【連載】「クラロワリーグ アジア シーズン1」韓国生活レポート

「クラロワリーグ アジア」DetonatioN Gamingの戦い:大学生&高校生選手の活動

2019.6.14 岡安学
絶賛開催中のクラロワリーグアジア2019。残すところあとわずかとなり、プレーオフ進出に向けて各チーム臨戦態勢となってきました。そこで日本の4チームにインタビューする機会を得たので、これまでの振り返りと今後の展望、初めての韓国滞在での苦労などについて聞いてきました。

今回はDetonatioN Gamingです。

DetonatioN GamingはグループAの5位(5月31日現在)と苦戦を強いられています。プレーオフ出場のために4位以内に入るためにはもはや1敗もできない状況です。運命を占うKIX戦を前に話を聞いてきました。

韓国リーグ参戦で学業との両立は可能?

――現時点でのチームの状況と成績をどのように評価していますか。課題はどこにあるとお考えですか。負けたときにはどうやって切り替えていますか。

Oda監督:現状は想像したよりもよくないです。敗戦するたびに反省会をし、それがようやく身になりつつあります。残り3試合ですが、相手チームの結果次第では、まだプレーオフに出場できる可能性はあるので、最後まで気を抜かず戦い抜きます。

LEWIS選手PONOS戦での勝利はいろいろな面で大きな勝利でした。これまでずっと話あっていたチームの方針が確定したという感じです。そのひとつとして2v2の組み合わせですね。PONOS戦から変更し、それが当てはまった感じです。

また、練習量をもっと増やしていこうと考え、バラバラだった起床時間を整えることで、生活のメリハリをつけるようにしました。監督と選手で1対1の話し合いも設けるようになり、それをすべてのチーム事情としてフィードバックするのもいい傾向でした。

試合のインターバルでTEMPURA選手にアドバイスするOda監督

――慣れない韓国での共同生活はストレスが多いのではないかと推察しています。言葉、食事、買い物、体調管理などで苦労している点、あるいは工夫しているエピソードがあれば教えてください。また、韓国での普段の生活の行動スケジュールをお聞かせください。

REIYA選手:今年からプロ選手としてチームに参加したので、何から何まで初めてのことでした。なので、疲れとかストレスとか、これまでに経験したことがないことばかりでしたが、乗り越えないといけないと思っています。

PIRAMEKI選手:昨年よりも練習時間は多くとれるようになり、集中して練習することができるようになりました。ただ、ひとりになりたいときもあるのですが、ひとりになる時間も場所も限られてしまうのがちょっと大変ですね。

Oda監督:普段の日のスケジュールはちょっと遅めですが12時起床です。チーム全員で散歩がてら昼食に出かけます。14時までに練習の準備をして、14~17時まで2v2の練習ですね。17~19時まで自由時間兼自主練、19時からまた散歩兼食事となります。そこから1v1の練習。練習の終了はだいたい深夜3時くらいですね。なので、1日の練習時間は12時間くらいになると思います。

部屋は個室にHANE×HANE、大部屋にPIRAMEKI、LEWIS、TEMPURAの3人が使って居ます。REIYAはリビングで生活していますね。

食事はほぼ外食となってしまいます。TEMPURAは辛いものが苦手で、韓国の食べ物が辛いと言っています。

練習をするHANE×HANE選手(写真左)、PIRAMEKI選手(写真中)、REIYA選手(写真右)

――DetonatioN Gamingという老舗ゲーミングチームの一員であることについてのプレッシャーはありますか。

PIRAMEKI選手:他のタイトルの活躍は知っています。それに負けないように残りの試合をしっかり勝ち抜いていきたいと思っています。

――学生で休学している選手に質問です。学業よりもプロ活動を優先することについて葛藤はありませんでしたか。

LEWIS選手:僕は今大学生なのですが、休学はしていないです。今行っているシーズンが終わったら、試験まで1カ月あるので、そこで集中して勉強します。

PIRAMEKI選手:昨年もプロ選手としての活動を優先して休学していました。今年も休学したので2年目ですね。今後、復学するかどうか、来年も休学するか、それとも辞めてしまうのかは、プロとしての活動の結果をみて考えていきたい。

REIYA選手:僕は高校生なので、休学はしていません。シーズン以外は全部学校に行けるように頑張りたい。プロの話が出た時も、高校生として学業を優先すべきかどうかについてはすごく悩みましたが、この機会を逃すともうプロになれないかもしれないですし、プロが夢だったので、プロ選手として活動しながら高校も通うようにしました。

――日本のファンに向けてコメントをお願いします。

TEMPURA選手:チームは苦しい状況ですが、それでも僕らを応援してくれる人がいます。その方々を裏切らないようにしたい。

練習をするTEMPURA選手(写真左)とLEWIS選手(写真右)

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