【連載】「クラロワリーグ アジア シーズン1」韓国生活レポート
「クラロワリーグ」を戦うゲーミングハウスをレポート GameWith&CHAOS THEORY
クラロワリーグアジア2019では、すべての試合を韓国のOGNスタジオで行っており、毎週木・土・日の3日間で1試合ないし2試合をこなさなければなりません。その為、日本チームや東南アジアチームのほとんどは、母国から渡航することがかなりの負担となるため、韓国に居を置き、参戦しています。ただ、韓国に居を構えるにしても、言葉が通じぬ場所で、チームメンバーとの共同生活をすることとなり、それはそれで慣れない苦労もあります。
そこで、韓国に滞在しているチームが、現地でどういった生活をしているのかを確認すべく、日本チームのGameWithと東南アジアチームのCHAOS THEORYの2チームに韓国で居住している部屋を見学させていただきました。
GameWithは、ZEROS監督と4人の選手が共同生活をしています。高校生であるKK選手だけは、日本で生活しており、必要な試合だけ韓国へ渡航しています。そのKK選手が韓国へ訪れた時もこの場所に寝泊まりしており、その時は6人での生活になるとのことです。
部屋は広めの1LDKで、リビングダイニングと寝室のそれぞれに2人と3人にわかれて生活をしています。
食事は基本的にZEROS監督による自炊で、リビングのテーブルを使い、チーム全員で食事を摂っています。練習も基本的にはここで行われています。監督を含めても未成年か20台前半の若者なので、生活が乱れやすい状況ですが、部屋はきれいに片付けられており、選手個々がしっかりと共同生活を送っていることがわかります。
1日の大半を練習に費やし、毎週末は試合に臨まなくてはなりません。プロ選手としての活動とはいえ、これほどストイックに生活しているとは考えてもいませんでした。
このチームは、監督とマネージャー、選手4人で暮らしており、部屋の間取りは2LDKです。CHAOS THEORYはGameWithとは違い、食事のほとんどは外食で済ませており、練習の多くが個人練習になっています。
CHAOS THEORYは昨年北米のチームImmortalsに所属していたOHHYEAH選手が移籍しており、チーム内でも言語の問題があり、当然、韓国語をしゃべれるわけではないので、生活する上でも言語の問題が生じています。しかし、マネージャーのアンディ氏が通訳として、意思の疎通ができているので、一緒に生活する上での問題はないと言います。どちらかというと北米リーグの選手の方が、エゴが強く、アジアリーグの方がプレイに純粋に向き合っているとOHHYEAH選手は語っています。
共同生活をする上で、お互いの意見のぶつかり合いもあり、ケンカをすることもあると思われますが、実際は、ケンカの原因となることは『クラロワ』に関することだけで、日常においてのぶつかり合いはそれほどないと言います。
「クラロワリーグアジア2019」のシーズン1は約2カ月の期間で行われています。シーズンが終了すればそれぞれの国へ帰るので、ある意味2カ月の我慢ともいえますが、それでもこれだけプロの活動に集中するというのは驚きではありました。まるで、受験前の受験生の合宿のようでした。
最近はゲーミングハウスで共同生活をするゲーミングチームも増えてきていますが、クラロワリーグアジアの場合は、海外に拠点を置かなければならない点や今年から急遽韓国開催が決まり、共同生活をせざるを得ない状況になるなど、選手にとってもチームにとっても準備期間が短いため、苦労の度合いは高かったのではないでしょうか。ほとんどの選手が韓国語を話すことができず、文化や食事も違います。
それでも、生活の基盤を整え、練習に集中する姿は、さすがプロ選手といったところでしょうか。
そこで、韓国に滞在しているチームが、現地でどういった生活をしているのかを確認すべく、日本チームのGameWithと東南アジアチームのCHAOS THEORYの2チームに韓国で居住している部屋を見学させていただきました。
自炊もする健康的な生活 GameWith
まずはGameWithから。GameWithは、ZEROS監督と4人の選手が共同生活をしています。高校生であるKK選手だけは、日本で生活しており、必要な試合だけ韓国へ渡航しています。そのKK選手が韓国へ訪れた時もこの場所に寝泊まりしており、その時は6人での生活になるとのことです。
部屋は広めの1LDKで、リビングダイニングと寝室のそれぞれに2人と3人にわかれて生活をしています。
食事は基本的にZEROS監督による自炊で、リビングのテーブルを使い、チーム全員で食事を摂っています。練習も基本的にはここで行われています。監督を含めても未成年か20台前半の若者なので、生活が乱れやすい状況ですが、部屋はきれいに片付けられており、選手個々がしっかりと共同生活を送っていることがわかります。
1日の大半を練習に費やし、毎週末は試合に臨まなくてはなりません。プロ選手としての活動とはいえ、これほどストイックに生活しているとは考えてもいませんでした。
言語の壁を越えた共同生活 CHAOS THEORY
次に訪れたのはCHAOS THEORY。このチームは、監督とマネージャー、選手4人で暮らしており、部屋の間取りは2LDKです。CHAOS THEORYはGameWithとは違い、食事のほとんどは外食で済ませており、練習の多くが個人練習になっています。
CHAOS THEORYは昨年北米のチームImmortalsに所属していたOHHYEAH選手が移籍しており、チーム内でも言語の問題があり、当然、韓国語をしゃべれるわけではないので、生活する上でも言語の問題が生じています。しかし、マネージャーのアンディ氏が通訳として、意思の疎通ができているので、一緒に生活する上での問題はないと言います。どちらかというと北米リーグの選手の方が、エゴが強く、アジアリーグの方がプレイに純粋に向き合っているとOHHYEAH選手は語っています。
共同生活をする上で、お互いの意見のぶつかり合いもあり、ケンカをすることもあると思われますが、実際は、ケンカの原因となることは『クラロワ』に関することだけで、日常においてのぶつかり合いはそれほどないと言います。
「クラロワリーグアジア2019」のシーズン1は約2カ月の期間で行われています。シーズンが終了すればそれぞれの国へ帰るので、ある意味2カ月の我慢ともいえますが、それでもこれだけプロの活動に集中するというのは驚きではありました。まるで、受験前の受験生の合宿のようでした。
最近はゲーミングハウスで共同生活をするゲーミングチームも増えてきていますが、クラロワリーグアジアの場合は、海外に拠点を置かなければならない点や今年から急遽韓国開催が決まり、共同生活をせざるを得ない状況になるなど、選手にとってもチームにとっても準備期間が短いため、苦労の度合いは高かったのではないでしょうか。ほとんどの選手が韓国語を話すことができず、文化や食事も違います。
それでも、生活の基盤を整え、練習に集中する姿は、さすがプロ選手といったところでしょうか。
【連載】「クラロワリーグ アジア シーズン1」韓国生活レポート
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