【DetonatioN FocusMe試合後インタビュー】成長はしているけどまだ足りない部分はある【VCT Pacific】
3月25日(土)に開幕したVALORANT最高峰のリーグ、「インターナショナルリーグ」のひとつであるVCT Pacific。
日本からは🇯🇵ZETA DIVISION(🇯🇵ZETA)と🇯🇵DetonatioN FocusMe(🇯🇵DFM)の2チームが出場中ということもあり盛り上がりが期待されている。
現在行われているリーグ戦では全10チームによるBO3(Best of 3)の総当たり戦が行われ、上位6チームのみがPlayoffへと進出。
DAY2となる3月26日(日)は🇯🇵DFMが出場。初戦の相手となる🇸🇬Paper Rex(🇸🇬PRX)はMastersコペンハーゲンで準優勝するなど実力は間違いないチームだ。
第1マップのパールでは最後の1on1が取りきれないなどの惜しいシーンが多く、ラウンド差ほど内容は悪いものではなかった。続く第2マップのロータスでは11:12と追い詰めるも🇸🇬PRXの落ち着いた立ち回りに後一歩届かず。
2:0で惜しくも敗戦。
今回はそんな試合直後のtakej選手とMelofoviaコーチのインタビューに参加させてもらえたのでその様子をお届けしよう。
——🇸🇬PRXはエージェントプールの広さもあり、事前の準備が難しかったのではないかと思います。どのように戦っていこうと考えていたのでしょうか? また相手のダブルデュエリスト構成はどのくらい予想されていましたか?
Melofoviaコーチ(以下、Melofovia):今はスクリムを多くこなしていて、その中でさまざまな構成のチームがいます。コンセプトプレーや相手のエージェント、構成に対してどうプレイしていくかは常に話し合っています。
今回のピックマップはパールとロータスでしたが、構成を変えてくるなとは思っていて、ダブルデュエリスト構成も常に警戒していました。
ピックに関しては予想内で、とにかく試合中ラウンドごとにみんなで話し合って修正していく、もし足りないところがあれば自分がタイムアウトを取ると言う形でした。基本的にはPRXの構成、セージやフェイドだったりどう言った構成で来るかわからない中で、とにかくそこの修正が一番大事だよということは言っていました。
——ロータスで相手のキルジョイがどのような役割を果たしていましたか。
Melofovia:ロータスはすごいフレキシブルなマップなので、キルジョイがどうというよりかは相手がやってくるコンセプトだったりプレーに対して自分たちがどうプレーするかが重要だと思っています。
アルティメットスキルの「ロックダウン」は確かに強いので、それに対してどうプレーするかは重要ですが、キルジョイに対してどうプレーするかは意識していないです。
——PRX戦では何が足りなくて負けたと思いますか?
Melofovia:パールに関していえばスタッツ自体は負けていなかったと思います。スコアの差は大きかったですが、少人数戦だったり細かいところでのミスだったりミニゲームというところで、どっちが取ってもおかしくないラウンドの中で決め切る能力やミスを犯さないというところ。
ロータスに関しては、PRX相手に1本取れるような、勝ちたい気持ちが前に出てしまって、シンプルにチームとしての経験が足りなかったかなと思います。逆に言えばこれがすごくいい間違いというか、次は勝ち切れるチームを目指して来週までに頑張ります。
——LOCK//INから今日の試合までの間どのような練習をしましたか。また、その練習を通じて結果が出たところ、出なかったところを教えてください。
takej選手(以下、takej):コミュニケーションでの悪いところをなくし、みんなで同じ概念や意識を統一してプレーするのを心がけました。
LOCK//INで自分はアイスボックスの1マップしかプレイしていないですが、EMEAのチームやいろいろなチームと対戦して、ラークのタイミングや相手の最後まで取り切る力などがとてもためになりました。
Melofovia:Riot Games ONE、LOCK//INと成績が出ない中で自分たちに何が足りないのかメンバーで話し合って、そこからやり方も一新しました。
メンバーがどうなるかはまだ模索中で、その中で誰がどういうふうにいつ変わるのかだったりも模索しながらやっていて、やり方は本当に変えていますね。フィードバックの時間も長く、韓国に来てから練習時間も長くなって頑張りどころかなと思います。
EMEAのチームとLOCK//IN期間中に戦って、戦略的な要素だったりゲームの基本概念だったり基礎の部分が自分たちはすごい劣っているなと思いました。エージェントのコンセプトしかり、そういうところを意識して今はプレーしています。
——LOCK//INの時よりも成長したと思います。どのように感じていますか?
takej:成長はしていますが、まだ足りない部分しかないと自分は思っています。ここで止まらないように前に進み続けます。
——現在のチームの仕上がりをどのように評価しているか教えてください。
takej:練習でも自分たちはめっちゃ勝ってる訳ではなくて、常に成長はしていると思うんですけど、ダメな部分もあり、チームとしての完成度は50%も行ってないと思います。
——今までは6人ロースターをマップごとに変えていましたが、この試合では選手の交代はありませんでした。今後はスタメンを固定していくのか、6人で回していくのかをお聞かせください。
Melofovia:自分たちとしてもいろんな可能性を模索しながらやっています。直前になってみないとわからない部分なので、はっきりとは答えられません。
——ありがとうございました。
———
結果だけを見れば0:2とストレート負けではあったが、非常に惜しいラウンドも多く逆転できる要素は大いになった。LOCK//INの時はやや不安な要素があったが、今はそういった不安要素をひとつずつ取り除いているようにも感じられる試合だった。
🇯🇵DFMの次の試合は4月2日(日)。相手は🇰🇷Gen.G戦。1週間でどのような変化を見せてくれるのか。今から楽しみだ。
© 2023 Riot Games, Inc. Used With Permission
■関連SNS
VALORANT // JAPAN:
https://twitter.com/VALORANTjp
VALORANT Champions Tour JAPAN:
https://twitter.com/valesports_jp
■配信URL
Twitch:
https://www.twitch.tv/valorant_jpn
YouTube:
https://youtube.com/@VALORANTjp
AfreecaTV:
https://bj.afreecatv.com/valorantjp
日本からは🇯🇵ZETA DIVISION(🇯🇵ZETA)と🇯🇵DetonatioN FocusMe(🇯🇵DFM)の2チームが出場中ということもあり盛り上がりが期待されている。
現在行われているリーグ戦では全10チームによるBO3(Best of 3)の総当たり戦が行われ、上位6チームのみがPlayoffへと進出。
DAY2となる3月26日(日)は🇯🇵DFMが出場。初戦の相手となる🇸🇬Paper Rex(🇸🇬PRX)はMastersコペンハーゲンで準優勝するなど実力は間違いないチームだ。
第1マップのパールでは最後の1on1が取りきれないなどの惜しいシーンが多く、ラウンド差ほど内容は悪いものではなかった。続く第2マップのロータスでは11:12と追い詰めるも🇸🇬PRXの落ち着いた立ち回りに後一歩届かず。
2:0で惜しくも敗戦。
今回はそんな試合直後のtakej選手とMelofoviaコーチのインタビューに参加させてもらえたのでその様子をお届けしよう。
チームとして経験値の低さが敗因のひとつ
——🇸🇬PRXはエージェントプールの広さもあり、事前の準備が難しかったのではないかと思います。どのように戦っていこうと考えていたのでしょうか? また相手のダブルデュエリスト構成はどのくらい予想されていましたか?
Melofoviaコーチ(以下、Melofovia):今はスクリムを多くこなしていて、その中でさまざまな構成のチームがいます。コンセプトプレーや相手のエージェント、構成に対してどうプレイしていくかは常に話し合っています。
今回のピックマップはパールとロータスでしたが、構成を変えてくるなとは思っていて、ダブルデュエリスト構成も常に警戒していました。
ピックに関しては予想内で、とにかく試合中ラウンドごとにみんなで話し合って修正していく、もし足りないところがあれば自分がタイムアウトを取ると言う形でした。基本的にはPRXの構成、セージやフェイドだったりどう言った構成で来るかわからない中で、とにかくそこの修正が一番大事だよということは言っていました。
——ロータスで相手のキルジョイがどのような役割を果たしていましたか。
Melofovia:ロータスはすごいフレキシブルなマップなので、キルジョイがどうというよりかは相手がやってくるコンセプトだったりプレーに対して自分たちがどうプレーするかが重要だと思っています。
アルティメットスキルの「ロックダウン」は確かに強いので、それに対してどうプレーするかは重要ですが、キルジョイに対してどうプレーするかは意識していないです。
——PRX戦では何が足りなくて負けたと思いますか?
Melofovia:パールに関していえばスタッツ自体は負けていなかったと思います。スコアの差は大きかったですが、少人数戦だったり細かいところでのミスだったりミニゲームというところで、どっちが取ってもおかしくないラウンドの中で決め切る能力やミスを犯さないというところ。
ロータスに関しては、PRX相手に1本取れるような、勝ちたい気持ちが前に出てしまって、シンプルにチームとしての経験が足りなかったかなと思います。逆に言えばこれがすごくいい間違いというか、次は勝ち切れるチームを目指して来週までに頑張ります。
成長はしているけどまだ足りない部分はある
——LOCK//INから今日の試合までの間どのような練習をしましたか。また、その練習を通じて結果が出たところ、出なかったところを教えてください。
takej選手(以下、takej):コミュニケーションでの悪いところをなくし、みんなで同じ概念や意識を統一してプレーするのを心がけました。
LOCK//INで自分はアイスボックスの1マップしかプレイしていないですが、EMEAのチームやいろいろなチームと対戦して、ラークのタイミングや相手の最後まで取り切る力などがとてもためになりました。
Melofovia:Riot Games ONE、LOCK//INと成績が出ない中で自分たちに何が足りないのかメンバーで話し合って、そこからやり方も一新しました。
メンバーがどうなるかはまだ模索中で、その中で誰がどういうふうにいつ変わるのかだったりも模索しながらやっていて、やり方は本当に変えていますね。フィードバックの時間も長く、韓国に来てから練習時間も長くなって頑張りどころかなと思います。
EMEAのチームとLOCK//IN期間中に戦って、戦略的な要素だったりゲームの基本概念だったり基礎の部分が自分たちはすごい劣っているなと思いました。エージェントのコンセプトしかり、そういうところを意識して今はプレーしています。
——LOCK//INの時よりも成長したと思います。どのように感じていますか?
takej:成長はしていますが、まだ足りない部分しかないと自分は思っています。ここで止まらないように前に進み続けます。
——現在のチームの仕上がりをどのように評価しているか教えてください。
takej:練習でも自分たちはめっちゃ勝ってる訳ではなくて、常に成長はしていると思うんですけど、ダメな部分もあり、チームとしての完成度は50%も行ってないと思います。
——今までは6人ロースターをマップごとに変えていましたが、この試合では選手の交代はありませんでした。今後はスタメンを固定していくのか、6人で回していくのかをお聞かせください。
Melofovia:自分たちとしてもいろんな可能性を模索しながらやっています。直前になってみないとわからない部分なので、はっきりとは答えられません。
——ありがとうございました。
———
結果だけを見れば0:2とストレート負けではあったが、非常に惜しいラウンドも多く逆転できる要素は大いになった。LOCK//INの時はやや不安な要素があったが、今はそういった不安要素をひとつずつ取り除いているようにも感じられる試合だった。
🇯🇵DFMの次の試合は4月2日(日)。相手は🇰🇷Gen.G戦。1週間でどのような変化を見せてくれるのか。今から楽しみだ。
© 2023 Riot Games, Inc. Used With Permission
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【nemuminimizu プロフィール】
学生時代、『CoD』をはじめFPSにハマる。その後は『APEX』や『VALORANT』などのタイトルをプレイ。アーティストの楽曲や企業用BGMなどを手がける作曲家とフリーランスのライターの二足の草鞋を履いて幅広く活動中。無類のラーメン好き! Twitter:@ongakucas
学生時代、『CoD』をはじめFPSにハマる。その後は『APEX』や『VALORANT』などのタイトルをプレイ。アーティストの楽曲や企業用BGMなどを手がける作曲家とフリーランスのライターの二足の草鞋を履いて幅広く活動中。無類のラーメン好き! Twitter:@ongakucas
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