全盲プレイヤーが語るeスポーツの魅力【Fortia なおや選手インタビュー】

2018年のeスポーツ元年を皮切りに、eスポーツはさまざまな世代が楽しめるコンテンツへと進化してきた。そんな中、全盲のプレイヤーで結成された驚くべきeスポーツチームが活動しているのをご存じだろうか。

その名も「Fortia(フォルティア)」。障害当事者が中心となって、eスポーツやゲームで輝く未来を切り拓くプロジェクトチームというコンセプトで立ち上がった活動ユニットだ。

中でも、音や感覚を頼りに『鉄拳』や『フォートナイト』といったタイトルを中心に活動をしている「Blind Fortia」に着目。今回は「Blind Fortia」所属している全盲プレイヤーのなおや選手に、全盲プレイヤーとして戦うための秘訣をおうかがいした。

なおや
本名・北村直也(きたむら・なおや) Fortia所属の盲目の戦士。 また、「不可能を可能にする男」というキャッチコピーのもと、誰もなしえなかった「視覚障害を持つ声優」にも挑戦している。すべての活動はTwitter(@noy_0207)で発信中。

鉄拳7』ではラッキークロエが持ちキャラ。

日常にゲームを楽しむ習慣があった少年時代


——なおや選手は、生まれながらに目が見えないという先天的な全盲者というお話をうかがっております。そんななおや選手が初めてゲームにふれたきっかけはなんだったのでしょうか?

なおや選手(以下、なおや):どういうきっかけでゲームにふれたかと聞かれると、具体的にはあまり覚えてないんです(笑)。

ただ気づけば家にゲームがあった——そんな家庭で育っていました。僕には兄と弟の兄弟がいまして、スーパーファミコンとか、PlayStationとか、そういったゲームをプレイする兄弟と一緒に遊んでいたという感じですね。

特にPlayStationの『パラッパラッパー』は、目が見えなくてもリズムに合わせてボタンを押して楽しめるので、よくやっていた記憶があります。

▲お手本に併せて画面に表示されたボタンを押してラップをするといった斬新なシステムが人気を博した『パラッパラッパー』。画面は見えなくともリズムを刻むことで楽しめたとのこと

僕はアニメが好きで「テニスの王子様」のゲームがPlayStationで出たときは、めちゃめちゃ楽しんでました。基本的にアニメ好きなので、「ONE PIECE」の対戦ゲームとか、アニメ発信のゲームはよくやっていました。

——なるほど。やっぱりゲームを楽しむというのは、「今こんなことが起こっているよ」みたいな情報を兄弟から聞きながら楽しんでいたという感じですか?

なおや:そうですね。いいことも悪いこともですけどね(笑)。

ただ、当時は家族はもちろん、友人が家に来てゲームを楽しむという習慣もあったので、目が見える人とゲームをする機会は多かったですよ。

もちろん目が見えないことで、「なんだコイツは!」みたいな悔しい思いもたくさんしましたけどね(笑)。

——あはは。まあ子どもですからね(笑)。

なおや:ですね(笑)。なので、今こうやって『鉄拳7』をプレイしていることも、そんなに苦ではないんです。

——そうなんですね。率直な疑問として、ゲームのどういったところに楽しさを感じていますか? 例えばゲームをプレイしている感覚とか、面白いと感じる瞬間とか。

なおや:ここ最近は格闘ゲームを中心にプレイしているのですが、例えばアニメ発信のゲームだと、何をやるにも「声」がついてるんですよ。

それによって自分の攻撃が当たったとか当たってないとかを確認してプレイしています。

『鉄拳7』でも同じで、相手をK.O.したときは、ものすごく楽しいです。体力が一定以下の時に発動できる「レイジアーツ」や「レイジドライブ」が決まった瞬間は、最高に気持ちがいいですよ。

▲レイジアーツが決まると、画面の演出もさることながら、音の演出もド派手。レイジアーツでK.O.できれば、気持ちが高ぶる!

なので、やっぱり音が豊富にあるゲームの方が、やりがいがあったり、プレイしている感は大きいですね。

——なるほど。そういった面でも『鉄拳7』をタイトルとして選んだということなんですね。

なおや:まあ、そういう感じですね。ePARAの加藤さんと出会ったときに「なおやさん、鉄拳やってみない?」っていわれて、試しにやってみたら「めっちゃ音の迫力あるし、キャラの台詞多いし面白いじゃん!」って感じました。これは勝ったらめちゃくちゃうれしいし、負けたらめちゃくちゃ悔しいタイトルだなと思って選びました。

——そういう迫力に関しては「ストリートファイター」シリーズよりも大きかった?

なおや:その辺は正直な話、どっちを先にさわったかだけの違いだと思っています。もし先に『ストリートファイターV』をさわっていたら、また違った感覚になると思いますしね(笑)。

——あはは、確かに(笑)。ちなみに、加藤さんとはどのように出会ったんですか?

なおや:私と加藤さんの間に、もうひとり別の方がいまして、その方を通じてePARAを紹介していただいたのがきっかけです。2020年の11月には「第1回 ePARA CHAMPIONSHIP」という大会に、全盲プレイヤーとして参加し、その流れで障害当事者が中心となって活動するeスポーツチーム「Fortia」が設立されました。

Fortiaとは


「障害当事者が中心となってeスポーツやゲームで輝く未来を切り拓くプロジェクトチーム」というコンセプトで活動するユニット。現在は、なおや選手が所属している「Blind Fortia」のほかに、FPSを中心とした活動を行う障害当事者によるeスポーツチームの「FPS Fortia」がある。

今後は、さらにさまざまなタイプのチームが発足されるとのこと。

——なるほど。ちなみに、今現在はeスポーツプレイヤーを本業として活動をしているのですか?

なおや:そもそも何が本業かと言われるとすごく難しくて、いつもこの質問には苦戦するのですが——(笑)。eスポーツプレイヤー以外にも声優・ナレーターやライティングをすることもあるので、エンタメ分野で幅広く活動しています。

自分に必要な音の情報を見極めることが勝利への近道


——ここからは普段の練習方法についておうかがいしたいと思います。普段はどういった練習方法で腕を磨いているんですか?

なおや:コーチやサポーターの方々も普段は本業で仕事されている方もいますので、基本的にひとりで自主練をすることの方が多いです。2週間に1回はプロの方にコーチングしてもらい、使用キャラに特化したテクニックを教えてもらったり、週に1度はプレイヤー同士で対戦をして実戦を学んだりしています。

——自主練って具体的にどんなことをしているんですか?

なおや:鉄拳はコンボのタイミングがとても重要なので、隔週でプロのコーチに教えてもらったコンボやテクニックを確実に出せるように、プラクティスモードで練習しています。

——コンボが成功しているかどうかというのも、音で確認しているということなんですね。

なおや:そうですね。ただ残念ながら距離感はつかめないので、実戦ではサポーターの方に距離感を声で教えてもらいながら戦うということを試していました。


▲サポーターなしで戦うこともしばしば。そういった場合は音や感覚で相手との間合いや状況を判断しているとのこと。エキシビションマッチでは、ePARA代表の加藤さんに勝利。会場を沸かせた

ただオンラインだと情報が遅れるというのと、『鉄拳7』は試合の展開がとても速いので、「敵が近づいてきた!」って教えてもらったころには、もうダウンしてたりなんてこともザラで(笑)。

なので今はひとりでどれだけできるかということに注力して、サポーターの方には対戦前や対戦後に、「相手はしゃがみ中心で戦っている」とか、対戦相手が使っているキャラだとか、そういった情報をもとに対戦に取り組んでいます。

——なるほど。例えば相手がどのような技を使ってくるのかというのも、コーチによる情報から得ているのでしょうか?

なおや:僕の場合は、自主的にオンライン対戦をよくやっているので、その辺はもう感覚だったりしますね。(笑)

——えっ、すごい……。その時々で相手のクセを読み取っているということですよね。なおやさんの対戦をYouTubeで拝見したんですが、全盲のプレイヤーとはとても思えない動きでビックリしました!

▲なおやさんの自主練風系。最終ラウンド終盤に繰り出される、レイジアーツからの前ダッシュ投げという連携は華麗な連携だ

なおや:あはは。ありがとうございます。

相手がこのキャラだから「リーチの長い技と短い技のどっちを中心に使ってくるかな?」とか、相手の狙いを読んでヤマを張ったりというのは、普段のオンライン対戦の経験もあって研ぎ澄まされてきていますね。

——なんか、想像がつかなくて……。ePARA代表の加藤さんが「震える世界」といっていた意味がわかったような気がします。

なおや:あはは(笑)。そうそう以前、FortiaのTwitterの方でも投稿されているんですけど、『ポケモン』って主人公が壁にぶつかると音がしたり、ポケモンの種類によって鳴き声や効果音が変わったりするので、本当に『ポケモン』をやりこんでいる人になると、音だけで「みずてっぽうって技がきたよ」とかわかるんですよ(笑)。



なので、自分に必要な音の情報というのを選別しながら戦うことが重要なポイントだと思っています。

——『鉄拳7』のような格闘ゲームではキャラの入れ替わりというものがありますよね。左右が入れ替わるだけで状況は大きく変わると思うのですが、なおやさんはどのようにキャラが入れ替わったと判断しているんですか?

▲格闘ゲームのほとんどが、キャラの立ち位置によって技の出し方が変化する。キャラが左向きの時は、右向きとは逆のコマンドを入力する必要がある。『鉄拳7』では、投げや特定の技、連続ステップなどで左右が入れ替わることも少なくない

なおや:相手のキャラが使う技を熟知している場合は、入れ替わる技を食らったかどうかで判断していますね。キャラが入れ替わる技って結構限られているので、比較的判断しやすいですね。

もうひとつは、自分が入力した技が正しく出なかったことで判断しています。『鉄拳7』って、急にキャラが入れ替わっているときがあるんで、自分が右向きだと思って出した技がちゃんと出ていないと音で確認したとき、「ああ、入れ替わってるな」って認識しています。

——それを瞬時に判断できるって、すごすぎですよ!

なおや:この間、ePARAのメンバーと対戦してたときに、途中でキャラが入れ替わったことに気づいて戦っていたんですが、メンバーからも「よく入れ替わってたってわかったね」って驚かれました(笑)。

——すごい。そういう感覚がものすごく研ぎ澄まされているんだろうなあ。

なおや:ある意味どれだけ使用キャラに愛着があるかも重要だと思っています。やっぱり新しいキャラを覚えるとなると、視覚がある人よりもハードルが高いですからね。

——ちなみに、今はどのキャラを使っているんですか?

なおや:今は先ほどの動画でも使っていたラッキークロエですね。

——あれ? 確か最初の方はギースじゃなかったでしたっけ?

なおや:そうそう。あの頃はまだ『鉄拳7』のシステムもちゃんと理解していなくて、プレイもめちゃくちゃだったんです。だったら、飛び道具のあるキャラの方が強いんじゃないかと思ってギースを使ってました。

ただ、段々システムがわかってくると、飛び道具よりも機動力のあるキャラの方が扱いやすいことに気づいてラッキークロエにいきつきました。

——なるほど、そうだったんですね。あと気になっていたのはガードですね。『鉄拳7』には立ちガードとしゃがみガードがあると思うのですが、どうやって使い分けているのでしょうか?

なおや:『鉄拳7』では主に立ちガードを主体に使っています。ただそこも感覚で、ちょっとしゃがんでみようかなって思うときがあります。それは、相手がジャブを中心に使ってるなあとか、ラウンドが始まったらまずはダウンを取りにきているなぁとか、それこそ「山をはる」感覚に近いと思います。

あと、これはプロプレイヤーの方に教えていただいたのですが、自分が攻めるときは硬直が少なく反撃されづらい技をけん制して様子を見ることで、相手プレイヤーのガード状態を判断しています。

例えばガードの音がしたら相手は立ちガードをしているので、その後反撃してくるかもしれないから、こちらもガードを挟もうとか、そういう判断をしていますね。

——なるほど。それはいいですね!

なおや:最近、もうひとつ課題があって、じゃあその牽制技が空振りしたときはどう判断するかというところです。単純に距離が離れているから空振りしたのか、相手がしゃがんでいるから空振りしたのか——。状況によって対策も変わってくるので、そういった状況を瞬時にサポーターに聞けるかが重要なのかなと感じてきています。

——確かに、そういう部分はサポーターの人に伝達してもらえると助かりますね。

なおや:そうですね。ひとりで自主練をしていると、「この部分はサポーターの人の協力があると助かるな」とか、「ここは自分の判断でどうにかなるな」という違いもわかってくるようになるので、そういった意味も含め自主練は重要だと思っています。

——オフラインだったら、サポーターに肩を叩いてもらうことで、離れているのかしゃがんでいるのかを声よりも直感的に伝達してもらえる気もしますね。

なおや:それはあるかもしれませんね。なんせ、このご時世なんで、まだサポーターと一緒にオフラインで練習したこともないんで(笑)。

——ええっ、そうだったんですか? てことは、7月20日(火)に開催された「Any%CAFEオープニングセレモニー」でのエキシビションマッチが初めてのオフ対戦だったんですね。はじめてのオフライン対戦いかがでした?

なおや:まず処理速度の速さに驚きました。僕の家にあるPCはスペックが低いので、ゲーム自体の動作も遅めなのですが、サイコム様から提供いただいたゲーミングPCだと、キャラ選択画面の時点でキビキビしていて、何から何まで展開が速くてビックリです。「あれ、もう対戦始まるの?」みたいな(笑)。

——これはうれしい驚きですね(笑)。そういえば、オープニングセレモニーでは初の司会進行も担当されていましたね。

▲声優、ナレーターとしての経験を生かした司会進行をお披露目したなおや選手。はじめてとは思えない安定感!

なおや:はい。元々、声優・ナレーターとして活動をしているので、プレイヤーだけではなくて声を使う活動でも貢献したいと思っていたんですよね。

私自身はまったく覚えていなかったんですが、「イベントの司会やってみたい」ってFortiaのミーティングか何かで発言したのをマネージャーが覚えててくれていて、挑戦のひとつとして司会をやらせていただきました。

久しぶりに収録ではない生の現場だったので「ともかくやり遂げよう」と必死に緊張をほぐしていたのですが、特に混乱を招くことなく最後のひとことを言うことができ、ホッとしました。

——めちゃめちゃ安定した司会進行でしたよね。話はちょっとシステムの方に変わるんですが、全盲のプレイヤーの人が、ゲームに求めるシステムってどんなのがあるのかなあって、気になっていたんですよね。例えば、敵が近づいてきたら振動が大きくなるとか、FPSみたいに相手の足音の強弱が距離によって変わるとか。

なおや:やっぱり、位置関係が把握できる音というのは大事だと思っています。先ほどの左右の入れ替わりについても、相手が近づいてきたら足音が大きくなるとか、左右のどちらから技を出しているのか、そういう音の情報が充実していたらうれしいですね。

あと、忘れちゃいけないのが、できるだけメニューが読み上げやすいという点ですね。

——確かに。キャラを選択したときに、キャラ名を読み上げてくれるかどうかで大分変わってきますもんね。

なおや:そうなんですよ。『鉄拳7』は使用キャラを決定したときに名前を読み上げるんですね。プラクティスモードの場合、キャラを選択してボイスを聞いたときに間違っていたらキャンセルすれば選択し直せるんです。

なのでひたすら決定とキャンセルを繰り返して、キャラの並び順を覚えたりなんていうのは全盲あるあるですね(笑)。

ただオンライン対戦の場合はキャラ選択時に間違ってしまうと、キャンセルできないんでそこはサポーターの方にしっかり見てもらわないと痛い目に合います(笑)。

——各モードのメニューも読み上げてくれるとうれしいですね。

なおや:そうですね。ただ『鉄拳7』のメニューって面白くて、メニューの一番上で上を入力したり、メニューの一番下で下を入力すると、カーソルが一番下や一番上に移動してループするんですけど、一定方向に入れっぱなしの場合は、ループしなくなるんです。

▲『鉄拳7』のメニュー画面。基本的に上下にカーソルはスクロールするが、一定方向に入力し続けた場合のみ、カーソルがループせず端で止まるようになっている

——ほんとだ! これ地味にすごい発見じゃないですか!

なおや:今カーソルがどこにあるのかわからなくなっちゃったら、上下のいずれかを入れっぱなして、一度カーソルを端まで持っていってから選び直してます。

Fortiaは勝つだけが目的ではない
ストーリーも大切にしていきたいeスポーツチーム


——最後に、eスポーツチームFortiaとしての考えをお聞かせいただきたいと思います。eスポーツチームとなると、やはり「勝利」や「強さ」というのが重要視されてくると思います。Fortiaにとっても、それは同じことなのでしょうか?

なおや:まず大前提としてFortiaというチームは、勝つことだけを目標にはしていません。全盲プレイヤーとしての研究だったり、解説者として参加することだったり、さまざまな活動をすることが目的でもあるので、のびのび活動することが大切だと思っています。

「第1回 ePARA CHAMPIONSHIP」にしても、まずは全盲プレイヤーとしてeスポーツという舞台に立つことが重要なことだと、例え3ラウンド全試合パーフェクトで負けたとしても、出場したというストーリーが大事なんだということをePARAのマネージャーから伝えられました。

——なるほど! 私もeスポーツプレイヤーにとってストーリーはとても大切だと思います。

なおや:とはいえ、「第1回 ePARA CHAMPIONSHIP」でぼろ負けしたときは、2、3日落ち込みましたけどね(笑)。

——あはは。そりゃそーだ(笑)。

なおや:しかもメンバーのいぐぴー選手が1勝してたっていうのも、後押ししてめちゃめちゃ落ち込みましたね。

みんなして「いぐぴーさんすごいね」、「いぐぴーさんすごいね」って(笑)。

負けたショックと、ePARA全体がいぐぴーフィーバーしてて——。なんか自分がいないような存在になってて「はあ……」みたいな。あはは(笑)。

——まあ、そこも含めてのeスポーツですもんね(笑)。

なおや:そうですね。なので、勝つことへのこだわりというよりは、今後自分がどういう活動をしていくのか、その活動を通じてチームがどうなっていくのかというストーリー性を大事にして、挑戦することだけは続けたいと思っています。

また、視覚障害者がeスポーツで戦うことに注目を浴びるのか。それは、視覚障害者が見えてる人たちと同じ土俵で戦えることにあると思っています。サッカーや野球といったスポーツでは、まずあり得ないことがeスポーツでは実現できている。

そういう障害の垣根を越えられるeスポーツに、Fortiaメンバーの全員が楽しめるような環境を作っていきたいです。

——ありがとうございます!

———

なおや選手と対談して思ったのは、とにかく明るいということ。常に笑顔で笑いが絶えないインタビューは、彼自身が視覚障害をなんらネガティブに考えていないことにほかならない。

なにより、驚かされたのがインタビューを依頼するにあたりFortiaの担当の方とTwitterのDMでやりとりをしていたのだが、そのお相手がなおや選手だったということ。

「いやあ、いつかFortia(Twitter)の中の人が実は全盲だったというのを公開したいんですよね(笑)」となおや選手。全盲を感じさせない自然に立ち振る舞いもさすが。全盲の方というと補助を受けるのが当たり前だと思われがちだが、Fortiaのメンバーは違う。補助を受けるだけでなく、補助を与える側にもなり、お互いが支え合う存在となっているのだ。

今後もFortiaの活動を追いかけるとともに、さらなる発展を期待したい。

ePARA公式サイト:https://epara.jp/
Fortia公式Twitter:https://twitter.com/b_fortia
なおや選手Twitter:https://twitter.com/noy_0207
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