【ZETA DIVISION k4senインタビュー】 いよいよ『スト6』参戦秒読み!? k4senが語る“理想のコントローラー”と「The k4sen」のこれから

AndGAMER株式会社が手がける日本発のゲーミングコントローラーブランド「Void Gaming」が、プロeスポーツチーム「ZETA DIVISION」とのスポンサーシップを締結。【GENESIS】ZETA DIVISION × Void gamingコラボコントローラーの先行予約が8月末からスタートし、瞬く間に予約がいっぱいになった。
そんなAndGAMERの新製品発表会にゲストとして登壇したZETA DIVISION所属クリエイター、k4sen氏にインタビュー。ZETA DIVISION加入からの日々、ゲーミングコントローラーへのこだわり、「The k4sen」の今後の目標などをうかがった。
──今回のコラボモデル「GENESIS」について、実際に遊んでみたということでしたが、k4senさん自身のゲーミングコントローラーの好みや譲れない機能はありますか?
k4sen:一番は形ですね、握りやすさ。ここに違和感があったら結構使いにくい。
僕はPlayStation 3のコントローラー「DUALSHOCK3」でずっと『CoD』(コール・オブ・デューティ)をやってきたので、できるだけそれに近い形のものを選ぶようにしています。海外製だとXboxタイプが多いんですけど、「GENESIS」は握った感じがPS4、PS5に近いコントローラーなのがいいですね。

あと最近のコントローラーだと、トリガーストップと背面ボタンは結構大事にしています。FPSとかだと、トリガーボタンって撃つかモノを投げるかなので、パチッと押せないと「うーん」ってなるんです。カスタムコントローラーには(トリガーストップが)ついてる製品が多くて、それを使ってからはあった方がいいと感じています。

──ZETAとのコラボモデルの「GENESIS」について、特にここがいい、と感じたポイントは?
k4sen:無線で遊べる上に、ポーリングレートが高くて2000Hzあるのがいいですね。海外製のコントローラーだと、規格の影響で有線でしか使えないものもありますが、最近のデバイスはなんでも無線じゃないですか。キーボード、マウスと同じように、パッドもPCで使う時に無線でできるというのはありがたいです。
あと、ボタンが多いのもうれしいですね。特にこのM3・M4ボタンが思ったより押しやすくて。まだ割り振ったりはできていないですが、FPSとかでしばらく使ったらいろいろな「キャラコン」(キャラを動かすテクニック)とかできるんじゃないかなと思います。

──記者会見の中で、「GENESIS」に追加されている「C・Zボタン」が格ゲーにいいかも、という話もされていました。
k4sen:いや〜、ちょっとやる予定があるんです。どんな感じになるか試してみたいですね。
──格ゲーの経験は?
k4sen:格ゲーの経験は全然なくて、『スト6』が初めてです。今はモダン操作でやっているので、そんなにボタンがいらないんですが、クラシック操作は6ボタンが基本で、(C・Zボタンは)押した感じが他のボタンと違うので気になっています。

──『スト6』のプレーが見られる日が楽しみです。ちなみに、k4senさんといえば『LoL』などのPCゲームをやっているイメージが強いですが、「GENESIS」で今遊びたい、気になっているゲームはありますか?
k4sen:コントローラーでFPSをやってみたいですね。『CoD』の新作がリリースされますし(※2025年後半に『Call of Duty: Black Ops 7』が発売予定)、『バトルフィールド6』もちょうど発表されましたし。
──普段はあまりコントローラーで遊ばれないんですか?
k4sen:家でゲームをするときは結構バッドでやるゲームは多いんですよ。普通に“農場系”のゲームとかもやってるんで。やっぱりずっとキーボードとマウスでやっていると肩凝るんですよね。だから、家ではずっとパッドで遊んでます。
──ちょうど今年はZETA DIVISIONが4周年、k4senさんが入ってから3年以上が経ちました。ZETAに入ってから怒涛の日々だったと思いますが、振り返ってみていかがですか?
k4sen:最初は「いろんなことをやってほしい」ということで、ほんとに「コンテンツクリエイター」という肩書きで入ったんですけど、入ってからいろいろな方に配信を見てもらえるようになりまして。
「The k4sen」というイベントは、もともと『CoD』キャスター時代からの知り合いで、eスポーツチームのマネージャーだった人が同じタイミングでZETAに入ってきて、その人と作ったんです。だから、「The k4sen」といえば『LoL』というイメージもありますけど、1回目は『CoD』でした。
なので、うれしいかたちに進んでいるというか、結構毎日楽しくやっています。
──「The k4sen」でもいろいろなゲームが採用されてきましたが、今後の目標は?
k4sen:去年の「The k4sen Con」が終わったあたりから、「The k4sen、これからどうする?」みたいな話をしたんです。
今までの「The k4sen」は「僕らがやりたいからやる」という感じで、いろいろなタイトルをやってきました。今年はそれにプラスして、今開催中の「LTK」みたいな、海外でもやっていない、自分たちが一番最初になれるようなすごいイベントを特に目標にしたいと思っています。
「The k4sen」のすごいところは、出場するタレントもさることながら、練り込まれた試合のルールや、ファンと一緒に盛り上がれる演出も魅力のひとつ。いまや「The k4sen」で採用されることで、ゲーム自体の人気やプレーヤー人口も変わると言われるほどの影響力すら発揮している。
SHAKA氏の「LEGENDUS」など、『ストリートファイター6』を用いた大会がオフラインでも大盛況となる中で、ある意味最後の大物が「The k4sen」。格ゲービギナーだというk4sen氏だが、きっととんでもないアイデアとゲームの理解度で格ゲーのプレーを見せてくれるはずだ。
ちなみに、9月25日(木)〜29日(日)に幕張メッセで開催予定の「東京ゲームショウ2025」にも、AndGAMERとして出展予定(ホール9)。「Void gaming」をはじめ、任天堂向けゲームタイトルに特化したカスタムコントローラーブランド「VIZARD CLUB」なども展示予定だ。
なお、今回ご紹介した通常盤の「GENESIS」、ZETA DIVISIONコラボの「Void GENESIS × ZETA DIVISION」ともに、先行予約分発送後に一般販売も始まる予定。k4sen氏からの続報とともにコラボモデルの発売も楽しみに待ちたい。
Void GENESIS x ZETA DIVISION:https://voidgaming.jp/products/zetadivision
The k4sen:https://zetadivision.com/players/k4sen
k4senのX:https://x.com/k4sen
Void gaming:https://voidgaming.jp/
そんなAndGAMERの新製品発表会にゲストとして登壇したZETA DIVISION所属クリエイター、k4sen氏にインタビュー。ZETA DIVISION加入からの日々、ゲーミングコントローラーへのこだわり、「The k4sen」の今後の目標などをうかがった。
トリガーストップと背面ボタンにこだわり
──今回のコラボモデル「GENESIS」について、実際に遊んでみたということでしたが、k4senさん自身のゲーミングコントローラーの好みや譲れない機能はありますか?
k4sen:一番は形ですね、握りやすさ。ここに違和感があったら結構使いにくい。
僕はPlayStation 3のコントローラー「DUALSHOCK3」でずっと『CoD』(コール・オブ・デューティ)をやってきたので、できるだけそれに近い形のものを選ぶようにしています。海外製だとXboxタイプが多いんですけど、「GENESIS」は握った感じがPS4、PS5に近いコントローラーなのがいいですね。

トークセッションで、コントローラーのサイズと持ち心地について語るk4sen
あと最近のコントローラーだと、トリガーストップと背面ボタンは結構大事にしています。FPSとかだと、トリガーボタンって撃つかモノを投げるかなので、パチッと押せないと「うーん」ってなるんです。カスタムコントローラーには(トリガーストップが)ついてる製品が多くて、それを使ってからはあった方がいいと感じています。

背面にあるスライダーがトリガーストップ機構。LT/RTボタンのストロークを抑制し、ボタン感覚で押せるようになる
──ZETAとのコラボモデルの「GENESIS」について、特にここがいい、と感じたポイントは?
k4sen:無線で遊べる上に、ポーリングレートが高くて2000Hzあるのがいいですね。海外製のコントローラーだと、規格の影響で有線でしか使えないものもありますが、最近のデバイスはなんでも無線じゃないですか。キーボード、マウスと同じように、パッドもPCで使う時に無線でできるというのはありがたいです。
あと、ボタンが多いのもうれしいですね。特にこのM3・M4ボタンが思ったより押しやすくて。まだ割り振ったりはできていないですが、FPSとかでしばらく使ったらいろいろな「キャラコン」(キャラを動かすテクニック)とかできるんじゃないかなと思います。

M3・M4ボタンは、上部の2つのボタンの間、指を這わせたあたりにある
k4sen、満を持して『スト6』参入!?
──記者会見の中で、「GENESIS」に追加されている「C・Zボタン」が格ゲーにいいかも、という話もされていました。
k4sen:いや〜、ちょっとやる予定があるんです。どんな感じになるか試してみたいですね。
──格ゲーの経験は?
k4sen:格ゲーの経験は全然なくて、『スト6』が初めてです。今はモダン操作でやっているので、そんなにボタンがいらないんですが、クラシック操作は6ボタンが基本で、(C・Zボタンは)押した感じが他のボタンと違うので気になっています。

A・Bボタンの下に配置されたC・Zボタンは、サイズが少し小さめになっている
──『スト6』のプレーが見られる日が楽しみです。ちなみに、k4senさんといえば『LoL』などのPCゲームをやっているイメージが強いですが、「GENESIS」で今遊びたい、気になっているゲームはありますか?
k4sen:コントローラーでFPSをやってみたいですね。『CoD』の新作がリリースされますし(※2025年後半に『Call of Duty: Black Ops 7』が発売予定)、『バトルフィールド6』もちょうど発表されましたし。
──普段はあまりコントローラーで遊ばれないんですか?
k4sen:家でゲームをするときは結構バッドでやるゲームは多いんですよ。普通に“農場系”のゲームとかもやってるんで。やっぱりずっとキーボードとマウスでやっていると肩凝るんですよね。だから、家ではずっとパッドで遊んでます。
「The k4sen」の目標は“自分たちが最初”になれること
──ちょうど今年はZETA DIVISIONが4周年、k4senさんが入ってから3年以上が経ちました。ZETAに入ってから怒涛の日々だったと思いますが、振り返ってみていかがですか?
k4sen:最初は「いろんなことをやってほしい」ということで、ほんとに「コンテンツクリエイター」という肩書きで入ったんですけど、入ってからいろいろな方に配信を見てもらえるようになりまして。
「The k4sen」というイベントは、もともと『CoD』キャスター時代からの知り合いで、eスポーツチームのマネージャーだった人が同じタイミングでZETAに入ってきて、その人と作ったんです。だから、「The k4sen」といえば『LoL』というイメージもありますけど、1回目は『CoD』でした。
なので、うれしいかたちに進んでいるというか、結構毎日楽しくやっています。
「CoD 日本代表決定戦」では、同じくZETA DIVISIONに所属する鈴木ノリアキ氏と長年MCを務めた
──「The k4sen」でもいろいろなゲームが採用されてきましたが、今後の目標は?
k4sen:去年の「The k4sen Con」が終わったあたりから、「The k4sen、これからどうする?」みたいな話をしたんです。
今までの「The k4sen」は「僕らがやりたいからやる」という感じで、いろいろなタイトルをやってきました。今年はそれにプラスして、今開催中の「LTK」みたいな、海外でもやっていない、自分たちが一番最初になれるようなすごいイベントを特に目標にしたいと思っています。
※ ※ ※
「The k4sen」のすごいところは、出場するタレントもさることながら、練り込まれた試合のルールや、ファンと一緒に盛り上がれる演出も魅力のひとつ。いまや「The k4sen」で採用されることで、ゲーム自体の人気やプレーヤー人口も変わると言われるほどの影響力すら発揮している。
SHAKA氏の「LEGENDUS」など、『ストリートファイター6』を用いた大会がオフラインでも大盛況となる中で、ある意味最後の大物が「The k4sen」。格ゲービギナーだというk4sen氏だが、きっととんでもないアイデアとゲームの理解度で格ゲーのプレーを見せてくれるはずだ。
ちなみに、9月25日(木)〜29日(日)に幕張メッセで開催予定の「東京ゲームショウ2025」にも、AndGAMERとして出展予定(ホール9)。「Void gaming」をはじめ、任天堂向けゲームタイトルに特化したカスタムコントローラーブランド「VIZARD CLUB」なども展示予定だ。
なお、今回ご紹介した通常盤の「GENESIS」、ZETA DIVISIONコラボの「Void GENESIS × ZETA DIVISION」ともに、先行予約分発送後に一般販売も始まる予定。k4sen氏からの続報とともにコラボモデルの発売も楽しみに待ちたい。
Void GENESIS x ZETA DIVISION:https://voidgaming.jp/products/zetadivision
The k4sen:https://zetadivision.com/players/k4sen
k4senのX:https://x.com/k4sen
Void gaming:https://voidgaming.jp/
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