【「PJCS2026」 ポケモンユナイト部門 FENNELインタビュー】「1位以外は見ていない」アジア&日本王者 FENNEL6人の決意

2026.6.16 宮下英之
2026年6月6日(土)〜7日(日)にパシフィコ横浜で開催された「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2026」(PJCS2026)の『ポケモンユナイト』部門で、FENNELが前回王者REJECTを破り、チーム初の日本一に輝いた。

FENNELは直近で行われたアジア大会「PUACL2026」などの公式戦において、30連勝近い無双状態。決勝でも、REJECTを相手にフルセットまでもつれたものの、見事に優勝を果たした。

対するREJECTも、FENNELの後塵を拝してきたものの、「PJCS2025」王者として負けられないプライドを持ってこの日の決勝まで勝ち抜いてきた。直近の予選大会では確実にポイントを獲得し、上り調子にもなってきている。

そんな決勝は、FENNELが初戦のゲーム1を順当に勝利したものの、前のゲームで両チームが使用したポケモンが使えなくなっていく「オールスタードラフト」の導入もあってか、2ゲーム、3ゲームはREJECTに敗北し、窮地に追い込まれる。しかしここからの強さが今のFENNEL。個々のプレースキルとゲーム理解度の深さ、チームワークも手伝って、4ゲーム、5ゲームと連勝。FENNELとしては初の日本チャンピオンの称号を手にした。



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https://esports-world.jp/report/62158

今回は、表彰式後に行われたFENNELへのインタビューの模様をお届け。短時間ではあったが、壇上での優勝インタビューの興奮冷めやらぬ中でのコメントを、ぜひお読みいただきたい。


FENNEL メンバー
  • ak1(アキ) リーダー
  • Ma・sh1o(ましお)
  • b1(びい)
  • py1(ぴぃ)
  • Mame(まめ)
  • setsunai(せつない) コーチ

窮地の中でも「優勝はするのかな……という自信はあった」


──「PJCS2026」での初優勝、おめでとうございます! まず、優勝した今の気分をお聞かせください。

ak1:もうめっちゃ気持ちよくて、歓声が大きすぎてだんだんオフライン大会が癖になってきました。

──日本一を獲った実感や、試合前・試合中に感じたことはございますか。

ak1:落ち着いた試合はもうなんか勝てるなと。焦っている時だけ負けているから「落ち着こう」ってめっちゃ言ってました。落ち着いたら全部勝てるということが分かったので、世界までこのままつっ走りたいと思います。

──今回、決勝までにたくさんのポケモンと一緒に戦ってきました。相棒のポケモンたちに伝えたいことはありますか?

Mame:(オールスタードラフトのおかげで)使っていないポケモンをたくさん使ったから、そういった意味ではすごく楽しかったですね。

py1:言うてルカリオしかやってないか。もしくはメガルカリオ。

ak1:俺もリザードンばっかりだったな、確かに。

Mame:俺もフーパばっかだった。

b1:いつも使わないポケモンが使えたのもよかったです。

Ma・sh1o:俺はずっとミュウだな、4年くらい。


決勝戦ゲーム5のピック。左右に並ぶ4戦で使ってきたポケモン40体+互いに指定した使用禁止の6体を合わせて、全ポケモンの半数が使用不可になった状態での決戦となった

──決勝で対戦したREJECTとは、「PUACL2026」の決勝で当たり、FENNELが勝利していました。今回はどういう作戦を考えていたのでしょうか?

ak1:最初はもう3-0でボコボコにするつもりだったんですけど、1本取ったあとに2本連続で取られちゃって。「俺らが3本連続で取られるわけない」というメンタルでやっていました。でも(途中負けてしまったものの)優勝はするのかな……と思いながら戦っていましたね。

──一方で、優勝インタビューでMame選手が、「オールスタードラフトで即興のピックもあった」と話されていました。特に、2ゲーム目と3ゲーム目で負けて後がない中でのピックは難しかったと思うんですが、いかがでしたか?

ak1:あそこはヤドランとキュワワは決まっていたんですけど、その他は「俺いくわ」って感じで各々が……

Mame:そこでキュワワが相手に取られちゃって。その後のピックが即興でしたね。

Ma・sh1o:それこそもうソウブレイズとかはほぼ練習でやってなかったですね。半年ぶりくらい?

ak1:2回くらいはやったかな。

──決勝戦ならではだと思うのですが、b1選手が2ゲーム目、3ゲーム目で負けた後に結構厳しくて、「歓声がアウェーに感じた」とおっしゃっていましたよね。そんな雰囲気でしたか?

b1:そんな感じでしたね(笑)。大体どちらがうまいプレーをしても「お〜〜っ!」て湧く感じなんですけど、負けている試合ってFENNEL側がうまいプレーができてない時なんで、全部REJECTの方で歓声が上がって。

僕たちも頑張って声を出してたんですけど、それがいまいち届いてるのか届いてないのか、みたいな気持ちになって結構しんどかった気がしました。

──でも、最後の5ゲーム目は、かなりFENNEL側を応援する歓声が上がっていましたよね。

b1:そういう意味では、もう結構(観客が)味方についた気がして気持ちよかったです。

──Ma・shio選手は優勝インタビューの時に「最高です!」というポケモン並の雄たけびを上げていましたが、どんなお気持ちでしたか?

Ma・sh1o:あの時はもう高ぶりすぎていて、気持ちが。多分映ってたと思うんですけど、勝った後に喜びすぎて転んじゃったんですよ。それくらい気持ちが高ぶりすぎて。いろいろ言おうと考えていたこともあったんですけど、「最高です」の一言に出ちゃいましたね。そんな感じでした。

優勝が決まった瞬間、思わず転んでしまったMa・sh1o選手。バッチリ配信にも残ってました

──FENNELとしては「PUACL2026」での優勝で、8月末の世界大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス2026」の出場は決まっていましたが、9月に愛知県で行われるアジア競技大会でも、ナショナルチームとしてメンバーに選出されています。今後の意気込みについて教えてください。

ak1:1位以外は嫌です。みんなそうなんですけど。だからどんだけ時間使っても、1位が取れるように頑張ります。

※ ※ ※

事前の評価でも、今年のFENNELは圧倒的なチームワーク、各ポケモンの特性の理解、ゲームの戦略など、あらゆる面で世界一に最も近い位置にいる。「PUACL」に続き、世界的にもハイレベルなバトルが繰り広げられている「PJCS」の頂点に立ったことは、彼らに大きな自信をもたらしたことだろう。

次に目指すは、8月の「ポケモンWCS2026」での世界一の称号。「1番以外はいらない」と語る最年少にしてリーダーのak1選手の言葉からは、何の憂いも迷いもなく、ただ「俺たちが最強!」という純粋な思いを感じる。そして、実際にいまのFENNELはそれが奢りでもないほどの強さを見せつけている。あとはこのコンディションを維持したまま、世界の大舞台で暴れまくるのみだ。

もちろん、他にも同じ日本から参戦する仲間であり、最大のライバルでも4チームがいる。過去最高にエキサイティングな「PWCS2026」での活躍が楽しみだ。


大会情報
https://esports-world.jp/tournament/61732
YouTube公式チャンネル:
https://www.youtube.com/channel/UCvo8JUqHh2d1QGnK3LKyI4Q
PJCS2026特設サイト:
https://www.pokemon.co.jp/ex/pjcs/2026/pokemonunite/
PWCS2026情報:
https://www.pokemonunite.jp/ja/topics/news/wcs2026-02-20-01/

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