【VALORANT】国際大会「VCT Pacific 2025 Kickoff」開催中に対戦チームを入れ替え——変更内容の説明不十分に批判が相次ぐ

2025.1.21 eSports World編集部
ライアットゲームズが開催する『VALORANT』の公式インターナショナルリーグ「VALORANT Champions Tour 2025」(VCT)。現在、日本代表としてZETA DIVISIONDetonatioN FocusMeが参戦する「VCT Pacific 2025 Kickoff」が開催中だが、急きょトーナメント表が変更されることが公式Xにてアナウンスされた。


競技シーン中における変更に賛否


ざっくり説明すると、現状のトーナメントで進行すると、一度対戦した組み合わせの再戦が早い段階で発生する可能性があるからという理由だ。

▲変更前のトーナメント表

▲変更後のトーナメント票。下段中央のローワーブラケットでM13L(アッパーブラッケットのM13での敗者)と、M14L(アッパーブラケットのM14での敗者)の対戦先が入れ替わっている。また、下段左のM12とM10がそのまま入れ替わっているのが分かる

具体的な理由が記載されていないため、トーナメントを見たユーザーの判断に委ねられることになるのだが、おそらく、アッパーブラケットのM13にて🇰🇷T1が敗北した場合、ローワーブラケットのM17(画像①)にて、M06で実施した🇸🇬PRXと再戦の可能性が出てしまうのと、M14にて🇰🇷DRXが敗北した場合、M18(画像②)にて、M05で実施した🇰🇷NSと再戦の可能性が出てしまうのを危惧した変更とみられる。

なお、なぜ画像③のM10とM12が入れ替わっているのかはアナウンスされていない。

仮にも年間王者を決める大会の一環で、大会中に運営サイドによる対戦カードの変更が行われるならば、よりユーザーに理解しやすい内容でアナウンスすべきなのではないだろうか。

Xでも「何が変わったのか分からない」とか「変更された試合が多すぎる」など不満を吐露しているユーザーも散見される。

ちなみにすでに購入された観戦チケットは全額払い戻しされつつも、チケット自体は有効なのでそのまま試合を観戦することもできるとのこと。

そんなことよりも、トーナメントの組み合わせが確定する段階でこうなることは予想もできたであろう問題を、大会の開催中に変更し、そのアナウンスの説明が不十分であることに問題があるのではないだろうか。

なお、次回の配信は1月25日 (土) 16時40分。M07の🇹🇭TLN vs 🇮🇳GE、M08の🇰🇷Gen.G vs 🇮🇩RRQが予定されている。



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