【インタビュー】 アジア競技大会銀メダリスト・対戦格闘団体戦チーム 「次回もこの3人で金メダルを獲りたい」

2026.10.15 宮下英之
2026年9月19日(土)〜10月4日(日)に開催された「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」。eスポーツは前回大会に続いて正式なメダル競技に採用され、9月23日(水・祝)〜10月2日(金)にAichi Sky Expo(愛知県国際展示場)などで11種目13タイトルの競技が行われた。

その中で、日本の格闘ゲーム界に初めてのメダルをもたらしたのが、「対戦格闘団体戦」の日本代表チームだ。

今大会の対戦格闘団体戦は、『ストリートファイター6』(スト6)、『鉄拳8』、『THE KING OF FIGHTERS XV』(KOF XV)の3タイトルを使用し、それぞれの代表選手がチームを組んで、1つのメダルを争うという特殊なルールで実施された。

日本代表として出場したのは、『スト6』のひぐち選手(樋口孝治郎/ZETA DIVISION)、『鉄拳8』のノビ選手(中山大地/TeamYAMASA)、『KOF XV』のSCORE選手(澤田彰仁/AMATERASU GAMING)の3人。いずれもそれぞれのタイトルで長く活躍してきた実力者だ。

13の国と地域が参加した対戦格闘団体戦で、日本はグループステージでアラブ首長国連邦とパレスチナにそれぞれ3-0で勝利し、グループ首位で決勝トーナメントに進出。

9月25日(金)の準々決勝ではバーレーンに3-1で勝利すると、準決勝ではホンコン・チャイナと対戦。SCORE、ひぐち、ノビの3選手がいずれも2-0で勝利し、3-0のストレート勝ちで決勝進出を決めた。

そして9月26日(土)の決勝では、格闘ゲームの強豪国・韓国代表と対戦。『スト6』でひぐち選手がDakCorgi選手を2-1で破って先勝し、『KOF XV』ではSCORE選手がMadkof選手に1-2で敗れたものの、『鉄拳8』でノビ選手が世界的な強豪・Knee選手を2-1で下し、日本が2-1とリードした。

しかし、その後は韓国が『KOF XV』『鉄拳8』『スト6』『鉄拳8』と4試合を連取。最終的に日本は2-5で敗れ、惜しくも銀メダルとなった。


前回の杭州アジア競技大会ではメダルに届かなかった日本の格闘ゲーム勢にとって、今大会では歴史的な銀メダルを獲得。それでも、選手たちが口にしたのは、金メダルを逃した悔しさだった。

普段は異なるゲームで戦い、それぞれのコミュニティーで活躍する3人が、ひとつのチームとして国を背負ったアジア競技大会。大会を終えた3選手に、メダルへの思いや団体戦ならではの経験、そしてチームメイトへの思いを個別に聞いた。

※インタビュー中の呼称はプレーヤーネームで統一。


ひぐち選手「またこのメンバーで金メダルを取りたい」



──銀メダル獲得、おめでとうございます。まずは、今回の大会を振り返って、どんな思いがありますか?


ひぐち:今回はルール的に、ほかのおふたりと組むということで、あまり交流がなかったノビさんとSCOREさんが、それぞれのゲームを代表して出ているので、恥ずかしくないプレーをしたいという気持ちがありました。ふたりに迷惑をかけたくないという独特な緊張感がありましたね。

普段の大会ももちろん緊張するんですけど、それとはまた別というか、普段は自分の試合を見ないような人たちにも見られている感覚があったので、そういう意味でも特別な大会でした。

──結果として銀メダルを獲得できたことについては、うれしさはありますか?

ひぐち:うれしさは……そうですね。やっぱり金メダルを取りたかったという気持ちの方が結構大きいです。でも、前回の杭州大会(2022年開催)ではメダルを取れていなかったので、とりあえずひとつ前進かなと。

メダルを取ることはチームのみんなでひとつのノルマとして考えていたので、そこはうれしかったです。

──今回は3タイトルでの団体戦ということで、誰がどのタイミングで出場するかも重要でした。出場順はどうやって決めていたのでしょうか?

ひぐち:基本的には、相手の国のプレーヤーの強さとか相性は事前に調べていたので、それを踏まえて「ここは僕が行こう」という感じでした。

『ストリートファイター6』はどの国の選手もめちゃくちゃ強くて、やっぱり『鉄拳8』とか『KOF XV』にちょっとお願いする、みたいなパターンは今大会では多かったですね。

──普段出場されている大会と違って、今回は日本の『ストリートファイター6』を代表する選手がひぐち選手ひとりでした。その重圧はありましたか?

ひぐち:そうですね。日本人の『ストリートファイター6』のプレーヤーには強い人が多くて、普段はみんなで背負っているような印象があるんです。海外大会に行っても、いろいろな日本人選手がいる中で誰かが優勝できればいい、みたいな感じなんですけど、今回は僕しか出ていないので。

日本の『ストリートファイター6』勢はやっぱり強いなぁ、と思ってもらえるようにしないと申し訳ないので、そういう意味では普段よりも集中していましたし、すごく緊張感がありました。


──アジア競技大会という総合スポーツ大会に、eスポーツが正式競技として組み込まれたことについてはどう感じていますか?

ひぐち:今までのアジア大会を見ている方たちからすると、eスポーツが組み込まれたことに対して、いろいろ思うところはあると思うんです。でも、僕自身が試合に出ていても、ほかの選手の試合を見ていても思うのは、本当に熱い試合だなということですね。

ヒリヒリして、ギリギリまでどうなるか分からないところは、ほかのスポーツともいい勝負ができるのかなって、僕は思います。

自分もそういうところに惹かれたからこそ、この舞台にいるので、ゲームの面白い部分や、勝負にはすごいドラマがあるという側面を、今大会で少しでも見せられていたらと思っています。

──アジア大会の日本代表として、ひとりのアスリートとして見られることについては、どう感じていますか?

ひぐち:僕の感覚ですけど、eスポーツ選手、プロゲーマーと言われる人たちは、一般的なアスリートの方たちに比べると、世間からの見え方はまだそこまで良くないと思っているんです。だからこそ、ちゃんとした場所での立ち振る舞いにも気をつけたいと思っています。

それこそ、ゆうきくん(『ぷよぷよeスポーツ』の金メダリスト)も、すごく勉強しているという話を聞きましたし、少しでも周りからのイメージを上げていきたいですね。

もちろん、10年前、15年前はもっと厳しかったと思います。先駆者の方たちが、もっとイメージが厳しかった時代を経験してきて、今は理解してくれる人もすごく多いので。そういう人たちの支持も集めながら、より良くしていきたいです。

──今回は異なるタイトルの3人で戦いました。ゲームの内容について直接アドバイスすることは難しいとは思いますが、チームとして支え合えた部分はありましたか?

ひぐち:ゲームは確かに違いますし、僕もほかの2タイトルに関して、細かいところまでは全然分かっていません。ただ、3人とも長い間大会に出ているので、種目は違ってもこういう状況でのメンタルみたいなところはかなり通じるものがあって。

ゲームの内容というよりは、気持ちの持ち方とか、普段の取り組み方とか、プロ活動に対する考え方とか、ゲームの外にある部分をみんなで話すことが、すごくためになったと思います。

──今回、3人で銀メダルを獲得しました。次のアジア競技大会にも出場したいと思いますか?

ひぐち:そうですね。今回は銀メダルでしたし、ノビさんともSCOREさんとも、この期間を経て仲良くなったので、またこのメンバーで金メダルを取りたいという気持ちは、今回の一連の流れがあったからこそ、より思うようになりました。


ノビ選手「ひとりで戦う大会よりも悔しかった」



──今回、アジア競技大会という総合スポーツ大会に出場できたことについて、どのように感じていますか?


ノビ:僕個人の話になるかもしれないですけど、そもそも僕らは「eスポーツ」という言葉が浸透する前の時代から、プロとして活動してきているので、「eスポーツ」という名前がついたことで世間の認知度が上がったのは確かですけど、僕自身は「eスポーツがついにアジア大会に出られてうれしい」という感覚とはちょっと違うんです。

シンプルにゲームをやっていて、その延長線上でこういう大会に呼んでもらえたということ自体がうれしい。「eスポーツ」という言葉に特別強い思いがあるというよりも、僕たちがやっている競技をいろいろな人に見てもらえるのがすごくうれしかったですね。

──ゲームをプレーする人が「アスリート」として見られることに、違和感はありませんか?

ノビ:違和感は特にないですけど、意識はするようになりました。ただゲームがうまいだけじゃもちろんダメですし、人として大事な部分というのも、周りから見られる模範になるような行動をしないといけないという自覚はすごくあります。

──普段は個人として戦っていますが、今回は国を背負うことになりました。プレッシャーも大きかったのでは?

ノビ:めちゃめちゃプレッシャーでしたけど、一番思ったのは「光栄」でしたね。自分がやっていることで、国を背負って戦えるというのは素晴らしいことだなと思いました。

──プロとしてゲームを続けてきて、今でも変わらず楽しめていますか?

ノビ:もちろん今は仕事なので、心の底から楽しいかと言われたら、あくまで職業としてゲームをやっている部分もあるんです。でも、この仕事をしていなければ出会えなかった人や、できなかった体験もあります。こんなメンタルになることも、たぶんなかったと思うので。

そういう意味では、すごく感謝しています。

──ご自身が活躍することで、eスポーツをもっと広めたいという思いもありますか?

ノビ:僕は、格闘ゲームがとか、eスポーツがというよりも、まずは自分のやっている『鉄拳』という部門を、もっともっといろいろな人に知ってもらいたいんです。

そのために自分ももっと有名になって、もっと成績を残して、みんなに見てもらえるように活動するということを、日頃から意識してやっています。

──これまで数々の大会で優勝してきたノビ選手にとって、今回の銀メダルはどのような意味を持つものになりましたか?

ノビ:基本的に、自分が出る大会ってひとりじゃないですか。勝っても負けても。

でも、今回はチームなので、余計に悔しいです。

もちろん周りの人たちは銀メダルでも「おめでとう」と言ってくれますし、世間の人たちから見たらすごくいい結果だと思ってもらえているんですけど、僕たちからしたら、金か銀だったら金の方がいいに決まっています。

もちろん誰が悪いとかって絶対になくて、そこまで行くにあたって、みんなが頑張ったからこその銀メダルなのでそれは受け止めますけど、やはり悔しいです。

普段ひとりでやっている大会よりも、正直もっと悔しさはありました。

──それは大会の規模というより、一緒に戦う仲間がいたからこその悔しさだったのでしょうか?

ノビ:4、5カ月しか一緒にいなかったんですけど、すごくふたりのことが好きなんですよ。どうせだったら、あのふたりとの一番最高の思い出は、やっぱり金メダルがよかった。それでも、銀メダルだったとしても最高の思い出にはなりました。


──今回のチームメイトだった、ひぐち選手とSCORE選手について、それぞれどのような印象を持ちましたか?

ノビ:ひぐちくんは25歳なんですけど、格闘ゲームって基本的に年齢が高い人たちが強いことが多いんです。経験値が多いので。でも、あの子ってあの年で何十年もこの業界を生き抜いてきた人たちのような立ち回りをするんですよ。

さっき控え室で話したときに、「僕、15歳くらいからこの感覚とかメンタルは変わらないんですよ」って言っていて。それって生まれつきなんでしょうね。すごいなと思いました。

僕の周りの同じ世代で『鉄拳』をやっている子たちには、あれくらい落ち着いた子っていないので、人生2周目なんじゃないかなって思いましたね(笑)。

SCOREさん、澤田さんに関しては、正直あの人がいたからチームが成り立っていると思います。

僕が結構好き放題やるタイプで、ひぐちくんはそれに対して「何でもオッケーですよ」というタイプなんです。そこでSCOREさんが「まあまあまあ」みたいな感じで、いろいろまとめてくれるので。なんだかんだ一番年齢も上ですし、すごくリーダーという感覚があります。

それに、あの人が一番ゲームというものを心から好きなんじゃないかなって感じました。さっき控え室で聞いた話なんですけど、SCOREさんが34〜35歳くらいの時に精神年齢を測ったら「13歳」だったそうで(笑)。本当に心の底からゲームを楽しんでいる人なんだなという面では、すごく尊敬しています。

──異なる格闘ゲームの選手と組むことで、あらためて気づいた面白さもありましたか?

ノビ:ありましたね。

僕は『ストリートファイター6』はもちろん見たことがありますけど、『KOF XV』はあまり見たことがなかったんです。でも、澤田さんの試合を通して「めちゃめちゃ面白いじゃん!」ってなって。だから、3つの種目をやるというのは、一石二鳥じゃなくて、一石三鳥じゃんって思いましたね。

『鉄拳8』って一匹狼感が強いゲーム性だと思うんですけど、今回のことで僕たちの関係性がもっといろいろな人に知られて、「あ、接しやすいんだ」と思ってもらえたらうれしいですね。

──今大会では、普段の「ノビ」ではなく、ずっと本名の「中山大地」と呼ばれていました。その点はいかがでしたか?

ノビ:いや、違和感はやばいっすよね(笑)。僕は20歳くらいからプロゲーマーっぽい感じで生きてきて、15年間くらいは「ノビ」って名前で活動してきたので。

ただ、「中山大地」として出してもらったことによって、中学校の同級生とかからも連絡が来たりして。「大地って久々に呼ばれたな」とか思いましたね。まあ、僕はどっちでもよかったんですけど。もともと隠していたわけでもないですし。

むしろ、「なんでノビにしちゃったんだろうな」とも思いましたね(笑)。


SCORE選手「銀メダルは、3人で頑張った思い出の品」



──銀メダル獲得、おめでとうございます。決勝の韓国戦について、Madkof選手のオメガ・ルガールが非常に強力に見えました。実際に対戦してみて、いかがでしたか?


SCORE:一応、準備はしていて対策とかもしていたんですけど、ちょっと環境に適応できなくて、思い通りには勝てなかったですね。相手もしっかり準備してきていたみたいですし、思い通りの結果にならなくて、ちょっとまだモヤモヤはしています。

──先鋒のキャラクターで勝負することは、事前に考えていた戦略だったのでしょうか?

SCORE:そうですね。『KOF XV』というゲームは、先鋒戦で勝てるとすごく有利になるので、先鋒には自信のあるキャラクターをできるだけ出すという考え方なんです。僕も一応、相手のキャラクター用に対策したつもりだったんですけど、噛み合わなかったですね。

──決勝までの試合では順調に勝ち上がってきましたが、特に強いと感じた相手はいましたか?

SCORE:準決勝の香港の選手です。知っているプレーヤーなんですけど、もともと壁だと感じていた相手だったので、そこに勝てるかどうかというところには、かなり力を入れて練習してきました。

──今回のアジア競技大会は、普段出場している格闘ゲーム大会と比べても、特別な大会でしたか?

SCORE:いや、かなり違いましたね。今回は団体戦ということで、しかも同じゲームをやっている人同士の団体戦とも違って、複数の種目で戦うので、かなり新鮮でした。

予選から、ルールも普通の格闘ゲームの大会とは違って厳しめなものだったりして。そういうところも含めて、かなりいい経験をさせてもらいました。


──団体戦では、誰がどの試合に出るかという戦略も重要でした。出場順はどうやって決めていたのでしょうか?

SCORE:まず最初に3人で話して、1試合目は特に自信がある種目で勝ちに行こうと。その流れで、勝っているときには「この種目なら絶対に勝てる」という自信があるところを、できるだけ早めに出していました。

──かなり積極的に、勝てるところから先手を取っていく戦略だったんですね。

SCORE:そうですね。特に相方のふたりが強すぎるので(笑)。

僕は結構勝てるなと思っていても、「もしかしたら……」と考えてしまうタイプで、あまり自信がないんです。でも、ふたりはかなり自信を持って「じゃあ、行きますよ!」みたいに言ってくれたので、かなり心は支えられていました。

──ノビ選手は、SCORE選手がチームをまとめてくれたと話していました。SCORE選手から見て、ひぐち選手とノビ選手はどんな存在でしたか?

SCORE:ひぐちくんは25歳のはずなんですけど、かなり年齢が近いような感じがするというか、いい意味ですごくしゃべりやすくて、若いから気を遣うとか、逆に気を遣われるとか、そういうことがなかったですね。ゲームももちろん強いですし、一緒に頑張ろうということで、いろいろやってくれて、すごくやりやすかったです。

ノビさんについては、むしろまとめてくれていたのはノビさんやと僕は思っています。ノビさんがムードメーカーというか、いろいろ言ってくれて、それのおかげでチーム全体の雰囲気が良くなったり、楽しくできたりというのは感じましたね。

ふたりとも話しやすくて、僕は相方のふたりが彼らでよかったなという気持ちがすごく強いです。

──今大会のeスポーツ日本代表の中でもベテランであるSCORE選手にとって、今回の銀メダルはご自身のキャリアの中でどのような意味を持つものになりましたか?

SCORE:正直なところ、メダルで人生が何か変わるとかはないかもしれないです。でも、個人的にノビさんとひぐちくんとのいい経験と思い出ができたので、その思い出の品、っていう感じですね。

これ(銀メダル)を見るたびに、彼らと頑張ったなということを思い出せるので、いいものになったと思います。

※ ※ ※

今回の対戦格闘団体戦で印象的だったのは、3人がそれぞれ異なる格闘ゲームをプレーしているにもかかわらず、ひとつのチームとして戦い抜いたことだ。

『ストリートファイター6』『鉄拳8』『THE KING OF FIGHTERS XV』は、同じ格闘ゲームというジャンルにありながら、対戦システムもキャラクターも、必要な技術も大きく異なる。普段の大会であれば、それぞれが別の舞台で頂点を目指す選手たちだ。それが今回、国を背負う立場になり、3人で勝利を目指すことになった。

ひぐち選手は、普段交流のなかったふたりに迷惑をかけたくないという緊張感を抱えながら、日本の『ストリートファイター6』を代表する責任を背負った。若手ながらガイルにこだわり続けてきた実績は非常に大きい。

ノビ選手は、これまで数え切れないほどの大会を経験してきたベテランでありながら、個人戦以上の悔しさがあったと口にしていた。それは、短期間で仲間として信頼を深めたふたりと、どうしても金メダルを取りたいという思いがあったからだろう。

そしてeスポーツ選手団の中でも最年長としてチームを率いてきたSCORE選手にとって、この銀メダルはキャリアの実績だけでなく、ふたりとともに戦った日々を思い出すための、かけがえのない記念品になったとも語っていた。

興味深いのは、ノビ選手がSCORE選手を「チームをまとめてくれたリーダー」と評する一方で、SCORE選手はノビ選手こそが「チームを明るくしてくれたムードメーカー」だったと話していること。そして、ふたりが口をそろえてベテラン並みの安定感を感じたというひぐち選手への信頼だ。異なるコミュニティーで活躍してきた3人が、お互いの強さだけでなく、人柄にも信頼を寄せていたことが伝わってくる。

金メダルへのあと一歩は、決して小さな差ではなかったかもしれない。特に、決勝で韓国代表に2-1とリードしながら、そこから逆転された悔しさは、簡単に消えるものではないだろう。

それでも、前回大会では届かなかったメダルをつかみ、格闘ゲームの枠を越えた新しいチームの可能性を見せたことは確かな前進だ。3人でつかんだ銀メダルの先に、金メダルを目指す機会が再び訪れることに期待したい。

最後に、ひぐち選手のYouTubeチャンネルで行われた3人の座談会の動画もぜひご覧いただきたい。



関連リンク

ひぐち選手 X
https://x.com/higuchi010914
ノビ選手 X
https://x.com/daichinobi
SCORE選手 X
https://x.com/score33333

第20回アジア競技大会 eスポーツ競技|eSports World大会情報
https://esports-world.jp/tournament/61552
アジア競技大会 eスポーツ日本代表メダル獲得レポート|eSports World
https://esports-world.jp/report/66626

【インタビュー】『ぷよぷよeスポーツ』金メダリスト・ゆうき|eSports World
https://esports-world.jp/interview/66668
【インタビュー】『ポケモンユナイト』金メダリスト・日本代表チーム|eSports World
https://esports-world.jp/interview/66873

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