【Anthem選手単独インタビュー】LCQに目標を合わせてやっている——🇯🇵DetonatioN FocusMe 全敗でリーグを終える。初勝利はLCQへ持ち越し
現在、韓国ソウルで開催中の『VALORANT』の最高峰リーグのひとつである「VCT Pacificリーグ」。2カ月間にわたる総当たりのリーグ戦もついに最終日へ突入。
日本代表として出場している🇯🇵DetonatioN FocusMe(🇯🇵DFM)は現在0勝8敗と何としても初勝利を収め、7月に行われるLast Chance Qualifier(LCQ)へ向けて勢いづけたいところだ。
対する🇹🇭Talon Esports(🇹🇭TLN)は2勝6敗とこちらもPlayoff進出は逃している。「LOCK//IN ブラジル」ではベスト8の好成績を収めていただけにLCQでは結果を残したい。
第1マップのロータスではAnthem(あんせむ)選手のファーストブラッドを皮切りに有利な攻めを見せていたが、🇹🇭TLNのタイムアウト後から徐々にラウンド差を縮められる展開に。後半では11:9とリードしている段階から4ラウンド連続で相手に取られマップを落とした。
続く🇯🇵DFMのピックマップであるバインドでは、終始試合の流れを掴むことができずに前半を2:10での折り返し。後半はピストルラウンドを落とすも2ndバイでラウンドを取得。しかし前半についた差は大きく、13:4で試合を終えた。
今回はそんな試合直後の🇯🇵DFM Anthem選手のインタビューをお届けしよう。
——試合おつかれさまです。まずは試合の率直な感想をお願いいたします。
Anthem選手(以下、Anthem):負けてしまったんですけど、第1マップのロータスではいい試合ができたかなと思います。でも「これをやろう」ってなった時にスキルを瞬時に合わせられない部分があって、それで3、4ラウンド落としてしまいました。
第2マップのバインドは相手がしてくることに対するチームとしての対応が遅くてズルズル行ってしまって前半10:2で折り返しになったことが決め手でしたね。
——対戦相手の🇹🇭TLNは構成や戦術が読めないチームだったかと思います。事前の対策はどういったことを行っていましたか。
Anthem:アナリストとかコーチ陣が相手の対策の資料を作ってくれていて、この構成でやってくるだろうというのはほぼほぼ合っていました。ロータスに関してはうまく対応できたけど、細かいスキルのミスやスキルが入らなかったりして負けて、バインドでは嫌なところを突かれ続けてその対応が遅かったですね。
——純粋な撃ち合いが強い選手が多いチームだったと思います。特に印象に残っている選手はいますか。
Anthem:patt選手が強かったなという印象です。ほかの選手は連携力の高さが印象深いです。
——試合の序盤でオーディンやオペレーターを使用するシーンが目立ちましたが何か意図はあったのでしょうか。
Anthem:スクリムで何度か使ってはいたのですが、頻繁に出すものではなくて自分の体感で「これ刺さりそうだな」と思ったので独断で使用しました。オーディンは🇪🇺FNATICとかほかの地域でもロータスで開幕壁抜きをすることが流行っているので真似じゃないですけど、読みや直感で使用しました。
——ロータスではヴァイパーズピットを切っても突破されてラウンドを落とす場面が多く見られました。攻略された原因はなんでしょうか。
Anthem:単純に相手がうまかったのもありますけど、こっちがヴァイパーズピットの強みを生かして戦えていなくて自滅してしまったなという印象です。
——🇯🇵DFMのピックマップであるバインドで終始厳しい試合展開になりました。用意してきたものが刺さらなかったのでしょうか。
Anthem:守りで用意してきたものはいくつかあるんですけど、それよりも開幕からやる作戦が刺さらなかった部分もありました。
でも、デフォルト(広がって相手のやり方を見ながら守る)の部分で流れを持っていかれてしまって、タイミングを見て出したセットも刺さらずという感じで——。デフォルトをやっている時の対応がもっと早かったら違う結果になっていたかなと思います。
——バインドではSeoldam選手がレイズを使用したり、Anthem選手がコントローラーを担当するなど🇯🇵DFMとしては今大会初めて見る構成でしたね。
Anthem:LCQに目標を合わせてやっているのでSeoldamのジェットはパフォーマンスは出ますが、ピックプールも増やしつつ使いこなして、自分たちのスタイルの幅も広げられたらなという意図があってヴァイパーやレイズを採用しました。
——最後にレギュラーシーズンはこれで終わりとなりましたが、7月に控えているLCQに向けて意気込みをお願いいたします。
Anthem:リーグは0勝で終わってしまいましたが、まだChampionsの道が閉ざされたわけではないのでLCQに向けて一生懸命できることをやって、応援してくださる皆さんにひとつの形として見せれるようがんばりますので応援よろしくお願いいたします。
——ありがとうございました。これからも応援しています!
———
レギュラーシーズンを0勝で終えた🇯🇵DFM。しかし試合の中には強豪相手にマップを取得するなど惜しい場面も多く、時間をかけてチームの連携を高めていけばいい結果が出せるのではないかと思う。
リーグで一番負けたということはその分悔しさも味わい、課題点も見つかったということ。この経験をバネに選手たちは更なる成長を遂げてくれると信じている。
次は7月に開催されるLCQだ。悲観せずにこれからも🇯🇵DFMを応援していこう!
© 2023 Riot Games, Inc. Used With Permission
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VALORANT // JAPAN:
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日本代表として出場している🇯🇵DetonatioN FocusMe(🇯🇵DFM)は現在0勝8敗と何としても初勝利を収め、7月に行われるLast Chance Qualifier(LCQ)へ向けて勢いづけたいところだ。
対する🇹🇭Talon Esports(🇹🇭TLN)は2勝6敗とこちらもPlayoff進出は逃している。「LOCK//IN ブラジル」ではベスト8の好成績を収めていただけにLCQでは結果を残したい。
第1マップのロータスではAnthem(あんせむ)選手のファーストブラッドを皮切りに有利な攻めを見せていたが、🇹🇭TLNのタイムアウト後から徐々にラウンド差を縮められる展開に。後半では11:9とリードしている段階から4ラウンド連続で相手に取られマップを落とした。
続く🇯🇵DFMのピックマップであるバインドでは、終始試合の流れを掴むことができずに前半を2:10での折り返し。後半はピストルラウンドを落とすも2ndバイでラウンドを取得。しかし前半についた差は大きく、13:4で試合を終えた。
今回はそんな試合直後の🇯🇵DFM Anthem選手のインタビューをお届けしよう。
嫌なところを突かれ続けた
——試合おつかれさまです。まずは試合の率直な感想をお願いいたします。
Anthem選手(以下、Anthem):負けてしまったんですけど、第1マップのロータスではいい試合ができたかなと思います。でも「これをやろう」ってなった時にスキルを瞬時に合わせられない部分があって、それで3、4ラウンド落としてしまいました。
第2マップのバインドは相手がしてくることに対するチームとしての対応が遅くてズルズル行ってしまって前半10:2で折り返しになったことが決め手でしたね。
——対戦相手の🇹🇭TLNは構成や戦術が読めないチームだったかと思います。事前の対策はどういったことを行っていましたか。
Anthem:アナリストとかコーチ陣が相手の対策の資料を作ってくれていて、この構成でやってくるだろうというのはほぼほぼ合っていました。ロータスに関してはうまく対応できたけど、細かいスキルのミスやスキルが入らなかったりして負けて、バインドでは嫌なところを突かれ続けてその対応が遅かったですね。
——純粋な撃ち合いが強い選手が多いチームだったと思います。特に印象に残っている選手はいますか。
Anthem:patt選手が強かったなという印象です。ほかの選手は連携力の高さが印象深いです。
——試合の序盤でオーディンやオペレーターを使用するシーンが目立ちましたが何か意図はあったのでしょうか。
Anthem:スクリムで何度か使ってはいたのですが、頻繁に出すものではなくて自分の体感で「これ刺さりそうだな」と思ったので独断で使用しました。オーディンは🇪🇺FNATICとかほかの地域でもロータスで開幕壁抜きをすることが流行っているので真似じゃないですけど、読みや直感で使用しました。
——ロータスではヴァイパーズピットを切っても突破されてラウンドを落とす場面が多く見られました。攻略された原因はなんでしょうか。
Anthem:単純に相手がうまかったのもありますけど、こっちがヴァイパーズピットの強みを生かして戦えていなくて自滅してしまったなという印象です。
もっと早かったら違う結果に……
——🇯🇵DFMのピックマップであるバインドで終始厳しい試合展開になりました。用意してきたものが刺さらなかったのでしょうか。
Anthem:守りで用意してきたものはいくつかあるんですけど、それよりも開幕からやる作戦が刺さらなかった部分もありました。
でも、デフォルト(広がって相手のやり方を見ながら守る)の部分で流れを持っていかれてしまって、タイミングを見て出したセットも刺さらずという感じで——。デフォルトをやっている時の対応がもっと早かったら違う結果になっていたかなと思います。
——バインドではSeoldam選手がレイズを使用したり、Anthem選手がコントローラーを担当するなど🇯🇵DFMとしては今大会初めて見る構成でしたね。
Anthem:LCQに目標を合わせてやっているのでSeoldamのジェットはパフォーマンスは出ますが、ピックプールも増やしつつ使いこなして、自分たちのスタイルの幅も広げられたらなという意図があってヴァイパーやレイズを採用しました。
——最後にレギュラーシーズンはこれで終わりとなりましたが、7月に控えているLCQに向けて意気込みをお願いいたします。
Anthem:リーグは0勝で終わってしまいましたが、まだChampionsの道が閉ざされたわけではないのでLCQに向けて一生懸命できることをやって、応援してくださる皆さんにひとつの形として見せれるようがんばりますので応援よろしくお願いいたします。
——ありがとうございました。これからも応援しています!
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レギュラーシーズンを0勝で終えた🇯🇵DFM。しかし試合の中には強豪相手にマップを取得するなど惜しい場面も多く、時間をかけてチームの連携を高めていけばいい結果が出せるのではないかと思う。
リーグで一番負けたということはその分悔しさも味わい、課題点も見つかったということ。この経験をバネに選手たちは更なる成長を遂げてくれると信じている。
次は7月に開催されるLCQだ。悲観せずにこれからも🇯🇵DFMを応援していこう!
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【nemuminimizu プロフィール】
学生時代、『CoD』をはじめFPSにハマる。その後は『APEX』や『VALORANT』などのタイトルをプレイ。アーティストの楽曲や企業用BGMなどを手がける作曲家とフリーランスのライターの二足の草鞋を履いて幅広く活動中。無類のラーメン好き! Twitter:@ongakucas
学生時代、『CoD』をはじめFPSにハマる。その後は『APEX』や『VALORANT』などのタイトルをプレイ。アーティストの楽曲や企業用BGMなどを手がける作曲家とフリーランスのライターの二足の草鞋を履いて幅広く活動中。無類のラーメン好き! Twitter:@ongakucas
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