【連載】『LoL』チャレンジャーAirの楽しく勝てるサポート講座

サポートで勝つための立ち回り指南<フック編>【Airの「楽しく勝てるサポート講座」第5回】 (2/4)

2021.10.30 Air

フックサポートの理想的な試合運び


ボットレーンを主軸に動く場合


相性のいいADCと組み合わせてボットレーンから試合を作れそうな場合は、積極的にキルを狙いましょう。キルをしてゴールド差を作るのが、勝利するためには一番簡単です。

有利マッチアップの場合は必ず序盤でキルをして、余裕があればタワープレートも狙うようにしましょう。

味方ADCとうまく呼吸を合わせて、フックスキルで仕掛けていきます


上手に体力差が作れて、敵のタワー下までミニオンを押し付けたら、ソロレーンの味方を呼んでタワーダイブを行いましょう。成功できればさらに有利を広げることができて、ドラゴンまで簡単に獲得できます。

  1. ボットでキル
  2. タワープレートを取る
  3. タワーダイブ
  4. ドラゴンを獲得

までが、フックサポートにとっての、理想の流れです。

ジャングルやチーム全体を主軸に動く場合


一方、ボットの有利をジャングル、ミッドに還元して有利を作りたい場合や、ボットの2vs2で有利を作ることが難しいマッチアップもありますよね。

そんな時は、いつでも先にジャングルに寄れる状態にしておくことで、リバーでの戦闘を有利に行い、チームにキルを渡す戦い方も、フックサポートなら可能です。

そのための理想の動き方は、以下のようなイメージです。

  1. ボットでキル or 寄れる体力を維持してプッシュする(主導権を得ている状態にする)
  2. 互いのジャングルがリバーに来るタイミングで敵よりも先に寄る or ミッドやジャングルにローム・ガンクをする
  3. 有利なポジションで戦闘・キルする
  4. ドラゴンを獲得する

ボットの2vs2は互角か押し負けているけれど、ミッドとジャングルを巻き込んだ4vs4なら勝てる構成・状況の場合は、こちらのプランに切り替えましょう。キルが取れて余裕ができたら、ボットレーンで2vs2をしてもよし、そのままジャングルやミッドに張り付いてもOKです。

注意したいのは、味方と敵が全員想定どおりに寄ってくれるとは限らない点です。ソロキューでは考えていることがバラバラですし、みんながみんな余裕があるわけではありません。そのため、試合中にフックサポートがすべきことは以下の4点です。

  1. 戦闘を行いたい場所付近の視界状況と、注意したい部分を常に確認する
  2. 各レーナ―が寄れるかどうかと、サモナースペルの有無を確認する
  3. ADCも一緒に寄れる状態にするために、レーンプッシュを手伝う
  4. Pingを鳴らして、戦闘したいこと、ロームすることを伝える

これをすべて行えれば、確実に4~5人がそろいます。どこかが欠けそうな場合は、それでも敵チームに勝てるかどうかを考えてから実行に移しましょう。勝てそうにないなら無理をせず、次のチャンスまで待ちましょう。

2vs2で無理にキルを取らなくてもチーム全体を生かし、敵チームと差を作ることができます。ミッドやジャングルのマッチアップが有利なら、その有利を有効に使うこともできるんです。

他のタイプのサポートは、移動速度が遅かったり、体がもろくすぐにキャッチできるスキルがないことから、ロームの成功率が低く、小規模戦は苦手です。なので、このプランはフックサポートの特権と言えます。

フックサポートの動き方(開幕~レーニングが始まるまで)


それでは、実際にフックサポートを運用した場合、どういうところに気を付けてプレイしたらいいか、どのような動きが強いのかを具体的に紹介していきます。

おさらいしておきますが、序盤に強いオールイン型のADCと組み合わせて序盤の強みを生かしましょう。ボットを起点とする場合は2vs2オールインによるキルプレッシャーを生かしながらキルを狙います。強力なガンクセットアップができるので、味方のジャングルを呼べばさらにキルのチャンスが増えます。

ジャングル、ミッドを起点とする場合は、ミニオンをプッシュしたタイミングでロームを意識して動きましょう。特にお互いのジャングルがヘラルドの奪い合いをするタイミングでは、敵よりも早く寄り人数差のある戦闘を仕掛けましょう。ロームから味方のジャングルを助けたり、ミッドにガンクができれば最高のかたちです。

さらにロームをする際にはワードを置いてチームの視界を確保したり、敵のワードを消して視界差を作ることができれば、ボットに戻った後も敵のジャングルの位置が把握でき、安全にレーニングを行えたり、確実に味方のガンクを呼び込めるので有利になれます。

味方と敵の状況をすべてわかった上で戦闘ができればチームがどのように戦闘を行って、その後どのオブジェクトに繋げるために動くのか明確に意識できるので、ゲームの進行がスムーズになるはずです。

それでは実際の試合をイメージしながら解説していきます。

「ルーン」の設定(ノーチラスの場合)


さあ、いよいよ試合開幕です! と言いたいところですが、毎試合することがありますよね。それは「ルーン」の設定です。

基本的には、一般的に強いと言われている王道のルーンを使えば問題ないのですが、味方と敵の相性を確認して細かい部分までルーンを変更することで、さらに安定した動きができるようになります。実際に自分がチャレンジャーを維持するために実践しているルーン設定をご紹介します。

ノーチラスは、チームの誰よりも先にエンゲージをしてCCをばら撒き、長い時間フロントラインをキープしてタンクとしての役割を保つ必要があります。なので、主軸となるルーン「アフターショック」は外せません。敵チャンピオンに移動不能効果を与えると2.5秒間、自身の物理防御と魔法防御が上昇します。その後爆発して周囲の敵ユニットに魔法ダメージを与えます。

フロントラインを保つためにも、物理防御と魔法防御の上昇が必要ですし、ノーチラスはオールインで狙った敵を少しでも早く倒しきることが大切なので、魔法ダメージを確保できるのは非常に魅力的です。

ルーン設定は、チャンピオンの長所を伸ばすのか短所を補うのかを意識して組み立てるとイメージしやすいと思います。ノーチラスの長所・短所を補う方法を言葉にしてみると、

長所
「タンク性能」
「オールインのダメージ」
「キャッチパターンの豊富さ」

短所
「レーニングの維持力」

といったもの。そしてこの4点を意識してルーンを組み立ててみます。

対タンク or フックサポート


対タンクサポートもしくは対フックサポートでは、短所を補う必要がありません。なぜなら敵のサポートは継続的にポークをしてくるチャンピオンではなく、ノーチラスと同じでオールインに力を注ぐチャンピオンだからです。

自身がオールインするまでに体力を削られてしまうのが一番怖いことですが、その心配がないので、レーンの維持力の心配はしなくても大丈夫そうですよね。短所を補う必要がないなら、長所を伸ばしましょう。

「不滅」ルーンでは、「シールドバッシュ」でオールインのダメージを上げ、「ボーンアーマー」でオールイン時の耐久力を上げましょう。「気迫」で行動妨害とスロウ耐性も上げてしまえば、キャッチもしやすく生存もしやすいです。

サブルーンの「天啓」は「ヘクステックフラッシュネイター」を取得してキャッチの回数を増やしましょう。また、「ミニオン吸収装置」でミニオンウェーブをコントロールすることで、一時的にレベル先行したり、ロームの優位性を増すといいです。

「ステータスシャード」では「攻撃速度」を取得。AA(オートアタック)の回数を増やして、ダメージをより多く与えられます。ワードを壊すスピードも上がりますし、集団戦でノーチラスのパッシブ付きAAをより早くばら撒くこともできます。

「物理防御」を2つ取得している要因としては、タンク、フックサポートをお互いに採用している2vs2では、主なダメージ源となるのはADCで、基本的に互いのサポートがADCを狙うからです。

その際、ADCからのダメージをどれだけ抑えられるのかが大事になってきます。なので、魔法防御を取得するよりも物理防御を2つ取得した方が生存力が上がります。

こんな感じで普段から組み立てています。他のパターンもご紹介しますね。

対エンチャンター or メイジサポート


エンチャンターやメイジが対面に来るときは、レーン不利を想定したルーンの構成を選びます。

オールインする前に削られることが多くなるエンチャンター、メイジが対面なので、短所を補うためにルーンを振っています。

「アフターショック」は共通ですが、「生命の泉」で回復の手段を増やし、「息継ぎ」でポークをされた際に減少体力を回復します。常にオールインするなら「ボーンアーマー」の方がもちろんいいのですが、少しでもレーンに居座る時間を増やしたり、つらい中でも体力を多めに確保して味方のガンクチャンスを待ちたい場合は「息継ぎ」の方が有効に使えます。

不利=レーンで押されてしまうということなので「ヘクステックフラッシュネイター」は常に自分の位置が視認されているタワー下では有効に使えません。その分は「ビスケットデリバリー」に振り、生存力を上げましよう。

「宇宙の英知」を取得すれば、サモナースペルヘイストが上がるので、レーニングがつらい中でのガンクセットアップでイグナイト+フラッシュが使える回数が増えます。終盤まで有効に使えるルーンなのも魅力です。「魔法防御」を1つ取得して、ポークに対する防御力も確保します。

「ルーン」は、敵のサポート1人が変わるだけで、ここまで変える部分があるんです。皆さんも自分なりに構成からわかる試合の流れをイメージして、有効に使えると思う部分を変更してみたりして、オリジナルのルーンを組み立ててみてくださいね。僕のルーンもぜひ参考にしてみてください。

試合開幕


試合が始まったら、アイテムを購入します。


次に、チームがインベードするのか、敵がインベードしてくるのかを確認して、適切なポジションに向かいましょう。フックサポートはレベル1のキャッチが非常に強力なので、構成が有利ならば積極的にインベードを提案しましょう。

インベードする場合
インベードする際は、ブリンクを取得できないチャンピオンを狙うために、そのサイド側で仕掛けたりするのがいいと思います! ノーチラスの場合は「Q」を取って、敵を見つけ次第キャッチしてみましょう!

インベードしない場合
インベード戦闘が起きずにレーニングが始まりそうな場合は、味方と敵の構成をチェックして、レーンをプッシュしていいのか? 敵のジャングラーが何レベルでガンクに来そうか? を考えましょう。

味方のジャングルがレベル3でガンクに来そうなら、レーンをプルウェーブ(引いた状態)にしておくのが理想です。引いた状態だと敵の退路が長くなるので、追いかけて倒しきることができます。必ず成功させたいなら、味方のジャングルとADCにその旨をチャットで伝えたりするのもいいですね。

レーニングが始まる前の2分間は、突っ立っていればただの2分間ですが、きちんと考えて伝えたりできればチームを大きく有利にできる2分間でもありますので、有効に使いましょう。「頭の中を整理する」だけでもいいですよ!

リーシュの有無による動き方


通常だとリーシュをしてからレーニングが始まりますが、リーシュをする場合としない場合でも動き方がまったく変わってきます。

ジャングルがリーシュを希望している場合はリーシュをしますが、クリープが出現したら素早くスキルと通常攻撃を行ってください。僕が実際にノーチラスで戦った動画も参考にしていただけるといいかなと思います。


この時に注意してほしいのが、長時間リーシュしすぎないことです。
  1. ミニオンが到着したら素早くプッシュして確実にレベル2先行をする、ミニオンを調節する
  2. レベル1で戦って勝てる構成ならブッシュに待機し、奇襲を狙う
  3. 味方ADCと一緒にリーシュ中の敵を邪魔して敵の体力を削る(1:33ぐらいに顔を出す)

フックサポートだと(1)か(2)を採用することが多いです。リーシュをしない時間、タワーの下で何もしないのはすごくもったいないです。特にフックサポートはレベル1からキャッチができればキルまで繋げられるチャンスがあるので、(2)のブッシュで待ち受ける戦法にも積極的にトライしてみましょう。

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