「いま自分が一番、ザンギエフをうまく使えている」【AZ|ラプラス所属プロゲーマー・キチパーム選手インタビュー】
『ストリートファイターV アーケードエディション』のJeSU認定プロプレイヤーとして活躍するキチパーム選手。特に「EVO」のファイナリストになってから才能が開花。2019年の集大成として12月13日〜15日に米国ラスベガスで開催される「カプコンカップ2019」には、アジア枠として出場権を獲得、さらに12月22日に行われる「Red Bull Kumite Japan」の招待選手にも選ばれるなど、今年大きな飛躍を遂げた『ストV』界期待の若手選手です。
今年9月には、AtlasBear解散以来となる株式会社AZによるスポンサードも獲得。AZはデジタル系の分析業務を行う会社で、チームとして対戦や大会の対策も進んでいると言います。その分析のノウハウをeスポーツに活かし、戦術分析や選手の支援を目的として「ラプラス」というチームを設立。キチパーム選手のプレイも含めて、練度の向上や成績アップに向けて研究も進めているそうです。
さて、キチパーム選手のイメージといえば、やはりザンギエフ。『ストリートファイターV』がリリースされて以来、一貫してザンギエフを使い続ける姿に、多くのザンギエフ使いから絶大な支持を受けており、今や世界でも屈指のザンギエフ使いとして存在しています。
そんな活躍著しいキチパーム選手ですが、これまであまり自身の話について語られる機会はなかったと思います。そこで今回、格ゲーとの出会いやザンギエフを究めるための練習の日々、そして感動的だった「EVO 2019」での試合などについて、「カプコンカップ」も間近に迫る12月、お話を聞かせていただきました。
――キチパーム選手はずっと若手だと思っていたんですけど、最近『ストリートファイターVアーケードエディション』界隈では、若手の台頭が目立ってきているので、キチパーム選手を若手と呼ぶには微妙な年齢ですよね。
キチパーム選手(以下、キチパーム):そうですね。私は今26歳なので、10代の有望選手が続々と出てきている状況から見ると若手とは言いにくいです。ガチくんがひとつ上なので、この世代がちょっと微妙な立ち位置ですね。かといってベテラン勢とはやはり世代が違う感じです。
――格闘ゲームのキャリアとしては『ストリートファイターIV』からですか。
キチパーム:本格的に始めたのは『ストIV』からですね。中学生の時にPS3の『ストIV』を買って、遊んでいました。ずっとCPU戦ばかりやっていましたね。
でもCPU戦ばかりだとだんだんと飽きてきて、そんな頃にオンライン対戦ができるらしいって聞いたんです。そこで親に頼み込んでネット環境を整えてもらい、そこから対人戦を始めました。CPU戦とは全然違っていてすごく面白くて感動しました。
――『ストIV』はゲームセンターでプレイできましたし、強い人たちはゲームセンターのコミュニティにいたと思いますけど、キチパーム選手はゲームセンターではプレイしなかったんでしょうか。
キチパーム:ゲーセンは行くには行っていたんですけど、そこまでの頻度ではなかったですね。中学生だったのでゲーセンに通えるほどお金も持っていなかったですし……。なのでPS3のオンライン対戦がメインでした。
その頃はコミュニティとかオフラインの大会にもほとんど出たことがなかったんです。『ストV』になってから友達に誘われて行くようになりました。
――キチパーム選手と言えば、パッドでの操作がお馴染みですが、それはゲームセンターに通わなかったというのが大きいのでしょうか。
キチパーム:アケコンは中学生には高価すぎるので、買えなかったですね。ゲーセンでプレイしたときにパッドとの違いにすごく違和感を覚えましたが、すぐに慣れました。で、どちらも使える状況になってもパッドでも良いかな? と思って、今でも使っています。
――ザンギエフの操作はアナログスティックで行っているんでしょうか。
キチパーム:基本的にアナログスティックでの操作です。ただ、ステップは十字キーですね。アナログスティックではどうしても遅くなってしまうので。あと、アナログスティックは回しすぎなのか、3カ月くらいで壊れてしまいます(笑)。
――『ストIV』の時はザンギエフ以外も使っていたんですよね。
キチパーム:ヒューゴーを中心にいろいろなキャラクターを使っていました。『ストIV』を始めた頃は、キャラクターのことがよくわかっていなかったので、それこそケンとかも使っていました。
で、ザンギエフを使ってみたら、すごく面白かったんですよ! ケンが一所懸命にコンボとかで得たダメージを、ザンギエフは一発で得ることができるので、これ、すごいって。『ストV』が出た当時は、大きいキャラクターが好きということが明確になってきたので、バーディーとかも使ってみました。でも、何かフィーリングが合わなくて……基本的に『ストV』ではずっとザンギエフですね。
――『ストIV』から『ストV』に移行する時、どちらをプレイし続けるのかという問題があったと思いますが、キチパーム選手はすんなり『ストV』へ移られましたか。
キチパーム:すぐに『ストV』に移りました。発売した当初は通信環境が良くなかったり、いろいろ問題もあったりしたんですけど、最終的には『ストV』に主流が移ると思っていました。
『ストV』の初期はザンギエフが辛かったんですけど、その状況でどうやって勝てるかをずっと考えていました。空中竜巻が上から降ってくるとまったく返せなかったり、バランスの悪さがあったりしたので、一時期やめた時期もあったんです。でも、やっぱりザンギエフに戻って、弱かった対空をなんとかするために対空技を出すタイミングを考え、反射的に対空が出せるようになりました。
――ザンギエフの戦い方というのは、基本的にひとりで考えているのでしょうか。
キチパーム:基本、ひとりですね。ザンギさん(板橋ザンギエフ)とか強い人のリプレイを観て参考にしていましたが、自分で考えています。
シーズン3の時にザンギエフがナーフされたときも、トップキャラに対してどうやって戦うかを研究していました。ザンギエフというキャラクターで勝つというよりは、自分がどう戦えば良いのか、ですね。それがあって、シーズン4でザンギエフが強化されたとき、それまでやってきたことが噛み合った気がしました。
――シーズン4でザンギエフが強化されたと話題になりましたが、しばらくすると一気に増えたザンギエフが消えていき、それほど強くないのでは? と疑われはじめましたよね。キチパーム選手はどう見ていたのでしょうか。
キチパーム:個人的には上から数えた方が早いくらいの強いキャラクターだと思っています。でも、いざザンギエフを使ってみるとみんな勝てないんですよね。そういう意味では、ザンギエフを使いこなせていないんだと思いますし、今、自分が一番ザンギエフを使えていると思っています。
――キチパーム選手は多くのプレイヤーから反応の良さが強さの秘訣だと言われていますが、その点はいかがですか。
キチパーム:反応はそんなに速いと思っていません。多くのことは「先読み」でやっているんです。
『ストV』初期のザンギエフはさっき言った通り対空が弱かったので、どうやって飛んでくる相手を落とせるかはずっと練習していました。そのせいもあって、対空に関しては手癖になっています。そうなると必然的に地上戦のみに注力できるようになるんです。
基本的には相手との「間合い」を見ています。例えばリュウが相手の場合、しゃがみ中キックが届くか届かないかの間合いを保っていれば、リュウがやれることって限られてくるわけです。飛びはもう無視して良いとなると、波動拳を撃ちがちになるので、その動きを注意しておけばダブルラリアットで返せるようになります。超反応で返しているわけではないです。
――ザンギエフは絶対的に不利なキャラクターが存在しますが、キチパーム選手がそういった相手にも対応できているのは、研究の成果なのでしょうか。
キチパーム:それもシーズン3の時に今以上に不利な状況があって、その時に対策を練っていたのがシーズン4で活かされています。
私が不利なキャラクターの研究をしているように、他の人も自分の使っているキャラクターが不利になる相手の研究ってするんですよね。だからその分、有利なキャラクターの研究って怠ることが多くて。
そういう意味では、ザンギエフに有利なキャラクターを使っている人は、ザンギエフの研究をサボっていると言えますね。そこにつけいる隙があります。
あと、自分で研究したことが結果に繋がっているのは、自信になりますね。人の研究を取り込むだけだと自信をつけることはできなかったかもしれません。
――「EVO」の時は不利な相手の連戦で大変でしたね。それこそ結果を出せた試合の最たるものだと思いましたがいかがでしたか。
キチパーム:「EVO」の時は本当に対戦が辛かったです。
ザンギエフ戦がうまいOIL KINGのラシード戦はなんとか勝つことができましたが、BIG BIRDのラシードにルーザーズに落とされて、ルーザーズの1戦目がDidmokofのダルシムでした。ダルシムはこの頃、集中して対策を練っていたので、なんとか勝てました。そしてルーザーズファイナルでのトラボ(trashbox)とのバーディ戦ですね。本当に辛い相手ばかりでした……。
――trashbox戦は「EVO」のベストバウトにも選ばれた良い試合でしたね。
――そして、いよいよ12月13日からは「カプコンカップ」です。アジア枠での選出となりますが、意気込みをお聞かせください。
キチパーム:「カプコンカップ」はもちろん優勝を目指します。そのうえで、「EVO」のトラボ戦のように、観ていて面白い試合ができたらと思っています。
とにかく優勝したいですね! 来年の話になりますが、「EVO」でも優勝したいです!
AZ|ラプラス
https://azkk.co.jp/named_laplace
キチパームのTwitter
https://twitter.com/kichipa_mu
今年9月には、AtlasBear解散以来となる株式会社AZによるスポンサードも獲得。AZはデジタル系の分析業務を行う会社で、チームとして対戦や大会の対策も進んでいると言います。その分析のノウハウをeスポーツに活かし、戦術分析や選手の支援を目的として「ラプラス」というチームを設立。キチパーム選手のプレイも含めて、練度の向上や成績アップに向けて研究も進めているそうです。
さて、キチパーム選手のイメージといえば、やはりザンギエフ。『ストリートファイターV』がリリースされて以来、一貫してザンギエフを使い続ける姿に、多くのザンギエフ使いから絶大な支持を受けており、今や世界でも屈指のザンギエフ使いとして存在しています。
そんな活躍著しいキチパーム選手ですが、これまであまり自身の話について語られる機会はなかったと思います。そこで今回、格ゲーとの出会いやザンギエフを究めるための練習の日々、そして感動的だった「EVO 2019」での試合などについて、「カプコンカップ」も間近に迫る12月、お話を聞かせていただきました。
キチパーム
1993年生まれ。『ストリートファイターIV』から格闘ゲームのキャリアをスタート。当時からヒューゴーやザンギエフを好んで使用し、『ストリートファイターV』からは一貫してザンギエフで戦い、各大会で存在感を発揮する。
2018年1月にAtlas Bearに所属しプロゲーマーとして活動していたが、2019年2月にチームが解散。それ以降も積極的に試合に参加し続け、9月より株式会社AZのゲーミングチーム「ラプラス」に所属している。
10月より行われた「ストリートファイターリーグ Pro-JP operated by RAGE」ではドラフトで「ネモ・オーロラ」に所属し、多数のBanを受ける。また、大きな大会でも上位を食い荒らすことが多い。
プレイヤーネームは、ヒューゴーの「パームボンバー」が当たればラッキー(大吉)に由来する。
1993年生まれ。『ストリートファイターIV』から格闘ゲームのキャリアをスタート。当時からヒューゴーやザンギエフを好んで使用し、『ストリートファイターV』からは一貫してザンギエフで戦い、各大会で存在感を発揮する。
2018年1月にAtlas Bearに所属しプロゲーマーとして活動していたが、2019年2月にチームが解散。それ以降も積極的に試合に参加し続け、9月より株式会社AZのゲーミングチーム「ラプラス」に所属している。
10月より行われた「ストリートファイターリーグ Pro-JP operated by RAGE」ではドラフトで「ネモ・オーロラ」に所属し、多数のBanを受ける。また、大きな大会でも上位を食い荒らすことが多い。
プレイヤーネームは、ヒューゴーの「パームボンバー」が当たればラッキー(大吉)に由来する。
PS3の家庭用『ストIV』で対戦デビュー
――キチパーム選手はずっと若手だと思っていたんですけど、最近『ストリートファイターVアーケードエディション』界隈では、若手の台頭が目立ってきているので、キチパーム選手を若手と呼ぶには微妙な年齢ですよね。
キチパーム選手(以下、キチパーム):そうですね。私は今26歳なので、10代の有望選手が続々と出てきている状況から見ると若手とは言いにくいです。ガチくんがひとつ上なので、この世代がちょっと微妙な立ち位置ですね。かといってベテラン勢とはやはり世代が違う感じです。
――格闘ゲームのキャリアとしては『ストリートファイターIV』からですか。
キチパーム:本格的に始めたのは『ストIV』からですね。中学生の時にPS3の『ストIV』を買って、遊んでいました。ずっとCPU戦ばかりやっていましたね。
でもCPU戦ばかりだとだんだんと飽きてきて、そんな頃にオンライン対戦ができるらしいって聞いたんです。そこで親に頼み込んでネット環境を整えてもらい、そこから対人戦を始めました。CPU戦とは全然違っていてすごく面白くて感動しました。
――『ストIV』はゲームセンターでプレイできましたし、強い人たちはゲームセンターのコミュニティにいたと思いますけど、キチパーム選手はゲームセンターではプレイしなかったんでしょうか。
キチパーム:ゲーセンは行くには行っていたんですけど、そこまでの頻度ではなかったですね。中学生だったのでゲーセンに通えるほどお金も持っていなかったですし……。なのでPS3のオンライン対戦がメインでした。
その頃はコミュニティとかオフラインの大会にもほとんど出たことがなかったんです。『ストV』になってから友達に誘われて行くようになりました。
アナログスティックは3カ月で壊れる!
――キチパーム選手と言えば、パッドでの操作がお馴染みですが、それはゲームセンターに通わなかったというのが大きいのでしょうか。
キチパーム:アケコンは中学生には高価すぎるので、買えなかったですね。ゲーセンでプレイしたときにパッドとの違いにすごく違和感を覚えましたが、すぐに慣れました。で、どちらも使える状況になってもパッドでも良いかな? と思って、今でも使っています。
――ザンギエフの操作はアナログスティックで行っているんでしょうか。
キチパーム:基本的にアナログスティックでの操作です。ただ、ステップは十字キーですね。アナログスティックではどうしても遅くなってしまうので。あと、アナログスティックは回しすぎなのか、3カ月くらいで壊れてしまいます(笑)。
――『ストIV』の時はザンギエフ以外も使っていたんですよね。
キチパーム:ヒューゴーを中心にいろいろなキャラクターを使っていました。『ストIV』を始めた頃は、キャラクターのことがよくわかっていなかったので、それこそケンとかも使っていました。
で、ザンギエフを使ってみたら、すごく面白かったんですよ! ケンが一所懸命にコンボとかで得たダメージを、ザンギエフは一発で得ることができるので、これ、すごいって。『ストV』が出た当時は、大きいキャラクターが好きということが明確になってきたので、バーディーとかも使ってみました。でも、何かフィーリングが合わなくて……基本的に『ストV』ではずっとザンギエフですね。
――『ストIV』から『ストV』に移行する時、どちらをプレイし続けるのかという問題があったと思いますが、キチパーム選手はすんなり『ストV』へ移られましたか。
キチパーム:すぐに『ストV』に移りました。発売した当初は通信環境が良くなかったり、いろいろ問題もあったりしたんですけど、最終的には『ストV』に主流が移ると思っていました。
『ストV』の初期はザンギエフが辛かったんですけど、その状況でどうやって勝てるかをずっと考えていました。空中竜巻が上から降ってくるとまったく返せなかったり、バランスの悪さがあったりしたので、一時期やめた時期もあったんです。でも、やっぱりザンギエフに戻って、弱かった対空をなんとかするために対空技を出すタイミングを考え、反射的に対空が出せるようになりました。
攻略はひとりで。「反応力」ではなく「先読み力」で戦う
――ザンギエフの戦い方というのは、基本的にひとりで考えているのでしょうか。
キチパーム:基本、ひとりですね。ザンギさん(板橋ザンギエフ)とか強い人のリプレイを観て参考にしていましたが、自分で考えています。
シーズン3の時にザンギエフがナーフされたときも、トップキャラに対してどうやって戦うかを研究していました。ザンギエフというキャラクターで勝つというよりは、自分がどう戦えば良いのか、ですね。それがあって、シーズン4でザンギエフが強化されたとき、それまでやってきたことが噛み合った気がしました。
――シーズン4でザンギエフが強化されたと話題になりましたが、しばらくすると一気に増えたザンギエフが消えていき、それほど強くないのでは? と疑われはじめましたよね。キチパーム選手はどう見ていたのでしょうか。
キチパーム:個人的には上から数えた方が早いくらいの強いキャラクターだと思っています。でも、いざザンギエフを使ってみるとみんな勝てないんですよね。そういう意味では、ザンギエフを使いこなせていないんだと思いますし、今、自分が一番ザンギエフを使えていると思っています。
――キチパーム選手は多くのプレイヤーから反応の良さが強さの秘訣だと言われていますが、その点はいかがですか。
キチパーム:反応はそんなに速いと思っていません。多くのことは「先読み」でやっているんです。
『ストV』初期のザンギエフはさっき言った通り対空が弱かったので、どうやって飛んでくる相手を落とせるかはずっと練習していました。そのせいもあって、対空に関しては手癖になっています。そうなると必然的に地上戦のみに注力できるようになるんです。
基本的には相手との「間合い」を見ています。例えばリュウが相手の場合、しゃがみ中キックが届くか届かないかの間合いを保っていれば、リュウがやれることって限られてくるわけです。飛びはもう無視して良いとなると、波動拳を撃ちがちになるので、その動きを注意しておけばダブルラリアットで返せるようになります。超反応で返しているわけではないです。
――ザンギエフは絶対的に不利なキャラクターが存在しますが、キチパーム選手がそういった相手にも対応できているのは、研究の成果なのでしょうか。
キチパーム:それもシーズン3の時に今以上に不利な状況があって、その時に対策を練っていたのがシーズン4で活かされています。
私が不利なキャラクターの研究をしているように、他の人も自分の使っているキャラクターが不利になる相手の研究ってするんですよね。だからその分、有利なキャラクターの研究って怠ることが多くて。
そういう意味では、ザンギエフに有利なキャラクターを使っている人は、ザンギエフの研究をサボっていると言えますね。そこにつけいる隙があります。
あと、自分で研究したことが結果に繋がっているのは、自信になりますね。人の研究を取り込むだけだと自信をつけることはできなかったかもしれません。
観ていて面白い試合がしたい! そして優勝したい!!
――「EVO」の時は不利な相手の連戦で大変でしたね。それこそ結果を出せた試合の最たるものだと思いましたがいかがでしたか。
キチパーム:「EVO」の時は本当に対戦が辛かったです。
ザンギエフ戦がうまいOIL KINGのラシード戦はなんとか勝つことができましたが、BIG BIRDのラシードにルーザーズに落とされて、ルーザーズの1戦目がDidmokofのダルシムでした。ダルシムはこの頃、集中して対策を練っていたので、なんとか勝てました。そしてルーザーズファイナルでのトラボ(trashbox)とのバーディ戦ですね。本当に辛い相手ばかりでした……。
――trashbox戦は「EVO」のベストバウトにも選ばれた良い試合でしたね。
――そして、いよいよ12月13日からは「カプコンカップ」です。アジア枠での選出となりますが、意気込みをお聞かせください。
キチパーム:「カプコンカップ」はもちろん優勝を目指します。そのうえで、「EVO」のトラボ戦のように、観ていて面白い試合ができたらと思っています。
とにかく優勝したいですね! 来年の話になりますが、「EVO」でも優勝したいです!
AZ|ラプラス
https://azkk.co.jp/named_laplace
キチパームのTwitter
https://twitter.com/kichipa_mu
eSports World の
Discord をフォローしよう
Discord をフォローしよう
SALE
大会
チーム
他にも...?
他にも