【「LJL 2025」情報第3弾】 「LJL」の「日本居住者(レジデント)認定選手」は一度だけ「LCP」に転向可能に
LoL Esportsにて、「LCPにおけるLJLの居住者認定選手の取り扱いに関するお知らせ」が公開された。「LJL」において日本居住者認定の資格のある選手に関しては、一度だけ「LCP」の居住者認定に転向できる。
これまで『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)の日本国内の競技シーン「LJL」では、以下の要件を満たす選手を日本の居住者として扱う「LJLレジデント認定選手」として認定してきた。
レジデント認定選手は、外国籍の選手であっても日本人としてカウントされる。そのため、「LJL」では1チームで最大2名までとされている外国人枠にカウントされず、外国人選手を3名以上チームに所属させることが可能だった。
しかし、2025年最初のリーグとなる「LJL FORGE」より、レジデント認定資格があっても外国人としてカウントされることが発表されているため、事実上このシステムは無効になると考えられる。
2025年に日本から「LCP」に挑戦するFukuoka SoftBank HAWKS gamingとDetonatioN FocusMeの2チームは、どちらもレジデント認定選手を含む3名の韓国人選手がいるチームとなっていた。しかし、「LCP」としては初めてのシーズンということもあり、これまでの「LJL」で運用されてきたレジデント認定のルールが「LCP」でどのように反映されるのかは不透明なままだった。
今回の発表によると、「LCP」にもレジデント認定のシステムは存在しており、「LCP」での活動に応じて居住者認定が行われる模様だ。そして、「LJLレジデント認定選手」だった選手およびその資格を持つ選手については、一度だけ「LCPレジデント認定選手」に転向できることが明らかになった。
具体的には、「LJLレジデント認定選手」がSHGかDFMに所属している場合、そのまま「LCPレジデント認定選手」に転向できるということになる。「一度だけ」というところは、「LJL」のチームが「LCP」に移行する2025年シーズンのみの特例ということになりそうだ。
すでにSHGはチームメンバーの大多数が契約満了となっているが、「LJLレジデント認定選手」であるDasheR選手の動向はまだ発表されていない(韓国での兵役を務めるという噂もある)。また、DFMは選手の動向が未定のままだが、Steal選手も「LJLレジデント認定選手」となっている。
転向の〆切については、2024年12月19日(木)00:59(日本時間)までとされている。チームロスター発表までには「LCPレジデント認定選手」に転向したかどうかが明らかになるだろう。
今回、「LCP」への円滑な移行のためか、レジデント認定の転向という措置が取られたが、「LJL」に関してはそもそもこの仕組み自体が消滅してしまった。
このことは、これまでの「LJL」の歴史の中で当然になっていた、『LoL』の強豪国である韓国出身選手を中心としたいわゆる「助っ人外国人」の扱い方、ひいては「LJL」のチームロスターが変わることを意味する。
もともと、今後日本チームが戦うことになるであろう「PCS」や「VCS」のチームを見渡すと、ほとんどのチームは自国の選手のみでロスターを組んでおり、レジデント認定のようなかたちで外国人選手が3名いるチームはなかった。いたとしても1名か2名だった。
「LJL FORGE」でも最大2名という外国人枠は継続されるものの、高校生大会などで『LoL』の若手プレーヤーが毎年のように増えている今だからこそ、2025年は日本人選手が大きく飛躍するチャンスの年になるかもしれない。
Evi選手のように世界で活躍する選手や、国際大会でも光るテクニックを見せた日本人選手もいる。今後は日本人選手が「LCP」チームの中で「外国人選手」として採用されることだって考えられるだろう。
「LCP」への移行でグローバル化が進む日本の『LoL』シーン。2025年が、若手の育成とまだ見ぬ日本人選手の才能の発掘が本格的に始まる年になることを願いたい。
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外国人選手が「日本居住者」として参戦できる「居住者認定」(レジデント認定)とは
これまで『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)の日本国内の競技シーン「LJL」では、以下の要件を満たす選手を日本の居住者として扱う「LJLレジデント認定選手」として認定してきた。
- 日本居住者の要件を満たさない選手が、「LJL」で計4年間(8スプリット)以上競技に参加
- 一定数以上の試合にスターティングメンバーとして出場
- リーグから承認を得ること
レジデント認定選手は、外国籍の選手であっても日本人としてカウントされる。そのため、「LJL」では1チームで最大2名までとされている外国人枠にカウントされず、外国人選手を3名以上チームに所属させることが可能だった。
しかし、2025年最初のリーグとなる「LJL FORGE」より、レジデント認定資格があっても外国人としてカウントされることが発表されているため、事実上このシステムは無効になると考えられる。
「LJL」から「LCP」へのレジデント認定資格の転向は一度だけ
2025年に日本から「LCP」に挑戦するFukuoka SoftBank HAWKS gamingとDetonatioN FocusMeの2チームは、どちらもレジデント認定選手を含む3名の韓国人選手がいるチームとなっていた。しかし、「LCP」としては初めてのシーズンということもあり、これまでの「LJL」で運用されてきたレジデント認定のルールが「LCP」でどのように反映されるのかは不透明なままだった。
今回の発表によると、「LCP」にもレジデント認定のシステムは存在しており、「LCP」での活動に応じて居住者認定が行われる模様だ。そして、「LJLレジデント認定選手」だった選手およびその資格を持つ選手については、一度だけ「LCPレジデント認定選手」に転向できることが明らかになった。
具体的には、「LJLレジデント認定選手」がSHGかDFMに所属している場合、そのまま「LCPレジデント認定選手」に転向できるということになる。「一度だけ」というところは、「LJL」のチームが「LCP」に移行する2025年シーズンのみの特例ということになりそうだ。
すでにSHGはチームメンバーの大多数が契約満了となっているが、「LJLレジデント認定選手」であるDasheR選手の動向はまだ発表されていない(韓国での兵役を務めるという噂もある)。また、DFMは選手の動向が未定のままだが、Steal選手も「LJLレジデント認定選手」となっている。
転向の〆切については、2024年12月19日(木)00:59(日本時間)までとされている。チームロスター発表までには「LCPレジデント認定選手」に転向したかどうかが明らかになるだろう。
「LJL 2025」は日本人の強化が必要な年に
今回、「LCP」への円滑な移行のためか、レジデント認定の転向という措置が取られたが、「LJL」に関してはそもそもこの仕組み自体が消滅してしまった。
このことは、これまでの「LJL」の歴史の中で当然になっていた、『LoL』の強豪国である韓国出身選手を中心としたいわゆる「助っ人外国人」の扱い方、ひいては「LJL」のチームロスターが変わることを意味する。
もともと、今後日本チームが戦うことになるであろう「PCS」や「VCS」のチームを見渡すと、ほとんどのチームは自国の選手のみでロスターを組んでおり、レジデント認定のようなかたちで外国人選手が3名いるチームはなかった。いたとしても1名か2名だった。
「LJL FORGE」でも最大2名という外国人枠は継続されるものの、高校生大会などで『LoL』の若手プレーヤーが毎年のように増えている今だからこそ、2025年は日本人選手が大きく飛躍するチャンスの年になるかもしれない。
Evi選手のように世界で活躍する選手や、国際大会でも光るテクニックを見せた日本人選手もいる。今後は日本人選手が「LCP」チームの中で「外国人選手」として採用されることだって考えられるだろう。
「LCP」への移行でグローバル化が進む日本の『LoL』シーン。2025年が、若手の育成とまだ見ぬ日本人選手の才能の発掘が本格的に始まる年になることを願いたい。
参考:LCPにおけるLJLの居住者認定選手の取り扱いに関するお知らせ
League of Legends Japan League (LJL)では、居住者の要件を満たさない選手がLJLで計4年間(8スプリット)以上競技に参加し、一定数以上の試合にスターティングメンバーとして出場し、リーグから承認を得た場合、日本の居住者として認定されてきました。
なお、League of Legends Championship Pacific (LCP)において当該選手は日本の居住者としての認定は引き継がれません。LCPのロスターポリシーに基づき、LCPにおけるキャリア継続を選択した選手はLCPレジデント選手とみなされます。
現在、LJLの日本の居住者認定基準を満たしているものの、LJLから日本の居住者認定の承認を受けていない選手については、LCPレジデントに転向する1度限りの選択の機会が与えられます。希望する選手はLCP事務局に個別の転向の要請を提出する必要があります。提出期限は2024年12月19日(木)00時59分(日本時間)です。該当する選手は、所属チームと詳細を確認してください。
本ポリシーは既存のLJL選手に対し、アジア太平洋のエコシステムに残留し、LCPで競技を継続する機会を提供することを目的としています。
出典:https://lolesports.com/ja-JP/news/notice-on-lcp-residency-policy
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