渋谷から「eスポーツ」を盛り上げる第一歩に! 「SHIBUYA eSPORTS EXPERIENCE」レポート
東京青年会議所渋谷区委員会は、6月29日に渋谷駅ハチ公前広場にて、eスポーツイベントである「SHIBUYA eSPORTS EXPERIENCE」を開催した。渋谷区の中学生を対象に、「最先端産業のビジネス体験をさせる場」として開催。今回はeスポーツを通じて、学ぶ機会を提供する。
第1部として、6月10日に、東京青年会議所渋谷区委員会のメイン事業である「MANABUYA DAY1」が開催されており、中学生を対象として起業のワークショップを開催し、数々のビジネスモデルの提案が行われた。そこで優秀な企画を立てたチームによるプレゼンをステージ上で披露した。
第2部は、eスポーツイベントを開催。第2会場である渋谷TSUTAYA地下2階の特設会場にて、『ストリートファイターVアーケードエディション』の勝ち抜き戦を実施。対戦台を3組用意し、5人抜きをすると、「SHIBUYA eSPORTS EXPERIENCE」オリジナルのTシャツがプレゼントされる。
参加者は当日受付の飛び入り参加で、イベント目当てに渋谷に来た人や渋谷に遊びに来てフラッと立ち寄った人など、さまざまなプレイヤーが参加した。また、参加者の中から抽選でHORIのアーケードスティック「ファイティングエッジ刃」や、AKRacingのゲーミングチェア「AKRacing Nitro ゲーミング・オフィスチェア(ホワイト)」が当たるキャンペーンも同時に行った。
対戦の様子はプロライセンス保持者のパウエル選手による解説となない氏による実況付きで、OPENREC.tvで生配信された。また、配信は渋谷駅ハチ公前広場の大型ディスプレイでも表示され、パブリックビューイングとして渋谷に訪れた人の注目の的となっていた。
さらに渋谷駅ハチ公前広場のステージでは、eスポーツにまつわる仕事をしている方々が登壇し、仕事としてのeスポーツについてパネルディスカッションが行われた。登壇したのは、OPENREC.tvでeスポーツ番組「RAGE」を手がけるプロデューサーの大友真吾氏、eスポーツイベント運営やeスポーツ施設運営を行うRIZeST代表取締役 古澤明仁氏、『ストリートファイターVアーケードエディション』をリリースするゲームメーカーカプコンのプロモーションプロデューサーの綾野智章氏、『ストリートファイターVアーケードエディション』のプロ選手であるパウエル氏、ICTでイベントを支えるNTT東日本の影澤潤一氏。司会はPUBGをはじめとする数々のeスポーツ実況でお馴染みのシンイチロォ氏だ。
「ゲームが好きでゲームセンターに通っていたら、プロの制度ができてプロになっていました。それまでなかったプロと言うものができて、今があります」(パウエル選手)
「プライベートでゲームイベントをやっていますが、プロを目指す人が出てきています。また、プレイヤーが人に見られていることを意識し、活動するようになりましたね」(影澤氏)
「ゲーム配信でも生活できる人が増えてきていますが、重要なのはいかにファンを作れるかと言うこと。ファンを作るポイントとしては強いだけ、うまいだけでなく、キャラクターやパーソナリティが確立していることが重要です」(大友氏)
「eスポーツが今後普及していくには、社会的なもの、経済的なもの、文化的なものにする必要があります。一般的に認められ、eスポーツに関わる人がしっかりと稼げるようになり、文化として根付かせていかなければならないと思います」(古澤氏)。
「まだeスポーツは特別な存在であるわけですが、これが極普通の当たり前の存在になることが重要ではないでしょうか」(影澤氏)。
実際にeスポーツの現場で働いている人の言葉に、eスポーツ産業に関わっていきたいと思う人たちには響いたイベントとなった。
最後に、今回のイベントを企画した公益社団法人東京青年会議所渋谷区委員会の方に話を聞くことができた。
「渋谷という最先端の文化を発信する場所でeスポーツが新しい産業として示すことができれば幸いです。これまでにも渋谷はeスポーツ関連のイベントを行っていますが、地方の自治体などから、お手本になっていると言う話を聞いています。今後もeスポーツを中心に牽引できればと思っています。長谷部区長がeスポーツに関しては前向きで、どんどんやっていこうと言ってくれています。
ハチ公前広場でイベントをすることができましたが、一般企業では多方面の許可を得るのは難しいと思います。公益社団法人である我々だからこそできたというところもありますので、我々でしかできないことをやっていきたいと思います。
他にもよしもと∞ホールではeスポーツリーグが開催されていますし、さらにCyber Zやミクシィなどeスポーツに関わりが深いメーカーが渋谷を拠点としていただいていますので、今後、ますますeスポーツの街として発展できればいいと思います」(東京青年会議所渋谷区委員会委員長 鈴木大輔氏)。
渋谷区という自治体が率先してeスポーツに関わることは、eスポーツの普及と発展を見込めるだけでなく、地方の自治体の参入障壁も取っ払ってくれることだろう。せっかく芽吹いてきたeスポーツなので、その火を消さぬよう、今後も渋谷区には先陣を切ってほしいところだ。
第1部 中学生による企業ワークショップ&ビジネスモデル提案
第1部として、6月10日に、東京青年会議所渋谷区委員会のメイン事業である「MANABUYA DAY1」が開催されており、中学生を対象として起業のワークショップを開催し、数々のビジネスモデルの提案が行われた。そこで優秀な企画を立てたチームによるプレゼンをステージ上で披露した。
第2部 飛び入り参加可能な『ストV』勝ち抜き戦
第2部は、eスポーツイベントを開催。第2会場である渋谷TSUTAYA地下2階の特設会場にて、『ストリートファイターVアーケードエディション』の勝ち抜き戦を実施。対戦台を3組用意し、5人抜きをすると、「SHIBUYA eSPORTS EXPERIENCE」オリジナルのTシャツがプレゼントされる。
参加者は当日受付の飛び入り参加で、イベント目当てに渋谷に来た人や渋谷に遊びに来てフラッと立ち寄った人など、さまざまなプレイヤーが参加した。また、参加者の中から抽選でHORIのアーケードスティック「ファイティングエッジ刃」や、AKRacingのゲーミングチェア「AKRacing Nitro ゲーミング・オフィスチェア(ホワイト)」が当たるキャンペーンも同時に行った。
対戦の様子はプロライセンス保持者のパウエル選手による解説となない氏による実況付きで、OPENREC.tvで生配信された。また、配信は渋谷駅ハチ公前広場の大型ディスプレイでも表示され、パブリックビューイングとして渋谷に訪れた人の注目の的となっていた。
eスポーツを仕事にしている方たちのパネルディスカッション
さらに渋谷駅ハチ公前広場のステージでは、eスポーツにまつわる仕事をしている方々が登壇し、仕事としてのeスポーツについてパネルディスカッションが行われた。登壇したのは、OPENREC.tvでeスポーツ番組「RAGE」を手がけるプロデューサーの大友真吾氏、eスポーツイベント運営やeスポーツ施設運営を行うRIZeST代表取締役 古澤明仁氏、『ストリートファイターVアーケードエディション』をリリースするゲームメーカーカプコンのプロモーションプロデューサーの綾野智章氏、『ストリートファイターVアーケードエディション』のプロ選手であるパウエル氏、ICTでイベントを支えるNTT東日本の影澤潤一氏。司会はPUBGをはじめとする数々のeスポーツ実況でお馴染みのシンイチロォ氏だ。
eスポーツの仕事
まずはeスポーツに関わる仕事についてのディスカッションが行われた。古澤氏によると「秋葉原にあるeスポーツ施設には働きたいという人が多数やってきます。実際は、働き手が少ないので、そう言ってもらえるのは助かります。ただ、まだまだ働き手は足りず、どういう働き口があるかも多くの人がわかっていない状況です」「ゲームが好きでゲームセンターに通っていたら、プロの制度ができてプロになっていました。それまでなかったプロと言うものができて、今があります」(パウエル選手)
「プライベートでゲームイベントをやっていますが、プロを目指す人が出てきています。また、プレイヤーが人に見られていることを意識し、活動するようになりましたね」(影澤氏)
「ゲーム配信でも生活できる人が増えてきていますが、重要なのはいかにファンを作れるかと言うこと。ファンを作るポイントとしては強いだけ、うまいだけでなく、キャラクターやパーソナリティが確立していることが重要です」(大友氏)
eスポーツの未来
次にeスポーツの未来について。「eスポーツが今後普及していくには、社会的なもの、経済的なもの、文化的なものにする必要があります。一般的に認められ、eスポーツに関わる人がしっかりと稼げるようになり、文化として根付かせていかなければならないと思います」(古澤氏)。
「まだeスポーツは特別な存在であるわけですが、これが極普通の当たり前の存在になることが重要ではないでしょうか」(影澤氏)。
実際にeスポーツの現場で働いている人の言葉に、eスポーツ産業に関わっていきたいと思う人たちには響いたイベントとなった。
「渋谷からeスポーツを牽引したい」主催者インタビュー
最後に、今回のイベントを企画した公益社団法人東京青年会議所渋谷区委員会の方に話を聞くことができた。
「渋谷という最先端の文化を発信する場所でeスポーツが新しい産業として示すことができれば幸いです。これまでにも渋谷はeスポーツ関連のイベントを行っていますが、地方の自治体などから、お手本になっていると言う話を聞いています。今後もeスポーツを中心に牽引できればと思っています。長谷部区長がeスポーツに関しては前向きで、どんどんやっていこうと言ってくれています。
ハチ公前広場でイベントをすることができましたが、一般企業では多方面の許可を得るのは難しいと思います。公益社団法人である我々だからこそできたというところもありますので、我々でしかできないことをやっていきたいと思います。
他にもよしもと∞ホールではeスポーツリーグが開催されていますし、さらにCyber Zやミクシィなどeスポーツに関わりが深いメーカーが渋谷を拠点としていただいていますので、今後、ますますeスポーツの街として発展できればいいと思います」(東京青年会議所渋谷区委員会委員長 鈴木大輔氏)。
まとめ 流行の最先端の地、渋谷からeスポーツを
渋谷区という自治体が率先してeスポーツに関わることは、eスポーツの普及と発展を見込めるだけでなく、地方の自治体の参入障壁も取っ払ってくれることだろう。せっかく芽吹いてきたeスポーツなので、その火を消さぬよう、今後も渋谷区には先陣を切ってほしいところだ。
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