【連載】綾本ゆかりの『PUBG』を”観て”楽しむ初心者向け観戦ガイド

【新連載】今からでも遅くない!『PUBG』を”観て”楽しむ初心者向け観戦ガイド - 選手・チーム紹介編 (2/2)

2019.9.25 綾本ゆかり

シーズン優勝の実績を持つ注目の5チーム


チームや選手が注目される背景には、さまざまな要素があります。しかし、彼らがいるのは勝負の世界。やはり実績のある強いチームは、知名度も人気も高いと言えます。

そこで、PJS Season1からSeason3の間までに、シーズン優勝もしくは準優勝を獲得し、日本代表として国際大会に出場した5チームを紹介します!

PJS Season1(2018年9月~11月開催)


αリーグとβリーグのテストリーグを経て、正式リーグとして開幕したSeason1。総合順位トップ2チームが、マカオで開催されたアジア大会「PUBG ASIA INVITATIONAL MACAO 2019」に出場しました。

【優勝】SunSister Suicider’s(SSS)/読み方:サンシスタースーサイダーズ
Season1で優勝したのは「SunSister Suicider’s」。この時期、「PJS Winter Invitational 2018」や「Predator League 2019」など、国内大会で立て続けに優勝を独占し、圧倒的な地位を確立しました。

しばらくメンバー変更が行われていませんでしたが、現在はチーム名を「SunSister」に改称し、新メンバーのfiachan選手とkendesu選手を迎えた新体制に。現在も、トップクラスの人気と知名度を誇るチームです。

- Season1時点のメンバー
Sabrac選手、gabha選手、CiNVe選手、CrazySam選手

- 現在のメンバー(Season4時点)
gabha選手、CrazySam選手、fiachan選手、kendesu選手

▲「SunSister」(左から)kendesu選手、fiachan選手、gabha選手、CrazySam選手(引用元:PJS公式サイトチームページ

【準優勝】Crest Gaming Xanadu(CGX)/読み方:クレストゲーミングザナドゥ
Season1の準優勝は「Crest Gaming Xanadu」。PJS βリーグから飛躍的な活躍を見せ、これまでに複数の国際大会出場を経験しているチームです。

Season3からはDep選手が加入したことで、さらなる注目を集めるチームに。2人のスタープレイヤーを有することもあり、Grade1の大会配信で行われている”リアルタイムドン勝予想”でも常にトップを争う人気で、その期待の高さがうかがえます。

- Season1時点のメンバー
Rio01選手、Aries選手、kurad選手、Pureboy選手

- 現在のメンバー(Season4時点)
Rio01選手、Aries選手、kurad選手、Dep選手

▲「Crest Gaming Xanadu」(左から)Aries選手、kurad選手、Dep選手、Rio01選手(引用元:PJS公式サイトチームページ

PJS Season2(2019年2月~4月開催)


国際大会への出場1チームの枠を奪い合う争いとなった、Season2。優勝チームがイギリス・ロンドンにて開催された世界大会「FACEIT Global Summit: PUBG Classic」に出場しました。

【優勝】BLUE BEES(BB)/読み方:ブルービーズ
Season2で優勝を果たしたのは「BLUE BEES」。Season1でPaRからGrade1までストレート昇格を果たしたチームで、勢いをそのままにSeason2で優勝。

国際大会後のSeason3では降格を経験するも、すぐにGrade1へ復帰。その後、ShowK選手、そして元「SunSister Suicider’s」のオーダー(※)であるSabrac選手が加入し、新体制にも高い期待が寄せられています。

※チームにおける移動や戦闘などの判断を担う役割。指揮官。

- Season2時点のメンバー
Liavely選手、kr10選手、Brazilian選手、sssat0選手

- 現在のメンバー(Season4時点)
Liavely選手、Brazilian選手、ShowK選手、Sabrac選手

▲「BLUE BEES」(左から)Sabrac選手、ShowK選手、Brazilian選手、Liavely選手(引用元:PJS公式サイトチームページ

PJS Season3(2019年6月~7月開催)


Season3では、総合順位トップ2チームが国際大会へ。シーズン優勝、準優勝の2チームが、タイ・バンコクにて開催されたアジア大会「MET Asia Series: PUBG Classic」に出場しました。

【優勝】DetonatioN Gaming White(DGW)/読み方:デトネーションゲーミングホワイト
Season3で手堅い優勝を果たしたのは、「DetonatioN Gaming White」。データの収集や分析を行うアナリストを含むチーム体制で、安定した強さを見せました。

バンコクで開催されたアジア大会では、2度のドン勝を獲得。国際大会の後に迎えたSeason4では、思わぬ不調から降格の危機に直面していましたが、ギリギリのところで意地を見せ、Grade1への残留を果たしました。

- Season3時点のメンバー
Melofo選手、Gokuri選手、SSeeS選手、Machao選手

- 現在のメンバー(Season4時点)
変更なし

▲「DetonatioN Gaming White」(左から)Melofo選手、Machao選手、SSeeS選手、Gokuri選手(引用元:PJS公式サイトチームページ

【準優勝】Rascal Jester(RJ)/読み方:ラスカルジェスター
準優勝で国際大会への切符を手にしたのは「Rascal Jester」。αリーグから一度も降格することなく活躍を続ける、数少ないチームの1つです。

同じくPJS初期から上位争いをしてきた「SunSister」と、良きライバルという関係性のイメージも強いですが、Season4ではCiNVe選手(元SSS)とkendesu選手(元RJ)が入れ替わる形での移籍があり、大きな話題となりました。

- Season3時点のメンバー
SeaKingJAWS選手、Wesker選手 、kendesu選手、Maron選手

- 現在のメンバー(Season4時点)

SeaKingJAWS選手、Wesker選手、CiNVe選手、MUSHAMARU選手

▲「Rascal Jester」(左から)CiNVe選手、MUSHAMARU選手、SeaKingJAWS選手、Wesker選手(引用元:PJS公式サイトチームページ

まとめ


今回は、PJSに出場する注目の選手・チームを紹介してきました!

PJS公式サイトのチーム一覧で各チームページから選手個人のページを開くと、SNSや配信サイトへのリンクが掲載されていますので、興味を持ったチームや選手がいれば、ぜひチェックしてみてください。

PJSはGrade1だけで16チーム64名もの選手が出場しており、バトルロイヤルゲームならではの選手数の多さが特徴です。

今回紹介した以外にも、挙げきれないほど魅力的なチームや選手がたくさんいますので、PJS観戦の全体感が掴めてきたら、気になる選手をどんどん探してみてくださいね!

次回は、『PUBG』大会配信を観戦する時に見るポイントや、試合の盛り上がりどころについて解説します。お楽しみに!

【綾本ゆかりプロフィール】
ソーシャルゲームをつくっていた会社員時代を経て、現在はフリーライターとして活動。PUBGで観戦の楽しさを知ったことをきっかけに、eスポーツの世界へ。ゲームやプレイヤーの魅力を伝えるべく、2017年11月頃からレポートインタビューなど取材記事を中心に執筆しています。
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