【連載】jyoriのなぜ? なに? ルーンテラ攻略

『レジェンド・オブ・ルーンテラ』でマスターになるためにやるべき、たった3つのこと【連載第9回】

2023.10.17 jyori
どうも! こんにちは。なぜなにカードゲームおじさん、Atlas Gaming所属のjyori(ジョリ)です。

2023年10月12日(木)にパッチ4.10.0が適用されました。


今回のパッチはシーズン途中のバランスパッチなのでランクは継続ですが、新しいシーズンに入るパッチが適用されると、ランクが落とされて再スタートとなります。マスターランク到達者は、プラチナⅣから再スタートといった具合です。

よって、リセット直後は再度マスター登頂を行う、というのがシーズンスタートの慣例となっています。私は、βテストシーズンから現在に至るまで、すべてのシーズンでマスター到達を継続しています。

今回はそんな私から、ずばり「『ルーンテラ』でマスターになる方法」を伝授させていただきます!

『ルーンテラ』でマスターになるのはカンタン?


マスターになるためには、茨の道を通って「カードゲームの上達」が必要だと思いがちです。しかし実は『ルーンテラ』でマスターを目指すだけなら、必ずしもカードゲームが上手である必要はありません

ラダー(ランク戦のこと)では一定の勝率さえキープできていれば、試合数を重ねることで、ランクの上昇が見込めます。つまり「知識やスキルに依存せずに、一定の勝率を出せるノウハウ」さえあれば、カードゲームが必ずしもうまくなくても、簡単にマスターを目指せるということになります。

ということで、具体的に『ルーンテラ』でマスターになるための3つのことを紹介していきます!

今回も頑張ってついてきてくださいね!


(1)強い“押し付けデッキ”でひたすら殴る


まずは、「Runeterra AR(統計サイト)」にて勝率の出ている押し付けデッキ(相手の動きによらずこちらのやりたい動きを一方的に押し付けるデッキ)を探しましょう。主にアグロデッキが多いです。

そして、見つけたそのデッキを、戦術やカードの効果を覚えるといったことは二の次でいいので、とにかくひたすら対戦しまくって使ってください。これだけです。

本来デッキをさわる際は、環境のキーカードや頻出デッキを把握して、それをケアする動きなどを考える必要があります。しかし、押し付けデッキであれば、その重要性が低くなります。

以前の記事でも紹介しましたが、「Runeterra AR」ではそのシーズンのリアルタイムで流行っているデッキやその勝率を一覧で見ることができます。

▲「Runeterra AR」。Riot Games Korea,Ltd.

後に現環境におけるデッキ例を紹介しますが、この記事をみなさんが見ているときには環境も変化しているはずなので、その時々に応じたデッキを見つける必要があります。自分ではよくわからないという場合は有識者に頼るのがいいと思います。

日本のルーンテラプレイヤーが集まる「LoRF」というディスコードサーバーで聞いてみるのがオススメです!『ルーンテラ』のいろいろな情報が入手でき、交流もできるので初心者に関わらず是非参加してみてください!


(2)最低限のインプットで実践へ


カードゲームもといルーンテラの細かいノウハウがわかっていなくとも、押し付けデッキであれば「そのデッキの動きさえ把握して自分のやりたいことを押し付けていけばいい」ので、最低限の立ち回りさえ理解すれば、あとはそのデッキの使い込みだけでランクの上昇が見込めます。

本来は、相手のデッキを理解して駆け引きをすることこそが、カードゲームの醍醐味です。しかし、これは高度な部類に入ります。本記事では「強い押しつけデッキ」に絞って使用することで、そこを省略して勝ちに結びつけていきます。

もし行き詰まったときは、使用している「デッキへの理解」と「プレイング」に問題があることが多いです。これに関しても、「LoRF」のdiscordサーバーにて、相談してみるといいと思います。

相談する際は、自分の困りごとを言語化してまずは質問する必要があります。それだけでも自分が抱えている問題を整理することに繋がるので、非常に有効です。まずは、今使っているデッキがどのようなデッキか(どういう動きを狙って、どのような勝ち筋をもっているのか)を文章化してみてください。

デッキ理解に関しては次回以降の記事でもとりあげる予定なので、次回以降の記事も合わせて見てください!

▲CIDQCAIEBAAQKAAMAEDAAKIBAYCBIAIHAACQCBYEBEDAQBABAUEBEEYUAIAQMBQ5AEEAIAQA

パッチ4.10.0適用前は、押しつけ系のデッキと言えば「諸部族の守り手」を採用した諸々のデッキが筆頭でしたが、ナーフを受けてしまったので現在のパッチでは「英雄たちの鼓舞」でのフィニッシュが強力な「ティーモ・ジャンナデッキ」をオススメします!

ユニットを横に並べて有利盤面を形成し、機を見て「英雄たちの鼓舞」でのゲームエンドをみるというのが基本路線となります。バフ・ドロソ・除去スペルもバランスよく搭載されており、押し付け系のデッキでありながら戦況に応じて柔軟に戦うこともできるので、もし私が今の環境で初めてのマスターを目指すならこのデッキを使います。


(3)「経験」から環境を理解する


本来は「環境の理解」の項目が最初に来るべき項目ですが、これが最後に来ているのがこの記事のミソです!

(1)の押し付けデッキを決めて使い込んでいるうちに、おのずと「こんな対面が多いな」「相手がこんなことをしてくるな」というのが自然と身についているはずです。

経験から得た知識で、必要な座学をゴリ押しでカバーしてしまおう! という作戦です。これがマスター到達への最後のひと押しになってくれます。

ただし、この作戦は「マスターになる」という目的に絞ったゴリ押し技で、「ルーンテラがうまくなる」という観点においてはあるべき姿ではない、ということをきっちり理解しておく必要があります。

▲これで君もマスターランクプレイヤーだ!

最新のメタに関しては、私のtwitch配信にてラジオ形式で毎週追っていますので、そちらをチェックしてみるのもいいかもしれません!一緒に最新の環境を知りましょう!

▲jyoriのルーンテラジオで最新メタをチェック!
 https://twitter.com/JYORI_/status/1711710272006897992


まとめ


いかがだったでしょうか?「ルーンテラでマスターになる」ということだけに焦点を絞れば、決して「カードゲームがうまい」必要はなく、「特定のデッキの使い方さえマスターすればよい」ということが伝わったでしょうか?

私はオリジナルデッキでカジュアルに楽しみたいから、マスターになる必要はない」と考えるプレイヤーも中にはいるかもしれません。しかし、オリジナリティというのは最低限の基礎知識とスキル、そして成功体験の上に成り立つものだと私は考えます。

ですので、一度でいいのでマスターチャレンジをして基礎能力を身に付けるとともに、『ルーンテラ』というゲームで勝利を積み重ねるという成功体験を手に入れてみてください! その経験のあとにオリジナルデッキにチャレンジする方が、基礎能力が身についている分、楽しみの幅もぐんと上がるはずです!

また、あまり知られていませんが、ライアットゲームズが運営しているランクマッチのあるゲーム(『リーグ・オブ・レジェンド』『チーム・ファイト・タクティクス』『ヴァロラント』『ワイルドリフト』『ルーンテラ』)のうち、最も最高ランクに到達しやすいゲームは『ルーンテラ』だと言われています。

実際に該当の5つのゲームすべてで、最高ランクチャレンジをした方もいらっしゃいます。


この方も、実体験から『ルーンテラ』が一番簡単に最高ランクに到達できたと言っていました。

お手軽に成功体験にアクセスできる『ルーンテラ』はライアットゲームズのゲームの中でもやり得であるということです。他のライアットのゲームをやっている方も、この機会に『ルーンテラ』をさわってみてはどうでしょうか?

皆さんとマスターランクでマッチングするのを心待ちにしております。最後まで見てくれた皆様ありがとうございました!


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