【調査】「東京ゲームショウ」は最先端の技術を背景にし、ゲーマーに“夢”を見せてくれる場へ
ゲームエイジ総研が9月12日~9月15日にかけて開催された「東京ゲームショウ2019」について、ゲーマーの感想を調査。
<以下、ニュースリリースより>
ゲーマーの祭典「東京ゲームショウ2019」
株式会社ゲームエイジ総研(代表取締役社長:光井誠一)は、国内唯一の「ゲームビジネスに特化したマーケティングリサーチ&コンサルティングファーム」としてさまざまな分析を行って参りました。昨今、世界中で話題となっているVRやeスポーツといった、いわゆるゲームの枠にとどまらない新たな“エンタテイメント”の隆盛により、旧来のゲーム市場は過渡期を迎えています。そのため、改めて現在の“ゲーマーとは?”をテーマに、ゲーマーのライフスタイルを掘り下げる分析を、継続して実施していきます。
9月12日~9月15日にかけて「東京ゲームショウ2019」が開催されました。「東京ゲームショウ」は、コンピューターエンタテイメントの総合展示会であり、世界三大ゲームショウともいわれています。今回で29回目を迎えた『東京デームショウ』ですが、今年も出展各社の最新の情報や展示、イベントも催され、大盛況となりました。
今回はこの『東京ゲームショウ』について、ゲーマーの感想を聞いてみました。
約3割のゲーマーが
今回の『東京ゲームショウ』の情報と接触したゲーマーは全体の28.7%でした。
実際に会場に足を運んだのは、物理的な問題もあるためか、調査結果では2.2%とごくわずかな割合であったものの、行けないにも関わらず、関連情報を調べたゲーマーは約3割をという結果となりました。【グラフ1】年齢構成を見ると、10代と30代が多く、それぞれ全体の1/4を占めており、この層の『東京ゲームショウ』への関心がうかがえます。【グラフ2】
「東京ゲームショウ」関連の展示・イベント・コンテンツ等で印象に残ったことや感想を聞いてみたところ、多くの意見が寄せられたのが『ファイナルファンタジー7リメイク』。
「期待以上の出来を感じて購入意欲が高まった(男性/43歳)」「グラフィックが非常に綺麗で、期待が持てた。(女性/21歳)」「最新ムービーを観て、早くプレイしたくなった。(女性/27歳)」「バトルがアクション以外にもあることがわかってうれしかった。(男性/31歳)」など、多様な年代での期待値の高さがうかがえます。特に今回はTGS試遊versionが出展され、実際にその完成度を確かめようと多くのファンが会場に詰めかけていました。
さらに『新サクラ大戦』では、「キャラを動かして劇場内を探索したりバトルパートを体験したいと思った(男性/30歳)」「買うことを決意した(女性/33歳)」「発売が楽しみ(女性/24歳)」といった本作を待ち望む意見。『龍が如く7』では「今までのバトルスタイルが変わり、コマンド形式な感じになっているのが驚いた(女性/24歳)」「初出し情報が多くて楽しめた。実際に購入を検討するきっかけになった(女性/37歳)」など、イベントを体験した方々の熱い意見が目立ちました。いずれも往年のタイトルであるだけに、新たなシリーズ展開に不安を感じるファンも多かったようですが、実際に試遊したりプレイ動画を観ることで一気に彼らのココロをつかんだようです。
また、少数意見ではありますが、「学生が考えたゲームで、旅館のおもてなし、斬新な考えでした(女性/44歳)」や「母校が出展した学生のゲーム製作(女性/31歳)」など、ゲームスクールコーナーが印象的だったというコメントも見られました。
イベントも多い『東京ゲームショウ』ですが、特に印象に残ったものとして、「e-Sports関連の盛り上がりがすごい(男性/24歳)」「e-Sportsの展示が多くなってきた(女性/21歳)」など、e-Sports関連のイベントに対するコメントが目立ちました。
またOMENブースで行われたレインボーシックスシージ国際親善試合では「応援しているe-Sportsチームが2組出場するとのことだったので、ライブ配信を視聴しました。有名な海外のチームと国内でも人気の高いチームに、お気に入りの実況解説者によるレベルの高い試合だったので満足しています(女性/23歳)」というコメントのように、実際に会場に足を運ばなくても、自宅でその臨場感を体験することができるような仕組みも整ってきており、e-Sports観戦を気軽に楽しむ風潮もかなり定着してきているようです。
大手ゲームメーカーが手がける往年のシリーズタイトルから、学生が作ったアイデア溢れるインディーズ系までさまざまなゲームが楽しめた「東京ゲームショウ」。そしてe-Sportsという新たなエンターテインメントが付加されたことで、“自分で遊ぶ楽しさ”だけでなく、“観る楽しさ”も提供するイベントへと進化しているようです。
来年で30周年を迎える「東京ゲームショウ」ですが、今後もさらに最先端の技術を背景に“夢”を見せてくれる場になることでしょう。
<以下、ニュースリリースより>
ゲーマーの祭典「東京ゲームショウ2019」
“自分で遊ぶ楽しさ”だけでなく、
“観る楽しさ”も提供するイベントへと進化
株式会社ゲームエイジ総研(代表取締役社長:光井誠一)は、国内唯一の「ゲームビジネスに特化したマーケティングリサーチ&コンサルティングファーム」としてさまざまな分析を行って参りました。昨今、世界中で話題となっているVRやeスポーツといった、いわゆるゲームの枠にとどまらない新たな“エンタテイメント”の隆盛により、旧来のゲーム市場は過渡期を迎えています。そのため、改めて現在の“ゲーマーとは?”をテーマに、ゲーマーのライフスタイルを掘り下げる分析を、継続して実施していきます。
9月12日~9月15日にかけて「東京ゲームショウ2019」が開催されました。「東京ゲームショウ」は、コンピューターエンタテイメントの総合展示会であり、世界三大ゲームショウともいわれています。今回で29回目を迎えた『東京デームショウ』ですが、今年も出展各社の最新の情報や展示、イベントも催され、大盛況となりました。
今回はこの『東京ゲームショウ』について、ゲーマーの感想を聞いてみました。
【調査結果サマリー】
■約3割のゲーマーが『東京ゲームショウ』の関連情報に接している
■往年のタイトルが、多様な世代のココロをつかんでいる
■e-Sports観戦を気軽に楽しむ風潮も顕著に
■約3割のゲーマーが『東京ゲームショウ』の関連情報に接している
■往年のタイトルが、多様な世代のココロをつかんでいる
■e-Sports観戦を気軽に楽しむ風潮も顕著に
【調査の概要】
調査対象:全国10~50代男女 日頃ゲームをする人
サンプル数:1,332サンプル
調査時期:2019年9月20日~9月24日
調査手法:インターネット調査
調査対象:全国10~50代男女 日頃ゲームをする人
サンプル数:1,332サンプル
調査時期:2019年9月20日~9月24日
調査手法:インターネット調査
約3割のゲーマーが
『東京ゲームショウ』の関連情報に接している
今回の『東京ゲームショウ』の情報と接触したゲーマーは全体の28.7%でした。
実際に会場に足を運んだのは、物理的な問題もあるためか、調査結果では2.2%とごくわずかな割合であったものの、行けないにも関わらず、関連情報を調べたゲーマーは約3割をという結果となりました。【グラフ1】年齢構成を見ると、10代と30代が多く、それぞれ全体の1/4を占めており、この層の『東京ゲームショウ』への関心がうかがえます。【グラフ2】
往年のタイトルが、多様な世代のココロをつかんでいる
「東京ゲームショウ」関連の展示・イベント・コンテンツ等で印象に残ったことや感想を聞いてみたところ、多くの意見が寄せられたのが『ファイナルファンタジー7リメイク』。
「期待以上の出来を感じて購入意欲が高まった(男性/43歳)」「グラフィックが非常に綺麗で、期待が持てた。(女性/21歳)」「最新ムービーを観て、早くプレイしたくなった。(女性/27歳)」「バトルがアクション以外にもあることがわかってうれしかった。(男性/31歳)」など、多様な年代での期待値の高さがうかがえます。特に今回はTGS試遊versionが出展され、実際にその完成度を確かめようと多くのファンが会場に詰めかけていました。
さらに『新サクラ大戦』では、「キャラを動かして劇場内を探索したりバトルパートを体験したいと思った(男性/30歳)」「買うことを決意した(女性/33歳)」「発売が楽しみ(女性/24歳)」といった本作を待ち望む意見。『龍が如く7』では「今までのバトルスタイルが変わり、コマンド形式な感じになっているのが驚いた(女性/24歳)」「初出し情報が多くて楽しめた。実際に購入を検討するきっかけになった(女性/37歳)」など、イベントを体験した方々の熱い意見が目立ちました。いずれも往年のタイトルであるだけに、新たなシリーズ展開に不安を感じるファンも多かったようですが、実際に試遊したりプレイ動画を観ることで一気に彼らのココロをつかんだようです。
また、少数意見ではありますが、「学生が考えたゲームで、旅館のおもてなし、斬新な考えでした(女性/44歳)」や「母校が出展した学生のゲーム製作(女性/31歳)」など、ゲームスクールコーナーが印象的だったというコメントも見られました。
e-Sports観戦を気軽に楽しむ風潮も顕著に
イベントも多い『東京ゲームショウ』ですが、特に印象に残ったものとして、「e-Sports関連の盛り上がりがすごい(男性/24歳)」「e-Sportsの展示が多くなってきた(女性/21歳)」など、e-Sports関連のイベントに対するコメントが目立ちました。
またOMENブースで行われたレインボーシックスシージ国際親善試合では「応援しているe-Sportsチームが2組出場するとのことだったので、ライブ配信を視聴しました。有名な海外のチームと国内でも人気の高いチームに、お気に入りの実況解説者によるレベルの高い試合だったので満足しています(女性/23歳)」というコメントのように、実際に会場に足を運ばなくても、自宅でその臨場感を体験することができるような仕組みも整ってきており、e-Sports観戦を気軽に楽しむ風潮もかなり定着してきているようです。
大手ゲームメーカーが手がける往年のシリーズタイトルから、学生が作ったアイデア溢れるインディーズ系までさまざまなゲームが楽しめた「東京ゲームショウ」。そしてe-Sportsという新たなエンターテインメントが付加されたことで、“自分で遊ぶ楽しさ”だけでなく、“観る楽しさ”も提供するイベントへと進化しているようです。
来年で30周年を迎える「東京ゲームショウ」ですが、今後もさらに最先端の技術を背景に“夢”を見せてくれる場になることでしょう。
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