【VALORANT LOCK//IN速報】xnfri男泣き🇯🇵DetonatioN FocusMe(DFM)は悔しさ残る初戦敗退に〜合同インタビュー〜
インターナショナルリーグに参加する30チームと中国から招待された2チームの全32チームが激戦を繰り広げる『VALORANT』史上最大の国際トーナメント「VALORANT Champions Tour 2023 LOCK//IN サンパウロ」(以下、「LOCK//IN」)がブラジル・サンパウロで日本時間2月14日(月)から開幕。
日本からは「VCT PACIFIC」に所属するDetonatioN FocusM(DFM)とZETA DIVISION(ZETA)の2チームが出場。14日(月)では、🇯🇵DFMが🇪🇺Giants Gaming(GIA)と対戦。🇪🇺GIAは🇺🇸G2 Esportsや🇰🇷Gen.Gといった強豪選手が移籍して再結成されたチーム。日本のトップ選手が集結した🇯🇵DFMがどのような結果を残すのか期待が高まる試合となっていた。
しかしながら結果は0:2と惨敗。1マップ目のヘイヴン、2マップ目のアイスボックス共に、🇪🇺GIAが掌中に収めた試合展開を見せ厳しい課題を残した試合となった。
日本の配信ではxnfri(ぜんふ)選手が試合後のインタビューに応じていたが、悔しさのあまり言葉に詰まらせるシーンも。
今回は試合直後の合同カンファンレンスに参加したので、その様子をお届けしよう。
——🇪🇺GIA戦おつかれさまでした。非常に苦しい試合となりましたが、🇪🇺GIA戦において、どのような作戦で挑み、どのような点でかみ合わなかったのでしょうか。
Melofoviaコーチ:EUとアジアではスタイルが違うということもありかみ合わない部分が多かったです。
🇪🇺GIA戦に備え、彼らが🇹🇷Parla Esportsや🇹🇷BBL Esportsと戦っている試合のPOV(一人称視点)見て研究はしていたのですが、その試合自体が昨年の11月に行われた内容だったということもあり、スタイルの違いを感じました。
ただ試合中のタイムアウトでは相手のスローテンポな戦術に対応できた部分もあったものの、ピストルラウンドやボーナスラウンド(3ラウンド目)で落としてしまったり、ミニゲームでのミスが多かったのが敗因だったのではと感じています。
——2マップ目のアイスボックスについて質問です。アイスボックスではセージをピックしていないエージェント構成に驚かされました。アイスボックスで非常に重要なエージェントとも言えるセージを選ばなかったのでしょうか?
Suggest選手:確かにセージをピックすることはアイスボックスにおいてはオーソドックスです。しかしチームとしてセージよりもKAY/Oの方がメリットがあると感じ、KAY/Oをピックしました。
——🇯🇵DFMに所属してチームとの連携はとれていましたか?
Suggest選手:まずは経験を積むことが最優先でした。今は連携に関した問題に対処し、さらにゲームを充実させる絶好の機会だと感じています。
——スクリムなども含め、チームにとってどのような経験になりましたか?
Melofoviaコーチ:スクリムではブラジルチームを含め、世界レベルのフィジカルを経験することができたのは大きな経験になりました。
海外チームに勝つにはピストルラウンドはもちろん、基礎がしっかりしていればここまで落としていなかったと思うので、今の段階ではそういった部分が問題点だということに気づかされました。
——日本のリージョンがほかのリージョンに比べて不足している点はどこだと感じていますか?
Anthem選手:今回の🇪🇺GIA戦で、オフラインでの経験値の差が大きく影響していると感じました。戦術面やフィジカル面では全然劣っていないと思っているので、不足している点を挙げるならば経験値の差だけだと僕は思っています。
——これから本格的にインターナショナルリーグが始まるわけですが、どのような準備をしていきたいと思っていますか?
Reita選手:僕らのチームは自分たちの動きで精一杯で、作戦的なことはあまりできていないのが現状なので、手札を増やしていきたいですね。
また、ブラジルでは多くのEUチームとのスクリムを経験し、EUのスタイルを自分たちのチームに取り入れることができるのではないかと感じています。まずは、基礎的なところから勉強して土台をしっかり作っていきたいと思います。そういった理解をみんなで深めていきたいです。
——ありがとうございました!
———
🇯🇵DFMは2023年のインターナショナルリーグに選出されてからメンバーを一新しているということもあり、コミュニケーションや戦術面に関して練度が低いのは仕方のないことではある。一方で、日本代表として国際大会に出ている段階で基礎的なところを勉強するというのはやや悠長にも感じた。
個々のフィジカルや練度は非常に高い選手が名を連ねる🇯🇵DFM。彼らの強みを引き出すのは、コーチ陣の腕の見せ所といえるのではないだろうか。
やはり強さがなければ海外メディアは日本のリージョンに目を向けてくれない——。合同カンファンレンスではそういった視線を肌で感じることもできた。
🇯🇵DFMにとって大きな課題を残したLOCK//INではあるが、本戦となるインターナショナルリーグは1カ月後に迫っている。彼らがどのように現状を立て直し、熱い戦いを繰り広げてくれるのか期待を膨らませて動向を見守っていきたい。
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日本からは「VCT PACIFIC」に所属するDetonatioN FocusM(DFM)とZETA DIVISION(ZETA)の2チームが出場。14日(月)では、🇯🇵DFMが🇪🇺Giants Gaming(GIA)と対戦。🇪🇺GIAは🇺🇸G2 Esportsや🇰🇷Gen.Gといった強豪選手が移籍して再結成されたチーム。日本のトップ選手が集結した🇯🇵DFMがどのような結果を残すのか期待が高まる試合となっていた。
しかしながら結果は0:2と惨敗。1マップ目のヘイヴン、2マップ目のアイスボックス共に、🇪🇺GIAが掌中に収めた試合展開を見せ厳しい課題を残した試合となった。
日本の配信ではxnfri(ぜんふ)選手が試合後のインタビューに応じていたが、悔しさのあまり言葉に詰まらせるシーンも。
今回は試合直後の合同カンファンレンスに参加したので、その様子をお届けしよう。
世界の壁を感じた🇪🇺GIA戦
——🇪🇺GIA戦おつかれさまでした。非常に苦しい試合となりましたが、🇪🇺GIA戦において、どのような作戦で挑み、どのような点でかみ合わなかったのでしょうか。
Melofoviaコーチ:EUとアジアではスタイルが違うということもありかみ合わない部分が多かったです。
🇪🇺GIA戦に備え、彼らが🇹🇷Parla Esportsや🇹🇷BBL Esportsと戦っている試合のPOV(一人称視点)見て研究はしていたのですが、その試合自体が昨年の11月に行われた内容だったということもあり、スタイルの違いを感じました。
ただ試合中のタイムアウトでは相手のスローテンポな戦術に対応できた部分もあったものの、ピストルラウンドやボーナスラウンド(3ラウンド目)で落としてしまったり、ミニゲームでのミスが多かったのが敗因だったのではと感じています。
——2マップ目のアイスボックスについて質問です。アイスボックスではセージをピックしていないエージェント構成に驚かされました。アイスボックスで非常に重要なエージェントとも言えるセージを選ばなかったのでしょうか?
Suggest選手:確かにセージをピックすることはアイスボックスにおいてはオーソドックスです。しかしチームとしてセージよりもKAY/Oの方がメリットがあると感じ、KAY/Oをピックしました。
——🇯🇵DFMに所属してチームとの連携はとれていましたか?
Suggest選手:まずは経験を積むことが最優先でした。今は連携に関した問題に対処し、さらにゲームを充実させる絶好の機会だと感じています。
——スクリムなども含め、チームにとってどのような経験になりましたか?
Melofoviaコーチ:スクリムではブラジルチームを含め、世界レベルのフィジカルを経験することができたのは大きな経験になりました。
海外チームに勝つにはピストルラウンドはもちろん、基礎がしっかりしていればここまで落としていなかったと思うので、今の段階ではそういった部分が問題点だということに気づかされました。
——日本のリージョンがほかのリージョンに比べて不足している点はどこだと感じていますか?
Anthem選手:今回の🇪🇺GIA戦で、オフラインでの経験値の差が大きく影響していると感じました。戦術面やフィジカル面では全然劣っていないと思っているので、不足している点を挙げるならば経験値の差だけだと僕は思っています。
——これから本格的にインターナショナルリーグが始まるわけですが、どのような準備をしていきたいと思っていますか?
Reita選手:僕らのチームは自分たちの動きで精一杯で、作戦的なことはあまりできていないのが現状なので、手札を増やしていきたいですね。
また、ブラジルでは多くのEUチームとのスクリムを経験し、EUのスタイルを自分たちのチームに取り入れることができるのではないかと感じています。まずは、基礎的なところから勉強して土台をしっかり作っていきたいと思います。そういった理解をみんなで深めていきたいです。
——ありがとうございました!
———
🇯🇵DFMは2023年のインターナショナルリーグに選出されてからメンバーを一新しているということもあり、コミュニケーションや戦術面に関して練度が低いのは仕方のないことではある。一方で、日本代表として国際大会に出ている段階で基礎的なところを勉強するというのはやや悠長にも感じた。
個々のフィジカルや練度は非常に高い選手が名を連ねる🇯🇵DFM。彼らの強みを引き出すのは、コーチ陣の腕の見せ所といえるのではないだろうか。
やはり強さがなければ海外メディアは日本のリージョンに目を向けてくれない——。合同カンファンレンスではそういった視線を肌で感じることもできた。
🇯🇵DFMにとって大きな課題を残したLOCK//INではあるが、本戦となるインターナショナルリーグは1カ月後に迫っている。彼らがどのように現状を立て直し、熱い戦いを繰り広げてくれるのか期待を膨らませて動向を見守っていきたい。
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【井ノ川結希(いのかわゆう)プロフィール】
ゲーム好きが高じて19歳でゲーム系の出版社に就職。その後、フリーランスでライター、編集、ディレクターなど多岐にわたり活動している。最近はまっているゲームは『VALORANT』。
Twitter:@sdora_tweet
ゲーム好きが高じて19歳でゲーム系の出版社に就職。その後、フリーランスでライター、編集、ディレクターなど多岐にわたり活動している。最近はまっているゲームは『VALORANT』。
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