【連載】ストーム久保の「人生バーンアウト中だけど言わせてくれ!」
                            
                                    ついに「SFL」解説者デビュー! 緊張と不安にまみれた“久保解説”の前半節を自己採点します!
 
            - 久保解説第1回:ゲボ吐きそうな初回の「選手呼び込み」(Division F 第2節)
- 久保解説第2回:「ハメコ.mp3」で対策(Division S 第3節)
- 久保解説第3回:解説に「久保らしさ」仕込み(Divison S 第4節)
- 久保解説第5回:“大和アシスト”で選手呼び込みバフ獲得(Division S 第6節)
- 「SFL」久保解説も折り返し。個人配信も自由にやります!
                どうも、ストーム久保です。
前回のコラムでは「ストリートファイターリーグ Pro-JP 2025」の解説に抜擢された話を書かせていただきましたが、今回は実際に解説をしたことで得られた経験談をまとめてみました。
不安と失敗まみれの初回から、慣れてきた10月の回までざっと話をしていきますので良ければ最後までご覧ください。
まず、選手の動きをしっかり伝えられるのかという解説としての不安。普段やっている個人配信とは違う視聴者層が数万人も見ている中で個性を出せるのかという不安。
そして、最も大きい不安の種は選手の呼び込みでした。
選手の呼び込みとは、対戦する両チームの選手全員の前口上と、二つ名と選手名を呼ぶ「SFL」の名物コーナーです。視聴者に選手の紹介と試合前の盛り上げを促すもので、これまではハメコ。さんやハイタニさんが行っていました。
解説の仕事を依頼された際に選手呼び込みも仕事に含まれていると言われていたので、ある程度覚悟はしていました。していたつもりでしたが、本番が近づくにつれて胃がキリキリする時間が増えていたので、覚悟よりも不安が勝っていたのでしょう……。
不安と緊張でぐちゃぐちゃになりながら、ついに初回がやってきました。
 
おこがましいとは思いますが、選手よりも緊張していたかもしれません。
緊張をほぐすべく受け取った台本を繰り返し声に出して読んでも、手応えや感覚を掴むことができず、むしろ逆に不安が増大してよりいっそう緊張する始末。
もうこれは1度経験しないとわからないのだと諦め、流れに身を任せることにします。
その結果は、見てくれた方はご存じでしょう。
見ていない方もいらっしゃると思うのであえて書くと、「ゴミ」レベルの呼び込みだと言われても仕方がないクオリティだったと思います。
抑揚もなく、テンションは低く、噛みまくり。
呼び込みが始まった瞬間に緊張と不安が舌を硬直させて嫌な汗が噴き出る、嫌な感覚を今でも鮮明に思い出します。
言い訳になりますが、呼び込みはゴミだった自覚はあるものの、解説はそれなりに受け入れてもらえていたように見えました。そのおかげで精神的ダメージに補正が乗り、何とか耐えることができたのは救いです。
直近で「GRAPHT CUP」と「World Warrior 日本大会 2025」でも解説をやらせてもらっていたので、解説に関しては多少ほぐれていたかもしれません。お仕事をくださった方々に感謝。
なお、「World Warrior 日本大会 2025」終了後に受けたインタビューでは不安で吐きそうな久保が見れるので、興味ある方はこちらの記事を一緒にどうぞ。
【『スト6』公式キャスター アール/ハメコ。/ストーム久保インタビュー】 誰でも参加可能なオンライン大会「ワールドウォリアー」参加者爆増の背景、ストーム久保の深〜い話
https://esports-world.jp/interview/53558
それに、現場で実況のふり〜ださんや運営スタッフのみなさんから手厚いサポートをしてもらったのと、「SFL」運営サイドが私に求めていたことがハッキリしたのはありがたかったです。
仕事の依頼が来た当初、私はハメコ。さんが多忙なため動けない時に穴を埋める予備的な存在で依頼されたと考えていました。だからこそ、うまくやらないといけないと考えて空回りしていた節があります。
そんな心境を察してくだっさったのか、運営の方から「ハメコ。さんの代わりに呼んだわけではないので、久保さんのやり方でやってほしい」と言ってもらってハッとしました。
そうか、予備ではなく今後を見据えて育ててくれているのだと。
それなら今はミスしたり下手でも大丈夫か! って考えるようになったら、自然と緊張がほぐれましたね。
ポジティブに受け取り、次の出番に向けて準備することにしました。
2回目は10日後の9月19日、ディビジョンSの第3節です。
まず、1回目の解説でなぜ選手呼び込みが失敗したのかを分析して、3つの原因を見つけました。
私は普段ゲームをしているだけのゲーマーで、声の使い方は素人です。それを1週間やそこらで抑揚をつけたり、発声練習をしろと言われても難しいと考えました。
もちろん時間をかければ改善されるかもしれませんが、Division S/Fそれぞれが第10節まで、合計20節しかない「SFL」で、しかもすべての日程に出演するわけではないため、悠長にしていたら出番が終わってしまいます。
それなら、まずは真似から始めて形を作ることが最善手だと考えた私は、とある秘策を思いつきました。
アーカイブからハメコ。さんの呼び込みシーンのみを音声ファイルに変換してスマホに送信。ハメコ。さんの呼び込みをいつでも聞くことができる環境を作り、とにかくリピート再生をします。
これが秘策「ハメコ.mp3作戦」です。
生活している中で少しでも隙間時間があればハメコ.mp3を再生して聞く。
食事中や移動中はもちろん、寝る前にも聞いたりして生活の一部にしていきました。これを続けていくうちに抑揚の出し方や、口上を言い出すタイミングの感覚をなんとなくでいいからつかもうという作戦です。
しばらくハメコ。さんを生活に組み込んだおかげか、2回目の選手呼び出しでは初回に比べたらだいぶマシになったのではないでしょうか!?
 
もちろん前回がひどすぎてハードルが地につきそうなほど下がっていたのもあると思いますが……。
なんにせよ、1週間ハメコ。さんをお耳の恋人にした成果が出て良かったです。
成長を感じられると不安や緊張がさらに薄まるので、この時から少しばかり余裕が生まれていきました。
具体的に言うと「小さな目標」を立てて仕事に臨むことができるようになります。
3回目は実況の大和君との初共演回。大和君とはお互いにプレイヤーだった時代に少し交流がありましたが、実況と解説という立場で一緒に仕事をするのは初めてです。
実況と解説の試合中の掛け合いや選手の準備時間を繋ぐトークなども重要な仕事ですが、噛み合わないと不協和音みたいになってしまうのかも……。初共演が本番なので正直不安もありましたが、大和君が逐一フォローしてくれたおかげで何事もなく済みました。
解説も3回目ということで、ハメコ。さんからもらったアドバイスを元に小さな目標として「解説中に久保らしさを少し挟む」に挑戦することにします。
とはいえ、解説の仕事は選手の良さを伝えることで、あくまでも選手第一なのは忘れていけません。選手よりも自我を出すのにかまけて解説が疎かにならないように気をつけながらも、タイミングがあれば個性を出してみる。解説と自我の境界線を見定めるバランス力が必要で非常に難しい課題と感じながらも、両立できれば大きな力になると考えながらやってみました。
結果としては、さすがに試合中に個性を出すのは難しかったです。cosa選手のリュウが「電刃練気」を使ったタイミングに小声で「シュウチュウ」を差し込めたくらいでしたが、選手の準備中などのトークタイムではボチボチ頑張れたと思います。
 
目標達成率を点数にするなら30点いかないくらいで、「これから頑張りましょう」といったところです。
大和君とは4回目も組ませていただき、迎えた10月21日のディビジョンS 第6節。
もう5回目だったので気持ちもこなれてきた頃ですが、ここで油断してポカするのが私の逆黄金パターン。
気を引き締めていこうと選手呼び込みのリハーサルをしていたら、呼び込みについて大和君が「口上によっては語尾を止めるとカッコいいですよ」とアドバイスをくれました。
このアドバイス、目から鱗。
あらためて読み直してみると、口上の内容によっては語尾を伸ばした方が気持ちがいいものもあれば、キュッと止めて引き締めることによってかっこよく聞こえるものがあるのに気がつきました。抑揚やタイミングばかり意識していたので、ここにきて「自分なりに口上を解釈して、語尾を意識する」という新しい視点が得られたのは助かりました。
 
そして、初回の時にアールさんに相談したまま保留にしていた「勝利インタビューに参加する」も同時に目標に掲げることにしました。
なぜ初回から保留していた目標をこのタイミングで引っ張り出してきたのか。
元々勝利インタビューは選手のもので解説が入る余地は少なく、無理に入っていっても選手が勝利した余韻を邪魔するのならばそもそも入らない方がいいという考えでした。
アールさんは「気にしないでやってみたら?」と言ってくれましたが、なかなか考えが変わらずに静観を続けていた次第です。
しかし、前節で解説を務めたなるおさんに影響を受けて考えを改めることに。
なるおさんは勝利インタビューで、選手を尊重しながらもユーモアを交えた掛け合いや余韻をブーストさせるようなコメントを要所にうまく入れていて、視聴者も選手も盛り上げる働きをされていました。
コメント力と言うのでしょうか? 私は持っていない技術ですが、もしその力を得たり伸ばしていければ、さらにイベントに貢献できるはず……ということで、勝利インタビューに乱入させてもらいました。
選手呼び込みはアドバイスのおかげで、これまでよりもいい出来だったと思います。しかし、勝利インタビューに関してはまずまずといった手応えでしたので、次回以降はもう少しうまくやっていきたいところ。
まだまだ勉強と挑戦が必要ですが、これからもっとブラッシュアップができるはずです。いや、しなければいけないでしょう。
ということで、今回は「SFL」での解説としての経験談をまとめてみました。
100点満点でこれまでの働きに点数をつけるなら、以下の点数になると考えています。
・Division F 第2節 2点 ゴミ
・Division S 第3節 20点 多少改善された
・Division S 第4節 30点 挑戦し始めた
・Division F 第5節 45点 こなれてきた
・Division S 第6節 60点 伸びしろがでてきた
公式キャスターになってからは、個人配信でも公式の場のようにきちっと振舞わなければいけないと勝手にプレッシャーを感じ、キャスターになる以前と同じ雰囲気で配信ができない時期がありました。
しかし、視聴者の方から「個人配信は変わらずにやってほしい」と言われたことで、今では元気に嘘攻略動画を作っています。
言われてようやく理解する性質なので、アールさん、ふり~ださん、大和君の実況陣からのアドバイスや視聴者の一言には相当救われました。
まだ至らない点も多いと自覚はしていますし、甘えた考えだと理解していますが、経験ゼロからやっていますので、生暖かい目で見守ってもらえたら助かります!
「SFL」ではもう少し出番があると思いますので、任せてもらった仕事を最後の最後まで全うしてきます。
引き続き、ストーム久保をよろしくお願い致します!
©️ CAPCOM
              
              
                            前回のコラムでは「ストリートファイターリーグ Pro-JP 2025」の解説に抜擢された話を書かせていただきましたが、今回は実際に解説をしたことで得られた経験談をまとめてみました。
不安と失敗まみれの初回から、慣れてきた10月の回までざっと話をしていきますので良ければ最後までご覧ください。
久保解説第1回:ゲボ吐きそうな初回の「選手呼び込み」(Division F 第2節)
久保解説の初回は、2025年9月9日、ディビジョンFの第2節。多くの不安の種があり、本当にキツかった記憶しかありません。まず、選手の動きをしっかり伝えられるのかという解説としての不安。普段やっている個人配信とは違う視聴者層が数万人も見ている中で個性を出せるのかという不安。
そして、最も大きい不安の種は選手の呼び込みでした。
選手の呼び込みとは、対戦する両チームの選手全員の前口上と、二つ名と選手名を呼ぶ「SFL」の名物コーナーです。視聴者に選手の紹介と試合前の盛り上げを促すもので、これまではハメコ。さんやハイタニさんが行っていました。
解説の仕事を依頼された際に選手呼び込みも仕事に含まれていると言われていたので、ある程度覚悟はしていました。していたつもりでしたが、本番が近づくにつれて胃がキリキリする時間が増えていたので、覚悟よりも不安が勝っていたのでしょう……。
不安と緊張でぐちゃぐちゃになりながら、ついに初回がやってきました。
記念すべき最初の呼び込みはFukushima IBUSHIGIN vs DetonatioN FocusMe。とくとご覧あれ
 おこがましいとは思いますが、選手よりも緊張していたかもしれません。
緊張をほぐすべく受け取った台本を繰り返し声に出して読んでも、手応えや感覚を掴むことができず、むしろ逆に不安が増大してよりいっそう緊張する始末。
もうこれは1度経験しないとわからないのだと諦め、流れに身を任せることにします。
その結果は、見てくれた方はご存じでしょう。
見ていない方もいらっしゃると思うのであえて書くと、「ゴミ」レベルの呼び込みだと言われても仕方がないクオリティだったと思います。
抑揚もなく、テンションは低く、噛みまくり。
呼び込みが始まった瞬間に緊張と不安が舌を硬直させて嫌な汗が噴き出る、嫌な感覚を今でも鮮明に思い出します。
言い訳になりますが、呼び込みはゴミだった自覚はあるものの、解説はそれなりに受け入れてもらえていたように見えました。そのおかげで精神的ダメージに補正が乗り、何とか耐えることができたのは救いです。
直近で「GRAPHT CUP」と「World Warrior 日本大会 2025」でも解説をやらせてもらっていたので、解説に関しては多少ほぐれていたかもしれません。お仕事をくださった方々に感謝。
なお、「World Warrior 日本大会 2025」終了後に受けたインタビューでは不安で吐きそうな久保が見れるので、興味ある方はこちらの記事を一緒にどうぞ。
【『スト6』公式キャスター アール/ハメコ。/ストーム久保インタビュー】 誰でも参加可能なオンライン大会「ワールドウォリアー」参加者爆増の背景、ストーム久保の深〜い話
https://esports-world.jp/interview/53558
それに、現場で実況のふり〜ださんや運営スタッフのみなさんから手厚いサポートをしてもらったのと、「SFL」運営サイドが私に求めていたことがハッキリしたのはありがたかったです。
仕事の依頼が来た当初、私はハメコ。さんが多忙なため動けない時に穴を埋める予備的な存在で依頼されたと考えていました。だからこそ、うまくやらないといけないと考えて空回りしていた節があります。
そんな心境を察してくだっさったのか、運営の方から「ハメコ。さんの代わりに呼んだわけではないので、久保さんのやり方でやってほしい」と言ってもらってハッとしました。
そうか、予備ではなく今後を見据えて育ててくれているのだと。
それなら今はミスしたり下手でも大丈夫か! って考えるようになったら、自然と緊張がほぐれましたね。
ポジティブに受け取り、次の出番に向けて準備することにしました。
久保解説第2回:「ハメコ.mp3」で対策(Division S 第3節)
2回目は10日後の9月19日、ディビジョンSの第3節です。
まず、1回目の解説でなぜ選手呼び込みが失敗したのかを分析して、3つの原因を見つけました。
- 抑揚がない
- 口上、2つ名、選手名を言うタイミングが早口になりがち
- 緊張していて活舌が終わっている
私は普段ゲームをしているだけのゲーマーで、声の使い方は素人です。それを1週間やそこらで抑揚をつけたり、発声練習をしろと言われても難しいと考えました。
もちろん時間をかければ改善されるかもしれませんが、Division S/Fそれぞれが第10節まで、合計20節しかない「SFL」で、しかもすべての日程に出演するわけではないため、悠長にしていたら出番が終わってしまいます。
それなら、まずは真似から始めて形を作ることが最善手だと考えた私は、とある秘策を思いつきました。
アーカイブからハメコ。さんの呼び込みシーンのみを音声ファイルに変換してスマホに送信。ハメコ。さんの呼び込みをいつでも聞くことができる環境を作り、とにかくリピート再生をします。
これが秘策「ハメコ.mp3作戦」です。
生活している中で少しでも隙間時間があればハメコ.mp3を再生して聞く。
食事中や移動中はもちろん、寝る前にも聞いたりして生活の一部にしていきました。これを続けていくうちに抑揚の出し方や、口上を言い出すタイミングの感覚をなんとなくでいいからつかもうという作戦です。
しばらくハメコ。さんを生活に組み込んだおかげか、2回目の選手呼び出しでは初回に比べたらだいぶマシになったのではないでしょうか!?
2回目の最初はCrazy Raccoon vs 名古屋NTPOJA。久保の緊張のせいか、アールさんも噛ませてしまいました……
 もちろん前回がひどすぎてハードルが地につきそうなほど下がっていたのもあると思いますが……。
なんにせよ、1週間ハメコ。さんをお耳の恋人にした成果が出て良かったです。
成長を感じられると不安や緊張がさらに薄まるので、この時から少しばかり余裕が生まれていきました。
具体的に言うと「小さな目標」を立てて仕事に臨むことができるようになります。
久保解説第3回:解説に「久保らしさ」仕込み(Divison S 第4節)
3回目は実況の大和君との初共演回。大和君とはお互いにプレイヤーだった時代に少し交流がありましたが、実況と解説という立場で一緒に仕事をするのは初めてです。
実況と解説の試合中の掛け合いや選手の準備時間を繋ぐトークなども重要な仕事ですが、噛み合わないと不協和音みたいになってしまうのかも……。初共演が本番なので正直不安もありましたが、大和君が逐一フォローしてくれたおかげで何事もなく済みました。
解説も3回目ということで、ハメコ。さんからもらったアドバイスを元に小さな目標として「解説中に久保らしさを少し挟む」に挑戦することにします。
とはいえ、解説の仕事は選手の良さを伝えることで、あくまでも選手第一なのは忘れていけません。選手よりも自我を出すのにかまけて解説が疎かにならないように気をつけながらも、タイミングがあれば個性を出してみる。解説と自我の境界線を見定めるバランス力が必要で非常に難しい課題と感じながらも、両立できれば大きな力になると考えながらやってみました。
結果としては、さすがに試合中に個性を出すのは難しかったです。cosa選手のリュウが「電刃練気」を使ったタイミングに小声で「シュウチュウ」を差し込めたくらいでしたが、選手の準備中などのトークタイムではボチボチ頑張れたと思います。
cosa vs えいた戦でのひとこと。うまく仕込めたでしょうか?
 目標達成率を点数にするなら30点いかないくらいで、「これから頑張りましょう」といったところです。
久保解説第5回:“大和アシスト”で選手呼び込みバフ獲得(Division S 第6節)
大和君とは4回目も組ませていただき、迎えた10月21日のディビジョンS 第6節。
もう5回目だったので気持ちもこなれてきた頃ですが、ここで油断してポカするのが私の逆黄金パターン。
気を引き締めていこうと選手呼び込みのリハーサルをしていたら、呼び込みについて大和君が「口上によっては語尾を止めるとカッコいいですよ」とアドバイスをくれました。
このアドバイス、目から鱗。
あらためて読み直してみると、口上の内容によっては語尾を伸ばした方が気持ちがいいものもあれば、キュッと止めて引き締めることによってかっこよく聞こえるものがあるのに気がつきました。抑揚やタイミングばかり意識していたので、ここにきて「自分なりに口上を解釈して、語尾を意識する」という新しい視点が得られたのは助かりました。
今回も選手呼び込みはCrazy Raccoonから。2回目と比べていかがでしょうか?
 そして、初回の時にアールさんに相談したまま保留にしていた「勝利インタビューに参加する」も同時に目標に掲げることにしました。
なぜ初回から保留していた目標をこのタイミングで引っ張り出してきたのか。
元々勝利インタビューは選手のもので解説が入る余地は少なく、無理に入っていっても選手が勝利した余韻を邪魔するのならばそもそも入らない方がいいという考えでした。
アールさんは「気にしないでやってみたら?」と言ってくれましたが、なかなか考えが変わらずに静観を続けていた次第です。
しかし、前節で解説を務めたなるおさんに影響を受けて考えを改めることに。
なるおさんは勝利インタビューで、選手を尊重しながらもユーモアを交えた掛け合いや余韻をブーストさせるようなコメントを要所にうまく入れていて、視聴者も選手も盛り上げる働きをされていました。
コメント力と言うのでしょうか? 私は持っていない技術ですが、もしその力を得たり伸ばしていければ、さらにイベントに貢献できるはず……ということで、勝利インタビューに乱入させてもらいました。
選手呼び込みはアドバイスのおかげで、これまでよりもいい出来だったと思います。しかし、勝利インタビューに関してはまずまずといった手応えでしたので、次回以降はもう少しうまくやっていきたいところ。
まだまだ勉強と挑戦が必要ですが、これからもっとブラッシュアップができるはずです。いや、しなければいけないでしょう。
「SFL」久保解説も折り返し。個人配信も自由にやります!
ということで、今回は「SFL」での解説としての経験談をまとめてみました。
100点満点でこれまでの働きに点数をつけるなら、以下の点数になると考えています。
・Division F 第2節 2点 ゴミ
・Division S 第3節 20点 多少改善された
・Division S 第4節 30点 挑戦し始めた
・Division F 第5節 45点 こなれてきた
・Division S 第6節 60点 伸びしろがでてきた
公式キャスターになってからは、個人配信でも公式の場のようにきちっと振舞わなければいけないと勝手にプレッシャーを感じ、キャスターになる以前と同じ雰囲気で配信ができない時期がありました。
しかし、視聴者の方から「個人配信は変わらずにやってほしい」と言われたことで、今では元気に嘘攻略動画を作っています。
言われてようやく理解する性質なので、アールさん、ふり~ださん、大和君の実況陣からのアドバイスや視聴者の一言には相当救われました。
まだ至らない点も多いと自覚はしていますし、甘えた考えだと理解していますが、経験ゼロからやっていますので、生暖かい目で見守ってもらえたら助かります!
「SFL」ではもう少し出番があると思いますので、任せてもらった仕事を最後の最後まで全うしてきます。
引き続き、ストーム久保をよろしくお願い致します!
©️ CAPCOM
                                【連載】ストーム久保の「人生バーンアウト中だけど言わせてくれ!」
                                
              
                            
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