンターサポートの解説をしていきます! 僕の得意チャンピオンでもあるので、参考にしていただければうれしいです。


エンチャンターサポートの長所、短所


まずは、具体的にサポートとしてエンチャンターサポートを選んだ際に、どのような活躍が期待できるのか、弱点は何かをご紹介します。


長所


  • 味方に強力なバフを与えられるので、攻撃面でも守備面でもキャリーを支えやすい
    →ソロレーナーからでもADCからでも、味方のキーマンを起点にして試合を作ることができる
  • 序盤のレーン戦が安定しやすく、2vs2に強い
    →通常攻撃、スキルともに遠距離なので、一方的にハラスが行いやすく体力差を作りやすい
  • 貴重な回復スキル持ちのチャンピオンが多い
    →序盤のレーニングで味方のADCが大きく被弾しても、回復でレーニングを維持しやすい。また、集団戦での継続戦闘に強い、陣形が崩れにくい
  • レートゲーム(終盤)に強いADCとの相性がいい
    →序盤に弱いADCでも、エンチャンターサポートの回復やシールド、バフによって安定してファームができる
  • 終盤の集団戦が強い
    →範囲スキルを多く持っており、対象人数が増えることで能力を最大限発揮できるチャンピオンが多い

短所


  • ダメージの割合が低い
    →序盤は気にならないが、試合時間が進むほどに敵に与えられるダメージが低くなるので、味方にダメージを出せる人がいなくなるとかなり厳しくなる。そういう面で、味方依存が他のサポートチャンピオンよりは高い
  • 体力や防御力などの基本ステータスが低く、オールインに弱い
    →オールインされる前に敵の体力を削ったり、回復をしながら継続戦をするなど戦い方の工夫が必要。上記の理由からガンクなどの奇襲に弱い
  • 1人で動くことが苦手
    →味方を支援することで強くなるので、1人で動くと弱い。キャッチされやすく狙われやすいので、ワーディングなども他のサポートに比べると難しい
  • 自分から仕掛けることが苦手
    →自分から仕掛けるスキルがかなり少ないので、サポートにエンゲージを求められるシーンや構成では活躍しにくい。敵にわざと隙を見せて敵から攻めてくるように誘導することでエンゲージしたりと、戦い方に工夫が必要
  • 状況判断が難しい
    →序盤から終盤まで強力なスキルを持っているが、誰にどのスキルをどのタイミングで使うかですぐに戦局が変わってしまう。立ち位置を少し間違えただけですぐに倒されてしまうのでどんな状況でも油断できない

簡単そうなスキルが多く、初心者の人でも手を付けやすいと思われがちですが、その反面、トータルで考えると、極めれば極めるほど難しいタイプだと思います。

エンチャンターサポートを使う時のバン&ピックの考え方


エンチャンターサポートの長所は、味方のキャリーの能力を底上げして守ることなので、ピックする際には起点となるキャリータイプの味方が必要です。相性が良ければソロレーナーでもADCでも構いませんが、まずは相性のいいADCから考えてみましょう。ボットレーンでプレイする時は、相方と意思を合わせる意味でもピックや動き方を変えることが大切です!

味方チャンピオン


相性がいい味方チャンピオンは、継続戦闘に強いチャンピオンたち。戦闘時間が延びるとバフを与える機会がより多くなるため、エンチャンターサポートが与えるバフの恩恵を最大限生かすことができます。

そして、エンチャンターサポートのダメージが少ない分、ダメージを多く出せるチャンピオンが理想的です。ADCのパワースパイクに寄り添うので、最低でも2コア、3コアアイテムがそろう中盤まではファームに専念しても構いません。

序盤の2v2の強さを生かして序盤からスノーボールを目指すピックもされますが、基本的には終盤に強いレートゲームキャリーの序盤を支えてファームし、キャリーの装備がそろった中盤の集団戦くらいから戦うことに合わせるピックの方が一般的です。具体的には、アフェリオス、ヴェイン、コグ=マウ、ジンクス、トゥイッチなどのAA主体のレートゲームキャリーです。

これらのチャンピオンはレーン戦が弱い部類なので、他のサポートタイプを使用して痛い目を見た人も多いと思います。しかしエンチャンターサポートなら、レーンが崩壊する前に体力を回復してファームし続けられるので、割と安定したレーン戦ができ、中盤以降に試合を動かすことができます。

また、アッシュとエズリアルも相性がいいです。アッシュは上記のチャンピオンに比べると少しダメージが物足りないので常におすすめとは言えませんが、ボットレーンで上記のADC+エンチャンターサポートをピックするとチームにCCが不足しやすいので、ダメージを少し減らしてでもCCを補いたい時にはおすすめです。

エズリアルはAA主体ではないですが、中盤以降は上記のADCにも負けないくらいパワーがあるチャンピオンです。範囲スキルがないので、押し込んでくれるサポートを欲しています。なのでプッシュもでき、一緒にハラスができる、そして回復でレーンを維持できるエンチャンターサポートの相性がかなりいいです! 序盤のレーン戦で押し込まれるとかなり弱いので、一緒にポークができる環境を作ってあげましょう。

そして少し特殊になりますが、APならスウェイン、ADならヤスオとの相性もいいです。共通して言えるのは序盤が弱いということ。そこをエンチャンターサポートが支えることで、スケールすればADCにも負けないくらい強みを発揮できます。ヤスオはADCのカウンターとなるチャンピオンですから、もし機会があれば合わせてみてください。序盤からスノーボールを狙いたい場合はケイトリン、ルシアンの相性がいいので覚えておくといいかもしれません!

相性のいいソロレーナーの考え方も基本的には一緒で、継続戦闘と集団戦に強いチャンピオンだと相性がいいです。

上記の構成をボットで組んだ場合、フロントラインとCCが少なくなりますので、トップかジャングルにフロントが張れるタンク、継続戦闘に強いファイターをバランスよく配置しているとグッと勝率が上がります。

エイトロックス、サイラスなど生存することで火力を与え続けられるファイターや、セジュアニ、トランドルなどCCをばら撒けるチャンピオンだと最高です。ADCが崩れてもそちらにシフトできます。簡単に覚えたいなら「征服者」持ちのチャンピオン。フロントラインが張れて、エンゲージができて、継続戦闘が強いチャンピオンと相性がいい! と覚えておいてください!


敵チャンピオン


対フックサポートの考え方


難しい対面チャンピオンとしては、フックサポートが一番の候補に上がります。具体的にはパイク、スレッシュ、ノーチラス、ブリッツクランクなどです。

2vs2のレーン戦はエンチャンターサポートも得意としていますが、エンチャンターサポートは回復やシールドなどを使いながらレーンを継続する長期戦が得意で、フックサポートはオールインで一気にキルを狙う短期戦が得意と、そもそも得意な戦い方がまったく逆なのです。フックサポート+オールインが得意なADCの組み合わせでエンチャンターサポート側が敵の体力を削る前に仕掛けられてしまうと、2vs2でも負けてしまいます。

2vs2の部分では、上記の戦い方に気をつければ構成によっては有利に、または互角に戦えたりできますので、意識してみましょう。

基本的に、ファームさえできれば集団戦ではエンチャンターサポート側の方がスケールして強い状況が多いので、レーン戦では序盤からデスしすぎないように落ち着いてプレイしてみましょう。

2vs2では戦い方に気を付ければ安定してプレイできますが、フックサポートをエンチャンターサポートが苦手としているもう一つの重要なポイントがあります。それは「奇襲」と「ローム」です。

短所で紹介した通り、エンチャンターサポートは防御面が柔らかいので奇襲にとても弱いです。フックサポートはガンク合わせに強く、強引にエンゲージができるので、2vs2で戦うのもリスクがあるマッチアップにあわせて、ガンクが来るんじゃないかというプレッシャーを感じながらプレイすることになります。

実際に、敵のソロレーナーがガンクに来てフックサポートがフラッシュから一気に距離を詰めてエンゲージしてくると、かなりの確率で倒されてしまいます。敵のソロレーナーの位置を常に把握しながらシビアな2vs2を行うことになるので、対フックサポートは本当に難しいです。

そして苦手としているのは奇襲、敵のガンクだけではありません。「フックサポートのローム」です。

エンチャンターサポートは横に移動する動き(ジャングル内の移動、ミッドへのガンク)が苦手です。1人で動いて強さを発揮できるチャンピオンではないので、フックサポートに比べると非常にロームが難しいです。ロームしたとしても自分から仕掛けるスキルがないので、基本的には助けに行く感覚になります。


しかも、エンチャンターサポートは移動速度が遅いチャンピオンが多く、対してフックサポートは移動速度も早く、仕掛けることが大得意なので、常に横の動きで揺さぶってきます。

無理について行けば倒されてしまうし、行かなければソロレーンに関与されてしまう……その序盤の駆け引きがとても難しいです。

レートが低いうちはサポートがロームをする習慣がないので比較的安全ですが、レートが高くなるにつれてこの駆け引きがとても多くなり、タイプによって序盤に動かすのか、終盤まで安全にファームするのかを考えなければいけません。

対メイジサポートの考え方

そしてvsメイジサポートも苦手です。具体的にはゼラス、ラックス、ヴェル=コズ、ブランド、ザイラ、スウェインなど、長距離から一方的にハラスをしてくるチャンピオンたち。序盤からアグレッシブにスキルを放ってきてキルを狙って来るので、耐えのレーニングが多くなります。

敵の攻撃を避けたり、スキルを上手に使ってダメージを防いだりと最小限の被弾に抑えながらファームをする必要があるので、レーン戦がとても難しいです。

安全にファームして中盤まで耐えることができれば、スケールで勝てるので頑張って耐えましょう。2vs2で有利が取れなくても耐えのレーニングで敵のアクションにすべて対応できれば、大きな有利に繋がります!

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