【Apex Legends アプデ情報】意外と攻められる!新レジェンド「カタリスト」を使ってみた & 新マップ「BROKEN MOON」散策
カタリスト(トレッサ・クリスタル・スミス Tressa Crystal Smith)は、2022年11月2日に開幕したシーズン15「エクリプス」(ECLIPSE)で追加された新レジェンド。ディフェンシブコンジャラーの異名で紹介された彼女をちょっと使ってみたぞ。
シーズン15「エクリプス」ローンチトレーラー
事前に紹介されていた情報では、その能力として、パッシブアビリティのドアの補強(バリケード)、戦術アビリティのトゲのトラップ(スパイクストリップ)、そしてアルティメットアビリティの黒い壁(フェロバリケード)が紹介されていたが、ディフェンシブなレジェンドということで、どれも守りに適したアビリティのようだ。
これらが実際のプレイでどのように役立つのかプレイして検証してみた。
新マップ「BROKEN MOON」(ブロークンムーン)と合わせて紹介していこう。
結論から言うと、カタリストは意外にもかなり『攻められる』レジェンドだったぞ。着地前にカタリストのアビリティをおさらいしておこう。
同時に設置できる数は2つまで。数が少ない上に補強されていることが丸見えのため、事前に設置して籠城するような使い方は向いていない。特に敵の分断や、上記したように救護の直前に設置することで真価を発揮するだろう。
ちなみにこの補強は、壊されたドアにも使用できる。グレネードで壊されたドアを素早く補強するなど、混戦や攻められた時の敵の分断で活躍が見込まれる。逆に言うと、カタリストを建造物で相手取る時は、固まって攻めることが求められるだろう。
地面に磁性流体を設置する。磁性流体は敵が近付くとスパイクに変化する。
敵が近付くとスパイクが立ち上がり、スパイクの中央に球体が現れる。敵はこの球体(耐久値300。硬め)を破壊すればスパイクを破壊できるわけだが、戦闘時はスパイクを破壊している余裕などない。
この戦術アビリティは単体では特に足止めなどの効果は薄いが、パッシブや後述のウルト(アルティメットアビリティ)と組み合わせる事で真価を発揮するように感じた。
短めのリチャージを持つアルティメット。銃弾をはじくことはもちろん、通過した敵の速度低下や視界の妨害など、各ディフェンス系ウルトの長所を集めたような仕様に見えるが……?
このウルト、敵と味方を遮るように出るのかと思いきや、何と縦に伸びる仕様だった。敵と味方の間を遮るように出るわけではないということだ。しかし、この仕様こそが決定的な使い方を可能にする。
ブロークンムーンでは、これまでにない特徴的な設備や奇妙なオブジェクトが見て取れる。
何度かGAME OVERとなり、その間にカタリストのデコレーションを行う。
ミュシャのイラストレーションのようなミステリアスな雰囲気が漂っている。
迎えた終盤戦。カタリストのウルト『フェロバリケード』を、敵が籠っている遮蔽物の横のずっと奥まで伸ばしてみる。
このタイミングでフェロバリケードを使ったのは、平地において敵までの距離を詰める遮蔽物として使うためだ。
ポイントは、敵のかなり奥まで伸ばすこと。
敵の手前でウルトが終わってしまうと敵から壁の両側が見えるので、移動する際の遮蔽物にすることができない。また、フェロバリケードの近くを見通し良く、自分達が移動するルート付近に遮蔽物オブジェクトが多くなるようにしておくことで、接近までに壁を越えてきた敵が丸見えになり、こちらは遮蔽物の陰から狙う事で有利に立ち回ることができる。
フェロバリケードを使って接近した後は、ジブラルタルのプロテクトドームのようにドームファイトに興じるために、味方にシアやブラッドハウンドがいることが理想だろう。黒い壁で視界が遮られても、敵を探知することでさらに一方的な展開に持ち込めるはずだ。
前述したように、戦術アビリティ『スパイクストリップ』のトゲは、この壁を挟んでファイト(ウォールファイト?)する際に最大の効果を発揮するだろう(ホライゾンには効果が薄いが)。
壁の向こうを警戒して抜けてこなかった敵チームを、任意の場所から飛び出して十字砲火し勝利! この使い方以外にも、敵が少しでも展開していた場合は敵の間を割って疑似的な3対1を作るという運用方法が考えられる。
しかし、どの場合においてもカタリストのウルトに対抗できるのは、
・壁の両側を上から見通せて越えられる『ホライゾン』
・壁の向こうの敵を探知できる『シア』『ブラッドハウンド』
であると感じた。
つまり、これまで強かったレジェンドが引き続き強いということである。強いキャラクター特性はどんな環境でも強い、ということだろう。よ、予想していたゾ……。
ちなみに、カタリストのフェロバリケードとホライゾンのブラックホールの組み合わせはまだ試していないが、そのシナジーを考えただけで、ゾッとする合わせ技である。
いかがだっただろうか?
今後、カタリストVSカタリスト、フェロバリケード同士がかち合ったらどうなるのか?カタリストの登場で、競合するコースティックやワットソンの使用はどうなってしまうのか?など、特に競技シーンに注目し、興味深い展開があれば報告していきたい。
ウルトの範囲が広いことは、決定的な特徴であるように感じる。サーチ+ホライゾンの現環境に意外性を添える存在として、カタリストの可能性はかなり『ある』と言いたいところである。
© 2022 Electronic Arts Inc.
Apex Legends
https://www.ea.com/ja-jp/games/apex-legends
カタリスト
https://www.ea.com/ja-jp/games/apex-legends/about/characters/catalyst
シーズン15「エクリプス」ローンチトレーラー
事前に紹介されていた情報では、その能力として、パッシブアビリティのドアの補強(バリケード)、戦術アビリティのトゲのトラップ(スパイクストリップ)、そしてアルティメットアビリティの黒い壁(フェロバリケード)が紹介されていたが、ディフェンシブなレジェンドということで、どれも守りに適したアビリティのようだ。
これらが実際のプレイでどのように役立つのかプレイして検証してみた。
新マップ「BROKEN MOON」(ブロークンムーン)と合わせて紹介していこう。
結論から言うと、カタリストは意外にもかなり『攻められる』レジェンドだったぞ。着地前にカタリストのアビリティをおさらいしておこう。
新レジェンド「カタリスト」 アビリティ紹介
パッシブアビリティ:バリケード
ドアをロックするアビリティ。敵は開閉ができなくなるほか耐久が倍になり、助け起こしや引く際の強い助けとなる。これチャージないんだよ!同時に設置できる数は2つまで。数が少ない上に補強されていることが丸見えのため、事前に設置して籠城するような使い方は向いていない。特に敵の分断や、上記したように救護の直前に設置することで真価を発揮するだろう。
ちなみにこの補強は、壊されたドアにも使用できる。グレネードで壊されたドアを素早く補強するなど、混戦や攻められた時の敵の分断で活躍が見込まれる。逆に言うと、カタリストを建造物で相手取る時は、固まって攻めることが求められるだろう。
戦術アビリティ:スパイクストリップ
【ストック:2 / リチャージ時間:25秒】地面に磁性流体を設置する。磁性流体は敵が近付くとスパイクに変化する。
敵が近付くとスパイクが立ち上がり、スパイクの中央に球体が現れる。敵はこの球体(耐久値300。硬め)を破壊すればスパイクを破壊できるわけだが、戦闘時はスパイクを破壊している余裕などない。
この戦術アビリティは単体では特に足止めなどの効果は薄いが、パッシブや後述のウルト(アルティメットアビリティ)と組み合わせる事で真価を発揮するように感じた。
アルティメット:フェロバリケード
【リチャージ時間:120秒】短めのリチャージを持つアルティメット。銃弾をはじくことはもちろん、通過した敵の速度低下や視界の妨害など、各ディフェンス系ウルトの長所を集めたような仕様に見えるが……?
このウルト、敵と味方を遮るように出るのかと思いきや、何と縦に伸びる仕様だった。敵と味方の間を遮るように出るわけではないということだ。しかし、この仕様こそが決定的な使い方を可能にする。
新マップ「BROKEN MOON」(ブロークンムーン)
さて、新マップBROKEN MOON(ブロークンムーン)に降下していこう。ブロークンムーンでは、これまでにない特徴的な設備や奇妙なオブジェクトが見て取れる。
何度かGAME OVERとなり、その間にカタリストのデコレーションを行う。
ミュシャのイラストレーションのようなミステリアスな雰囲気が漂っている。
そしてCHAMPIONへ……
迎えた終盤戦。カタリストのウルト『フェロバリケード』を、敵が籠っている遮蔽物の横のずっと奥まで伸ばしてみる。
このタイミングでフェロバリケードを使ったのは、平地において敵までの距離を詰める遮蔽物として使うためだ。
ポイントは、敵のかなり奥まで伸ばすこと。
敵の手前でウルトが終わってしまうと敵から壁の両側が見えるので、移動する際の遮蔽物にすることができない。また、フェロバリケードの近くを見通し良く、自分達が移動するルート付近に遮蔽物オブジェクトが多くなるようにしておくことで、接近までに壁を越えてきた敵が丸見えになり、こちらは遮蔽物の陰から狙う事で有利に立ち回ることができる。
フェロバリケードを使って接近した後は、ジブラルタルのプロテクトドームのようにドームファイトに興じるために、味方にシアやブラッドハウンドがいることが理想だろう。黒い壁で視界が遮られても、敵を探知することでさらに一方的な展開に持ち込めるはずだ。
前述したように、戦術アビリティ『スパイクストリップ』のトゲは、この壁を挟んでファイト(ウォールファイト?)する際に最大の効果を発揮するだろう(ホライゾンには効果が薄いが)。
壁の向こうを警戒して抜けてこなかった敵チームを、任意の場所から飛び出して十字砲火し勝利! この使い方以外にも、敵が少しでも展開していた場合は敵の間を割って疑似的な3対1を作るという運用方法が考えられる。
しかし、どの場合においてもカタリストのウルトに対抗できるのは、
・壁の両側を上から見通せて越えられる『ホライゾン』
・壁の向こうの敵を探知できる『シア』『ブラッドハウンド』
であると感じた。
つまり、これまで強かったレジェンドが引き続き強いということである。強いキャラクター特性はどんな環境でも強い、ということだろう。よ、予想していたゾ……。
ちなみに、カタリストのフェロバリケードとホライゾンのブラックホールの組み合わせはまだ試していないが、そのシナジーを考えただけで、ゾッとする合わせ技である。
まとめ
いかがだっただろうか?
今後、カタリストVSカタリスト、フェロバリケード同士がかち合ったらどうなるのか?カタリストの登場で、競合するコースティックやワットソンの使用はどうなってしまうのか?など、特に競技シーンに注目し、興味深い展開があれば報告していきたい。
ウルトの範囲が広いことは、決定的な特徴であるように感じる。サーチ+ホライゾンの現環境に意外性を添える存在として、カタリストの可能性はかなり『ある』と言いたいところである。
© 2022 Electronic Arts Inc.
Apex Legends
https://www.ea.com/ja-jp/games/apex-legends
カタリスト
https://www.ea.com/ja-jp/games/apex-legends/about/characters/catalyst
蟹棒
eSports World編集部所属のエディター。コンシューマーからPCゲームまで様々なゲームをプレーする。『Apex Legends』の主な使用キャラはコースティック、『オーバーウォッチ 2』はシンメトラ。姑息で陰湿なプレースタイルが信条。
eSports World編集部所属のエディター。コンシューマーからPCゲームまで様々なゲームをプレーする。『Apex Legends』の主な使用キャラはコースティック、『オーバーウォッチ 2』はシンメトラ。姑息で陰湿なプレースタイルが信条。
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