【「LJL 2025」チャンピオン QT DIG∞インタビュー】 「最後にはREJECTに当たると思って戦ってきた」QT DIG∞が1年間で積み上げてきたもの

『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)の国内最高峰の大会として開催された「LJL 2025」。それまでの春・夏の2スプリット制のリーグ方式から、プロアマ問わず広く誰でも参加できるオープントーナメント方式に刷新。試合方式の異なる3つのスプリットの戦績によって、「LJL 2025 FINALS TOURNAMENT」で日本最強を決めるという形式になった。
その優勝チームは日本一の称号、賞金100万円に加えて、日本を含むアジア太平洋地域の国際リーグ「LCP」に参戦するための「LCP P&R」(LCP入れ替え戦)への挑戦権も獲得できる。日本から世界への道が開かれるとあって、国内の有力チームの多くがそれを目指して切磋琢磨してきた。
決勝戦に駒を進めたのは、「LJL Forge」「LJL Storm」「LJL Ignite」 の3つすべてで優勝を重ねてきた絶対王者REJECT(RC)と、「LJL Storm」から参戦し、「LJL Ignite」終了時点の4番手から躍進したQT DIG∞(QTD)の2チームだ。

REJECTは元LJLのプロを中心に、ADCに韓国や中国での経験もあるsamver選手を加えた強力な布陣。対するQTDもLJLでの経験を持つプロにVan選手が加わり、強力なジャングル-ミッドラインを持つ。
しかし、9月15日(月・祝)の決勝戦の前に行われた「LJL 2025 アワード」でも、オブザーバー、キャスター、インフルエンサーらの投票による各レーンの最優秀選手「2025 ALL LJL TEAM」では、RCの5人が丸ごと選出。キャスターやインフルエンサーによる優勝予想でも、2名以外はすべてRCの優勝を信じて疑わなかったのだ。



しかし、「LJL 2025」最初にして最後のオフライン大会には魔物が潜んでいた。
完成度の高さが評価されたRCに対して、QTDは常に拮抗した戦いを挑んでいく。特に集団戦でのあと一撃でデッドするという場面では、QTDの方が個人技、チーム力ともに一歩上回っていたようにも感じられ、2ゲームを連取してまさかの王手。ゲーム3でRCも持ち直したものの、QTDの勢いは止まらずゲーム4でも見事な勝利を挙げた。
ワード1本、アイテムひとつ、ミニオン1体の経験値・ゴールド差が試合を左右したと言えるほど、どちらが勝ってもおかしくない戦いが最後まで繰り広げられた結果、QTDがあらゆる予想を覆す大逆転勝利を成し遂げた。
【結果速報 9月15日】「LJL 2025 FINALS TOURNAMENT」はQT DIG∞がREJECTに勝利! 「LCP入れ替え戦」に挑む
ここからは、試合終了後のメディア向け合同インタビューの内容をお届け。決勝戦に向けて決して本調子とは言えない中で、なぜ負け続けてきたREJECTに勝利できたのか。
──「LJL 2025」の優勝、おめでとうございます。「LJL」がオープン大会になって、「LJL Storm」からの参戦ということで準備もしていたと思うのですが、どんな準備をして、シーズンを通して出場したのか、その結果としてこう検討していきたについてお聞きしたいと思います。
Yuhi:最初のシーズン(LJL Forge)に出なかったのは、大会に向けての準備というよりも、メンバーが固まっておらず、チーム自体の準備ができていなかったので、出たくても出れないっていう状況でした。

──Van選手とDICE選手は韓国人選手ですけども、特にVan選手はチームに合流するのが遅くなったと思います。なので、チームでどのように慣れていったのでしょうか?
Van:合流が遅くなってしまったので、正直優勝するのは難しいかなと思っていました。コミュニケーションに関しては、日本人選手の皆さんがすごく親切に話してくれるので大丈夫でした。あとはSonコーチが日本語がすごくうまいので教えてもらって、練習しながらコミュニケーション取れました。
チームに最初に来た時は、チームの人たちが見るゲームと自分たちのゲームの違いを感じて、そこを合わせるのが大変だったんですけれども、いい結果につながったと思います。
──LJLとしては久しぶりのオフラインでしたが、それに対しての感想と、それが実際今日の勝者にどんな影響があったのか。
Washidai:僕はそもそもオフライン大会が初めてだったので、正直めちゃくちゃ緊張するかなとか、ホワイトノイズ(※会場の声が聞こえないように選手のヘッドセットに流れるノイズ)とかわからなかったんですけど、ちょうど2週間前にチームのスポンサー交流会で大人数と話す機会があって、そこでめちゃくちゃ緊張してなにもしゃべれなくなったんです。それに比べたら緊張もあったけど、むしろ楽しめました。

──今日のREJECT戦に向けて時間もありましたが、特別に準備をしてきましたか? それともトーナメントの中で戦ってきたVARREL YOUTH、Burning Core TOYAMA、DFM Academyと戦ってくる中で、チームとして練度を高めたりしてきたのでしょうか?
Yuhi:ちょっと衝撃かもしれないですけど……マジで練習してなくて、僕たち。DFMA戦が終わった後にまず、hetelがコロナにかかって1週間くらい、Van君も病気になって韓国に戻って。準備したことと言えば、正直バンピックを考えることくらいで、プレーした時にも大会のパッチを間違えて次のパッチで練習していたほどだったんです。
なので、実質今日のために準備した日といえば、おととい大会のパッチで夜にスクリムを3戦しただけ。みんなも言っていましたが、今日勝てたのがほんとに不思議なくらい準備不足だったと思います。
Sonコーチ:いまYuhiが言ったように、みんな順番に体調を崩して練習ができなかったのも事実でした。それでも、僕たちは最後にはRCに当たるというのはわかっていたし、シーズン中もずっと、他のチームとの対戦でもそれを意識してRC戦に向けて仮定しながら、どうやったら勝てるか話し合いながら練習してきました。
まったく準備していないわけではなく、この1年間ずっと勝つことだけ考えてきたので、それがオフラインの一番大事な試合でうまくハマりました。ドラフト面でも、相手と僕たちのバンピックをずっと話してきたので、うまくできたのが勝てたポイントではないかなと思います。

──そんな中、これまでREJECTに勝つことはできませんでしたが、今日はゲーム1で勝って、ゲーム2でも勝って……と進んでいきました。その間、チームの雰囲気はどうでしたか?
Washidai:ゲーム1で勝った時は、終わってすぐはうれしかったです。というのも、準備もできていなかったですし、1戦目が大事だと思っていたので。ゲーム2に挑む時は、以前のREJECT戦でもゲーム1で勝ってから負けちゃったので、“1戦目マインド”でやるという感じでした。
ただ、ゲーム2で勝利した時は正直心の中ではうれしかったし、「3-0もいけるかな……」っていうマインドがやっぱ僕は出てきてしまって。みんなはそうではなかったと思うんですが、多分それで試合を落としちゃったかなと思います。
だから、ゲーム3も「俺たちいけるぞ!」という感じではなく、“1戦目マインド”で勝ってから喜ぼうと思っていたのですが、ゲーム4で勝った時、僕は逆にそのマインドが残っていてすぐに喜べなかったんです。気を張り続けてたんだなって思いましたね。
──QTDが「LJL」で優勝して、台湾のDeep Cross Gaming、オセアニアのSaving OCE、フィリピンのInferno Esportsと 「LCP P&R」の全チームが決定しました。最後には、LCPから入れ替え候補となるChiefs Esportsと戦うことになりますが、ライバルの印象をお聞かせください。
DICE:LCP昇格戦の中ではDCGが一番強いと思いますが、勝てると信じて、やるべきことをやれば勝てると思います。
試合終了後のインタビューで、チームリーダーのYuhi選手は会場で観戦していたBurning Core時代にお世話になった34(スリーフォー)コーチへの感謝を述べる場面もあった。

「LJL」の中でも日本人ADCのベテランプレーヤーであるYuhiにとって、方式は変わったとはいえ「LJL」での優勝は自身初。Sengoku Gaming時代からともに戦ってきたWashidai、hetelにとってももちろん初めての勝利だ。
絶対王者としてDetonatioN FocusMeが君臨してきた時代に、彼らに勝てずに戦い続けてきた選手たちが、いまの「LJL」でトップ争いを繰り広げている姿には、「LJL」を追い続けてきたファンのひとりとして、個人的に特別な感情もあった。Yuhi選手の古巣であるBurning Core TOYAMAも大きく成長を遂げ、レギュラーシーズンではQT DIG∞よりも強かった。DFMアカデミーもLCP入れ替え戦の権利はないとはいえ、QT DIG∞の前に大きく立ちはだかった。ライバルたちは着実に「LJL」の中でも育ってきている。
そして、REJECTの存在がQT DIG∞をここまで引き上げたことも間違いない。配信終了後、オフライン会場ではREJECTのメンバーたちが悔し涙とともにファンにあいさつする姿も見られたが、「きっと来年も強くなって帰ってくる」という力強い言葉も聞かれた。
新生「LJL」はまだ始まったばかり。どのチームもさらに強くなり、日本のみならず「LCP」そして再び「Worlds」で活躍する姿が見られるだろう。

しかし、そんな「LJL」の思いを携えたQT DIG∞が次に挑む「LCP P&R」のライバルたちは、決して簡単に勝てる相手ではない。むしろいまの「LJL」にとってはどのチームも格上の存在と言えるが、QT DIG∞自身がそんな格上と言われるライバルたちを蹴散らしてこの場所にいるのだから。
Fukuoka SoftBank HAWKS gaming、DetonaitoN FocusMeとともに、「LCP 2026」の舞台で「LJL」からの3チームが戦う姿をぜひ見せてほしい。
「LCP P&R」は、2025年10月1日〜4日にかけて、台湾のLCPアリーナで開催予定だ。
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その優勝チームは日本一の称号、賞金100万円に加えて、日本を含むアジア太平洋地域の国際リーグ「LCP」に参戦するための「LCP P&R」(LCP入れ替え戦)への挑戦権も獲得できる。日本から世界への道が開かれるとあって、国内の有力チームの多くがそれを目指して切磋琢磨してきた。
下馬評は圧倒的にREJECT有利の予想
決勝戦に駒を進めたのは、「LJL Forge」「LJL Storm」「LJL Ignite」 の3つすべてで優勝を重ねてきた絶対王者REJECT(RC)と、「LJL Storm」から参戦し、「LJL Ignite」終了時点の4番手から躍進したQT DIG∞(QTD)の2チームだ。

「LJL 2025 FINALS TOURNAMENT」の4チームのうち1位と4位だったRCとQTDは、初戦で対戦し3-0でRCが完勝。そこからロワーブラケットの強敵との対戦により、QTDはチーム力を高めていったのかもしれない
REJECTは元LJLのプロを中心に、ADCに韓国や中国での経験もあるsamver選手を加えた強力な布陣。対するQTDもLJLでの経験を持つプロにVan選手が加わり、強力なジャングル-ミッドラインを持つ。
しかし、9月15日(月・祝)の決勝戦の前に行われた「LJL 2025 アワード」でも、オブザーバー、キャスター、インフルエンサーらの投票による各レーンの最優秀選手「2025 ALL LJL TEAM」では、RCの5人が丸ごと選出。キャスターやインフルエンサーによる優勝予想でも、2名以外はすべてRCの優勝を信じて疑わなかったのだ。

「2025 ALL LJL TEAM」賞は全レーンでRCの選手が選出された

インフルエンサーによる勝利予想では、たかやスペシャル、EUGEOのみがQTDを予想

LJLキャスター人は7人が獲得ゲーム数も含めてまったく同じRC予想だった
しかし、「LJL 2025」最初にして最後のオフライン大会には魔物が潜んでいた。
完成度の高さが評価されたRCに対して、QTDは常に拮抗した戦いを挑んでいく。特に集団戦でのあと一撃でデッドするという場面では、QTDの方が個人技、チーム力ともに一歩上回っていたようにも感じられ、2ゲームを連取してまさかの王手。ゲーム3でRCも持ち直したものの、QTDの勢いは止まらずゲーム4でも見事な勝利を挙げた。
ワード1本、アイテムひとつ、ミニオン1体の経験値・ゴールド差が試合を左右したと言えるほど、どちらが勝ってもおかしくない戦いが最後まで繰り広げられた結果、QTDがあらゆる予想を覆す大逆転勝利を成し遂げた。
【結果速報 9月15日】「LJL 2025 FINALS TOURNAMENT」はQT DIG∞がREJECTに勝利! 「LCP入れ替え戦」に挑む
ここからは、試合終了後のメディア向け合同インタビューの内容をお届け。決勝戦に向けて決して本調子とは言えない中で、なぜ負け続けてきたREJECTに勝利できたのか。
Yuhi「REJECT対策どころか、ほとんど練習ができない状態だった」
──「LJL 2025」の優勝、おめでとうございます。「LJL」がオープン大会になって、「LJL Storm」からの参戦ということで準備もしていたと思うのですが、どんな準備をして、シーズンを通して出場したのか、その結果としてこう検討していきたについてお聞きしたいと思います。
Yuhi:最初のシーズン(LJL Forge)に出なかったのは、大会に向けての準備というよりも、メンバーが固まっておらず、チーム自体の準備ができていなかったので、出たくても出れないっていう状況でした。

Yuhi選手
──Van選手とDICE選手は韓国人選手ですけども、特にVan選手はチームに合流するのが遅くなったと思います。なので、チームでどのように慣れていったのでしょうか?
Van:合流が遅くなってしまったので、正直優勝するのは難しいかなと思っていました。コミュニケーションに関しては、日本人選手の皆さんがすごく親切に話してくれるので大丈夫でした。あとはSonコーチが日本語がすごくうまいので教えてもらって、練習しながらコミュニケーション取れました。
チームに最初に来た時は、チームの人たちが見るゲームと自分たちのゲームの違いを感じて、そこを合わせるのが大変だったんですけれども、いい結果につながったと思います。
──LJLとしては久しぶりのオフラインでしたが、それに対しての感想と、それが実際今日の勝者にどんな影響があったのか。
Washidai:僕はそもそもオフライン大会が初めてだったので、正直めちゃくちゃ緊張するかなとか、ホワイトノイズ(※会場の声が聞こえないように選手のヘッドセットに流れるノイズ)とかわからなかったんですけど、ちょうど2週間前にチームのスポンサー交流会で大人数と話す機会があって、そこでめちゃくちゃ緊張してなにもしゃべれなくなったんです。それに比べたら緊張もあったけど、むしろ楽しめました。

Washidai選手
──今日のREJECT戦に向けて時間もありましたが、特別に準備をしてきましたか? それともトーナメントの中で戦ってきたVARREL YOUTH、Burning Core TOYAMA、DFM Academyと戦ってくる中で、チームとして練度を高めたりしてきたのでしょうか?
Yuhi:ちょっと衝撃かもしれないですけど……マジで練習してなくて、僕たち。DFMA戦が終わった後にまず、hetelがコロナにかかって1週間くらい、Van君も病気になって韓国に戻って。準備したことと言えば、正直バンピックを考えることくらいで、プレーした時にも大会のパッチを間違えて次のパッチで練習していたほどだったんです。
なので、実質今日のために準備した日といえば、おととい大会のパッチで夜にスクリムを3戦しただけ。みんなも言っていましたが、今日勝てたのがほんとに不思議なくらい準備不足だったと思います。
Sonコーチ:いまYuhiが言ったように、みんな順番に体調を崩して練習ができなかったのも事実でした。それでも、僕たちは最後にはRCに当たるというのはわかっていたし、シーズン中もずっと、他のチームとの対戦でもそれを意識してRC戦に向けて仮定しながら、どうやったら勝てるか話し合いながら練習してきました。
まったく準備していないわけではなく、この1年間ずっと勝つことだけ考えてきたので、それがオフラインの一番大事な試合でうまくハマりました。ドラフト面でも、相手と僕たちのバンピックをずっと話してきたので、うまくできたのが勝てたポイントではないかなと思います。

──そんな中、これまでREJECTに勝つことはできませんでしたが、今日はゲーム1で勝って、ゲーム2でも勝って……と進んでいきました。その間、チームの雰囲気はどうでしたか?
Washidai:ゲーム1で勝った時は、終わってすぐはうれしかったです。というのも、準備もできていなかったですし、1戦目が大事だと思っていたので。ゲーム2に挑む時は、以前のREJECT戦でもゲーム1で勝ってから負けちゃったので、“1戦目マインド”でやるという感じでした。
ただ、ゲーム2で勝利した時は正直心の中ではうれしかったし、「3-0もいけるかな……」っていうマインドがやっぱ僕は出てきてしまって。みんなはそうではなかったと思うんですが、多分それで試合を落としちゃったかなと思います。
だから、ゲーム3も「俺たちいけるぞ!」という感じではなく、“1戦目マインド”で勝ってから喜ぼうと思っていたのですが、ゲーム4で勝った時、僕は逆にそのマインドが残っていてすぐに喜べなかったんです。気を張り続けてたんだなって思いましたね。
──QTDが「LJL」で優勝して、台湾のDeep Cross Gaming、オセアニアのSaving OCE、フィリピンのInferno Esportsと 「LCP P&R」の全チームが決定しました。最後には、LCPから入れ替え候補となるChiefs Esportsと戦うことになりますが、ライバルの印象をお聞かせください。
DICE:LCP昇格戦の中ではDCGが一番強いと思いますが、勝てると信じて、やるべきことをやれば勝てると思います。
※ ※ ※
試合終了後のインタビューで、チームリーダーのYuhi選手は会場で観戦していたBurning Core時代にお世話になった34(スリーフォー)コーチへの感謝を述べる場面もあった。

Yuhi選手の言葉に観客席最前列からガッツポーズを見せた34コーチ
「LJL」の中でも日本人ADCのベテランプレーヤーであるYuhiにとって、方式は変わったとはいえ「LJL」での優勝は自身初。Sengoku Gaming時代からともに戦ってきたWashidai、hetelにとってももちろん初めての勝利だ。
絶対王者としてDetonatioN FocusMeが君臨してきた時代に、彼らに勝てずに戦い続けてきた選手たちが、いまの「LJL」でトップ争いを繰り広げている姿には、「LJL」を追い続けてきたファンのひとりとして、個人的に特別な感情もあった。Yuhi選手の古巣であるBurning Core TOYAMAも大きく成長を遂げ、レギュラーシーズンではQT DIG∞よりも強かった。DFMアカデミーもLCP入れ替え戦の権利はないとはいえ、QT DIG∞の前に大きく立ちはだかった。ライバルたちは着実に「LJL」の中でも育ってきている。
そして、REJECTの存在がQT DIG∞をここまで引き上げたことも間違いない。配信終了後、オフライン会場ではREJECTのメンバーたちが悔し涙とともにファンにあいさつする姿も見られたが、「きっと来年も強くなって帰ってくる」という力強い言葉も聞かれた。
新生「LJL」はまだ始まったばかり。どのチームもさらに強くなり、日本のみならず「LCP」そして再び「Worlds」で活躍する姿が見られるだろう。

ファンに向けて感謝を述べたREJECT。この敗北は、REJECTをさらに高みへと引き上げるはず
しかし、そんな「LJL」の思いを携えたQT DIG∞が次に挑む「LCP P&R」のライバルたちは、決して簡単に勝てる相手ではない。むしろいまの「LJL」にとってはどのチームも格上の存在と言えるが、QT DIG∞自身がそんな格上と言われるライバルたちを蹴散らしてこの場所にいるのだから。
Fukuoka SoftBank HAWKS gaming、DetonaitoN FocusMeとともに、「LCP 2026」の舞台で「LJL」からの3チームが戦う姿をぜひ見せてほしい。
「LCP P&R」は、2025年10月1日〜4日にかけて、台湾のLCPアリーナで開催予定だ。
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