【連載】Yomiの「観戦勢から始める『リーグ・オブ・レジェンド』」

目的に応じた『リーグ・オブ・レジェンド』観戦ポイント【Yomiの「観戦勢から始める『リーグ・オブ・レジェンド』」第4回】

2019.7.24 Yomi
はじめに
こんにちは、Yomiです。

前回までで、『リーグ・オブ・レジェンド』と、『チームファイト タクティクス』ゲーム自体の説明と、推しをつくることの大切さを話してきました。

リンク : 第1回第2回 / 第3回

第4回では自分の観戦目的に応じて、実際にどのような点に注目すればいいのか、
楽しむためのポイントを話していければと思います。

今回は、第2回でも話した以下のケースごとに話してみます。

  • 友達、知人がよく観ているので一緒に 『LoL』 を観戦したい
  • 好きな人がやっているので観られるようになりたい
  • eスポーツ として世界でも人気なゲームである大会の空気を感じたい
  • 『LoL』 というゲームのゲーム性や戦略を覚えて実際に遊べるようになりたい
  • うまい人のプレイを観て勝てるようになりたい

友達、知人がよく観ているので一緒に 『LoL』 を観戦したい


難易度:☆

このケースは覚えることも最低限で、知識も一番いりません。

というのも、前にも書きましたが、『LoL』が好きな人は基本的に知識欲が旺盛で、
語りたがり、教えたがりな人が多いです。

なので、気になることは一緒に見ている人に全部聴きましょう。
すると、知ってることは全部教えてくれます。

更に、まだ推しがいない場合は、同じチームや人を応援するのも抵抗が無いので、
同じタイミングで喜び、盛り上がることができます。

その場合は、その人がなぜ好きなのか、理由や背景を訪ねてみましょう。
そうすることで応援対象への理解が深まるので、熱を持つことができ、
他者と共感するためだけたった目的が、自発的な物に代わってきます。

表面だけの付き合いで終わらず、バックエンドを知ることで、
心から試合そのものを楽しめるようになれると素晴らしいですね。

好きな人がやっているので観られるようになりたい


難易度:☆☆

この場合は最低限のゲームの知識は必要なので、第1回、および第3回を読んで、ゲームの流れを把握する必要があります。

しかし、観戦対象に関しての興味はすでにあるので、一番楽に没頭できる可能性を秘めています。

そして、LoLは一試合が長くなりがちなので、ゲームのことをずっとしゃべり続けるのは少し大変です。
また、格闘ゲームやFPSのように集中し続けなければならない割合も少ないです。なので、ゲームと関係のない雑談はとても有難いものです。

ゲームがわからないから……と臆せずにどんどん話しかけてみましょう! きっと喜んで反応してくれると思います。

eスポーツとして世界でも人気なゲームである大会の空気を感じたい


難易度:☆☆☆

このケースはゲームの知識はもちろんですが、試合をするチームや選手についての情報を知ったほうが楽しめます。

どっちが勝ってもいい試合は、スーパープレイでも起きない限りずっと退屈で、見ていても面白くないと思います。なので、まずは応援する対象を見つけましょう。試合によってはネット上だけでなく、直接会場に行ってみるのもいいでしょう。

直接会場に行くと、物理的な距離も近くなり、熱気を肌で感じることができます。周りの知らない人も、同じチームを応援すればそれは同士になるので、一体感を味わえ、共に大会を盛り上げることもできるようになります。

ライブが好きな人などはお薦めです。

『LoL』 というゲームのゲーム性や戦略を覚えて実際に遊べるようになりたい


難易度:☆☆☆☆

実際に遊びたい場合は、ただ漠然と眺めているだけでは駄目になってしまいます。
観戦と違い、戦うのは自分になるので、少なくとも次の項目を覚える必要があります。

  • チャンピオンの特性、スキル
  • アイテムの効果
  • チームにおける役割
  • ゲームの流れ(敵を倒したらどこに行くか等)
  • お金の稼ぎ方

観戦中に上記に注目し、わからないことが出てきたら聴く・調べるを繰り返すことで、ちょっとずつ知識を蓄えていきましょう。

ただ遊ぶだけなら、ゲーム中に学ぶこともできるので、ある程度覚えたらあとは実際にインストールして遊んでみるのがいいと思います。

うまい人のプレイを観て勝てるようになりたい


難易度:☆☆☆☆☆

このゲーム、は勝とうと思うと一気に難易度が上がります。

まず、その人がなぜそういう行動をとったのかを理解できるように、最低限の知識を身に付ける必要があります。

例えば、以下のような項目があります。

  • チャンピオンの強み、弱み
  • 敵との相性
  • 個人戦での立ち位置
  • 集団戦での立ち位置
  • チーム全体の動き
  • 戦略
  • コミュニケーション

これらを知った上で、自分ならどうするかを考えながら視聴します。考えながら観ていると、自分の考えと取られている行動にズレが生じます。このズレがなくなるようなイメージで見続けることができると、自分のプレイにもいかせるようになってくるはずです。

ここで大切なのが、どんな人を参考にするかです。より効果的に学習できるようなものをいくつか挙げてみます。

・プロ選手

言わずもがな、最高水準の技術と知識を持っています。キャラの動かし方や集団戦の立ち回りを学ぶのに最適です。

ただし、日本だけだと人数も少ないので学びたい内容があるとは限りません。その場合は海外のプロまで範囲を広げられるといいのですが、言葉がわからない場合は理解するのが少し難しくなってしまいます。

なお、最近ではafreecaTVなどで、韓国リーグの「LCK」の試合などを日本語解説付きで観戦できるので、参考にしてもいいでしょう。


えびンモTV(TOP),  hachamechalol(JG), Faker(MID)
ハレっちゃんねる(ADC), えんてぃーびー(SUP)


・講座

試合を通して学ぶ場合は、何も起こらない時間があるのに対し、講座の形をとっているものは要点だけを話すので、時間当たりの得られる知識量が多くなります。

ただし、頻繁に更新されるものでもないので、内容が古い物には注意です。ゲームのセオリーや、戦術を学ぶのに適していると言えます。

参考記事:『LoL』(リーグ・オブ・レジェンド)の超初心者にこそオススメしたい解説動画 6選
https://esports-world.jp/movie/12192




・環境解説

最新のパッチに応じた、今強いチャンピオンや戦術を教えてくれます。
『LoL』はかなりの頻度でバランス調整がされるので、今強いものを知るだけで、かなり勝てるようになります。

ただし、チャンピオンが強いから勝てるようになるだけなので、自分自身の能力向上はあまり期待できません。

今すぐ有利に立ちたい場合にみるといいでしょう。


raizinLOLしゃるる


例で分類した以外の動画ももちろんいっぱいあるので、いろいろ見てみるのをお勧めします!

まとめ


これまで1~4回までにかけて話してきた内容を読めば、『LoL』がまったくわからなかった人でも、何をしているのか何に注目すればいいのかどうやって楽しめばいいのか、ということは、なんとなく把握していただけたのではないかと思います。

あとは、実際に観戦をすることで、より理解を深め、『LoL』を好きになっていっていただけたら幸いです。

©️2019 Riot Games, Inc. All rights reserved.


関連リンク
League of Legends 公式サイト

リーグ・オブ・レジェンド とは

2009年10月に米国でサービスを開始、2016年9月時点で月間アクティブプレイヤーが1億人を突破し、世界各地で大規模な大会が行われているPCオンラインゲーム。マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(通称 MOBA)と呼ばれる5人対5人を基本とした対戦型PCゲームで、プレイヤーが操作する「チャンピオン」と呼ばれるキャラクターで相手本陣の攻略を競う。RTS(リアルタイムストラテジー)のテンポと迫力に RPG要素を加え、スピード感のある展開が特徴で、その競技性の高さから、eスポーツの代名詞として世界中でプロリーグが開催されている。毎年行われるeスポーツ最高峰の世界的祭典「League of Legends World Championship」は視聴者数5760万人を記録するなど大きな注目を集める。多彩なキャラクターやつくりこまれた世界観、映像や音楽、などゲーム以外のコンテンツも魅力で、コスプレやファンアートをはじめとした熱狂的なコミュニティ活動も各地で行われている。

リーグ・オブ・レジェンド: http://jp.leagueoflegends.com/

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