【VALORANT】出場チームは過去最多の48チームに!——1年を通して年間王者を決める公式大会「VALORANT Champions Tour」2025年度の大会フォーマットが発表
『VALORANT』の年間王者を決める世界大会「VALORANT Champions 2024」で🇨🇳Edward Gaming(EDG)が中国勢初の世界大会優勝を果たしたことで大きな盛り上がりを見せている中、2025年シーズンの大会フォーマットが発表された。
2025年で5周年を迎える『VALORANT』の公式大会「VALORANT Champions Tour」(以下、VCT)。インターナショナルリーグは過去最大の48チームとなり、シーズンの延長や3回の国際大会がすべて初開催地で行われるなど、さまざまな変更が発表された。
今回はそんなVCT 2025シーズンの大会フォーマットや変更点についてまとめていこう。
VCT 2025年シーズンは例年よりも期間が長くなり、スケジュールに余裕のあるフォーマットとなっている。シーズンの開幕はVCT 2024同様に1月のKICKOFFからスタート。
今年開催された「VCT 2024 KICKOFF」は、3つのグループに分かれるグループステージを含む3つのフェーズで順位を決めていたが、「VCT 2025 KICKOFF」はよりシンプルな大会フォーマットに変更。全12チームによるダブルエリミネーション方式となっている。
そして、この「VCT 2025 KICKOFF」から上位2チーム(各地域4リーグ計8チーム)が2月に行われるVCT 2025最初の国際大会であるMasters Bangkokへと出場する。
その後は、3月から通常のリーグ戦であるSTAGE 1が開幕。詳しい大会フォーマットは発表されていないが、上位3チームが6月に行われる2度目の国際大会Masters Torontへ出場。
「VCT 2024」ではSTAGE 1から2度目のMastersまでの期間が10日間という過密なスケジュールになっていたが、「VCT 2025」ではMasters Torontの前後に余裕があるように感じる。
7月に行われるSTAGE 2からはふたつの変更点が入っている。
ひとつ目はSTAGE 1の成績を持ち越さないことだ。「VCT 2024」ではSTAGE 1の成績を持ち越し、ふたつのSTAGEから順位を算出。上位6チームがPLAYOFFSへと進出するフォーマットだった。そのため、STAGE 1で思うような結果を残せなかったチームが巻き返しを図ることが難しく、常に厳しい状況に置かれていた。
結果だけで見ると、STAGE 1、2両方のPLAYOFFSに進出したチームはVCT PACIFIC 5チーム、VCT CHINA 4チーム、VCT AMERICAS 5チーム、VCT EMEA 5チーム。STAGE 2のPlayoffへ割って入ったのは、直接対決の結果で勝ち上がれなかったチームや、後1勝足りなかったチームがほとんどであった。
しかし、「VCT 2025」のSTAGE 2は完全に独立しているため、STAGE 1と大きく異なる結果になる可能性が高くなっている。
ふたつ目はPLAYOFFSへと進出できるチームが6チームから8チームに増加した。その分チーム数も12チームと増加しているが、「VCT 2024」でPLAYOFFSに1度も出場できなかった日本チームにとっても、いい方向に進むだろう。
STAGE 2 PLAYOFFSを勝ち抜いた2チームとチャンピオンシップポイントの獲得上位2チーム(4リーグ計16チーム)が、9月から10月にかけて行われる「VALORANT Champions 2025」に出場する。
「VCT 2024」ではSTAGE 2 PLAYOFFSから上位3チーム、チャンピオンシップポイント最多チームの選出だったが若干の変更が加わった。
以上がVCT 2025 インターナショナルリーグの大まかな大会フォーマットだ。
大会フォーマット以外にも「VCT 2025」からいくつかの変更点が加えられている。
一番大きな変更点は、インターナショナルリーグ参入チームがChallengersリーグにアカデミーチームを保有可能になる点だろう。
アセンショントーナメントには出場できないため、昇格することはできないが、Main StageにZETA DIVISION(ZETA)やDetonatioN FocusMe(DFM)のアカデミーチームが出場する姿を観られるかもしれない。
ZETAは今年4月に10名のアカデミー選手を獲得している。この時点では、ChallengersリーグにZETAのアカデミー部門は出場することができなかったため、出場年齢を満たしていない16歳未満を中心に構成されている。
Champions出場に欠かせないチャンピオンシップポイントの新システム導入も発表された。詳しい概要は発表されていないが、年間を通してポイントを獲得できるように変更される。
「VCT 2024」ではSTAGE 1、2で勝利するごとに1ポイント、STAGE 2以外の大会で優勝すると3ポイント獲得できるシステムだった。
このシステムが変更となり、Mastersで活躍する意義が大きくなると発表されている。
『VALORANT』は5周年の節目を迎え、公式大会であるVCTにリーグ制が導入されて3年目となる2025年シーズン。
今回紹介した大会フォーマットに加え、「VCT 2023 LOCK//IN」に合わせて発売された「2023 LOCK//INバンドル」のような新カプセルのリリースや、チームスキンとして販売されているクラシックスキンが刷新されるなど多くの発表がされた。
毎年フォーマットが改善されていくVCT。来シーズンこそは日本チームの大躍進に期待したい。
© 2024 Riot Games, Inc. Used With Permission
■関連SNS
VALORANT // JAPAN:
https://twitter.com/VALORANTjp
VALORANT Champions Tour JAPAN:
https://twitter.com/valesports_jp
■配信URL
Twitch:
https://www.twitch.tv/valorant_jpn
YouTube:
https://youtube.com/@VALORANTjp
編集:いのかわゆう
2025年で5周年を迎える『VALORANT』の公式大会「VALORANT Champions Tour」(以下、VCT)。インターナショナルリーグは過去最大の48チームとなり、シーズンの延長や3回の国際大会がすべて初開催地で行われるなど、さまざまな変更が発表された。
今回はそんなVCT 2025シーズンの大会フォーマットや変更点についてまとめていこう。
VCT 2025シーズンの大会フォーマット
VCT 2025年シーズンは例年よりも期間が長くなり、スケジュールに余裕のあるフォーマットとなっている。シーズンの開幕はVCT 2024同様に1月のKICKOFFからスタート。
今年開催された「VCT 2024 KICKOFF」は、3つのグループに分かれるグループステージを含む3つのフェーズで順位を決めていたが、「VCT 2025 KICKOFF」はよりシンプルな大会フォーマットに変更。全12チームによるダブルエリミネーション方式となっている。
そして、この「VCT 2025 KICKOFF」から上位2チーム(各地域4リーグ計8チーム)が2月に行われるVCT 2025最初の国際大会であるMasters Bangkokへと出場する。
その後は、3月から通常のリーグ戦であるSTAGE 1が開幕。詳しい大会フォーマットは発表されていないが、上位3チームが6月に行われる2度目の国際大会Masters Torontへ出場。
「VCT 2024」ではSTAGE 1から2度目のMastersまでの期間が10日間という過密なスケジュールになっていたが、「VCT 2025」ではMasters Torontの前後に余裕があるように感じる。
7月に行われるSTAGE 2からはふたつの変更点が入っている。
ひとつ目はSTAGE 1の成績を持ち越さないことだ。「VCT 2024」ではSTAGE 1の成績を持ち越し、ふたつのSTAGEから順位を算出。上位6チームがPLAYOFFSへと進出するフォーマットだった。そのため、STAGE 1で思うような結果を残せなかったチームが巻き返しを図ることが難しく、常に厳しい状況に置かれていた。
結果だけで見ると、STAGE 1、2両方のPLAYOFFSに進出したチームはVCT PACIFIC 5チーム、VCT CHINA 4チーム、VCT AMERICAS 5チーム、VCT EMEA 5チーム。STAGE 2のPlayoffへ割って入ったのは、直接対決の結果で勝ち上がれなかったチームや、後1勝足りなかったチームがほとんどであった。
しかし、「VCT 2025」のSTAGE 2は完全に独立しているため、STAGE 1と大きく異なる結果になる可能性が高くなっている。
ふたつ目はPLAYOFFSへと進出できるチームが6チームから8チームに増加した。その分チーム数も12チームと増加しているが、「VCT 2024」でPLAYOFFSに1度も出場できなかった日本チームにとっても、いい方向に進むだろう。
STAGE 2 PLAYOFFSを勝ち抜いた2チームとチャンピオンシップポイントの獲得上位2チーム(4リーグ計16チーム)が、9月から10月にかけて行われる「VALORANT Champions 2025」に出場する。
「VCT 2024」ではSTAGE 2 PLAYOFFSから上位3チーム、チャンピオンシップポイント最多チームの選出だったが若干の変更が加わった。
以上がVCT 2025 インターナショナルリーグの大まかな大会フォーマットだ。
そのほかの変更点
大会フォーマット以外にも「VCT 2025」からいくつかの変更点が加えられている。
インターナショナルリーグチームのアカデミー保有
一番大きな変更点は、インターナショナルリーグ参入チームがChallengersリーグにアカデミーチームを保有可能になる点だろう。
アセンショントーナメントには出場できないため、昇格することはできないが、Main StageにZETA DIVISION(ZETA)やDetonatioN FocusMe(DFM)のアカデミーチームが出場する姿を観られるかもしれない。
部門情報|VALORANT部門 アカデミーチームを新設、新規メンバーを募集
— DFM VALORANT (@DFM_VALORANT) July 10, 2024
DFMアカデミーチームの新設に伴い、5名の選手を新規募集いたします。
詳細な募集要項については、下記URLをご確認ください。
🔗https://t.co/mVahVE3Bnb#DFM_VALORANT pic.twitter.com/Lco0JtHRzS
⚡ZETA DIVISION - VALORANT ACADEMY
— ZETA DIVISION (@zetadivision) August 24, 2024
この度VALORANT ACADEMY部門は、2025年度の競技ルール変更に伴い、新規選手を募集します。
VCJで共に挑戦し戦える仲間をお待ちしております🫶🏻
📝https://t.co/uGcL8iuuuv#ZETAWIN pic.twitter.com/DB3VXGB0kJ
ZETAは今年4月に10名のアカデミー選手を獲得している。この時点では、ChallengersリーグにZETAのアカデミー部門は出場することができなかったため、出場年齢を満たしていない16歳未満を中心に構成されている。
そろそろVALORANT Academyチーム、選手とコーチの募集をしようと思ってます。
— Daisuke Nishihara // ZETA DIVISION (@TWOF0UR) November 30, 2023
選手については来年のVCJにまだ年齢的に出場出来ない子達で構成したい。(今のルールが変わらない限りZETAはVCJにはエントリー出来ないので出られる歳の子達は基本的には出場してもらいたい)…
チャンピオンシップポイントの新システム
Champions出場に欠かせないチャンピオンシップポイントの新システム導入も発表された。詳しい概要は発表されていないが、年間を通してポイントを獲得できるように変更される。
「VCT 2024」ではSTAGE 1、2で勝利するごとに1ポイント、STAGE 2以外の大会で優勝すると3ポイント獲得できるシステムだった。
このシステムが変更となり、Mastersで活躍する意義が大きくなると発表されている。
まとめ
『VALORANT』は5周年の節目を迎え、公式大会であるVCTにリーグ制が導入されて3年目となる2025年シーズン。
今回紹介した大会フォーマットに加え、「VCT 2023 LOCK//IN」に合わせて発売された「2023 LOCK//INバンドル」のような新カプセルのリリースや、チームスキンとして販売されているクラシックスキンが刷新されるなど多くの発表がされた。
毎年フォーマットが改善されていくVCT。来シーズンこそは日本チームの大躍進に期待したい。
© 2024 Riot Games, Inc. Used With Permission
■関連SNS
VALORANT // JAPAN:
https://twitter.com/VALORANTjp
VALORANT Champions Tour JAPAN:
https://twitter.com/valesports_jp
■配信URL
Twitch:
https://www.twitch.tv/valorant_jpn
YouTube:
https://youtube.com/@VALORANTjp
編集:いのかわゆう
【nemuminimizu プロフィール】
学生時代、『CoD』をはじめFPSにハマる。その後は『APEX』や『VALORANT』などのタイトルをプレー。アーティストの楽曲や企業用BGMなどを手がける作曲家とフリーランスのライターの二足の草鞋を履いて幅広く活動中。無類のラーメン好き!
X:@ongakucas
学生時代、『CoD』をはじめFPSにハマる。その後は『APEX』や『VALORANT』などのタイトルをプレー。アーティストの楽曲や企業用BGMなどを手がける作曲家とフリーランスのライターの二足の草鞋を履いて幅広く活動中。無類のラーメン好き!
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