【takej × JUNiORインタビュー】takej「アマチュアですら、すごくうまい」——元プロが語る『VALORANT』の現在地と、“超進化”したJUNiORのコーチング術
- プロ顔負けのフィジカルに会場のボルテージは最高潮!
- 「ガチで練習してきた相手と戦っているような雰囲気だった」
- 「なぜかオフラインでは強い」——好調なパフォーマンスを発揮したtakej
- ふたりが思う、この試合で一番強かった選手とは
- コーチJUNiORが思う、世界での経験が生きた瞬間
- 「あっ、トレードできねえかぁ」——IGLを務めるcrowに辛辣なtakej
- レジェンドが大集結の2Cは、今後VCTに出場できるのか?
- 待望の元Absolute JUPITERメンバー集結——カギとなるのはbarceか
- アカウント乗っ取り被害に遭ったbarce——SNSのセキュリティについて、コーチJUNiORが警鐘を鳴らす
- 「俺とcrowさんだけ、唯一歓声が上がってなかった」
『VALORANT』の日本一を決める国内リーグ「VALORANT Challengers Japan 2026 Season Finals」の準決勝・決勝戦が、7月25日(土)~26日(日)にかけて開催された。
会場にはREJECT(RC)、IGZIST(IGZ)、QT DIG∞(QTD)、FENNEL(FL)の国内の強豪チームが集結。白熱した試合を見せ、大いに盛り上げた。

この26日(日)の決勝戦が行われる直前には、ストリーマーやプロ選手などが参加するショーマッチが開催された。元ZETA DIVISIONの選手であるcrowさんを中心に、ゲーム内トーナメントである「Premier」に出場するために結成されたチーム2ND CAREER(2C)の面々が登場した。
また、この2Cと対戦するのは、Challengers Japanに出場する現役選手で構成されたドリームチームTEAM VCJだ。同じく元ZETAのメンバーであり、Murash Gamingの選手でもあったTENNNのほか、大会の中でも実力派の選手たちが勢ぞろいだ。

試合開始直後、まずは2Cが5ラウンドを連続で獲得する展開に。特にフェニックスを使うxnfriやチェンバーのLazを中心に、TEAM VCJの選手たちを圧倒する。

だが、対するTEAM VCJも形勢逆転を見せる。すぐに3ラウンドを連続で取り返すなど、前半は5-7で折り返し。攻守が交代した後半戦も、お互いに一歩も譲らない状態が続き、勝負は膠着(こうちゃく)状態のままサドンデスへ。
12-12で迎えた最終ラウンドは、Lazのオペレーターによるファーストキルから始まり、2C有利の盤面のまま、Bサイトでのリテイク戦に突入。しかし、残った4人の頑強な布陣をTEAM VCJは崩すことができず、そのまま2Cがラウンドを獲得——この熱い戦いで勝利を収めた。

今回は、試合直後の2Cのメンバーから、takejさんとJUNiORさんにインタビューを実施。Absolute JUPITER(現ZETA)のメンバーとして、世界を舞台に第一線で戦ってきた経験を持つふたりが、このショーマッチにおける裏話を語ってくれた。

——本日のご感想をお聞かせください。
takej:やっぱオフラインはいつも通りめちゃくちゃ楽しいです。年々、環境も整ってきていて、フレームレートが落ちたりとか、苦になる瞬間が一切なかったので、いまのプロってすごくいい環境でプレーできているんだなって思いましたね。
JUNiOR:僕は想像以上に、オフラインの試合の空気感というか、大会でガチで練習してきた相手と戦っているような、熱い雰囲気が感じられてすごく良かったです。
声を聞いていると分かるんですけど、ちょっとしたミスプレーにも「あ~」っていう声があって、そのトーンが本当に落ち込んでいるんだなって感じたり、「大丈夫だよ、行けるよ」みたいな、大会ならではの盛り上げボイスが入ったりして、オフライン会場ならではの空気感を観戦しながら感じました。今日、こんなことを感じる予定はなかったんですけど(笑)。
——試合もすごく僅差でアツかったですよね。
JUNiOR:そうですね、アツかったです。こんな僅差になるとは思わなかったですし、お互いちょっと不利な状況もどんでん返しするし——。そういうシーソーゲームみたいなところが見ていてハラハラするというか、「まだ安心できないな」みたいな感じがあって面白かったです。

——今回、結果的にサドンデスで勝利したわけですが、この1ラウンドの差はなんだと思いますか?
JUNiOR:いやー、基本的には運ではあるんですけど(笑)。
(一同笑い)
JUNiOR:VC(ボイスチャット)を聞いていた感じ、ラウンドが進むにつれて相手の傾向とかをずっと話し合っていたので——例えば、「相手ちょっとプッシュしてくるよ」とか。
特に一番最後のラウンドも、たしかxnfriさんとtakejさんがコミュニケーションをとって、相手の「1回引いた後、もう1回押し返してくる」っていう傾向を予測していて、実際本当に押し返してきたので、そういった12ラウンド分の対策があってそういうラウンドになったと思いますね。
あとはBサイトでプラントするときも、「相手こうやって取り返してくるな~」っていう話から、みんないいポジションに入ったり、いいタイミングで戦ったりしていましたね。本当にそういう12ラウンド分の積み重ねが最後にちょっとだけ上回ったのかなって思います。
——事前の読みがあって、それが噛み合ったということなんですね。
JUNiOR:その通りでございます。


——今回の試合は、各個人のパフォーマンスもかなり仕上がっていたような印象があるのですが、takejさんは実際にプレーしてみていかがでしたか?
takej:いつも自分、オフラインはなぜか強いんですよね。
(一同笑い)
takej:今月はすごく忙しくて、週に1回くらいしか『VALORANT』をさわれてなかったんですよ。それこそ2Cとして、Premierの練習でやったくらい。それでもいいパフォーマンスが出せて良かったと思いますね。
あとは、相手は一切(今回採用された新マップを)練習してないんで——それもあって、これだけいい勝負になったのかなと思います。
——ステージ上のインタビューでJUNiORさんが、「takejさんはすごく声が出てて笑っちゃった」と言っていましたが、実際のプレーではtakejさんは何を話していたんでしょうか。
takej:いや特に——。俺は普段オンライン上での練習では、ただ面倒くさくて喋らないので(笑)。
JUNiOR:(笑)。
takej:「(オンラインでは)みんな喋ってるし、俺は喋らなくてもいいかな~」って感じなんですけど。ただやっぱり、オフラインになるとみんなが近くにいる分、自分も喋ろうという気持ちになりますね。オフラインだけは勝たないといけないなって感じで。意識はあまりしていないです。

——意識はしていないんですね。
takej:はい。なんか、オフライン独特のモノが出ている感じですかね。そういえば、プロの時も「オンラインとオフラインで差が激しいから直せ」って言われたことがあった気がしますね。XQQさんか誰かだったかな。まあ、直さないですけど(笑)。
(一同笑い)

——今回の試合では、takejさんのウェイレイでの個人技がかなり目立っていたかと思います。
takej:ウェイレイを使うのは、去年の「Devil Clutch杯」以来ですね。
——なにか意識したことはありましたか?
takej:いや、特にないですね。マップを見て、誰かが辛そうだなってときに、自分ができることの中で、チームが一番勝てる確率が高そうなところを選択しているつもりです。その中でなんだかんだ正解は引けたのかなってだけですね。
そういう意味では「個人技」というよりは、昔からの経験が生きているのかなって思います。
——まだまだプロ時代の勝負勘は残っていると。
takej:まあ、ちょっとは残ってますね。
——戦ってみて、誰が一番強かったと思いますか?
takej:Lazさんも強かったけど——「クリスピーともき」のマルチキルが光っていましたね。不利な状況でふたりくらい持っていって、みたいな。
まあ、Lazさんもファーストブラッドは取ってましたけど——俺はともき君だと思うな。あっ、別名xnfriって言うんですけど。

——ちなみに、JUNiORさんは誰が強かったと思いますか?
JUNiOR:俺は、takejさんのエイムのキレが普段よりもすごくて、見ていて本当にパフォーマンスがいいんだろうなっていうところが一点。あと、xnfriさんはいつも強いんで、いつも通りのパフォーマンスが出ているんだろうなと。
Lazさんに対しても同じことを感じたんですけど、みんなオフラインでも自宅のパフォーマンスをしっかり出せているなってところは感じました。
あとはなんだろうな……。相手で言うと、オーメンを使っていたAllenさんなんですけど、もうアビリティがすっごい強くて。オーメンに2回もラウンドを取られちゃって、ビックリした俺。

takej:めっちゃくちゃうまかった。
JUNiOR:こっちはBijuさんがアドリブでULTを使ってくれて、1回だけラウンドを取れたんですけど、そこはBijuさんの持ち味でいいなとは思いつつ、やっぱり今回の対戦相手のオーメンULTはビックリしました。
——ワープ先がうまかったということですか?
JUNiOR:そうです、ワープ先がうまかったと思います。

——JUNiORさんは、今回の試合でなにか作戦など決めていたのでしょうか?
JUNiOR:いや、基本的なものは全部crowさんの頭の中にあって、あとはふんわりやるという感じです。まあ、これは流れですよね。最初にこれをやって中盤はこうしよう、みたいな流れがふんわりあって、細かい作戦というのは用意していないはずです。
結局、しっかりと決めても練習期間がなく、カチコチになるとちょっと弱いんで——。みんな試合の中でちょっとずつ対応しながらってのがいつものスタイルですね。
——タイムアウト中はどんな感じでしたか?
JUNiOR:タイムアウト中は、結構喋ることが多くて(笑)。
相手の連携がアドリブだっていうこともあって、何を喋ろうかなって思っていたんですが、もう本当に基本的なことをちょこちょこと——ピラミッドの一番下の部分だけをちょろっと喋って、あとは試合の中の雰囲気でお任せしますという感じで、今回はやらせていただきました。
takej:JUNiORさんは要点を伝えるのがすごく上手ですね。同じチームでゲームをやっていたときよりも簡潔に伝えてくれるから「あっ、分かりやすっ!」って思いながらプレーしていました。
JUNiOR:そうかな?

——以前よりも進化しました?
takej:超進化してますね。すごくよかったです。
JUNiOR:ありがとうございます、感謝します。
——この簡潔に伝えるということについて、ZETA DIVISION アカデミーでの経験が役に立ったんでしょうか。
JUNiOR:基本的には、Pacificにいた時くらいから意識し始めたっていうところですね。
まあ、ただ今回はタイムアウトの残り時間を表示するタイマーがなかったので、1分間あるうちの40秒~50秒くらい喋りたかったんですけど、なんか60秒かかっちゃって。「あ、これはもうちょっと早口で言わないとダメだ」とは思いましたね。
——昨年のショーマッチで敵チームだったcrowさんと、今年は同じチームでプレーしてみていかがでしたか?
参考記事:
【crow × takejインタビュー】「Absolute JUPITERとして今のZETAと戦いたい」——Absoluteが一夜限りの再結成!?
takej:もちろんIGLをやってくれて、すごく楽なんですけど——。やっぱりIGLで脳みそのリソースを割かれているなって。今回crowさんが攻めの時に、AサイトでフェニックスULTのTENNNさんとMeatPieNさんに挟まれて、TENNNさんは追い返せたんですけど、その後MeatPieNさんにやられたんですよ。で、その時に「あっ、トレードできねえかぁ」とは思いましたね。
(一同笑い)

takej:基本的にIGLは脳みそをすごく使っているので、見えているモノも見えなくなっちゃうというところがあって、それはもうしょうがないなとは思いながらも、「倒してくれよ!」とは思いましたね。
JUNiOR:そうですね、基本的にはまったく同じ感想で(笑)。
結局全体のことを考えて、自分が脳みそをフルパワーで回したりすると、やっぱり周りが見えなくなることはあるので——。そこはもう皆さん「トレードとかいいから倒しなさいよ」ってところはあるかもしれない。
takej:そうそう(笑)。
JUNiOR:ただ、チームの方針を自分で決めるんだって意思を持ってプレーしていると思うんで、そこはすごく偉いなって。「いつもありがとう」って感じですね。
——2Cの感触はいかがでしょうか。VCTには行けそうでしょうか?
takej:いやー、どうなんだろう。運が良ければインヴァイト(Premierの最上位ランク)に上がれるんじゃないかとは思うんですけど、VCTまで行けるのかな?
JUNiOR:VCTはさすがに難しいと思う。
takej:アマチュアでプレーしている人たちですら、すごくうまい状態です。自分がプロをやってる時と同じくらい研究も進んでいて、その分の知識も入ってきているので、それに勝つとなると1日に6~7時間くらいは『VALORANT』をプレーしなきゃいけない状態になると思うんで……。
そう考えると望み薄ではあるんですけど、なんとか頑張って行けるところまでは行きたいなって感じですね。
JUNiOR:うんうん。
takej:あとは、チームの改善点ってやればやるほど出てくるんですけど、そのための練習を週に1回くらいしかできていないので、その点で勝つというのは難しくなってくるんじゃないかなとは思います。

——我々からすると、今回もかなり戦えているという印象でしたが、実際は厳しいんですね。
takej:あれはもう相手が練習してなかっただけなんで(笑)。
たぶん、相手が2回くらいガッツリ練習してきてたら、13-7とかでやられて会場が冷え冷えになってましたよ。でも新マップだからワンチャン接戦もあり得るか。
JUNiOR:そうですね、新マップだからワンチャンあるかもしれないんですけど、やっぱりやればやるほど急激にうまくなると思うので、厳しいかもしれない。
——実際、試合中の修正力もすごかったですしね。
takej:「本当に初めて?」みたいな感じではありましたね。さすがプロだな、って。
——ちなみになんですが、サミットで戦う上でのコツは何かありますか?
JUNiOR:サミットのコツ……。いや、俺もまだまったく分からないですね。
——攻めマップか守りマップ、どっちだと思いますか。
JUNiOR:基本的にはどのマップも攻めマップだと思いますが、本当にまったく分からないっていう状態です。
takej:いまはメタが確立されていないので、守り側はプッシュを多めにしたりすると、割とイケるんじゃないかなとは思いますね。例えばAメインを詰めたら、すぐにミッドの裏を取れたりするので。そういう点で、今のコツといえばプッシュなのかな。
JUNiOR:いや、プッシュしてもちゃんと(攻め側が)シバけると思う。俺らちゃんと待ってたし。
——ランクマッチ(コンペティティブモード)だとしたらどうですか?
JUNiOR:ランクだったら、ミッドファイトは結構強いと思います。お互い2射線から戦えるから、仕掛ける側は気合が入っていいと思います。
takej:確かに。
——昨年のインタビューでもお聞きしましたが、Absolute JUPITERのメンバーを集めてプレーをしたいという話があったかと思います。今回のショーマッチでも一部のメンバーが集結した形となりましたが、これについてはいかがでしょうか。
takej:Reitaさんとbarceさんが来ないと、なんとも言えないですかね~。barceさんは多分「俺はいいよ……(声マネ)」って言って来なさそうなので、実現するのは何年後になるか分かりませんね。
JUNiOR:barceさんを無理やり引っ張ってこないと(笑)。
——まだまだ実現は厳しそうなんでしょうか。
takej:たしか去年のショーマッチで、そういった企画をするという話があったはず。
JUNiOR:そうだね。
takej:その時にbarceさんが「いいや、俺は」って言って出演しなかったんですよ。ただまあ全員で言えば、嫌な顔をしつつ内心喜んでやってくるかもしれないです。
JUNiOR:(笑)。
——逆にそれ以外のメンバーは大丈夫そう?
takej:はい、絶対来ると思います。barceさん以外の全員は(笑)。
——Reitaさんもですか?
takej:もちろん来ます。
——少し関係のない話にはなるんですが、barceさんのXのアカウントが乗っ取られたのはご存じですか?
takej:(笑)。
JUNiOR:なんか乗っ取られたって聞きました(笑)。
takej:元のメールアドレスも変わっちゃって、完全復旧が無理っぽいらしくて。IDも変わっちゃってますし。
JUNiOR:ああ、そうなんだ。
takej:でもbarceさんのことだから「Xやんねえし、別にいいや」ってなってるかも。
JUNiOR:たぶんそんな感じですね。まあとにかく、セキュリティのことは分からないですけど、YouTubeにはずんだもんやゆっくり解説の動画が無数にあるので、皆さんはそういうのを見ていただいて、お気をつけください。
takej:俺も1個アカウントやられちゃって……。
JUNiOR:えーなにそれ、怖い怖い。
takej:そのアカウントは別に使っていなかったからセーフだったものの、他のメインで使っているアカウントはちゃんと二段階認証も設定して対策していますね。そこらへんは、みんなも気をつけたほうがいいと思いますね。今はAIもすごいらしいんで。

——では最後に、ファンの皆様へ向けてメッセージをお願いします。
takej:昔に応援してくれてたファンの方々はもう死んでると思うので、今、自分のことを応援してくれてるファンの方々に向けて……。
(一同笑い)
takej:今日のショーマッチも見てくださってありがとうございました。8月以降、なんだかんだ配信も増えていくと思うので、ぜひ見ていただければと思います。
JUNiOR:本日はショーマッチということで、「皆さんもう楽しめましたでしょうか」ということで、もう本当に皆さんが楽しんでいただければ幸いでございます。普段から2Cを見てくださる方々、応援してくださる方々も、ありがとうございます。とりあえず「感謝」ということですね。
今後の動きも、たぶんいろいろあると思いますが、ぜひ2Cのメンバーから好きな選手——私でもいいですし、takejさんでもいいですし、チームを箱推ししていただいても大丈夫ですので、ぜひとも応援いただけると。
takej:ちなみに、ステージに上がった時、Lazさん、xnfriさん、Bijuさん、JUNiORさんは会場からの歓声がすごかったんですけど、
JUNiOR:ほうほう。
takej:俺とcrowさんだけ、唯一歓声が上がってなかった。
(一同笑い)
JUNiOR:えー!
takej:俺はともかく、リーダーに声が上がってないのはアレだからさ。みんなもリーダーのことを応援してあげてほしい。

JUNiOR:そうですね。2Cにはそういった「穴場」もありますので、ぜひそういったところも応援して、楽しんでいただければと思います。今後も引き続きよろしくお願いします。
takej:お願いします。
——ありがとうございました!
昨年のChallengers Japanに引き続き、本大会でもふたたび元ZETAメンバーへのインタビューと相成った。今年も全員が集結することはなかったものの、本人たちもかなり意欲的であるということが明らかとなった(※barce氏を除く)。あの頃の熱狂を再びオフラインの現場で味わえるように、ぜひファンである我々からも、積極的に声をあげていきたいところだ。
なお余談だが、barce氏のXアカウントは、その日のうちにIDなどは元に戻ったものの、依然として一部投稿が閲覧できない状態となっている。明日は我が身という言葉があるが、この事案を教訓に、読者の皆さんも最低限二段階認証を設定するなどのセキュリティ対策を行うようにしていただきたい。

■関連リンク
takej:
https://x.com/takejfps
JUNiOR:
https://x.com/junior27015
撮影:まいる/いのかわゆう
編集:いのかわゆう
会場にはREJECT(RC)、IGZIST(IGZ)、QT DIG∞(QTD)、FENNEL(FL)の国内の強豪チームが集結。白熱した試合を見せ、大いに盛り上げた。

この26日(日)の決勝戦が行われる直前には、ストリーマーやプロ選手などが参加するショーマッチが開催された。元ZETA DIVISIONの選手であるcrowさんを中心に、ゲーム内トーナメントである「Premier」に出場するために結成されたチーム2ND CAREER(2C)の面々が登場した。
また、この2Cと対戦するのは、Challengers Japanに出場する現役選手で構成されたドリームチームTEAM VCJだ。同じく元ZETAのメンバーであり、Murash Gamingの選手でもあったTENNNのほか、大会の中でも実力派の選手たちが勢ぞろいだ。

▲実力派ストリーマーチーム「2ND CAREER」からは、crow(くろう)、Laz(らず)、Biju(びじゅ)、takej(たけじぇい)、xnfri(ぜんふ)、JUNiOR(じゅにあ)コーチが出場。対する「TEAM VCJ」からは、KEN(けん)、Minty(みんてぃー)、TENNN(てん)、Allen(あれん)、MeatPieN(みーとぱいん)が出場した
プロ顔負けのフィジカルに会場のボルテージは最高潮!
試合開始直後、まずは2Cが5ラウンドを連続で獲得する展開に。特にフェニックスを使うxnfriやチェンバーのLazを中心に、TEAM VCJの選手たちを圧倒する。

▲Bサイトを抑えきる守護神Laz。世界3位を獲得した時を思わせるエイムのキレに、会場からは歓声が沸きあがった(https://www.youtube.com/live/6UtIJQHhAOU?si=W6vi9rkN8HPirxi6&t=4374)
だが、対するTEAM VCJも形勢逆転を見せる。すぐに3ラウンドを連続で取り返すなど、前半は5-7で折り返し。攻守が交代した後半戦も、お互いに一歩も譲らない状態が続き、勝負は膠着(こうちゃく)状態のままサドンデスへ。
12-12で迎えた最終ラウンドは、Lazのオペレーターによるファーストキルから始まり、2C有利の盤面のまま、Bサイトでのリテイク戦に突入。しかし、残った4人の頑強な布陣をTEAM VCJは崩すことができず、そのまま2Cがラウンドを獲得——この熱い戦いで勝利を収めた。

▲Aメインでキルを取られてしまったものの、結果として敵を欺くことに成功し、無人となったBサイトへ攻め込んだ2C。TEAM VCJは少し遅れてリテイクに臨んだものの、彼らの牙城を崩すことはかなわなかった(https://www.youtube.com/live/6UtIJQHhAOU?si=aS3aLSmuTT9lVoz3&t=6331)
今回は、試合直後の2Cのメンバーから、takejさんとJUNiORさんにインタビューを実施。Absolute JUPITER(現ZETA)のメンバーとして、世界を舞台に第一線で戦ってきた経験を持つふたりが、このショーマッチにおける裏話を語ってくれた。

▲写真左からtakej、JUNiOR
「ガチで練習してきた相手と戦っているような雰囲気だった」
——本日のご感想をお聞かせください。
takej:やっぱオフラインはいつも通りめちゃくちゃ楽しいです。年々、環境も整ってきていて、フレームレートが落ちたりとか、苦になる瞬間が一切なかったので、いまのプロってすごくいい環境でプレーできているんだなって思いましたね。
JUNiOR:僕は想像以上に、オフラインの試合の空気感というか、大会でガチで練習してきた相手と戦っているような、熱い雰囲気が感じられてすごく良かったです。
声を聞いていると分かるんですけど、ちょっとしたミスプレーにも「あ~」っていう声があって、そのトーンが本当に落ち込んでいるんだなって感じたり、「大丈夫だよ、行けるよ」みたいな、大会ならではの盛り上げボイスが入ったりして、オフライン会場ならではの空気感を観戦しながら感じました。今日、こんなことを感じる予定はなかったんですけど(笑)。
——試合もすごく僅差でアツかったですよね。
JUNiOR:そうですね、アツかったです。こんな僅差になるとは思わなかったですし、お互いちょっと不利な状況もどんでん返しするし——。そういうシーソーゲームみたいなところが見ていてハラハラするというか、「まだ安心できないな」みたいな感じがあって面白かったです。

——今回、結果的にサドンデスで勝利したわけですが、この1ラウンドの差はなんだと思いますか?
JUNiOR:いやー、基本的には運ではあるんですけど(笑)。
(一同笑い)
JUNiOR:VC(ボイスチャット)を聞いていた感じ、ラウンドが進むにつれて相手の傾向とかをずっと話し合っていたので——例えば、「相手ちょっとプッシュしてくるよ」とか。
特に一番最後のラウンドも、たしかxnfriさんとtakejさんがコミュニケーションをとって、相手の「1回引いた後、もう1回押し返してくる」っていう傾向を予測していて、実際本当に押し返してきたので、そういった12ラウンド分の対策があってそういうラウンドになったと思いますね。
あとはBサイトでプラントするときも、「相手こうやって取り返してくるな~」っていう話から、みんないいポジションに入ったり、いいタイミングで戦ったりしていましたね。本当にそういう12ラウンド分の積み重ねが最後にちょっとだけ上回ったのかなって思います。
——事前の読みがあって、それが噛み合ったということなんですね。
JUNiOR:その通りでございます。

▲試合直前「ぜいたくな名前だねぇ」と自作のフリップをちぎりながら、TENNNの「N」をひとつ取ってTENNにしてやると宣言したJUNiOR(https://www.youtube.com/live/6UtIJQHhAOU?t=2380s)

▲宣言通り、本当に「N」を奪われてしまったTENN(https://x.com/tenhakyou)
「なぜかオフラインでは強い」——好調なパフォーマンスを発揮したtakej
——今回の試合は、各個人のパフォーマンスもかなり仕上がっていたような印象があるのですが、takejさんは実際にプレーしてみていかがでしたか?
takej:いつも自分、オフラインはなぜか強いんですよね。
(一同笑い)
takej:今月はすごく忙しくて、週に1回くらいしか『VALORANT』をさわれてなかったんですよ。それこそ2Cとして、Premierの練習でやったくらい。それでもいいパフォーマンスが出せて良かったと思いますね。
あとは、相手は一切(今回採用された新マップを)練習してないんで——それもあって、これだけいい勝負になったのかなと思います。
——ステージ上のインタビューでJUNiORさんが、「takejさんはすごく声が出てて笑っちゃった」と言っていましたが、実際のプレーではtakejさんは何を話していたんでしょうか。
takej:いや特に——。俺は普段オンライン上での練習では、ただ面倒くさくて喋らないので(笑)。
JUNiOR:(笑)。
takej:「(オンラインでは)みんな喋ってるし、俺は喋らなくてもいいかな~」って感じなんですけど。ただやっぱり、オフラインになるとみんなが近くにいる分、自分も喋ろうという気持ちになりますね。オフラインだけは勝たないといけないなって感じで。意識はあまりしていないです。

——意識はしていないんですね。
takej:はい。なんか、オフライン独特のモノが出ている感じですかね。そういえば、プロの時も「オンラインとオフラインで差が激しいから直せ」って言われたことがあった気がしますね。XQQさんか誰かだったかな。まあ、直さないですけど(笑)。
(一同笑い)

——今回の試合では、takejさんのウェイレイでの個人技がかなり目立っていたかと思います。
takej:ウェイレイを使うのは、去年の「Devil Clutch杯」以来ですね。
——なにか意識したことはありましたか?
takej:いや、特にないですね。マップを見て、誰かが辛そうだなってときに、自分ができることの中で、チームが一番勝てる確率が高そうなところを選択しているつもりです。その中でなんだかんだ正解は引けたのかなってだけですね。
そういう意味では「個人技」というよりは、昔からの経験が生きているのかなって思います。
——まだまだプロ時代の勝負勘は残っていると。
takej:まあ、ちょっとは残ってますね。
ふたりが思う、この試合で一番強かった選手とは
——戦ってみて、誰が一番強かったと思いますか?
takej:Lazさんも強かったけど——「クリスピーともき」のマルチキルが光っていましたね。不利な状況でふたりくらい持っていって、みたいな。
まあ、Lazさんもファーストブラッドは取ってましたけど——俺はともき君だと思うな。あっ、別名xnfriって言うんですけど。

▲「ホットハンド」で味方の到着を待ちつつ、「カーブボール」でダブルキル。「クリスピーともき」こと、xnfriのプレーのおかげで、武器不利の3ラウンド目も難なく獲得した(https://www.youtube.com/live/6UtIJQHhAOU?si=I059DXOGKkcl55wo&t=3393)
——ちなみに、JUNiORさんは誰が強かったと思いますか?
JUNiOR:俺は、takejさんのエイムのキレが普段よりもすごくて、見ていて本当にパフォーマンスがいいんだろうなっていうところが一点。あと、xnfriさんはいつも強いんで、いつも通りのパフォーマンスが出ているんだろうなと。
Lazさんに対しても同じことを感じたんですけど、みんなオフラインでも自宅のパフォーマンスをしっかり出せているなってところは感じました。
あとはなんだろうな……。相手で言うと、オーメンを使っていたAllenさんなんですけど、もうアビリティがすっごい強くて。オーメンに2回もラウンドを取られちゃって、ビックリした俺。

takej:めっちゃくちゃうまかった。
JUNiOR:こっちはBijuさんがアドリブでULTを使ってくれて、1回だけラウンドを取れたんですけど、そこはBijuさんの持ち味でいいなとは思いつつ、やっぱり今回の対戦相手のオーメンULTはビックリしました。
——ワープ先がうまかったということですか?
JUNiOR:そうです、ワープ先がうまかったと思います。

▲1vs3の絶望的な状況から、オーメンのアビリティをフル活用したクラッチプレーでラウンドを獲得したAllen。頭脳とフィジカルと運、そのすべてを持ち合わせていたからこそ生まれたスーパープレーだ(https://www.youtube.com/live/6UtIJQHhAOU?t=4591s)
コーチJUNiORが思う、世界での経験が生きた瞬間
——JUNiORさんは、今回の試合でなにか作戦など決めていたのでしょうか?
JUNiOR:いや、基本的なものは全部crowさんの頭の中にあって、あとはふんわりやるという感じです。まあ、これは流れですよね。最初にこれをやって中盤はこうしよう、みたいな流れがふんわりあって、細かい作戦というのは用意していないはずです。
結局、しっかりと決めても練習期間がなく、カチコチになるとちょっと弱いんで——。みんな試合の中でちょっとずつ対応しながらってのがいつものスタイルですね。
——タイムアウト中はどんな感じでしたか?
JUNiOR:タイムアウト中は、結構喋ることが多くて(笑)。
相手の連携がアドリブだっていうこともあって、何を喋ろうかなって思っていたんですが、もう本当に基本的なことをちょこちょこと——ピラミッドの一番下の部分だけをちょろっと喋って、あとは試合の中の雰囲気でお任せしますという感じで、今回はやらせていただきました。
takej:JUNiORさんは要点を伝えるのがすごく上手ですね。同じチームでゲームをやっていたときよりも簡潔に伝えてくれるから「あっ、分かりやすっ!」って思いながらプレーしていました。
JUNiOR:そうかな?

——以前よりも進化しました?
takej:超進化してますね。すごくよかったです。
JUNiOR:ありがとうございます、感謝します。
——この簡潔に伝えるということについて、ZETA DIVISION アカデミーでの経験が役に立ったんでしょうか。
JUNiOR:基本的には、Pacificにいた時くらいから意識し始めたっていうところですね。
まあ、ただ今回はタイムアウトの残り時間を表示するタイマーがなかったので、1分間あるうちの40秒~50秒くらい喋りたかったんですけど、なんか60秒かかっちゃって。「あ、これはもうちょっと早口で言わないとダメだ」とは思いましたね。
「あっ、トレードできねえかぁ」——IGLを務めるcrowに辛辣なtakej
——昨年のショーマッチで敵チームだったcrowさんと、今年は同じチームでプレーしてみていかがでしたか?
参考記事:
【crow × takejインタビュー】「Absolute JUPITERとして今のZETAと戦いたい」——Absoluteが一夜限りの再結成!?
takej:もちろんIGLをやってくれて、すごく楽なんですけど——。やっぱりIGLで脳みそのリソースを割かれているなって。今回crowさんが攻めの時に、AサイトでフェニックスULTのTENNNさんとMeatPieNさんに挟まれて、TENNNさんは追い返せたんですけど、その後MeatPieNさんにやられたんですよ。で、その時に「あっ、トレードできねえかぁ」とは思いましたね。
(一同笑い)

▲フェニックスのULTをカバーするように飛び出したMeatPieN。スモークを抜くcrowの弾の軌道を逆に撃ち返し、見事なダブルキルを獲得した(https://www.youtube.com/live/6UtIJQHhAOU?t=6131s)
takej:基本的にIGLは脳みそをすごく使っているので、見えているモノも見えなくなっちゃうというところがあって、それはもうしょうがないなとは思いながらも、「倒してくれよ!」とは思いましたね。
JUNiOR:そうですね、基本的にはまったく同じ感想で(笑)。
結局全体のことを考えて、自分が脳みそをフルパワーで回したりすると、やっぱり周りが見えなくなることはあるので——。そこはもう皆さん「トレードとかいいから倒しなさいよ」ってところはあるかもしれない。
takej:そうそう(笑)。
JUNiOR:ただ、チームの方針を自分で決めるんだって意思を持ってプレーしていると思うんで、そこはすごく偉いなって。「いつもありがとう」って感じですね。
レジェンドが大集結の2Cは、今後VCTに出場できるのか?
——2Cの感触はいかがでしょうか。VCTには行けそうでしょうか?
takej:いやー、どうなんだろう。運が良ければインヴァイト(Premierの最上位ランク)に上がれるんじゃないかとは思うんですけど、VCTまで行けるのかな?
JUNiOR:VCTはさすがに難しいと思う。
takej:アマチュアでプレーしている人たちですら、すごくうまい状態です。自分がプロをやってる時と同じくらい研究も進んでいて、その分の知識も入ってきているので、それに勝つとなると1日に6~7時間くらいは『VALORANT』をプレーしなきゃいけない状態になると思うんで……。
そう考えると望み薄ではあるんですけど、なんとか頑張って行けるところまでは行きたいなって感じですね。
JUNiOR:うんうん。
takej:あとは、チームの改善点ってやればやるほど出てくるんですけど、そのための練習を週に1回くらいしかできていないので、その点で勝つというのは難しくなってくるんじゃないかなとは思います。

——我々からすると、今回もかなり戦えているという印象でしたが、実際は厳しいんですね。
takej:あれはもう相手が練習してなかっただけなんで(笑)。
たぶん、相手が2回くらいガッツリ練習してきてたら、13-7とかでやられて会場が冷え冷えになってましたよ。でも新マップだからワンチャン接戦もあり得るか。
JUNiOR:そうですね、新マップだからワンチャンあるかもしれないんですけど、やっぱりやればやるほど急激にうまくなると思うので、厳しいかもしれない。
——実際、試合中の修正力もすごかったですしね。
takej:「本当に初めて?」みたいな感じではありましたね。さすがプロだな、って。
——ちなみになんですが、サミットで戦う上でのコツは何かありますか?
JUNiOR:サミットのコツ……。いや、俺もまだまったく分からないですね。
——攻めマップか守りマップ、どっちだと思いますか。
JUNiOR:基本的にはどのマップも攻めマップだと思いますが、本当にまったく分からないっていう状態です。
takej:いまはメタが確立されていないので、守り側はプッシュを多めにしたりすると、割とイケるんじゃないかなとは思いますね。例えばAメインを詰めたら、すぐにミッドの裏を取れたりするので。そういう点で、今のコツといえばプッシュなのかな。
JUNiOR:いや、プッシュしてもちゃんと(攻め側が)シバけると思う。俺らちゃんと待ってたし。
——ランクマッチ(コンペティティブモード)だとしたらどうですか?
JUNiOR:ランクだったら、ミッドファイトは結構強いと思います。お互い2射線から戦えるから、仕掛ける側は気合が入っていいと思います。
takej:確かに。
待望の元Absolute JUPITERメンバー集結——カギとなるのはbarceか
——昨年のインタビューでもお聞きしましたが、Absolute JUPITERのメンバーを集めてプレーをしたいという話があったかと思います。今回のショーマッチでも一部のメンバーが集結した形となりましたが、これについてはいかがでしょうか。
takej:Reitaさんとbarceさんが来ないと、なんとも言えないですかね~。barceさんは多分「俺はいいよ……(声マネ)」って言って来なさそうなので、実現するのは何年後になるか分かりませんね。
JUNiOR:barceさんを無理やり引っ張ってこないと(笑)。
——まだまだ実現は厳しそうなんでしょうか。
takej:たしか去年のショーマッチで、そういった企画をするという話があったはず。
JUNiOR:そうだね。
takej:その時にbarceさんが「いいや、俺は」って言って出演しなかったんですよ。ただまあ全員で言えば、嫌な顔をしつつ内心喜んでやってくるかもしれないです。
JUNiOR:(笑)。
——逆にそれ以外のメンバーは大丈夫そう?
takej:はい、絶対来ると思います。barceさん以外の全員は(笑)。
——Reitaさんもですか?
takej:もちろん来ます。
アカウント乗っ取り被害に遭ったbarce——SNSのセキュリティについて、コーチJUNiORが警鐘を鳴らす
——少し関係のない話にはなるんですが、barceさんのXのアカウントが乗っ取られたのはご存じですか?
takej:(笑)。
JUNiOR:なんか乗っ取られたって聞きました(笑)。
takej:元のメールアドレスも変わっちゃって、完全復旧が無理っぽいらしくて。IDも変わっちゃってますし。
JUNiOR:ああ、そうなんだ。
takej:でもbarceさんのことだから「Xやんねえし、別にいいや」ってなってるかも。
JUNiOR:たぶんそんな感じですね。まあとにかく、セキュリティのことは分からないですけど、YouTubeにはずんだもんやゆっくり解説の動画が無数にあるので、皆さんはそういうのを見ていただいて、お気をつけください。
takej:俺も1個アカウントやられちゃって……。
JUNiOR:えーなにそれ、怖い怖い。
takej:そのアカウントは別に使っていなかったからセーフだったものの、他のメインで使っているアカウントはちゃんと二段階認証も設定して対策していますね。そこらへんは、みんなも気をつけたほうがいいと思いますね。今はAIもすごいらしいんで。

▲乗っ取り被害に遭ったbarceのアカウント。当初、アイコンやIDも変更されるなど完全に別人のアカウントに成り代わり、スパム投稿を連投していた
「俺とcrowさんだけ、唯一歓声が上がってなかった」
——では最後に、ファンの皆様へ向けてメッセージをお願いします。
takej:昔に応援してくれてたファンの方々はもう死んでると思うので、今、自分のことを応援してくれてるファンの方々に向けて……。
(一同笑い)
takej:今日のショーマッチも見てくださってありがとうございました。8月以降、なんだかんだ配信も増えていくと思うので、ぜひ見ていただければと思います。
JUNiOR:本日はショーマッチということで、「皆さんもう楽しめましたでしょうか」ということで、もう本当に皆さんが楽しんでいただければ幸いでございます。普段から2Cを見てくださる方々、応援してくださる方々も、ありがとうございます。とりあえず「感謝」ということですね。
今後の動きも、たぶんいろいろあると思いますが、ぜひ2Cのメンバーから好きな選手——私でもいいですし、takejさんでもいいですし、チームを箱推ししていただいても大丈夫ですので、ぜひとも応援いただけると。
2cショーマッチ楽しかったー!
— crow⚡ (@no960fps) July 26, 2026
みんな応援ありがとう!
これからも2c活動続けていくぜ!
てんさんはトライアウトからお願いします。 pic.twitter.com/ZDVGWRRIGb
▲2Cのメンバーは定期的にチーム活動の配信も行っており、スクリムの様子をリアルタイムで楽しむことができる。ぜひとも気になった方はチェックしてほしい
takej:ちなみに、ステージに上がった時、Lazさん、xnfriさん、Bijuさん、JUNiORさんは会場からの歓声がすごかったんですけど、
JUNiOR:ほうほう。
takej:俺とcrowさんだけ、唯一歓声が上がってなかった。
(一同笑い)
JUNiOR:えー!
takej:俺はともかく、リーダーに声が上がってないのはアレだからさ。みんなもリーダーのことを応援してあげてほしい。

▲ちなみに、実際にはちゃんとcrowさんのファンもおり、まったくもって人気がないなんてことはないため安心していただきたい
JUNiOR:そうですね。2Cにはそういった「穴場」もありますので、ぜひそういったところも応援して、楽しんでいただければと思います。今後も引き続きよろしくお願いします。
takej:お願いします。
——ありがとうございました!
———
昨年のChallengers Japanに引き続き、本大会でもふたたび元ZETAメンバーへのインタビューと相成った。今年も全員が集結することはなかったものの、本人たちもかなり意欲的であるということが明らかとなった(※barce氏を除く)。あの頃の熱狂を再びオフラインの現場で味わえるように、ぜひファンである我々からも、積極的に声をあげていきたいところだ。
なお余談だが、barce氏のXアカウントは、その日のうちにIDなどは元に戻ったものの、依然として一部投稿が閲覧できない状態となっている。明日は我が身という言葉があるが、この事案を教訓に、読者の皆さんも最低限二段階認証を設定するなどのセキュリティ対策を行うようにしていただきたい。

▲撮影でポージングしてくれた2Cのハンドサイン。実は別のメディアでインタビューに対応していた、xnfri、crowのふたりがやっているのを見てまねしてくれた。takejとJUNiORのふたりは、このハンドサインについては知らなかったようで、撮影中も「なんだそれ」と怪訝な表情を浮かべていた
■関連リンク
takej:
https://x.com/takejfps
JUNiOR:
https://x.com/junior27015
撮影:まいる/いのかわゆう
編集:いのかわゆう
【まいるプロフィール】
関西を拠点にする男性コスプレーヤー。イベントや大会によくコスプレ姿で出没する。2021年頃から『VALORANT』にハマり、競技シーンを追い続ける。現在の推しチームは「CREST GAMING」。
X:@mlunias(Photo by Subaru.F.)
関西を拠点にする男性コスプレーヤー。イベントや大会によくコスプレ姿で出没する。2021年頃から『VALORANT』にハマり、競技シーンを追い続ける。現在の推しチームは「CREST GAMING」。X:@mlunias(Photo by Subaru.F.)
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