【Worlds 2021】『LoL』の世界に君臨する強豪プレイヤー14名
- 生ける伝説、Worldsの栄光を体現してきたベテランたち
- 強豪リーグの注目プレイヤーたち
- プレイインからの参加地域を代表する注目プレイヤーたち
- いよいよ「Worlds 2021」グループステージが始まる
今年で11回を数える「League of Legends World Championship(通称、Worlds)」。長い競技シーンの中では、多くの選手が活躍し、新たなスターとして栄光を掴み、そして時にシーンを去っていった。
今大会でもすでに大きな実績を残すレジェンドプレイヤーから、今後の活躍が期待される注目の選手、各地域を代表するプレイヤーがそれぞれに輝かしい勝利を求めてアイスランドに集っている。
この記事では、「Worlds 2021」を楽しむために、そんなプレイヤーを紹介していきたい。
『リーグ・オブ・レジェンド』で活躍し、国際大会や地域リーグで華々しい結果を残しているプレイヤーは数あれど、競技シーンの歴史の中で最も偉大なプレイヤーを一人選ぶことになれば、真っ先に名前が挙がるであろう生きた伝説。
2013年に韓国のリーグでデビューすると、その年の「Worlds」で優勝。翌年こそ国内でも激しくマークされ、国際大会参加はなかったものの2015年には復活。2015、2016年と「Worlds」連覇を達成した。その強さから「不死の魔王」とも称される。
「Worlds」のテーマソングPVにおいて、強さの象徴として幾度も登場しているのみならず、今大会にも参加している大ベテランでもある。彼とかつて競ったライバルたちが、その過酷な選手生活で燃え尽きたり、限界を迎えて引退しているなか、いまだ一線級のプロとして活動し続けていることも彼が類まれなる選手であることの証だ。
Fakerは傑出したプレイヤーの一人だが、もちろん国内外の試合では多くのチームが彼に挑み、時にはSKTを破って王座を掴んだプレイヤーも当然ながら存在する。
Rulerは2017年の「Worlds」においてSamsung Galaxyの一員として決勝戦に挑み、SKTを破って3連覇を阻止したプレイヤーだ。その卓越したADCとしてのパフォーマンスは常にチームをキャリーし、Gen.Gが苦戦しているときでも一人で苦境を跳ね返すパワーを見せてきた。
Deftは韓国、そして中国で大きな実績を挙げ、現在も一線で活躍している名プレイヤーの一人だ。
2014年から2015年の一大移籍シーズンにおいて中国へ渡り、2015年の「MSI」ではEdward Gaming(EDG)の一員として中国に初の国際大会優勝という栄華をもたらした。後に韓国に戻り、その後は常に国内最高のADCの一人として国内外で戦っている。「Worlds」優勝という頂点を目指し、今年も戦いの舞台へとやってきた。
今大会で活躍する韓国のレジェンド筆頭がFakerなら、中国リーグから参戦するレジェンドはXiaohuだろう。
今年の6月に行われた「Midseaon-Invitational(通称、MSI)」で昨年の世界王者DAMWON KIA(DK)を下し、世界の頂点を獲っているという点では現在最も強いチームの一員でもある。
彼はLPLの名門として、国際大会で韓国チームとしのぎを削ってきたRoyal Never Give Up(RNG)というチームのミッドレーナーとして昨年までは活動していた。そして今年はなんとロールをトップレーナーへと変更。誰もが驚いたポジション変更をモノにしただけではなく、そのまま世界最高クラスの実力を発揮して見せている。
『LoL』の競技シーンにおいて、二つのポジションで「Midseaon-Invitational」を優勝したことがある選手はXiaohuただ一人だ。今年は悲願ともなる「Worlds」優勝を目指してアイスランドでの戦いに挑むこととなる。
国際大会での活躍を基準に考えると、どうしても中韓に偏りがちな名プレイヤーだが、北米で活動しているレジェンドもいる。
CoreJJは2017年に「Worlds」優勝を果たしたサポートプレイヤーだが、Samsung Galaxy在籍時代以外は北米で活動しているプレイヤーだ。
北米のトップチームであるTeam Liquidの一員として、2019の「MSI準」優勝などの実績も残している。北米チームは近年「Worlds」での戦績が奮わないのも確かだが、再び存在感を発揮するべく今大会へと参加している。
2017年末に2部の選手としてキャリアをスタートしたShowMakerは、2019年にLCKへ昇格し、その年の内に「Worlds」出場とベスト8入りを果たし、翌2020年には「Worlds」優勝を達成している。今の世界で最も勢いあるミッドレーナーの一人。
実績的にはすでに注目というレベルを超えているのだが、比較対象がFaker(「Worlds」優勝2連覇を含む3回、「MSI」優勝2回)とあまりにも巨大な存在のため、若手に位置づけられる。
幅広いチャンピオンを使いこなし、もちろんハンドスキルも世界トップクラスで、今大会でも彼に比肩するミッドレーナーはそう多くはないはずだ。「Burn It All Down」というPV冒頭シーンのごとく、Faker越えを目指すためにはまず本大会の連覇に挑むことになるだろう。
長らくLPLの看板プレイヤーとして知られていたRoyal Never Give UpのADC、Uziの後を継いで2020年から同チームに所属するADCプレイヤー。
2020年はチームを再構築する必要もあり雌伏のシーズンとなったが、2021年は一気に開花、「MSI 2021」では非常に攻撃的なプレイスタイルで優勝を勝ち取り、RNGの一員として見事な活躍を見せた。
今シーズンの締めくくりとしてチーム、そしてUziの悲願でもあった「Worlds」優勝を勝ち取るべく、Xiaohuと共にアイスランドに降り立っている。
ヨーロッパ地域は常に新しい才能が見いだされるリーグとして知られており、今年の国際大会ではそんな若手たちから構成される王者が代表チームとして参加している。
Humanoidは2019年からMAD Lionsのミッドレーナーとして活動しているプレイヤーで、デビュー当時から期待の新人として注目を集めていた。当初は若手中心の新チームということもあり、一人で無理に苦境を打開しようとするシーンも多かったが、リーグ戦を経てメンバーと共に成長し、今はその技量を十全に勝つために奮うことができている。
強豪地域の一角として存在感を発揮しながらも、第1回大会以来欧州が遠ざかっている「Worlds」優勝を目指す「Worlds 2021」が始まる。
今年の春シーズンまでは欧州で活動、今夏から北米の100 Thieves(100T) に移籍してさっそく結果を出したミッドレーナー。1部リーグへの参加はHumanoidと同じ2019年で、同時期デビューのミッドレーナーとして同じく注目されてきた。
以前の所属チームはあと一歩で「Worlds」出場を逃していたが、100Tに移籍し、ファンにとっては念願ともいえる「Worlds」出場を果たした。現時点で決まっているグループステージの対戦表でも、FakerやScoutといった国際大会でも知られた名ミッドレーナーとの対決が確定しており、初の国際大会でどのような活躍が見られるか注目だ。
2018年、2019年とLCKそして国際大会で旋風となったGriffinに所属していたADC。かつてのチームは諸事情から解体となり、2020年はHanhwa Life Esports(HLE)で苦戦するシーズンを送るも、2021年はLPLの名門チーム、EDGへと移籍を果たした。
元々地域全体がかなり攻撃的なスタイルを愛好するLPLは肌に合ったのか、2021シーズンは水を得た魚のような活躍を見せ、夏の地域リーグ優勝を果たした。かつてのチームメイトや各リーグのベテランたちが立ちふさがる「Worlds」で更なる結果を出せるのか、ファンは固唾をのんで見守っている。
「Worlds 2020」を制したDKの一員にして、現在は2019世界王者のFunPlus Phoenix(FPX)に所属するトップレーナー。韓国の一部リーグでのデビュー以来、常にゲームをキャリーする強さを見せてきた。序盤に潰されることがあっても、中盤以降にきっちり復帰して最後にはゲームを破壊する技量に魅了されたファンは多い。
今シーズンのFPXは非常に好調で、今大会でも優勝候補の一角に数えらえているが、勝ち進んでいけばいずれは古巣であるDK、そしてそのチームメイトたちが立ちふさがることになる。いずれも「Worlds」優勝経験のある両チームの戦いは激しいものになるはずだ。
2018年にGriffinの一員としてLCKに参加して以来、その圧倒的な強さで注目され続けているミッドレーナー。「Burn It All Down」PVにおいて、ShowMakerのライバル役を務める程の技量を持っており、プレイインから参加するレベルを超えている。
一人が突出して強くても競技シーンでは勝てないのが『LoL』というゲームではあるが、今大会最強クラスのミッドレーナーの一人であることは間違いなく、Deftと共に上位シードのトップチームへと食らいついていくことになるはずだ。
Chovyと同じくGriffinで活躍したジャングラー、つまりはChovyとはコンビで大暴れしていた選手。当時から世界最高のジャングルの一人と称されていた。
元のチームから主なメンバーが離れた後の2020年は苦しいシーズンに終わったが、2021シーズンはLPLのLNG Esports(LNG)へと移籍して活躍、チームに初の「Worlds」出場という結果をもたらした。
プレイインでは運命のいたずらか、かつてのチームメイトであるChovyとの戦いに勝利してグループステージへも進出。さらなる勝利を求めて試合に臨む。
元々は欧州を代表するG2 Esportsに所属していたミッドレーナー。G2時代は欧州リーグ優勝8回、「MSI」優勝、「Worlds 2019」準優勝と華々しい結果を出している。
Cloud9(C9)に移籍した2021シーズンも春スプリット優勝を果たし、「MSI」では日本のDetonatioN FocusMe(DFM)とも戦っている。
今シーズンは欧州時代ほどの強さを発揮できていないとの評も一部では見られるが、キャプテンとしての評価や国際大会での経験値という点では比類なきプレイヤーの一人であることは間違いない。
日本時間の2021年10月11日(月)より、いよいよ「Worlds 2021」のグループステージが始まる。
プレイインステージ、ノックアウトステージはいわば予選。それらを勝ち抜いたチームと、挑戦者を待ち構える各地域の強豪チームを合わせた16チームが、世界最強の称号をかけてぶつかり合う。もちろん、今年は日本のDFMもその16チームのひとつとして、前人未到の領域に挑む。
紹介してきたプレイヤーたちの死力を尽くした戦いが見られるのはここからだ。ぜひ各選手に注目して「Worlds 2021」を楽しんでいただきたい。
日本語配信プラットフォーム
Mildom:http://mildom.com/10244404
Twitch:http://twitch.tv/riotgamesjp
LoL Esports:https://lolesports.com/
今大会でもすでに大きな実績を残すレジェンドプレイヤーから、今後の活躍が期待される注目の選手、各地域を代表するプレイヤーがそれぞれに輝かしい勝利を求めてアイスランドに集っている。
この記事では、「Worlds 2021」を楽しむために、そんなプレイヤーを紹介していきたい。
生ける伝説、Worldsの栄光を体現してきたベテランたち
帰ってきた不死の魔王 Faker(フェイカー)/T1
『リーグ・オブ・レジェンド』で活躍し、国際大会や地域リーグで華々しい結果を残しているプレイヤーは数あれど、競技シーンの歴史の中で最も偉大なプレイヤーを一人選ぶことになれば、真っ先に名前が挙がるであろう生きた伝説。
2013年に韓国のリーグでデビューすると、その年の「Worlds」で優勝。翌年こそ国内でも激しくマークされ、国際大会参加はなかったものの2015年には復活。2015、2016年と「Worlds」連覇を達成した。その強さから「不死の魔王」とも称される。
「Worlds」のテーマソングPVにおいて、強さの象徴として幾度も登場しているのみならず、今大会にも参加している大ベテランでもある。彼とかつて競ったライバルたちが、その過酷な選手生活で燃え尽きたり、限界を迎えて引退しているなか、いまだ一線級のプロとして活動し続けていることも彼が類まれなる選手であることの証だ。
世界を制した生粋のキャリー Ruler(ルーラー)/Gen.G
Fakerは傑出したプレイヤーの一人だが、もちろん国内外の試合では多くのチームが彼に挑み、時にはSKTを破って王座を掴んだプレイヤーも当然ながら存在する。
Rulerは2017年の「Worlds」においてSamsung Galaxyの一員として決勝戦に挑み、SKTを破って3連覇を阻止したプレイヤーだ。その卓越したADCとしてのパフォーマンスは常にチームをキャリーし、Gen.Gが苦戦しているときでも一人で苦境を跳ね返すパワーを見せてきた。
残るは世界の王座のみ Deft(デフト)/Hanwha Life Esports
Deftは韓国、そして中国で大きな実績を挙げ、現在も一線で活躍している名プレイヤーの一人だ。
2014年から2015年の一大移籍シーズンにおいて中国へ渡り、2015年の「MSI」ではEdward Gaming(EDG)の一員として中国に初の国際大会優勝という栄華をもたらした。後に韓国に戻り、その後は常に国内最高のADCの一人として国内外で戦っている。「Worlds」優勝という頂点を目指し、今年も戦いの舞台へとやってきた。
世界最強の‟小虎” Xiaohu(シャオフー)/Royal Never Give Up
今大会で活躍する韓国のレジェンド筆頭がFakerなら、中国リーグから参戦するレジェンドはXiaohuだろう。
今年の6月に行われた「Midseaon-Invitational(通称、MSI)」で昨年の世界王者DAMWON KIA(DK)を下し、世界の頂点を獲っているという点では現在最も強いチームの一員でもある。
彼はLPLの名門として、国際大会で韓国チームとしのぎを削ってきたRoyal Never Give Up(RNG)というチームのミッドレーナーとして昨年までは活動していた。そして今年はなんとロールをトップレーナーへと変更。誰もが驚いたポジション変更をモノにしただけではなく、そのまま世界最高クラスの実力を発揮して見せている。
『LoL』の競技シーンにおいて、二つのポジションで「Midseaon-Invitational」を優勝したことがある選手はXiaohuただ一人だ。今年は悲願ともなる「Worlds」優勝を目指してアイスランドでの戦いに挑むこととなる。
北米の灯 CoreJJ(コアジェイジェイ)/Team Liquid
国際大会での活躍を基準に考えると、どうしても中韓に偏りがちな名プレイヤーだが、北米で活動しているレジェンドもいる。
CoreJJは2017年に「Worlds」優勝を果たしたサポートプレイヤーだが、Samsung Galaxy在籍時代以外は北米で活動しているプレイヤーだ。
北米のトップチームであるTeam Liquidの一員として、2019の「MSI準」優勝などの実績も残している。北米チームは近年「Worlds」での戦績が奮わないのも確かだが、再び存在感を発揮するべく今大会へと参加している。
強豪リーグの注目プレイヤーたち
不死の王を追う者 ShowMaker(ショウメイカー)/DAMWON KIA
2017年末に2部の選手としてキャリアをスタートしたShowMakerは、2019年にLCKへ昇格し、その年の内に「Worlds」出場とベスト8入りを果たし、翌2020年には「Worlds」優勝を達成している。今の世界で最も勢いあるミッドレーナーの一人。
実績的にはすでに注目というレベルを超えているのだが、比較対象がFaker(「Worlds」優勝2連覇を含む3回、「MSI」優勝2回)とあまりにも巨大な存在のため、若手に位置づけられる。
幅広いチャンピオンを使いこなし、もちろんハンドスキルも世界トップクラスで、今大会でも彼に比肩するミッドレーナーはそう多くはないはずだ。「Burn It All Down」というPV冒頭シーンのごとく、Faker越えを目指すためにはまず本大会の連覇に挑むことになるだろう。
王の誇りを継ぐ者 GALA(ガラ)/Royal Never Give Up
長らくLPLの看板プレイヤーとして知られていたRoyal Never Give UpのADC、Uziの後を継いで2020年から同チームに所属するADCプレイヤー。
2020年はチームを再構築する必要もあり雌伏のシーズンとなったが、2021年は一気に開花、「MSI 2021」では非常に攻撃的なプレイスタイルで優勝を勝ち取り、RNGの一員として見事な活躍を見せた。
今シーズンの締めくくりとしてチーム、そしてUziの悲願でもあった「Worlds」優勝を勝ち取るべく、Xiaohuと共にアイスランドに降り立っている。
欧州に輝く新たな星 Humanoid(ヒューマノイド)/MAD Lions
ヨーロッパ地域は常に新しい才能が見いだされるリーグとして知られており、今年の国際大会ではそんな若手たちから構成される王者が代表チームとして参加している。
Humanoidは2019年からMAD Lionsのミッドレーナーとして活動しているプレイヤーで、デビュー当時から期待の新人として注目を集めていた。当初は若手中心の新チームということもあり、一人で無理に苦境を打開しようとするシーンも多かったが、リーグ戦を経てメンバーと共に成長し、今はその技量を十全に勝つために奮うことができている。
強豪地域の一角として存在感を発揮しながらも、第1回大会以来欧州が遠ざかっている「Worlds」優勝を目指す「Worlds 2021」が始まる。
念願の世界へ挑む新鋭 Abbedagge(アベダゲ)/100 Thieves
今年の春シーズンまでは欧州で活動、今夏から北米の100 Thieves(100T) に移籍してさっそく結果を出したミッドレーナー。1部リーグへの参加はHumanoidと同じ2019年で、同時期デビューのミッドレーナーとして同じく注目されてきた。
以前の所属チームはあと一歩で「Worlds」出場を逃していたが、100Tに移籍し、ファンにとっては念願ともいえる「Worlds」出場を果たした。現時点で決まっているグループステージの対戦表でも、FakerやScoutといった国際大会でも知られた名ミッドレーナーとの対決が確定しており、初の国際大会でどのような活躍が見られるか注目だ。
新たなチームで再び咲いた才能 Viper(バイパー)/Edward Gaming
2018年、2019年とLCKそして国際大会で旋風となったGriffinに所属していたADC。かつてのチームは諸事情から解体となり、2020年はHanhwa Life Esports(HLE)で苦戦するシーズンを送るも、2021年はLPLの名門チーム、EDGへと移籍を果たした。
元々地域全体がかなり攻撃的なスタイルを愛好するLPLは肌に合ったのか、2021シーズンは水を得た魚のような活躍を見せ、夏の地域リーグ優勝を果たした。かつてのチームメイトや各リーグのベテランたちが立ちふさがる「Worlds」で更なる結果を出せるのか、ファンは固唾をのんで見守っている。
連覇により最強を証明せよ Nuguri(ノグリ)/FunPlus Phoenix
「Worlds 2020」を制したDKの一員にして、現在は2019世界王者のFunPlus Phoenix(FPX)に所属するトップレーナー。韓国の一部リーグでのデビュー以来、常にゲームをキャリーする強さを見せてきた。序盤に潰されることがあっても、中盤以降にきっちり復帰して最後にはゲームを破壊する技量に魅了されたファンは多い。
今シーズンのFPXは非常に好調で、今大会でも優勝候補の一角に数えらえているが、勝ち進んでいけばいずれは古巣であるDK、そしてそのチームメイトたちが立ちふさがることになる。いずれも「Worlds」優勝経験のある両チームの戦いは激しいものになるはずだ。
プレイインからの参加地域を代表する注目プレイヤーたち
LCK最強は世界最強となるか? Chovy(チョビー)/Hanwha Life Esports
2018年にGriffinの一員としてLCKに参加して以来、その圧倒的な強さで注目され続けているミッドレーナー。「Burn It All Down」PVにおいて、ShowMakerのライバル役を務める程の技量を持っており、プレイインから参加するレベルを超えている。
一人が突出して強くても競技シーンでは勝てないのが『LoL』というゲームではあるが、今大会最強クラスのミッドレーナーの一人であることは間違いなく、Deftと共に上位シードのトップチームへと食らいついていくことになるはずだ。
ジャングルの王 Tarzan(ターザン)/LNG Esports
Chovyと同じくGriffinで活躍したジャングラー、つまりはChovyとはコンビで大暴れしていた選手。当時から世界最高のジャングルの一人と称されていた。
元のチームから主なメンバーが離れた後の2020年は苦しいシーズンに終わったが、2021シーズンはLPLのLNG Esports(LNG)へと移籍して活躍、チームに初の「Worlds」出場という結果をもたらした。
プレイインでは運命のいたずらか、かつてのチームメイトであるChovyとの戦いに勝利してグループステージへも進出。さらなる勝利を求めて試合に臨む。
百戦錬磨のキャプテン Perkz(パークス)/Cloud9
元々は欧州を代表するG2 Esportsに所属していたミッドレーナー。G2時代は欧州リーグ優勝8回、「MSI」優勝、「Worlds 2019」準優勝と華々しい結果を出している。
Cloud9(C9)に移籍した2021シーズンも春スプリット優勝を果たし、「MSI」では日本のDetonatioN FocusMe(DFM)とも戦っている。
今シーズンは欧州時代ほどの強さを発揮できていないとの評も一部では見られるが、キャプテンとしての評価や国際大会での経験値という点では比類なきプレイヤーの一人であることは間違いない。
いよいよ「Worlds 2021」グループステージが始まる
日本時間の2021年10月11日(月)より、いよいよ「Worlds 2021」のグループステージが始まる。
プレイインステージ、ノックアウトステージはいわば予選。それらを勝ち抜いたチームと、挑戦者を待ち構える各地域の強豪チームを合わせた16チームが、世界最強の称号をかけてぶつかり合う。もちろん、今年は日本のDFMもその16チームのひとつとして、前人未到の領域に挑む。
紹介してきたプレイヤーたちの死力を尽くした戦いが見られるのはここからだ。ぜひ各選手に注目して「Worlds 2021」を楽しんでいただきたい。
日本語配信プラットフォーム
Mildom:http://mildom.com/10244404
Twitch:http://twitch.tv/riotgamesjp
LoL Esports:https://lolesports.com/
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